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映画『依頼人』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『依頼人』をご紹介します。
映画『依頼人』は結構有名な映画なのではと個人的には思っているのですが、どうでしょうか?
昔は地上波でロードショーもやっていた記憶があるので。
そしてこちらの作品は天才子役として名を馳せていた今は亡きブラッド・レンフロのデビュー作でもあります。
端正なルックスと確かな演技力で日本でもかなりの人気を博していた俳優です。日本での代表作は『マイフレンドフォーエバー』になるかと思います。
そしてこの『依頼人』ではデビュー作と思えぬ堂々とした演技でスーザンサランドン、トミーリージョーンズという名優たちと渡り合っています。
それでは『依頼人』の映画紹介です。
映画『依頼人』は1994年に公開されたアメリカ映画です。
上映時間は119分。
原作はジョン・グリシャムの同名小説です。
ジョン・グリシャムの小説は映画化されている作品が非常に多く『評決のとき』『ザ・ファーム法律事務所』『ペリカン文書』『レインメーカー』『ニューオーリンズトライアル』などなど他にもまだあるので、かなりの数の小説が映画化されています。
また、ジョン・グリシャムはこの映画『依頼人』の出来にとても満足していたそうです。
監督はジョエル・シュマッカー。
キャストは
レジー・ラブ…スーザン・サランドン
ロイ・フォルトリッグ…トミー・リー・ジョーンズ
マーク・スウェイ…ブラッド・レンフロ
ダイアン・スウェイ…メアリール・イーズパーカー
バリー・マルダーノ…アンソニー・ラパーリア
ハリー・ルーズベルト…オジー・デイヴィス
クリント・フォン・フーザー…アンソニー・エドワーズ
トーマス・フィンク…ブラッドリー・ウィットフォード
ジェローム・ローミー・クリフォード…ウォルター・オルケリック
ジャック・ナンス…ジョン・ディール
他。
映画『依頼人』ネタバレ・あらすじ
11歳のマーク(ブラッド・レンフロ)は母親と弟と決して裕福ではない生活を送っていました。ある日弟を連れて森へ遊びに行き、隠れてタバコを吸っていたマークはある光景に出くわします。
一人の男が車の排気ガスをホースでつないで車内で自殺を図ろうとしている現場に遭遇してしまったのです。マークは良かれと思って地面を這って車に近づきホースを引き抜き自殺を阻止しようとします。
時間が経過しても死ねない男は不審に思いホースを確認に行くとホースが外れています。男は悪態をつき再びホースを繋ぎ自殺を試みます。
マークは再びホースを外そうと近づきますが、男に見つかってしまい怒り狂っている男に車内に押し込まれてしまいます。男は汗を異常にかいていて明らかにおかしい状態です。
すると男はマフィアに殺害された議員の死体が埋まっている場所をマークに話し出しました。マークは男の隙をついて車から逃げ出し弟を連れてその場から逃げようとしますが、追いかけてきた男は二人の至近距離で拳銃自殺をしてしまいました。
弟はこの光景を見たショックから口がきけない状態になってしまいます。マークは警察に通報し、警察から事の一部始終を質問されます。
マークの受け答えに矛盾点を感じた警察はマークが何かを知っているのではないかと疑います。
自殺をした男はマフィアを追い詰める裁判で証人として出廷する予定の男だったのです。
自殺する直前にマークに何か重要な情報を漏らしたのではないかと検察官のロイ・フォルトリッグ(トミー・リー・ジョーンズ)は睨み、FBIはマークを追究します。
マークの存在を聞きつけたマフィア側からもマーク狙われることとなり、命の危険にさらされることとなってしまいます。
マークの両親は離婚しており、マークはそのことによるトラウマで大人を信用できない性格になっており、また内情を話してしまうと家族に危険が及ぶと考えたマークは何も聞いていないし知らないと言い張ります。
しかしマークの指紋が車内から検出さてFBIはいよいよマークが確実に何かを知っていると睨みます。
自殺をしたジェロームは上院議員を殺害した容疑をかけられているバリーマルダーノ(アンソニーラパーリア)の裁判で証言をする予定の男でした。
バリーのボスであるジョニースラーリ(ロンディーン)もマークが余計なことを知ってしまっているのではないかと怪しみます。そしてマークを牽制するために手下のポールグロンキー(キムコーテス)を送り込んできました。
誰も味方がいないと思っているマークはたまたま見掛けた広告から、自分で弁護士を雇おうと思いつき、弁護士事務所を訪ねます。
事務所にいたのは女性弁護士のレジー・ラブ(スーザン・サランドン)でした。マークはレジーに自分の弁護士になってくれるように頼みますが、最初はなかなか引き受けてくれません。もちろん弁護費用もマークは持っていません。
しかしマークから話を聞いたレジーはマークの弁護士を引き受けます。弁護士費用はわずか1ドルでした。
しかしマークはこの後にグロンキーに接触され「余計なことを言えば殺す」と脅しをかけられます。
検察官のロイ・フォルトリッグは知事選への出馬を控えており、マークの口を割らせようと躍起になります。
FBIと協力してマークに何かを聞き出そうとするロイでしたが、マークの担当弁護士となったレジーがマークを守り追い払います。
レジーを邪魔に感じたロイはマークにレジーがかつてお酒とドラッグに溺れていたことをバラします。
マークの父親は酒癖が悪く中毒になっていて、マークはそんな父親とレジーを重ねてしまいレジーをクビにしようと考えます。
レジーは過去の自分の過ちを認め自分自身も家族を失って辛い思いをしていたことをマークに打ち明けます。レジーの話を聞いたマークは考えを改め、レジーをそのまま弁護士として雇います。
しかしマフィアの手はより近くに迫っていて、マークたち家族の住んでいたトレーラーハウスは火をつけられて焼かれてしまいます。
そしてボスのスラーリはバリーに対してマークをはじめ関係している人間を殺害するように命じました。
マークは検察に召喚され連れて行かれます。法的な手続きを踏んでいるためレジーもこれを阻止することができません。
マークはそのまま拘留されることになりますが、レジーはこの措置に対してハリールーズベルト判事(オジーデイヴィス)に抗議します。
マークはそのまま尋問をされますが黙秘を続けます。
そしてマークは仮病を使って病院に運ばれる隙をついて逃亡、グロンキーがマークを始末しようと追いかけてきますが、マークは逃げ切りレジーの元へと逃げ帰ってきます。
レジーはマークを連れてニューオーリンズへと向かいますが、助手のクリントフォンフーザー(アンソニーエドワーズ)に電話をした際に盗聴されてしまっていました。
ロイたちはマークたちがニューオーリンズに向かっている情報を入手します。
その頃マフィアのボスであるスラーリはバリーに対して殺人事件の証拠を隠滅するように指示を出しました。
バリーは殺害した上院議員を自殺したジェロームのボート小屋に隠していました。
マークとレジーはバリーが証拠隠滅のために死体を動かす前に死体を発見しようと、ボート小屋で上院議員の死体を探します。
しかしそこへバリーとグロンキーがやってきてしまいます。命の危機にさらされるマークとレジーでしたが、家に設置されていた警報器を鳴らすことに成功しバリーは逃走します。
グロンキーはボートの下敷きになり命を落とします。
その後マークとレジーは証拠となる上院議員の死体を無事に発見しました。命令を遂行できなかったバリーはスラーリを怒らせ殺害されました。
ロイがやってきて死体の隠し場所を教えるようにレジーに迫ります。手柄をあげたいロイに付け込んだレジーは条件を出します。
マークたちの家族に証人保護プログラムを適用し、安全に生活できる住居や環境を用意することを条件に死体の在り処を教えると交渉。
ロイはこの条件を呑みます。
しかしこの措置によってレジーとマークはもう会う事が出来なくなってしまいます。
レジーがマークに贈ったものとは…?
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映画『依頼人』感想・評価
映画『依頼人』は非常にスリリングな展開に手に汗を握り、なおかつ愛に満ちた映画です。
スーザン・サランドン演じるレジーのブラッド・レンフロ演じるマークへの愛情が本当に温かい気持ちにさせてくれます。
そして最初こそレジーに嘘をついたり信頼しきれていなかったマークが、だんだんと心を開いていく様子も目頭を熱くさせます。
やはり触れさせていただきたいのはマークを演じたブラッド・レンフロです。
この『依頼人』でオーディションに受かり華々しくデビューを果たし、その演技力で観る者を圧倒し天才子役と呼ばれ、また子供とは思えない影のある表情と端正なルックスから女性人気も非常に高かったブラッド・レンフロ。
日本でも大ヒットした映画『マイフレンドフォーエバー』のエイズじゃなかった方の少年と言えばわかる人も多いのではないでしょうか。
その後も『スリーパーズ』『セブンティーン』『ゴールデンボーイ』など作品にも恵まれ順調に大人の俳優として成長していたのですが、やはりハリウッドの子役出身のよくあるケースに彼も陥ってしまいます。
ドラッグに手を出してしまい、若くしてこの世からいなくなってしまいました。
僕は彼の出演作はすべて観ていましたし写真集を持っているぐらいファンだったので、正直亡くなった時はかなりショックでした。
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リバー・フェニックスも大好きな俳優ですが、リバーの場合は好きになった時にはすでに亡くなっていたので、初めて好きな俳優が亡くなるということを経験しました。
そしてこの『依頼人』でのブラッド・レンフロですが大器の片りんをこれでもかと見せつけてくれます。
またルックスも少年とは思えない出来上がり方で非常にカッコいいのです。
そしてレンフロの特徴でもあるどこか影を感じさせる雰囲気はこの時から健在で、その空気感がどこか大人びた印象も与えます。
レンフロは両親ではなく祖母と暮らしている生い立ちだったので、そんなところも影響しているのかなと思います。本当にこの『依頼人』のブラッド・レンフロは一見の価値ありです。
そしてスーザン・サランドンは言わずもがなで素晴らしく、僕はこの映画『依頼人』でスーザン・サランドンという女優を好きになりました。
母なる愛と言いますか、母性を非常に感じさせてくれる演技を見せてくれています。
トミー・リー・ジョーンズも憎らしくも最後はすがすがしい感じで、人間味あふれる感じで役割をまっとうしています。
この頃の映画といいますか、昔の映画って見るからに悪そうな顔の人がそのままストレートに悪い奴ってケースが本当に多いです(笑)
映画『依頼人』もまさにそうで、めっちゃ悪そう!と思った人がそのまま悪い人です(笑)でもそこを踏まえてもとってもスリリングで面白い作品です。
胸を張ってお薦めできる映画です。
映画『依頼人』
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