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映画『ビッグリボウスキ』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ビッグ・リボウスキ』です。
映画『ビッグリボウスキ』はコーエン兄弟による映画で、独特の世界観と面白い脚本、さらに豪華な俳優陣の共演で楽しませてくれる映画です。
リラックスして楽しめる映画となっています。
それでは『ビッグリボウスキ』の映画紹介です。
映画『ビッグ・リボウスキ』は1998年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は117分。
監督はジョエル・コーエン監督。
脚本にはイーサン・コーエンも参加していて、コーエン兄弟による作品です。
コーエン兄弟は『ファーゴ』『バーンアフターリーディング』『オーブラザー!』などを監督しています。
キャストは
ジェフリー”デュード”リボウスキ…ジェフ・ブリッジス
ウォルター・ソブチャック…ジョン・グッドマン
セオドアドナルド”ドニー”カラボッソス…スティーブ・ブシェミ
ジェフリー・リボウスキ…デヴィッド・ハドルストン
モード・リボウスキ…ジュリアン・ムーア
バニー・リボウスキ…タラリード
ブラント…フィリップ・シーモアホフマン
ウーリコンコル…ピーター・ストーメア
ジーザスクインターナ…ジョン・タトゥーロ
スモーキー…ジミー・デイルギルモア
ノックス・ハーリントン…デヴィッド・シューリス
マリブ署署長…レオン・ラッサム
ダフィーノ…ジョン・ポリト
ジャッキー・トリホーン…ベン・ギャザラ
ザ・ストレンジャー…サム・エリオット
ほか。
映画『ビッグリボウスキ』ネタバレ・あらすじ
ジェフリーリボウスキ(ジェフブリッジス)通称デュードが帰宅すると、突然2人組の見知らぬ男に襲われます。
デュードは身に覚えのない借金を返せと暴行を受け、自宅の敷物に小便までされてしまいます。
さらに2人組の男は妻の借金を早く返せとデュードに言いますが、デュードは独身です。
デュードが人違いをしていると話し、ようやく2人の男は人違いに気が付き自宅を出ていきました。デュードと同姓同名の富豪がいて、デュードはその大富豪と間違えられていたのでした。
腹の虫がおさまらないデュードは、趣味のボウリング仲間のウォルターソブチャック(ジョングッドマン)にこの出来事を話します。
ウォルターは借金をしているリボウスキを探すようにデュードにアドバイスします。
途中から同じくボウリング仲間のセオドアドナルドカラボッソス(スティーブブシェミ)通称ドニーが話に加わろうとしますが、ウォルターに「話がまったくわからないのに途中から入ってくるな」と怒られてしまいます。
デュードではない方のジェフリーリボウスキリボウスキ(デヴィッドハドルストン)は慈善事業などを幅広く行っている大富豪でした。
デュードはリボウスキに借金取りに汚された敷物を弁償してもらおうとリボウスキの大豪邸へと向かいました。
秘書のブラント(フィリップシーモアホフマン)に案内されて屋敷の中を見ていたデュードの前に車いすに乗ったリボウスキが現れます。
リボウスキはデュードから話を聞くと、そんなバカげた弁償はできるわけがないとデュードを追い返しました。
デュードはおとなしく引き下がりましたが、秘書のブラント対しては「好きな敷物を持って行けと言われた」と伝え、屋敷の中にある敷物を一枚勝手に持ち帰りました。
デュードは屋敷から出る時に、見るからに自由奔放そうなリボウスキの妻のバニーリボウスキ(タラリード)と会い、会話を交わしました。
バニーは非常に若い女性で、リボウスキの再婚相手でした。
屋敷を後にしてボウリング場でウォルターらにこの話をしていたデュードでしたが、数日経ってリボウスキから連絡が入ります。
デュードがリボウスキの屋敷に行って事情を聞くと、妻のバニーが誘拐されて身代金を要求されていると話し、送られてきた1枚のファックスを見せました。
ブラントから詳しい事情は聞くようにと言われ、デュードはリボウスキから身代金の受け渡しを頼まれました。受け渡しの報酬は2万ドルでした。
さらに数日後、デュードは身代金の入ったブリーフケースと携帯電話を渡されて、受け渡し場所へ行くようにブラントから指示されます。
しかし事情を話してあったウォルターは無理やり合流し、身代金の100万ドルを自分たちでもらってしまおうという計画を話しました。
ウォルターは犯行グループをだますために、自分の下着を入れたダミーのブリーフケースを持ってきていました。
しかし犯人との受け渡しは失敗してしまいます。ウォルターは常に銃を持ち歩いていて、ちょうど銃を落とし暴発させてしまい、犯人グループは去ってしまったのでした。
この誘拐事件は金遣いの荒い妻のバニーの狂言誘拐なのではないかとウォルターは考えていました。
しかしデュードにはそうは思えず、身代金を渡せなかったために、バニーの身を心配していました。
いつものボーリング場を出ると、なんとデュードの車が盗まれていました。
デュードの車には100万ドルの入ったブリーフケースが積まれたままだったので、100万ドルも車と一緒に盗まれてしまいました。
デュードは盗難届を警察に届けますが、ブリーフケースの中身は「書類」だと言ってごまかしました。
デュードは今度はリボウスキの娘のモードリボウスキ(ジュリアンムーア)から呼び出しを受けます。
モードは画家で、リボウスキの慈善団体の理事もやっていて、リボウスキが勝手に慈善団体から100万ドルを引き出したことに怒っていました。
モードとリボウスキは仲は良くないようで、モードはリボウスキの再婚相手のバニーに対しても辛らつな意見を言いました。
モードはデュードに身代金の100万ドルを取り戻すように指示しました。
デュードは一旦帰宅しようとしますが、今度はリムジンに突然引き込まれます。
中にはリボウスキと秘書のブラントが座っていました。
リボウスキは身代金を渡していないことを怒ります。
デュードは狂言誘拐の可能性が高い、身代金は渡したけどきっとバニーは借金返済には足りなくてもっとよこせと言っているんだろうとリボウスキに話します。
しかしリボウスキはバニーが塗っていたマニキュアが塗られた切断された指を見せて、バニーが命を落としたら犯人グループにデューイから100万ドルを取るように伝えると脅しました。
デュードの盗まれた車が見つかったと警察から連絡が入ります。
しかしデュードがお風呂に入っていると3人組の男が家に押し入ってきて、デュードに金のありかを言うように脅します。
デュードは身代金の100万ドルが現在どこにあるのかわからないのでどうすることもできません。
さらにデュードが盗難された車を取りに行くと、車はボロボロで身代金の入ったブリーフケースは消えていました。
デュードは再びモードに呼び出され、モードの紹介する医者の元へ行くようにしつこく言われる。
デュードは従うものの、よくわからない治療を受けそうになり帰ります。
帰りの運転中に尾行されていることに気が付いたデュードは、慎重に運転していましたが、たばこをシートに落としてしまい、慌てて火を消します。
その際にハンドル操作を誤り、デュードは停車を余儀なくされます。
デュードは初めてあるものがシートに挟まっていることに気が付きました。
ラリーセラーズという少年の宿題が車内に残されていたのです。
これを聞いたウォルターが調べると少年は有名な脚本家の息子であることがわかります。
身代金の100万ドルを盗んだのはこの少年に違いないとなり、少年の家を訪ねます。
少年の家の前には赤い高級スポーツカーが停車していて、100万ドルで買いやがったとウォルターとデュードは思い込みます。
デュードとウォルターはラリーセラーズを問い詰めますが、少年は何も答えません。
ウォルターは頭に血が上り、大人をなめるなと言って、赤いスポーツカーをめちゃくちゃに破壊してしまいます。
同行してきて車で待っているドニーは驚いてその光景を見ていました。
しかしその赤い高級車は隣人の持ち物でした。怒った隣人はお前らの車をぶっ壊してやると言って、なぜかウォルターではなく、デューイの車が破壊されてしまいました。(すでにボロボロでしたが)
デュードの元に一番最初に人違いをして借金を取りに来た2人組の男がやってきます。
デュードはこの2人組に連れられてトリホーンという男の元へ行きます。
100万ドルの在り処を聞かれたデュードはラリーセラーズという少年が持っていると答え、情報を与えた謝礼金をもらう約束をしていましたが、飲んでいたお酒に薬が入れられていて、デュードは意識を失い、気が付くと警察に連行されていました。
トリホーンは地元に多額の寄付をしている人物で、デュードはマリブ警察署長(レオンラッサム)から、街からすぐに出ていくように叱られてしまいました。
デュードが家に帰宅すると家はこれでもかというぐらい荒らされてました。
デュードを尾行していたのは私立探偵のダフィーノ(ジョンポリト)で、バニーのことを捜索していて、依頼主はバニーの両親で、バニーは一年前から行方がわからなくなっているとのことでした。
デュードはバニーが元々わけありの人物だったことを知りました。
身代金が入っているはずだったブリーフケースには元々100万ドルなんて入っていなかったのではないか、リボウスキが100万ドルを得るためにデュードを利用したのではないか。
そんな考えの元、デュードとウォルターはリボウスキの家を訪れました。
リボウスキを問い詰めるも結局ブリーフケースの行方はわからないままでした。
デュードとウォルター、ドニーで再びボウリング場で時間を過ごしていました。
ボウリング場を出ると、何としても100万ドルが欲しい三人組が待ち伏せをしていました。
最初から100万ドルなんてはいってなかったことを説明しますが、3人組はせめて有り金を全部渡せと言ってきます。
デュードとドニーは従おうとしますが、ウォルターは従わず、ボーリングのマイボールを投げつけ、さらに襲ってきた男も返り討ちにしました。
しかしドニーが突然…
結末は本編をご覧ください。
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映画『ビッグリボウスキ』感想・評価
映画『ビッグリボウスキ』はとっても楽しめるコメディ映画です。
脚本がまずさすがコーエン兄弟といった感じで、最初に同姓同名のために借金取りに人間違いされ、さらにその仕返しを借金取りではなく同姓同名のリボウスキに向けるところからして面白いです。
さらに様々な勘違いが交錯する展開がじゅうぶんに楽しませてくれるのです。
個人的にスティーブブシェミが好きなのですが『ビッグリボウスキ』のスティーブブシェミの役柄がもう本当に最高というか、いなくても成り立ちそうなポジションでありながら、いなくてはならない絶妙なポジションなのです。
ラストでは特に撃たれたりしたわけではないのに、乱闘中に心臓発作を起こして他界してしまうという、思わず声を出して笑ってしまう結末を見せてくれます。
もちろん切なくもあるのですが(笑)
他のキャストも素晴らしく、何より豪華です。
楽にリラックスして観られる映画です。
おすすめ映画です。ぜひ。
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