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映画『ブレイクアウト』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ブレイクアウト』です。
映画『ブレイクアウト』はジョエルシュマッカーが監督を務め、ニコラスケイジ、ニコールキッドマンが出演するサスペンスアクション映画です。
強盗に家に入られた夫婦が家族とも絆を再確認しながら犯人グループと戦いを繰り広げる手に汗握る映画となっています。
それでは『ブレイクアウト』の映画紹介です。
映画『ブレイクアウト』は2011年に制作され、2012年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は91分。
監督はジョエル・シュマッカー監督。
『フォーンブース』『依頼人』『オペラ座の怪人』など名作を監督している映画監督です。
キャストは
カイル・ミラー…ニコラス・ケイジ
サラ・ミラー…ニコール・キッドマン
エイヴ・リーミラー…リアナ・リベラト
エライアス…ベンメン・デルソーン
ジョーナ…キャム・ギガンデット
ペタル…ジョーダナ・スパイロ
タイ…ダッシュ・ミホク
ほか。
映画『ブレイクアウト』ネタバレ・あらすじ
宝石ディーラーの仕事をしているカイルミラー(ニコラスケイジ)は、妻のサラミラー(ニコールキッドマン)、娘のエイヴリーミラー(リアナリベラト)と3人で豪邸で暮らしています。
プール付きの豪邸に住んでいるミラー一家は羨望のまなざしを向けられるような家族でした。
エイヴリーは年頃の女の子で、パーティーに行っていいかを母親のサラに確認していましたが、サラはこれを許さず、帰宅してきたカイルもパーティーに行くことを許しませんでした。
カイルは仕事の電話中で心ここにあらずといった感じでした。
サラはカイルがそっけなくなったと内心感じながら生活をしていました。
エイヴリーはダメだと言われたにも関わらず、家を抜け出して友だちの車に乗り込みこっそり外出していきました。
カイルは仕事の用事ができてしまい、家を出ようとします。
その時、インターホンがなりカイルが対応すると、保安官が近くで強盗事件があったから見回りをしていると話します。
保安官は家族の人数を聞き、中に入れてくれるように頼み、カイルは仕方なくそれに応じます。
しかし実際は保安官ではなく強盗集団でした。
カイルとサラは押し入ってきた強盗4人組に拘束されます。
この時はじめてカイルとサラはエイヴリーが家を抜け出して外出していることを知りました。
強盗たちはすでに調査済みで警報装置なども事前に作動しないように準備をしていました。
強盗たちはカイルに金庫を開けるように命じます。
宝石商のカイルの家には大金やダイヤモンドがあるはずと思い、強盗たちは家に押し入ってきたのでした。
実際にカイルが大金を持っているところも事前に目撃していました。
カイルは金庫の中のダイヤモンドを盗んでも、盗品なので値段が全然つかないことを説明します。
宝石商でもない人間が持ってきたダイヤモンドなど足元を見られて安値で買われるのがオチだと話しました。
カイルは自分が盗品だとわからないようにカットしてやると強盗たちに提案します。
1度盗んだダイヤモンドをカールに一旦返すことになるこの提案に強盗たちは馬鹿げていると怒ります。
強盗はとくかく早く金庫を開けろといってサラに銃口を向けます。
すると強盗の1人がサラに銃口を向けた仲間に怒ります。
さらにサラが暴行を受けると、その強盗は仲間に銃口を向けてやめるように制止しました。
サラはこの制止した強盗の目を見て、見覚えのある男だと気が付きます。
自宅に機械の修理に来ていたジョーナ(キャムギガンデット)という警備会社の男でした。
さらに強盗のリーダーらしき男エライアス(ベンメンデルソーン)はジョーナの兄のようでした。
カイルたちが追い詰められている間に娘のエイヴリーが何も知らずにタクシーで帰宅してきて、こっそりと中に忍び込んでいました。
エイヴリーは強盗に襲われ、カイルとサラと同様に拘束されてしまいます。
サラはエライアンスからこっそり盗んだ薬物入りの注射器をエライアンスに突きつけます。
サラは娘を助けるように言いますが、強盗の仲間の発砲により失敗に終わります。
サラもカイルに金庫を開けるように言います。
カイルは金庫を開錠しますが、金庫の中身は空っぽでした。
強盗は驚きカイルになぜ空っぽなのか尋ねます。
カイルは会社を辞めていて、羽振りが良かった昔と違って現在は個人で取引をしていて決して儲かっていないこと、また豪邸を建てた際に財産を使ってしまっていたので、破産してもおかしくない状況に陥っていることを話しました。
カイルは銀行からもマークされていて、書類などをサラに見られないようにしていました。
困窮していることをバレたくなかったのでした。
強盗集団の1人であるタイ(ダッシュミホク)の電話がなり、計画は進行していると話していました。
リーダーのエライアスは誰かに使われている立場のようでした。
強盗の中で唯一の女性であるペタル(ジョーダナスパイロ)は、エライアスに一緒にこのまま逃げようとこっそりと話していましたが、タイの監視の下では不可能な願いでした。
タイの監視の下でこの強盗作戦は決行されているようでした。
エライアスは金目のものを求めてサラの豪華なダイヤのネックレスに目を付けます。
しかしこのネックレスは偽物で、カイルは本物はすでに売り払っていると話しました。
その証拠にダイヤなら壊れないはずだからとエライアスに壊れないか確認してみるように言いました。
サラのネックレスはもろくも崩れ、ネックレスはカイルの言う通り偽物でした。
エライアスはジョーナとサラは不倫関係にあると言ってカイルを挑発してきます。
娘のエイヴリーはペタルに連れられて別室にいました。
エイヴリーは隙をついて逃げ出します。
強盗が慌てた隙にカイルが椅子を投げて窓ガラスを破壊して警報を作動させました。
サラもこのチャンスに逃げ出します。
しかし銃を持っている強盗集団はやはり優勢で、エイヴリーとカイルは再び捕まってしまいます。
警備会社から連絡が来ますが、銃を突き付けられながらエイヴリーが『問題ない。誤作動よ』と嘘をつかせられてしまいます。
サラもエライアスによって庭でつかまってしまいました。
エライアスも命がけでこの強盗を行っていました。
エライアスは取引をするはずだった違法なブツ18万ドル分を奪われてしまって、その埋め合わせに18万ドルを必要としていて、そのために強盗に入っていました。
エライアスはカイルの足を撃ち本気であることを示しました。
タイが逃げないようにエライアスの強盗を監視している立場でした。
しかしこのタイはカイルが格闘の末に、打たれそうになった注射器を逆にうちこみ始末していました。
エライアスはタイがいなくなったことで、18万ドルさえ手に入れば命は取らないことをカイルに話しました。
ペタルがカイルの持ち物でサラとジョーナがキスをしている写真を見つけました。
カイルはサラの行いを知っていました。
警報が鳴ったため警備会社の人間がやってきますが、エライアスが対応している後ろからジョーナが警備員を撃ち抜いてしまいます。
エイヴリーが自分の友人が現金をたくさんもっていると言い出します。
そこへ案内する代わりに家族には手を出さないでくれと頼みました。
エイヴリーはペタルと共に車で目的地へと向かいました。
サラとカイルが話します。サラは浮気なんてしておらず、ジョーナがストーカーのようになっていて、キスも無理やりされたようなもので、サラはその後はちゃんとジョーナを拒みました。
カイルはジョーナにサラを助けてくれるように頼みました。
ジョーナはカイルはサラを愛していないと言い張っていました。
ところが突然息絶えたと思っていたタイが目を覚まして襲い掛かります。
ジョーナともみ合っているところをエライアスがタイに発砲します。
タイは薄れていく意識の中で、エライアスがブツを盗まれたのは弟のジョーナが垂れ込んだからだと言いました。
ジョーナはサラを奪いたいがために損失を意図的に出して、強盗に入らざるをえなくしたのだとタイは言いました。
タイもジョーナとグルで、ジョーナに垂れ込んだ報酬を支払っていました。
エライアスが1人でハメられていたのでした。
エイヴリーは車を運転しながら助手席のペタルのシートベルトをこっそり外し、事故を起こして勇敢にもペタルを始末して帰ってきました。
エイヴリーが銃を持って助けに現れたので、エライアスはサラに銃口を向けて始末しようとしますが、ジョーナがエライアスを背後から撃ち抜きました。
カイルが隠していた大金の場所を見つけていたジョーナでしたが、カイルがサラとエイヴリーに逃げるように言い、撃たれて動けない自分はジョーナと心中するつもりで火を放ちました。
サラはエイヴリーと逃げますが、カイルを救いに戻ってきます。
果たしてカイルは無事に外に出られるのか…?
家族の運命は…?
結末は本編をご覧ください。
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映画『ブレイクアウト』感想・評価
映画『ブレイクアウト』、楽しませて頂きました。
緊迫感のある映画で、その裏に犯人側やニコラスケイジやニコールキッドマン側の被害者側にもドラマがある映画となっていて、両方の側面で楽しませてくれます。
どこかミステリアスな雰囲気がずっと漂っている印象も受けました。
娘が大活躍するのもいいですね。
そして結局原因は屈折した愛だったという感じで、出演俳優の演技も含めて見ごたえのある作品です。
いろいろと後になって「そういうことだったのか」とわかる伏線もあるので、じっくり観ているとその部分も楽しめるのではないかと思います。
スリリングな展開を楽しんで頂ければと思います。
おすすめ映画です。ぜひ。
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