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映画『マネーボール』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『マネーボール』です。
僕はブラッドピットがものすごく美しかったことを知っている世代でして、今でもブラッドピットは大好きな俳優です。
エドウィンのジーパンだってもちろん履いていました世代なのですが、年齢を経てもブラッドピットのカッコよさは変わらなくて。
そして演技も円熟味を増していてさらに魅力的な俳優となっています。
それでは『マネーボール』の映画紹介です。
映画『マネーボール』は2011年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は133分。
原作はマイケル・ルイスの『マネーボール奇跡のチームをつくった男』です。
実在するビリー・ビーンGMを描いた作品となっています。
監督はベネット・ミラー監督
キャストは
ビリー・ビーン…ブラッド・ピット
ピーター・ブランド…ジョナ・ヒル
アート・ハウ…フィリップ・シーモン・ホフマン
シャロン…ロビン・ライト
スコット・ハッテバーグ…クリス・プラット
マット・キーオ…ニック・サーシー
ロン・ホプキンス…グレン・モーシャワー
ミゲル・テハダ…ロイス・クレイトン
マーク・エリス…ブレント・ドーリング
他。
映画『マネーボール』ネタバレ・あらすじ
ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は元プロ野球選手で、若くしてアスレチックスのゼネラルマネージャーに就任します。
しかしチームにやってきたビリーの目の前には、主力選手達を他のチームに引き抜かれた、お世辞にも力があるとは言えないチーム状態のアスレチックスが存在していました。
このままではワールドチャンピオンになる事はとても無理です。
ビリーはオーナーに早急に戦力の補強が必要だと進言しますが、アスレチックスに潤沢な資金はなく、大型補強は現実問題不可能でした。
選手間のトレード合戦を他チームと繰り広げるビリーの前に、今まで見たことのない人間が現れます。ピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)です。
彼は一見チームにいらなそうな選手でも彼独自の評価方法でチームに残したり、そしてその理由もしっかりと論理に基づいているもので、ビリーはピーターという人材を欲しがります。
ピーターが用いている評価方法はセイバーメトリクスと呼ばれるもので、統計から計算しチームが勝つための手段を選手一人一人の能力によって緻密に計算するものでした。
当時の戦略としては非常に珍しい手法だったため、その手法に懐疑的な目を向ける者も少なくありませんでした。
ビリーはピーターを他チームから引き抜き、自らのパートナーとします。
このセイバーメトリクスを用いて、ビリーは高値をつけられていない優秀な選手を発掘し自分のチームにトレードさせます。
野球選手としての平均値の能力の高さを求めるのではなく、抜きんでている部分を評価するやり方でチームを固めていきます。
そして当たり前のように、選手それぞれの苦手な部分も発見していくわけですが、ビリーは監督に固定観念にとらわれずにその選手のいい部分をフィーチャーした器用方法を進言します。
しかし監督には自分のプランがあり、ビリーと何度も衝突を繰り返します。ビリーがいくら頼み込んでも監督は自分の選手の起用方法をなかなか変えてはくれませんでした。
選手、監督、振らわない成績にいら立つチームの関係者、ビリーは苦悩しながらも信念を通します。
次第にビリーとピーターのセイバーメトリクスを用いた戦術に協力的になっていく選手と監督、比例するようにチームは勝ち星を重ねます。
多額の、潤沢な資金でスター選手を集めたチームを打ち負かし、前評判では決して高くなかったアスレチックスはついにリーグ上位チームだけが進めるトーナメントへと駒を進めます。
しかしトーナメントに乗り込んだアスレチックスは奮闘するも敗退し、ワールドチャンピオンにはなれずに終わります。
スター選手がいない中で奮闘したアスレチックス。ビリーはその手腕を高く評価されレッドソックスから大金でオファーを受けます。
好条件を提示されたビリーが選択したのは…。
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映画『マネーボール』感想・評価
この映画はDVDが出てすぐに買ったぐらい好きな映画でして。
ブラッドピット出演作品は基本的には観るのが僕の流れなのですが、たま~にあれ~?みたいな作品も正直あるのですが、この『マネーボール』は本当に良かったです。
ブラッド・ピット演じるビリー・ビーンの背景・ドラマがしっかり描かれているのが、この映画が好きな一番の部分かもしれません。
上手い言葉ばかりかけられプロ野球選手となったビリーの、時が流れても打ち消すことのできないビリーの苦悩と絶望のドラマが胸を締め付けます。
そしてそんな時間を過ごしたからこそのいまのビリーがあるという、人間ややはり経験が深みを与えるのですね。
革命を起こす男たちと言うのはやはり文句なくカッコいいのです。
そして絶対に書きたいのは、ジョナ・ヒルの役者としてのすごさです。
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』とは本当に別人です。
もちろんルックスはどっちもジョナ・ヒルなのですが、もう完全に別人なんです(笑)ホントに笑っちゃうくらい別人なんです。
これは役作りが半端じゃないからこそできる業だと思います。
表面だけ取り繕ってもここまで別人な感じには絶対になれないでしょう。しっかり評価されている俳優だと思いますが、もっともっと評価されて欲しい俳優です。
そしてこの『マネーボール』でのジョナ・ヒルもすごくいいんです。静かでいい人なんだけど、通したい信念はちゃんとあって。そしてどこかしらかわいくて魅力的なんです。
ブラッド・ピットも個人的にはこういうブラッド・ピット好きです。
昔は自分の美貌を崩す役を好んでやっていた印象もあって、それはそれで好きでしたが、この時もすでにですが、いい年齢の取り方をしているなぁと思います。
ちなみにブラッド・ピットでお腹抱えて笑ったのは『バーン・アフター・リーディング』という映画でした。
『マネーボール』は近年のブラッド・ピットの映画で個人的にはかなり上位な作品です。
おすすめ映画です。ぜひ。
映画『マネーボール』
常識を打ち破る理論で、野球を変えたひとりの異端児の闘い。
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