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映画『私がクマにキレた理由』作品情報
今回のおすすめ映画シリーズは『私がクマにキレた理由』です。
映画『私がクマにキレた理由』はスカーレットヨハンソン主演でベストセラー原作を映画化した作品です。
コメディタッチで笑ってほのぼの観れるいい意味で軽く観られる映画となっています。
それでは『私がクマにキレた理由』の映画紹介です。
映画『私がクマにキレた理由』は2008年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は106分。
原作はベストセラーに輝く『ティファニーで子育てを』です。
監督はシャリスプリン・ガーバーマン&ロバート・プリチーニ。
キャストは
アニー・ブラドッグ…スカーレット・ヨハンソン
ミセスX…ローラ・リニー
ミスターX…ポール・ジアマッティ
グレイヤー…ニコラス・アート
ハーバード大生…クリス・エヴァンス
ジュディ・ブラドッグ…ドナ・マーフィー
ほか。
映画『私がクマにキレた理由』ネタバレ・あらすじ
アニーブラドッグ(スカーレットヨハンソン)は成績優秀な大学生です。
就職活動の時期になり金融会社への就職のために面接に臨みますが、自分をうまく表現することができずに就職試験に落ちてしまいます。
挫折を味わい、これをきっかけにアニーは自分の将来について公園で考え悩んでいました。
母親のジュディブラドッグ(ドナマーフィー)は、アニーならきっといいところに就職が決まると期待していて、そのこともアニーを悩ませます。
公園で偶然にアニーは事故に遭いそうになる子供グレイヤー(ニコラスアート)を助けます。
グレイヤーの母親はであるミセスX(ローラリニー)はアニーにグレイヤーの子守り(ナニー)になってくれないかと依頼します。
アニーはこのナニーの依頼を引き受けることにします。
母親には就職が決まったと嘘をつき、ミセスXの家に住み込みでグレイシーの子守り(ナニー)の仕事をスタートさせます。
ミセスXの家派いわゆる上流家庭で、アニーはナニーとしていくつもの厳しい規則を与えられます。
幼稚園のお迎えに遅刻しないこと、食べ物は添加物の入っていないものだけを与える事、習い事は完璧に通わせること、またグレイヤーの父親のミスターX(ポールジアマッティ)はグレイヤーを有名私立小学校に入学させようと考えているため、教育にも非常に熱心でアニーは教育に関しても細かい指示を出されました。
幼稚園のお迎えに向かったアニーでしたが、グレイヤーは出会った公園ではなついて可愛い感じでしたが、打って変わってアニーを嫌っている態度を示し、アニーの前のナニーの方が良かったとさえ言い出してしまいます。
グレイヤーはアニーに反抗し、家からアニーを締め出し鍵を掛けて入れなくしてしまいます。
困り果てるアニーでしたが、隣に住むハーバード大生(クリスエヴァンス)が助け船を出してくれてなんとか家に入ります。
グレイヤーのわがままぶりに堪忍袋の緒が切れたアニーは、課せられたルールを破って添加物の入ったデザートをグレイヤーに与えてしまいます。
アニーとグレイヤーは秘密を共有することで仲を深めました。
グレイヤーの両親のミスターXとミセスXの夫婦仲は決して良好ではありませんでした。
ミスターXは仕事で多忙を極めていて、両親ともにグレイヤーに構ってあげられていないまま時間が経過していました。
アニーはグレイヤーの孤独を理解し思いやるようになります。
グレイヤーもアニーに心を開いてくれるようになっていきます。
アニーは休日の日にミセスXからナニーのセミナーに参加するように言われ、仕方なく出席します。
セミナーの司会者から今感じている不満を言ってみましょうと言われたアニーは、正直に休日が欲しいと口にします。
これによりセミナーが終わるとミセスXからどうぞ休んでくださいと嫌味を言われてしまいました。
アニーは友人のリネットと飲みに出掛けますが、そこで隣に住むハーバード大生と再会します。
リネットが話すきっかけを作ってくれてアニーはハーバード大生と話します。
しかし同席していたハーバード大生の友人がアニーの仕事であるナニーを侮辱し、アニーは怒ってその場から立ち去りました。
ハーバード大生はアニーに謝りたくてミセスXの家に花束を贈っていきました。
アニーは花束は祖父から贈られてきたものとミセスXに嘘をつきます。
ミセスXはあっさりと花束を捨ててしまいました。アレルギーが理由でした。
しかし捨てられた花束をハーバード大生が目撃してしまいます。
ハーバード大生がミセスXの家に直接訪ねてきます。
アニーはハーバード大生とデートする約束をしました。
しかし本当はミセスXからデートなどは禁止されていました。
ミセスXは久しぶりに夫のミスターXと食事することになり、心の中では喜んでいましたが、ミスターXは結局帰ってくることができなくなり落胆します。
グレイヤーが高熱を出してしまいますが、アニーがミセスXに電話しても一向に繋がりませんでした。
無責任な親たちの振る舞いにアニーは怒りを募らせます。
さらにしばらくして帰ってきたミスターXは、グレイヤーが希望していた小学校に入学できなくなったと知り不機嫌になります。
責められたミセスXはこれをアニーのせいにしてアニーにセミナーを受けさせます。
これによりアニーはハーバード大生とのデートに遅れてしまいさらに不満を募らせます。
ハーバード大生はアニーのイメージとはいい意味で違っていて、アニーは惹かれていきます。
ハーバード大生はアニーを旅行に誘い、もしもその気になったら連絡をくださいと電話番号をアニーに渡しました。
ミセスXとミスターX夫妻がグレイヤーを連れて家族旅行に行くことが急遽決まります。
日程がアニーがハーバード大生に誘われていた旅行の日程と被ってしまっていましたが、アニーはグレイヤーのことが心配で自分を犠牲にしてX家族の旅行に同行することにします。
しかし旅行先でもミスターXとミセスXの口論は起こり、険悪なムードが漂っていました。
しかも旅行中にミスターXがこともあろうにアニーにちょっかいを出してきます。
ミセスXがその現場を目撃してしまい、アニーは解雇を言い渡されます。
ミセスXはアニーの様子をずっと監視カメラで監視していて、規則を破ってハーバード大生と交際していることも知っていました。
アニーに支払われた給料は少額でアニーは怒り、ミセスXが仕込んでいる監視カメラを探します。
カメラはクマのぬいぐるみに仕込まれていました。
アニーはクマのぬいぐるみに隠された監視カメラに向かって思いのたけをぶちまけます。
グレイヤーが孤独を感じていること、もっと寄り添ってあげるべきだと熱弁し、グレイヤーがどんなにいい子か知っているのかと怒りの言葉をクマにぶつけました。
アニーがクマに怒りをぶつけたことが事態を思わぬ方向に展開させます。
感動の結末は本編でご覧ください。
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映画『私がクマにキレた理由』感想・評価
映画『私がクマにキレた理由』は映画を観てタイトルに合点がいく内容となっています。
『私がクマにキレた理由』というタイトルだけ見るとどんなストーリーの映画なのかなかなか想像しにくいですよね(笑)映画を観ると『そういうことね!』と爽快な気持ちになります。
センスのある邦題と思う反面、なんの情報もない人たちは観る気になるかしらという心配も少ししてしまうタイトルだなと思います。僕は好きですが。
子供の存在によって大人たちが成長していくストーリーといった感じです。スカーレットヨハンソンが演じたアニーだけでなく、母親の成長も見られる映画です。
少し説教臭い感想ですが、何事も一生懸命に取り組むことによって発見出来たり得られるものは変わってくるという事も教えてくれる映画だと思います。
アニーがグレイヤーとしっかり向き合ったからこその成長だと思うので。
スカーレットヨハンソンが本当に綺麗です。本当に綺麗なのにクマのぬいぐるみにキレるところはすごい迫力です。
綺麗なだけでは女優は成功できず演技力がないとダメなハリウッドの層の厚さを感じさせられます。
シリアスな問題をコメディタッチで描いているこの映画はとても秀逸な作品です。
まだ一度も鑑賞したことがないという方々も多くいる映画だと思いますので、ぜひ一度ご覧になって頂きたいです。
おすすめ映画です。ぜひ。
映画『私がクマにキレた理由』
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