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映画『ニセコイ』作品情報
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『ニセコイ』です。
映画『ニセコイ』は映画館で鑑賞した映画です。
普段はなかなか足を運ばないジャンルの作品なのですが、正直、面白かったです!観て良かったと思っています。
中島健人さんはじめ島崎遥香さんなどキャストもとても魅力的でした。
それでは『ニセコイ』の映画紹介です。
映画『ニセコイ』は2018年公開の日本映画です。
上映時間は118分。
監督は河合勇人監督。
キャストは
一条楽…中島健人
桐崎千棘…中条あやみ
小野寺小咲…池間夏海
舞子集…岸優太
橘万里花…島崎遥香
クロード…DAIGO
鶫誠士郎…青野楓
佐々木竜之介…丸山智己
ゴリ沢…加藤諒
本田曜子…GENKING
一条一征…宅麻伸
他。
映画『ニセコイ』ネタバレ・あらすじ
しっかり勉強もしている真面目な高校生・一条楽(中島健人)は実は極道・集英組の一人息子でいかつい組員達から「二代目」「坊っちゃん」と呼ばれている存在。
楽には同じ学校に想いを寄せるクラスメイトの小野寺小咲(池間夏海)がいますが、実は楽には幼い頃に旅行先で出会い結婚の約束をした女性がいました。
しかし幼かったことから顔も名前も覚えておらず、手掛かりは相手の持つ鍵のペンダントと楽の持つ鍵穴の付いたペンダントだけです。
楽はこの時出会った女の子を忘れられず、いつも大事にペンダントを首からぶら下げていました。いつか再会できることを信じて。
そんな楽の通う学校にハーフの転校生・桐崎千棘(中条あやみ)が転入してきます。
実は千棘はアメリカのギャング祖組織・ビーハイブの一人娘でした。しかもビーハイブと集英組は現在抗争中で緊迫した関係だったのです。
この抗争を危惧した楽の父親である集英組の親分である一条一征(宅麻伸)は水面下でビーハイブのトップであるアーデルトと話し合い、血気盛んな若い衆を鎮めるために、ある作戦を決行します。
その作戦は、集英組の二代目楽とビーハイブのボスの一人娘千棘を恋人同士にすることでした。
敵対している相手の息子と娘が恋人関係となれば、若い衆もお互い手出しは出来ないだろうという目論見でした。
そして楽と千棘はこの作戦を知らされ、恋人のフリをするだけでいいからと強制的に恋人にさせられるのでした。ここから二人の「ニセコイ」がスタートします。
しかしこの作戦を怪しんでいる男がいました。ビーハイブの大幹部・クロード(DAIGO)です。クロードは偽りの関係なのではと睨み、執拗に二人を監視します。
楽と千棘はいかなる時も恋人のフリをせざるをえない状況に追い込まれ、小野寺小咲の前でも楽は不本意ながら千棘と恋人のフリをすることとなってしまいます。
日曜日になり楽と千棘はクロードの疑いを少しでも減らすためにデートへと出掛けます。恋人ならば日曜日にデートでするのが普通という考えからでした。一緒に話ながら歩いているだけでも楽と千棘は衝突します。
しかしその度にクロードの影がちらつきなんとか仲の良いフリをし続けます。
映画館に行った楽と千棘は何の映画を観るということでも衝突、しかも千棘は映画の鑑賞中に見事に爆睡してしまいました。
さらに2人のデートはクロード以外のお互いの組織の人間たちもついてきていて、映画館の席を牛耳っていて楽に手を握ろとかキスをしろと迫ります。楽は呆れて集中できないまま映画を観ていました。
日曜日が終わり翌日楽が学校に行くとすでに千棘とのデートが学校の生徒たちにバレていました。
楽も千棘も学校では恋人のフリをしたくないと考えていましたが、クロードは学校生活も監視していて楽と千棘は恋人のフリをせざるを得ませんでした。
事情を知らない小咲の前で千棘と恋人のフリをすることは楽にとって辛いことでした。
千棘は強気で勝気な生活をしていましたが、友達がいないことを悩んでいました。
クロードは過保護に千棘の面倒を見ているためお昼ご飯をわざわざ目の前で豪華に作ったりと千棘は悪目立ちをしてしまっていて、周りの同級生から別世界の人間と見られていて気軽に話しかけてもらえることがありませんでした。
楽は実はそんな千棘の気持ちがよくわかりました。
自身も自分の身に何かが起こっては大変と組の人間が幼い頃からボディガードとしてくっついていて、強面の男たちを引き連れた楽は当時友達が全然できないでいました。
楽は千棘がクラスメートたちの特徴などを書いた「友達ノート」というものを作っていることを知ります。これは楽も作ったことがあるノートでした。
楽は小咲と宮本るりを紹介し2人は千棘と友達になりました。しかし千棘の友達ノートはひょんなことからクラスメイトの目に触れてしまい、ただでさえ千棘は警戒されていたので以前よりも恐れられてしまいます。
沈んだ空気の中心優しい小咲が千棘は友達になろうとしてくれているだけクラスメイトに話し、ノートにさらに自分の情報を書き足しました。この小咲の行動のおかげで他のクラスメイトも千棘に対して心を開き始めます。
そこへ新たな転校生・橘万里花(島崎遥香)がクラスにやってきて、楽を運命の人だと結婚を迫ります。しかも万里花は警視庁警視総監の娘でした。
万里花は幼い頃病弱でその時に本を読んでくれた楽は運命の人なのだと伝えました。
楽は万里花のこの話を聞いて自分が探しているかつての女の子は万里花なのか?と思い始めます。
楽と千棘の関係を疑うクロードは楽を呼び出し本当に交際をしているのか詰問します。そして交際しているなら自分を倒して証明してみろとよくわからない提案をしてきます。
楽はクロードから逃げますがクロードは執拗に追いかけまわします。楽は学校のプールにダイブし逃げ切りますがその時に気絶をしてしまいます。
千棘によって助けられ事なきをえますが、千棘はより関係にリアリティを持たせるために自分を名前で呼ぶようにと楽に提案しました。楽と千棘は少しづつですが打ち解けていき、楽は幼い頃の鍵のペンダントの運命の人の話をしました。
楽に運命の人がいることを知った千棘は何とも言えない感情になっていました。
楽の家で小咲、万里花、千棘が集まりテスト勉強を行う事になります。万里花はあからさまに楽にアピールをしてきます。
集英組の若い衆が楽のためと思い楽と千棘を蔵に閉じ込めて鍵を閉めてしまいます。千棘の身を守る使命のあるクロードが蔵の扉を蹴り破ります。しかしその拍子に楽が千棘の上に覆いかぶさる形になってしまいます。
その姿を小咲と万里花が目撃し、万里花はあからさまにショックを受けます。
実は楽の探している鍵のペンダントの相手は小咲でした。楽は小咲にペンダントの話をしていないので、小咲は心の中で楽が約束を忘れてしまっているのかと内心悲しんでいました。
そんな小咲は文化祭でクラスの出し物として『ロミオとジュリエット』を上演することを提案します。この演目をやることによって楽がペンダントのことを思い出してくれるのではないかと考えたからでした。
しかしキャストを決める際にクラスメイトたちは楽と千棘がロミオ役とジュリエット役にぴったりだと盛り上がってしまい、小咲はジュリエット役をやりたいとは言いだせなくなってしまいました。
ちょうど臨海学校があり砂浜に砂でセットを作り『ロミオとジュリエット』の稽古が行われました。楽と仲の良い舞子集(岸優太)が演出家を務め稽古は進んでいきました。
夜に催された肝試し大会で小咲は楽とペアになり内心喜びます。
しかし千棘は暗い場所を異常に怖がる性分でこの肝試しの時もパニックになり行方がわからなくなってしまいます。楽は蔵に閉じ込められた時に千棘が暗闇を異常に怖がっていたことを思い出し、千棘を心配し探しに行ってしまいます。
せっかく楽とペアになれた小咲でしたがチャンスを失ってしまいました。
楽が大浴場で一人くつろいでいるとそこへ小咲、万里、千棘が入ってきます。
自分が男湯に入っていると思っていた楽は激しく動揺しますが、これはクロードが楽を陥れるために仕掛けた罠でした。
しかし千棘がこれに気付き楽をかばい、楽は無事に2人にバレずに女湯を抜け出しました。
この臨海学校の最中に小咲は持っているペンダントを万里花に見られてしまい、万里花にペンダントの約束の話をします。その話を聞いてしまった千棘は小咲が楽の運命の相手だと確信しました。
この秘密を知った千棘は臨海学校から帰ると『ロミオとジュリエット』のジュリエット役を降板すると言います。自分ではなく小咲がやるべきだと考えたからでした。
そして千棘は自分が降板する代わりに小咲をジュリエットに推薦しました。しかし千棘は理由をまったく言わなかったために楽やクラスメイトからただのわがままと思われてしまいました。
千棘はせっかくできた友人達とぎくしゃくした関係になってしまいます。
文化祭当日、千棘は小咲に自分と楽の関係は大人の事情の偽りの関係であることを話し、鍵のペンダントの約束をしっかり楽は覚えていてペアである錠のペンダントを今も大切に持っている事を話しました。
しかし本番前に事件が起こります。小咲がセットの中で足を負傷してしまいました。
幸いそこまでの大怪我ではありませんでしたが、芝居に出演することは無理になってしまいます。中止は嫌だとクラスメイトは千棘にジュリエット役としてくれないかと懇願します。
千棘は拒みますが小咲にもお願いされ渋々出演することになります。
そしていざ本番が始まります。楽と千棘のお互いの組織の人間たちも観劇しにきていました。
千棘は楽に対して本当の恋心を抱き始めていて目を合わせることができず、楽はそんな千棘に対してこれまで通りの言葉をかけ、千棘はこれにより持ち前の性格で楽と舞台上で喧嘩のような言い合いをします。
一見めちゃくちゃになるかと思われた『ロミオとジュリエット』ですが、2人の会話は観客に大ウケとなります。
そして千棘はクライマックスで楽に運命の相手がいること、そして運命の相手と一緒になってくださいとアドリブのセリフを言い、舞台上で短剣で自分の胸を刺す芝居をしました。
本来のストーリーとはズレていますが『ロミオとジュリエット』は終焉を迎えます。
千棘は楽を屋上に呼び出します。楽が屋上に行くとそこにいたのは小咲でした。
小咲は鍵のペンダントを楽に見せ錠のペンダントを開けるとその中には指輪が入っていました。楽は運命の相手が小咲だと知りますが、小咲に対して気持ちに応えられないと告げます。小咲も楽の気持ちを知っていました。
小咲は楽を好きになれて楽しかったと話し、楽の気持ちを尊重しました。
千棘のことを好きな気持ちに気付いた楽はニューヨークに帰ろうとしている千棘を追い掛けます。
果たして楽は自分の思いを千棘に伝えることができるのか…?
そして千棘の答えは…?
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映画『ニセコイ』評価・感想
映画『ニセコイ』、かなり笑わせてもらいました(笑)
こんなに笑うとは思ってもいなくてジャンル的にも「久しぶりにこういう映画観たなぁ」という感じだったのですが、こういう映画もいいじゃんって思わせてくれました。純粋に面白かったです。
僕はマンガをまったく読まないので原作は読んでいないのですが、それが良かったのか悪かったのかはわかりませんが、原作読んでなくても楽しめることは間違いないです。
河合監督のセンスの高さも感じまして、非常に面白い描写と演出で撮っていて、また俳優陣がしっかりその演出に応えていたと思います。
特に中島健人くんに関しては、かなり驚かされました。
SMAPやV6全盛期世代の僕にとっては申し訳ないけどちょっと疎い部分がある最近の若い子たちのジャニーズグループなので、そこまでしっかり観る機会が今までなくてですね。
もちろん存在は知っていて「確かにイケメンだなぁ」という印象だったのですが、思っていたよりもさらにイケメンだと思いましたし、芸達者ぶりにもかなり驚かされました。
24歳でこれだけできてしまうのは正直かなりすごいと思います。しかも端正なルックスを持ちながらも、三枚目的な演技もやってしまうのだからかなり末恐ろしいと思います。
スクリーンに映っていると目を持ってかれてしまうし、表情もかなりいろんな表情を見せてくれて、なによりスター性が抜群だと痛感しました。
これでさらに歌って踊れちゃうんですから、いい意味で相当やばいですよね。
もしかしたらもしかするのではと思わされました。もちろん時代も違うし系統もちがうわけですが、中島健人くんは充分時代の寵児になれるスター性を持っているのではと思います。
今後もとっても気になりますし、大いに期待しています。
映画自体とても面白く楽しめたので、これからはこういう作品も観るだけみて観なきゃダメだなぁといい教訓になりました。
今回は観たきっかけはぱるるの存在が大きかったので、ぱるるに感謝です(笑)ぱるるも非常に良かったです。贔屓目ありありの評価ですが(笑)
現在絶賛公開中なので、ぜひ観てほしい映画です。肩の力抜いて笑える映画で、ホロッともさせてくれるので、お薦めです!
映画『ニセコイ』
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