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映画『T2トレインスポッティング』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『T2 トレインスポッティング』です。
前回の映画紹介で『トレインスポッティング』をご紹介させて頂きましたが、20年ぶりの続編となります。
前作を観ている人にとっては非常に感慨深い作品となっています。
それでは『T2トレインスポッティング』の映画紹介です。
映画『T2 トレインスポッティング』は2017年に日本公開されたイギリス映画です。
上映時間は117分。
監督は前作に引き続きダニー・ボイル監督。
キャストは
レントン…ユアン・マクレガー
スパッド…ユエン・ブレムナー
シックボーイ…ジョニー・リー・ミラー
ベグビー…ロバート・カーライル
ダイアン…ケリー・マクドナルド
ベロニカ…アンジェラ・ネディヤルコーバ
マイキー…アーヴィン・ウェルシュ
トミー…ケヴィン・マクキッド
ゲイル…シャーリー・ヘンダーソン
他。
こちらも前作に引き続き同じキャストで嬉しいです。
映画『T2トレインスポッティング』ネタバレ・あらすじ
友人たちと大金を稼ぎ、レントンがその大金を盗み逃げた日から20年に歳月が過ぎていました。そしてレントンはかつての地元に戻ってきました。
レントンは母親の死に目に会う事が出来ず、また自分が犯した裏切り行為のせいで落ちくこともできずにいました。
レントンはかつての友人スパッドを訪ねると、スパッドはちょうどその時ビニール袋を頭から被り自ら命を絶とうとしていました。
慌てて袋をもぎ取りスパッドを助けたレントンでしたが、スパッドは邪魔されたことに腹を立てます。
20年前も裏切り今もまたそんな裏切り行為をするのかと。お前には金を残しただろうと言うレントンでしたが、スパッドは自分みたいな薬物中毒者に大金を渡したらどうなるかわからなかったのかとレントンを責めます。
スパッドは仕事を失い、妻と息子とも離れ離れになり自暴自棄になっていたのでした。
そもそもの発端となった仕事をクビになった理由が、サマータイムに気付かず仕事を遅刻し他のすべての約束にも1時間きっかり遅刻し続けたのが原因なのが、スパッドらしいのですが。
レントンのかつての友人シックボーイは悪行から足を洗っておらず、相変わらずの生活をしていました。しかし盗撮で恐喝を行っていたシックボーイは相手にバレてしまい、新しい家業に乗り出そうとしているところでした。
この恐喝行為も後々トラブルを引き起こすこととなります。そんなシックボーイに会いに行くレントン。再会を果たしたかつての親友同士はいきなり取っ組み合いの喧嘩になります。
理由はもちろん20年前のレントンの裏切り行為です。
レントンは現在の自分の身の上を話し、結婚はしたが子供はいなくて今は妻に追い出されている状態で幸せではないことをシックボーイに話します。
かつては親友だった2人はビジネスを2人で始めようとなります。しかしシックボーイは心のどこかでレントンを許していない状態でした。
喧嘩中毒のベグビーは刑務所に服役中で、仮釈放もできず20年の刑を受けていてまだまだ出所できる見込みがありませんでした。
そこでベグビーは刑務所仲間に自分の腹をわざと刺させて病院に入院します。病院から脱走したベグビーは結果的に脱獄に成功します。
ベグビーは妻のところへ向かい、成長し大学生になった息子と対面します。ベグビーは自分が行なっていた泥棒稼業を息子に教えようと息子を同行させて盗みを働きます。
しかし息子はまっとうな道を望んでおり、それを知ったベグビーは妻と息子の前から姿を消します。
レントンとシックボーイは新しいビジネスを始めるための資金作りに、あるパーティーに潜り込みお客のクレジットカードを片っ端から盗み、現金を引き出しまくります。
またお金を融資してもらうために、正式なビジネスの場にも赴き聞こえの言いセリフを並べたプレゼンを行い融資を受けられるかの結果を待ちます。
もし融資が出れば大金を手にすることができるのです。
しかし突然、シックボーイの前にベグビーが現れます。刑務所にいるはずのベグビーの登場にシックボーイは驚きを隠せません。
ベグビーはレントンを心の底から恨んでおりシックボーイは外国でのレントンの居場所がわかりそうだと嘘をつきます。
ベグビーは裏切り行為を犯したレントンへの復讐に燃え、偽造パスポートを作るようにシックボーイに言います。
ひとまずレントンと現在つるんでいることを隠したシックボーイですが、なんとクラブのトイレでベグビーとレントンは偶然の再会を果たしてしまいます。
命を取ろうと追いかけるベグビーと必死に逃げるレントン。この場はなんとかレントンはベグビーから逃げ切ります。
スパッドはその頃ベロニカのアドバイスで自伝小説を断片的に書き始めていました。20年前に5人でつるんでいた時も事がメインで書かれたものです。
突然ベグビーがスパッドの元を訪れレントンの居場所を聞き出そうとしますが、ベグビーはスパッドが書いていた自伝小説に興味を示し、その小説の一文に心を打たれます。
ベグビーは居合わせたベロニカのスマホでレントンとシックボーイを巧妙に呼び出します。
深夜0時パブで顔を合わせたかつての4人。
ここからまだままだ事件は巻き起こり、そして4人はそれぞれの道をそれぞれの思いと共に歩き出します。
ベグビーに関しては戻ると言った方が正しいですね(笑)
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映画『T2トレインスポッティング』感想・評価
続編はがっかりすることも多いパターンが定説ですが、個人的にはこのトレインスポッティングに関しては、僕は大満足な続編でした。
懐かしすぎて感傷的になる感覚も手伝って、人生について考え切ない気持ちにもなってしまいました。
嬉しかったのが前作に引き続き、走るシーンが多かったこと!トレインスポッティングはこうでなきゃって嬉しくなりました。笑っちゃうような演出も健在で楽しませてくれます。
ベグビーとレントンのトイレでの再会シーンなんてまず演出がセンスの塊だし、それを演じる役者が上手いからこその上質なコミカルなシーンになっています。
しかもその後は命がけの追いかけっこに発展するので笑った後には手に汗握る展開に観ていて飽きるはずがありません。
キャストたちがそのまま続投してくれているのがまた胸アツで、もちろん老けているんだけど、見事に大人のカッコよさをまとっていて、これにも満足と言うか嬉しさを感じてしまいました。
因果応報がテーマと言ってもいいかなってぐらい、人生についても考えさせてくれる作品です。でもまったくもって説教臭くはないのでご安心を。あらすじを読んでいただければわかると思いますが(笑)
やっぱり『人生を選べ』は僕はとても好きなテーマです。劇中もユアンマクレガー演じるレントンが饒舌に話してくれます。
ところどころ前作の映像を織り交ぜたりリンクさせたシーンがあるのもまた良かったです。レントンが車に向かって笑いかけるシーンなんて声を出して笑ってしまいました。
映画によっては前作観なくても楽しめますよと書かせて頂いていますが、今回のトレインスポッティングの続編に関しましては、絶対に前作を観てから続編を観てください!
2作品ともとってもおすすめ映画です!!
映画『T2 トレインスポッティング』
未来を選べ。
映画『トレインスポッティング』ネタバレあらすじ感想
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