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映画『バーンアフターリーディング』作品情報
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『バーンアフターリーディング』です。
映画『バーンアフターリーディング』はブラッドピットにジョージクルーニー、ジョンマルコビッチら出演のコーエン兄弟のコメディ映画ということで期待するのが普通の作品でして、期待が高まり過ぎてそうでもないなんてことにならずに、期待通りいや、それ以上の面白い作品となっています。
僕はブラッドピットでお腹抱えて爆笑させて頂きました(笑)
それでは『バーンアフターリーディング』の映画紹介です。
映画『バーン・アフター・リーディング』は2009年に日本公開されたアメリカ・イギリス映画です。
上映時間は96分。
監督はイーサンコーエン、ジョエルコーエン。つまりコーエン兄弟です。『ファーゴ』『ビッグリボウスキ』『オーブラザー!』『ノーカントリー』などを監督しています。
出演は
ハリーファラー…ジョージ・クルーニー
リンダリッキ…フランシス・マクドーマンド
チャドフェルドハイマー…ブラッド・ピット
オズボーンコックス…ジョン・マルコヴィッチ
ケイティコックス…ティルダスウィントン
サンディファラー…エリザベスマーヴェル
テッド…リチャード・ジェンキンス
パーマー…デヴィッド・ラッシュ
美容外科医…ジェフリー・デマン
ほか。
映画『バーンアフターリーディング』ネタバレ・あらすじ
CIA職員のオズボーンコックス(ジョンマルコヴィッチ)は上司に呼び出され、自身のアルコール飲酒問題が原因で解雇を言い渡されてしまいます。
オズボーンは弁解してCIAに残ろうとしますが、取り合ってもらえずに解雇となってしまいました。
オズボーンは自分がCIAをクビになったことを妻のケイティコックス(ティルダスウィントン)に言い出せずにいました。
ケイティはハリーファラー(ジョージクルーニー)と浮気関係にありました。
ケイティはオズボーンと別れてハリーと一緒になりたいと考えていましたが、ハリーは結構な遊び人で他にも関係を持っている女性が複数いるような男でした。
オズボーンはCIA退職後に自伝的な本を執筆しようと考えていました。
そんなオズボーンを尻目に妻ケイティはハリーと浮気を繰り返していました。
スポーツジムのインストラクターであるリンダリッキ(フランシスマクドーマンド)は美容整形を考えていました。
自分の容姿にどうしても自信が持てないことが理由でしたが、美容整形にかかる費用をリンダは用意できずにいました。
リンダは費用に関してスポーツジムのオーナー・テッド(リチャードジェンキンス)に相談しますが、テッドはリンダに対して美容整形なんて必要ないと話しますが、リンダは頑なに美容整形に拘りました。
スポーツジムの更衣室でCDを拾います。
CDはファイルのようで、同僚のチャドフェルドハイマー(ブラッドピット)がパソコンでそのファイルを開けてみてみると、CIAの機密文書であることがわかります。
そこでそういったことに詳しい知人に調査をしてもらった結果、CDのファイルの持ち主がオズボーンであることがわかります。
美容整形費用が欲しいリンダはオズボーンをCDファイルを餌に脅しますが、オズボーンは相手にしません。
仕方なくリンダとチャドはロシア大使館に行きCDを買ってくれないか交渉し、預けて帰ってきます。
ちょうどリンダは出会い系サイトで出会った男性と会う事になりますが、なんとその相手はオズボーンの妻・ケイティと浮気しているハリーファラーでした。
ハリーはオズボーンの妻ケイティからオズボーンとの離婚を真剣に考えていると切り出されます。
ハリーは真剣にケイティとの関係を考えているわけではなかったのでオズボーンが気の毒だからよく考えた方がいいとケイティを説得しました。
リンダとチャドはオズボーンからお金を巻き上げることを諦めていませんでした。
オズボーンの家を見張っているとハリーとオズボーンの妻ケイティの浮気現場を目撃してしまいます。
チャドはオズボーンのパソコンからさらに情報を盗もうと考え、ハリーとケイティが家を出て行った後にオズボーンの家に忍び込みました。
しかしジョギングに出ていたハリーは思いのほか早く帰ってきます。
チャドは慌ててクローゼットに身を隠しますが、帰ってきたハリーはクローゼットを開けてしまいチャドと顔を合わせます。
チャドは精一杯の笑顔で愛想を振りまきますが、いきなりクローゼットにいた人間に驚いたハリーは拳銃でチャドを撃ってしまいチャドは絶命してしまいます。
ハリーはチャドの遺体をなんとかしなければならないと思い結局海に捨てました。
チャドがスポーツジムに出勤時間になっても現れないのでオーナーのテッドとリンダは心配します。テッドはリンダの様子がおかしいことも気になっていました。
リンダはオズボーンからお金を取ろうとまだ考えていました。
リンダはテッドにオズボーンの家に行ってパソコンから機密情報を抜き出して欲しいと頼みます。
テッドはパソコンの知識にまったく自信がなかったのですがリンダのために何とかしようとオズボーンの家に向かいました。
リンダはいなくなったチャドの行方も心配していて、ハリーにチャドを探してくれないかと頼みます。
リンダはチャドの最後の行動をハリーに話しますが、ハリーの様子がどんどんおかしくなっていきます。
チャドを殺害してしまっているハリーは恐怖に襲われその場から去ってしまいました。
一方オズボーンは自宅に帰宅した時に何者かが家に侵入している気配に気が付きます。
オズボーンが警戒しながら家の中を探ると見知らぬ男がオズボーンのパソコンを相手に悪戦苦闘していました。テッドでした。オズボーンは銃を持ち逃げるテッドを追いかけました。
テッドはオズボーンの家を出たところでオズボーンによって撃ち殺されてしまいます。
しかしオズボーンは近隣の住人達にテッドを撃つところを見られてしまいました。
CIAの上官にこのオズボーンの一件が報告されます。
しかしオズボーンは警官によって頭を撃ち抜かれ命はあるものの脳死状態に陥っていました。
この事件を知るのはリンダだけとなっていました。事情を聞けるのはリンダだけです。
リンダがCIA上官に要求した内容は…?
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映画『バーンアフターリーディング』感想・評価
複雑に絡み合う人間関係と言い、それにより巻き起こる出来事と言い、とても面白く秀逸な脚本です。
そして出演者の演技にもお腹を抱えて笑ってしまいます。
まず登場人物たちがとってもキャラが濃いです。
そしてそのキャラの濃さが観ていて興ざめするようなTHE・コメディみたいな演技ではなく、リアルさをしっかり残したうえで面白く演じてくれています。
誰か一人の演技が面白いというよりも、しっかり呼吸し合っていて、共演者同士のコンビネーションが面白さを増してくれているので、とても上質なコメディの演技が堪能できます。
中でもブラッドピットは僕は昔から好きでほとんどの出演作を観てきていますが、こんなにブラッドピットで笑ったの初めてでした。
クローゼットに隠れていたところをジョージクルーニーに見つかってしまうシーンがあるのですが、この時のブラッドピットの苦笑いが最高に面白いんです。
媚びている感じというか困り果てている感じというか(笑)DVDでこの映画を鑑賞した時は正直そのシーンを何度も巻き戻して笑いまくっていたほどです(笑)観てみて頂けばきっとわかると思いますので、是非観て欲しいです。
もちろん映画としてもとっても面白いので、自信を持っておすすめします。ぜひ。
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