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『恋は遠い日の花火ではない』サントリーオールドCMの俳優は誰?
今回は懐かしのCMについて書いていきたいと思います。
若い人は知らないのかしら…SUNTORY OLDのテレビCMなのですが、長塚京三さんが出演されていたCMでして、例え何歳になっても、例えおじさんになっても、例えあばさんになっても、恋は昔の思い出として懐かしむだけのものではなく、いつだって起こりえるものなんだという思いにさせてくれるテレビCMなのです。
僕の個人的解釈なのですが、たぶんこういった意味ですよね?全然違ったら恥ずかしい(笑)
でも受け止め方は自由ですからね!
作り手の意図と違ったとしてもいいんです!でもたぶんこういった意味合いだと思うんですよね。
このテレビCMの心に残る言葉、キャッチコピーやキャッチフレーズというのでしょうか、それが
『恋は遠い日の花火ではない』
なのです。
これすごい言葉じゃないですか??花火っていうチョイスも本当に絶妙だと思うんです。
花火って淡い思い出をイメージさせるというか…僕は花火大会とか人混みが嫌い過ぎて全然行かない人間だったのですが、それでも花火ってなんだか切なくなるというか綺麗ではかないものっていうイメージはあるし、なにより淡い感じがすごいするのです。
多分花火という言葉をチョイスしていなかったらここまで歴史に残るフレーズにはなっていなかったんじゃないかと思います。歴史に残ってるかは知りませんが僕の中では歴史に残っているのです(笑)
僕は映画もキャッチフレーズもとっても好きなのですが、こういうのを考える人ってすごいですよね。自分にはできる気がしないです。
でもやってみたいなとは思いますが(笑)でもこれまでホントにたくさんのキャッチフレーズを見てきたから、どこかどうしても似ているといった感じになってしまう気がしないでもないです。
そういえば映画でいったら『全米震撼!』とか『全米が泣いた。』って最近見なくなりたね(笑)『全米震撼』って昔は映画が封切られる度に新聞広告で見ていた気がします(笑)『震撼し過ぎだろ!』と幼いながらに思っていたものです。
先日メナード化粧品の薬用ビューネのビューネ君の記事を書かせて頂いたのですが、
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このCMのキャッチフレーズも一つすごく記憶に残っているのがありまして
『もっと強く抱いてやる』
っていうキャッチフレーズだったのですが、これもなぜかとっても好きでした(笑)今でも覚えているぐらいですので。
後は木村拓哉さんのCMでカネボーの口紅だったのですが、
『スーパーリップで攻めてこい。』
っていうのも好きでしたね~。なんだか女の子みたいですよね、すみません(笑)
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でもそう考えると、キャッチフレーズがいいとCM自体がかなり心に残りやすいんだと思うのです。キャッチフレーズって本当に大事だなぁって改めて思います。
言葉の力って意外にすごいですよね。船場吉兆の記者会見も
『頭の中真っ白になっちゃって』
というあのコントのようなシーンのこの言葉のおかげで僕の記憶に深く刻まれていますし。これは全然CMではないですけど(笑)
サントリーオールドのCMに話を戻します。このCMは実はもう一つ名物があって、それもものすごく記憶に残っているのです。
『恋は遠い日の花火ではない』の長塚京三さんのジャンプが忘れられない
当時見ていた人なら絶対覚えていると思うのですが、このCMは恋に落ちた(落ちかけた?もしくは恋心を思い出した)長塚京三さんが後ろ姿で心情を表現するのですが、説明が難しいのですが、軽やかにジャンプしながら両足の靴の裏をパンッと合わせるのです。
ちょっと横にずらした位置でパンッと靴の裏を合わせる感じです。
詳しくはこちら!
これは僕だいぶ真似しました(笑)友達と歩いている時とか。皆さんもやっていたんじゃないですかね(笑)
当時は役者をやっていなかったので思いませんでしたが、これはもしかしたら長塚京三さんのアドリブで始まったのかもしれないと後々になって思ったものです。真実はわかりませんが。
そしてキャッチフレーズだけでも素晴らしいのにこの長塚京三さんのジャンプの演出も素晴らしいので、このCMはさらに歴史に残るCMになっていると思うのです。
後ろ姿でさりげなくやっている感じがまたいいんですよね。
おじさんがやるジャンプって感じをリアルに演技で表現しているんですよねぇ。さすが名俳優です。
でもこの思わずジャンプしてしまう長塚京三さんの気持ちって、誰でもわかる気持ちだと思うんです。恋をしたらみなさんそんな気持ちになりますよね。
何歳になろうとそれってきっと不変だと思うんです。感受性をなくしていなければですが…。
同時に今ってこういうCM減った気がするなぁって思います。このCMってすごく深いと思うんですけど、今ってあんまりこういうCMないですよね。
面白いものもたまにあるけど、ジーンと心に来るCMって最近あんまり観てない気がします。スポンサーの意向なのか単に流行りじゃないからなのか、そういったCMを撮るディレクターが減っているのか…。