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映画『ジェイソンボーン』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ジェイソン・ボーン』です。
映画『ジェイソンボーン』は言わずと知れた人気シリーズ『ボーン』の5作目となります。2012年の『ボーンレガシー』の続編ではありません。
マットデイモンがボーンを演じることに喜びを感じてしまうので、個人的には非常に楽しめました。
映画のラストがかっこいいのがボーンシリーズの大好きな点の1つなのですが、「ジェイソンボーン」もラストのかっこよさは健在でした。
マットデイモンのアクションもこれまで同様に変わらず楽しむことができる映画となっています。
それでは『ジェイソンボーン』の映画紹介です。
映画『ジェイソンボーン』は2016年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は124分。
監督はポール・グリーングラス監督。
『ボーンアルティメイタム』『ボーンスプレマシー』も監督しています。
マットデイモンとは『グリーンゾーン』でもタッグを組んでいます。
キャストは
ジェイソン・ボーン…マット・デイモン
ロバート・デューイCIA長官…トミー・リー・ジョーンズ
ヘザーリー…アリシア・ヴィキャンデル
アセット…ヴァンサン・カッセル
ニッキーパーソンズ…ジュリア・スタイルズ
アーロン・カルーア…リズ・アーメッド
クレイグ・ジェファーズ…アトー・エッサンドー
エドウィン・ラッセル情報長官…スコット・シェパード
マルコム・スミス…ビル・キャンプ
クリスチャン・ダッソー…ヴィツェンツ・キーファー
リチャード・ウェッブ…グレッグ・ヘンリー
バウメン…スティーブン・クンケン
ほか。
映画『ジェイソンボーン』ネタバレ・あらすじ
CIAのコンピューターに何者かがハッキングを行っていました。ハッキングされてるCIAは騒然となり、ハッキングを行っている人物を洗い出していました。
CIA局員のヘザーリー(アリシアヴィキャンデル)は指揮をとりハッカーの居所をあぶりだしていきます。
しかしハッカーはすでに需要な機密情報を2つ盗み出すことに成功していました。
CIAが行った作戦とこれから行う事を予定している作戦の資料でした。
ハッキングを行ったのはニッキーパーソンズ(ジュリアスタイルズ)で、ニッキーはハックし終えると急いである人物に会うために去っていきました。
ハッキングされ情報を盗まれたことはロバートデューイCIA長官(トミーリージョーンズ)の耳にも入ります。
デューイはCIAのアセット(ヴァンサンカッセル)に連絡し、現在の任務よりも最優先にニッキーの追跡を命令しました。
ニッキーにはCIAの他の追跡も行われいましたが、ニッキーが向かった先はちょうど大規模なデモが行われていて、群衆とそれを鎮圧しようとする警察でごった返していました。
ニッキーが待ち合わせていた男が現れます。追跡しているCIAのカメラに映し出された男を見てCIAが震撼しました。
男はジェイソンボーン(マットデイモン)でした。
ジェイソンは周囲を経過尾行にもすぐに気が付きました。
なんとか尾行を撒こうと2人はわざと人ごみに紛れて歩き出します。
しかしそこにアセットも到着し執拗な追尾がスタートします。アセットは個人的にボーンに恨みも持っていました。
ニッキーがボーンと接触したのはハックした作戦のことを伝えるためでした。ボーンなら作戦を阻止することができると考えたのでした。
ボーンとニッキーはバイクに乗り逃走を開始します。CIAの追跡をかわしたもののアセットはしつこく追ってきます。
ボーンの運転テクニックが上回り一度はアセットの追跡を撒きますが、アセットは狙撃に切り替えて2人乗りしているボーンたちに向って発砲し、ニッキーが撃たれてしまいます。
ボーンはニッキーを救おうとしましたが、ニッキーはさらに撃たれ絶命してしまいました。
ニッキーはボーンにコインロッカーのカギを渡していました。ボーンはコインロッカーに行き中身を確かめます。ニッキーが残していたのは、メモリーカードと銃と手帳でした。
手帳にはこれまでニッキーが調査してきたことが書かれていてある座標も書かれていました。座標の位置はニッキーのハッカー仲間の基地となっている場所でした。
ボーンは基地に赴きメモリーカードの中身を確認しました。メモリーカードにはボーンの父親の死に関する作戦などの情報が入っていました。
ボーンの父親はボーンが活動を開始する前に作戦に参加しテロによって命を落としていました。
ボーンは自分の知らない真実が隠されていることを感じとります。
ボーンはCIAに監視されていました。ボーンの元に1本の電話が入ります。
リーからの電話でした。ボーンはリーの問いかけに応じませんでした。その後電話はリーからデューイに代わりました。
ボーンの元にCIAの追手たちが迫っていました。
ジェイソンボーンの携帯電話にメールが入り、2分後にCIAが突撃してくるという情報がボーンに知らされました。送ったのはリーでした。
デューイはボーンの命を何としても奪おうとしていました。リーはそんなデューイの行動に疑問を感じると同時に不信感を持ち始めていました。
リーの送ったメールの取りにCIAが襲撃してきますが、ボーンは逃走します。
ソーシャルネットワーク界で成長著しい企業が新たなプラットフォームを作り世界中で利用者が急増していました。
デューイはこのSNSに目をつけて社長のアーロンカルーア(リズアーメッド)に取り入ります。
アーロンの開発したSNSは監視の目がないことを売りにしていましたが、デューイはこのSNSを利用して世界中の人間を監視することを目論んでいました。
アーロンは自身の開発したサービスがそんな風に使われるのを嫌がりデューイを拒絶しますが、デューイは権力を使ってアーロンのサービスが法律違反であるとして逮捕状を出してしまいます。
アーロンはデューイに従うしか選択肢がなくなってしまいます。
ボーンは父親の死の真相を知ろうと思い、元CIAで現在は民間企業で働いている男の元へと向かいます。
しかしデューイもこの男を警戒していてCIA局員を向かわせていました。
ボーンはその男と会い真実を聞き出します、しかしデューイの部下がやってきてその男は命を奪われてしまいました。
ボーンは逃げますが、その時にリーを見つけます。ボーンは事前に調べていてリーの顔を知っていました。
ボーンはリーの運転する車に乗りこみます。リーはボーンにCIAの情報を話しました。そしてデューイが現在ラスベガスに向かっていることも話します。
リーはデューイがCIAの癌であると考えていました。そしてボーンにとってはデューイは父親の死と大きく関係している人物でした。
ボーンとリーは水面下で同じ目的に向かって動き出しました。
アーロンはSNSに関する新サービスの大規模なイベントに出席するためにラスベガスに来ていました。このイベントにはデューイとリーも登壇することになっています。
デューイはこのイベントの最中に自分に忠実ではないアーロンとリーの殺害を目論んでいて、狙撃させるためにアセットを待機させていました。
自分だけが狙われないのは変なので、デューイは自分の左手を撃つようにも指示していました。
この様子に感づいたリーはステージ上からばれないように、こっそりボーンに「様子がおかしい」とメールを送ります。
ボーンはメールを確認すると慌てて会場に入り、狙撃手を見つけ出し照明を向けて目をくらませてアーロンへの狙撃を失敗させました。
アーロンはデューイの秘密をステージ上でバラそうとしている最中でした。ボーンが阻止したおかげで怪我はしましたが命に別状はありませんでした。
会場は発砲騒ぎで騒然となっています。
デューイは部屋に戻ると言ってホテルの上階の部屋へと戻ります。そこへボーンがやってきました。
デューイは復職をすることが願いか?とボーンに聞きます。ボーンは父親がテロのせいで亡くなったと思っていましたが実際は違いました。
ボーンの父親はCIAに利用されました。CIAに命を奪われたのでした。
背後に気配を感じ振りむくとデューイの部下が来ていました。ボーンは発砲されますが、応戦して相手を仕留めます。しかしボーンも撃たれてしまいました。
その隙にデューイが動きますが、何者かによってデューイは撃たれて倒れます。ボーンが見ると入り口でリーが銃を構えていました。
ボーンはリーが撃った銃を取り、すぐに去るようにいいますが、リーに逆に言い返されてしまいます。
ボーンは部屋から去っていきました。
大騒ぎとなっているホテルの入り口から出てきたボーンはSWATの装甲車を奪って逃走しようとしているアセットを見つけて、自分も車を奪い追跡します。
激しいカーチェイスが繰り広げられますが、ボーンはアセットを追い詰め肉弾戦へと持ち込みます。死闘の末に勝利を収めたのはボーンでした。
リーはエドウィンラッセル情報長官(スコットシェパード)と車に乗っています。
リーは長官にボーンを組織に戻すことを提案します。長官も面白い提案だと興味を示します。
しかし果たしてうまくいくか、ダメだった場合はどうするのかについてリーに尋ねます。
リーはボーンから信頼を得ている自分なら大丈夫ということ、万が一ダメだった場合はボーンを消すと長官に伝えました。
リーとボーンが公園で顔を合わせました。
リーは父親の殉職した者の名前が刻まれている勲章のレプリカをボーンに渡しました。
リーはボーンに対してCIAに戻ってきてほしいと告げます。そしてCIAの中身もボーンがいた時とはずいぶん変わったと話しました。
ボーンはリーの予想とは裏腹に「考えておく」と言って去っていきました。リーが「どうやって連絡を取れいいのか」と訊きますが、ボーンは答えずに去っていきました。
リー車に戻りました。運転席に乗り込むと助手席には…。
結末は本編をご覧ください。
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映画『ジェイソンボーン』感想・評価
映画『ジェイソンボーン』、シリーズものというのはどうしても初期作に比べて劣ってしまう傾向があることは否めませんが、僕はこの『ジェイソンボーン』もじゅうぶん楽しむことができました。
だた今までのボーンシリーズよりもおもしろかったか聞かれれば、答えに困ってしまうというか、面白かったとは言えません。
これは『ジェイソンボーン』が悪いのでははなく『ボーンアイデンティティ』や『ボーンスプレマシー』など面白すぎたせいです。
マットデイモンのアクションシーンは『ジェイソンボーン』でもしっかり見応えのあるものにもなっていますし、渦巻いている陰謀も物語として面白いものになっています。
ただ先の展開がだいぶわかってしまうというのが、今までの作品を超えられないひとつの要因かもしれません。
ただいきなりこの『ジェイソンボーン』を鑑賞していたら、文句なく僕は楽しんで高評価の映画になっていたはずです。
心のどこかで前作たちと比べてしまうというしなくていい行為をしてしまっているんですね。
マットデイモンとヴァンサンカッセルの決闘は結構胸熱だし、最後の終わり方もボーンらしくてとてもいいです。
ただこの最後の終わり方も前作たちの方がテンション上がっていた気がしてなりません。
久しぶりに観返してみたくなりました。
とは言っても見応えもあってじゅうぶん楽しめる映画です。マットデイモン大好き。
おすすめ映画です。ぜひ。
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