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映画『免許がない!』作品情報
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『免許がない!』です。
これは少年時代に観た時にとにかく笑って大好きになった映画で、こういう映画があっていいじゃないかと思える作品です。
それでは『免許がない!』の映画紹介です。
映画『免許がない!』は1994年に公開された日本映画です。
上映時間は102分。
1994年だったのか…もっと古い映画の印象でした。
監督は明石知幸。
【キャスト】
南条弘…舘ひろし
宇貝京子…墨田ユキ
照屋権三…西岡徳馬
夕顔ルリ子…五十嵐淳子
永池進…秋野太作
諸星…春風亭昇太
岡山松男…中条静夫
暴田豪…片岡鶴太郎
大政一美…江守徹
他。
映画『免許がない!』ネタバレ・あらすじ
超人気俳優・南条弘(舘ひろし)は泣く子も黙る映画スターです。人気も演技力も兼ね備えた俳優として活躍する俳優ですが、実は彼には一つコンプレックスが…。
実は南条は運転免許を持っていないのです。運転するシーンではスタッフの運転する車に牽引してもらい運転している形で毎回撮影を行っていました。
免許がないことをなるべく隠してきた南条でしたが、ある撮影の時に共演女優・夕顔ルリ子(五十嵐淳子)に免許がないことがバレてしまいます。
南条は自分のコンプレックスを解消すべく、運転免許を取りに行かせてくれと懇願します。しかし撮影の真っ最中そんなわがままは許されません。
マネージャーの大政(江守徹)が働きかけなんとか三週間という時間をもらい、南条は撮影を中断し運転免許合宿へ参加することを許されます。
南条は三週間で戻る約束をして、運転免許合宿へと向かいます。
いざ運転免許合宿に参加した南条ですが、スターである南条弘がいるとなっては大騒動になってしまうので、南条は本名である南すすむという名前で、冴えないおじさんの風貌に変装し合宿に参加します。
しかし、合宿所はボロくて古く、周りは若者だらけの合宿参加者、南条は若者からイジられ、教官の暴田(片岡鶴太郎)からイジメられ、我慢できずに暴田に突っかかり喧嘩騒ぎを起こしてしまいます。
マネージャーの大政が間に入りその場はなんとか収まりますが、南条に許された免許取得の時間は三週間しかありません。
自分がスター・南条であることを隠すことをやめた南条はチヤホヤされるようになりますが、免許取得はもちろん別問題です。
そこで南条の撮影していた映画スタッフたちが協力をしてくれます。
南条に練習する場を作り、夜に運転練習をできるようになった南条はなんとか運転技術を上達していきます。
バック駐車もできるようになった南条に女性教官の宇貝(墨田ユキ)も満足感を露わにします。
南条の個人の夜間練習は続き、運転スキルは向上していきますが、その夜間練習を教官の照屋(西岡徳馬)に見られてしまいます。
照屋は他の教習生たちとの不平等さを訴え、大人の力で夜間練習していた南条を批判し、撮影スタッフを追い出して南条の個人練習を禁止しました。
迎えた仮免許試験。南条の教官は夜間練習を禁止した照屋でした。
いつもどおり運転すれば充分合格できるはず。しかし南条は横で照屋がボールペンをずっとカチカチしていることに気を散らしてしまい運転に集中できません。
結果まさかの不合格になってしまい、南条は自分を見失います。
しかし再び臨んだ試験で見事合格し、南条はまずは仮免許を取得し、路上教習へと無事に進むこととなりました。
しかし、路上教習ではまた一つ南条を困らせる事が待っていました。
自分の看板です。その看板は南条が笑顔でスポーツカーの助手席に乗り『やぁ。助手席もたまにはいいですね』と書かれたものでした。
南条はこの看板の前を通ると決まってミスをしてしまっていました。
ある路上教習中に苦手な教官の暴田に奥さんとの仲直りを促した南条は、見事教習修了のハンコをもらい、晴れて本試験へと進めることになりました。
本試験に落ちるわけにはいかない南条は映画の撮影スタッフの力をかり、試験で走るルートを徹底的に調べます。
試験に同乗する教官は夜間練習を禁止した教官・照屋です。
いざ試験がスタートし車を走らせる南条。すると商店街にふだんたくさんいる通行人や、他の車が一切いないではありませんか。
あまりに不自然なその光景に南条は映画の撮影スタッフが通行を止めてくれているのだと気づきます。
そして南条の苦手な場所である自分のスポーツカーに乗った看板の前に差し掛かりました。
するとどうでしょう…
南条が笑顔でスポーツカーの助手席に乗り『やぁ。助手席もたまにはいいですね』と書かれた看板はに変化が…。
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映画『免許がない!』感想・評価
この頃の日本映画って、おバカで笑えてでもホロリと来るって作品が多かったと思います。
過去を美化しているのかもしれないけど、どうしてもそんな思いがあるんです。
この『免許がない!』もそんな映画で「映画って面白いなぁ」って思わせてくれた一本です。
舘ひろしさんんも文句なくカッコいいし、映画自体は撮り方とかテイストとかはもちろん古さは否めないんですけど、それがまた良かったりするんですよね~。
記憶としては当時とにかくテレビCMでたくさん観てて(笑)
「ハンコ押してくれよ!」っていう舘ひろしさんを鮮明に覚えています。
世代がドンピシャな人たちは絶対聞いたことあるフレーズだと思います。
僕が免許取りに教習所に通っている時も、頭のどこかにこの映画の事が常にあったぐらい、印象に残っている映画です。
僕にとって車の映画といえば、
『ワイルドスピード』ではなく『ミニミニ大作戦』でもなく、『免許がない!』なんです!(笑)
観てる方々もたくさんいらっしゃると思います。
この映画つまらなかったって人いるのかしら?
まだ観たことない人は是非観て欲しいです!
もちろん胸を張ってお薦めします!
映画『免許がない!』
死ぬほど免許がとりてえんだ。
ちなみに『ミニミニ大作戦』もおもしろいですよ。
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