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映画『ウルフオブウォールストリート』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』です。
『ウォールオブウォールストリート』は実在するビジネスマン・ジョーダンベルフォートの半生を描いた描いた映画で、貯金0から年収49億円となったベルフォートの人生、そしてそれにより失墜してしまった様も描かれている映画、さらに復活を遂げるまでがユーモアたっぷりかつリアルに描かれています。
この『ウルフオブウォールストリート』は観た後に不思議と活力をくれる映画にもなっていて、映画好きはもちろん、ビジネスマンの人にも大きな影響を与えるであろう映画です。
それでは『ウルフオブウォールストリート』の映画紹介です。
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は2014年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は179分。
原作はジョーダンベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記~「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生~』
監督はマーティン・スコセッシ監督。
『タクシードライバー』『グッドフェローズ』『アビエイター』『キングオブコメディ』『ギャングオブニューヨーク』などを監督している巨匠です。
キャストは
ジョーダン・ベルフォート…レオナルド・ディカプリオ
ドニー・アゾフ…ジョナ・ヒル
ナオミ・ベルフォート…マーゴット・ロビー
マーク・ハンナ…マシュー・マコノヒー
ピーター・デブラシオ…バリー・ロスバート
パトリック・デナム…カイル・チャンドラー
マックス・ベルフォート…ロブ・ライナー
リーベル・フォート…クリスティーン・エバーソール
ブラッド・ボブニック…ジョン・バーンサル
チャンテル…クリスティーナ・キャス
マニー・リスキン…ジョン・ファヴロー
ジャンジャックソーレル…ジャンデュ・ジャルダン
テレサ・ペトリロ…クリスティン・ミリオティ
ニッキー・コスコフ(ラグラット)…P・J・バーン
チェスター・ミン…ケネス・チョイ
ロビー・ファインバーグ(ピンヘッド)…ブライアン・サッカ
オールデン・グッファーバーグ…ヘンリー・ジェブロフスキー
エマ…ジョアンナ・ラムレイ
ドゥエイン…スパイク・ジョーンズ
テッド・ビーチャム…シェー・ウィガム
トビー・ウェル…イーサン・サプリー
フランク・ベリー…マーティン・クレバ
ヘイディ…マディソン・マッキンリー
スティーブ・マデン…ジェイク・ホフマン
ほか。
映画『ウルフオブウォールストリート』ネタバレ・あらすじ
1987年、アメリカニューヨーク。中流家庭で育ったジョーダンベルフォート(レオナルドディカプリオ)は22歳でテレサペトリロ(クリスティンミリオティ)と結婚し一攫千金を夢見てウォール街へと足を踏み入れ、名門である大手証券会社のLFロスチャイルド社に入社しました。
試験に合格しないと証券取引の実務を行うことができないので、ジョーダンに課せられた任務は最初は電話を取ったりなど雑用でした。
しかし勤務開始と共に怒声や罵声、お客をたらしこむ話術で一気に活気社内の様子を見てジョーダンは興奮いました。
少々意地の悪い上司に目をつけられますが、ジョーダンはマークハンナ(マシューマコノヒー)という先輩でありやり手証券マンに見入られ可愛がられます。
共にランチに出掛けたジョーダンとハンナ。ハンナはジョーダンに成功する秘訣を教えます。『常にリラックスすること』や『マスをかくことの重要性』、『薬に頼ること』などを教え込みます。
そうしないと数字ばかり頭に中をぐるぐると回り続けおかしくなるという事でした。
ハンナはその後もジョーダンの面倒を見てあらゆることを教え込みます。ジョーダンにとってハンナはメンターのような存在になっていました。
半年間の時を経て、ジョーダンは外務員試験に合格し晴れてトレーダとしての仕事をスタートできることになりました。
いよいよ待っていた時が訪れジョーダンの胸は高まっていました。
しかしトレーダーとしてのキャリアをスタートしてすぐに大事件が起こります。ジョーダンがトレーダーとしてデビューした日は1987年の10月19日です。
その日に1929年以来の株の大暴落が起こります。『ブラックマンデー』と呼ばれる悪魔の日とジョーダンのトレーダーデビューの日は同日だったのです。
地道に頑張ってきたジョーダンでしたがLFロスチャイルド社はこの『ブラックマンデー』も煽りを受けてあえなく倒産してしまいました。
仕事を失ったジョーダンは結婚していることもあり、とにかく何でもいいから働かなくてはと求人情報誌で仕事を探していました。
どんな仕事でも構わないといったジョーダンの考えを聞いたテレサは、ジョーダンにトレーダーの仕事をするべきだと諭します。しかしジョーダンは現在証券会社はどこも成り立たないと話します。
そんな中テレサが一件のトレーダーの求人を見つけジョーダンに勧めました。
ジョーダンは早速その会社に電話をして向かいました。ウォール街とは比べ物にならない田舎の質素な建物でした。
内容を聞くと取り扱っている株は店頭株でペニー株と言われる株で、上場株ではない株ばかりでした。手数料の話になり、ジョーダンはウォール街にいた頃は1パーセントもらっていたと得意げに話しますが、そこは何と手数料は50パーセントだということでした。
ジョーダンは驚きそんなにもらえるのかと質問しますが、そもそもそんなに売れないよと上司は笑って答えました。
しかし早速仕事にとりかかったジョーダンは巧みな話術であっさりとペニー株4000ドルを売ることに成功してしまいます。
周囲でセールスを行っていた同僚たちは仕事を止めてジョーダンのトークを聴いていたほどの卓越したセールストークでした。
ジョーダンはその後もトークを武器に次々をペニー株を売っていきたちまち大金を稼ぐようになりました。
ある時ジョーダンが一人で食事をしていると一人の男が話しかけてきました。ジョーダンと同じマンションに住んでいるというその男はジョーダンの高級車を見ていくらぐらい稼いでいるのかと質問してきました。
同じマンションと言ってもジョーダンは最上階でその男は下層階に住んでいます。子供向けの家具店に勤めているというこの男はドニーアゾフ(ジョナヒル)という男でした。
ジョーダンが収入を答えるとあまりの高額さにドニーは驚愕します。信じないドニーでしたが、給与明細を見せてくれたら今の仕事を辞めてあんたのところで働くといきなり言い出しました。
ジョーダンが7万ドルの給与明細を見せると、ドニーは本当にすぐに公衆電話から会社に電話をかけて会社を辞めてしまいました。そんなドニーをジョーダンは面白い男だと感じ、以来一緒に仕事をする関係になります。
ジョーダンはドニーと共に一緒に会社を作ることにします。
ガレージを借りたジョーダンはメンバーを集めました。ロビーファインバーグ(ブライアンサッカ)『ピンヘッド』やチェスターミン(ケネスチョイ)、ニッキーコスコフ(PJバーン)『通称ラグラット』などで見事にポンコツ揃いでした。
しかしジョーダンには自分のやり方を教え込めば誰にでも株を売れる人間を作れる自信がありました。ジョーダンの指導の元で、メンバーはノウハウを学びながら株を売って行きました。
1991年にジョーダンはストラットンオークモンド社を設立します。
信用を得るために仰々しいロゴもしっか作りました。
食事中でもジョーダンはセールスのコツを教えていきます。『このペンを俺に売ってみろ』と問題をだしたりです。
ブラッドボブニック(ジョンバーンサル)は頭のいい男で、ジョーダンに対して『この紙にサインしろ』と言い、ジョーダンが『ペンは?』と聞き返し買わざるを得ない状況を作り出します。
見事に需要と供給を作り出したブラッドを称賛しるジョーダンはブラッドに入社してほしいと考えていましたが、ブラッドにその気はまったくありませんでした。
その時もブラッドはテーブルのケチャップがないことをウェイトレスにブチ切れていました。
ジョーダンのセールストークを習得していった従業員たちは次々と株を売り続け、従業員もどんどんと増えていき、オフィスはすぐに手狭になり広い場所へと引っ越しをします。
気付けばストラットンオークモンド社は立派な証券会社へと成長を遂げていました。ジョーダンはことあるごとにバカ騒ぎをしてお金を湯水のごとく使っていました。
しかしそれも従業員のモチベーションを上げる大きな要因になっていました。ただ完全に会社の風紀は乱れまくっていました。
さらにウォール街でもストラットンオークモンド社に名は有名になってきていて、ジョーダンは雑誌『フォーブス』から取材を申し込まれます。
快く取材に応じたジョーダンでしたがいざ雑誌が発売されるとジョーダンは『ウォール街の狼(ウルフオブウォールストリート)』と例えられていて、さらにペニー株を売りまくっていることも悪く書かれていてジョーダンは憤慨します。
しかし妻のテレサはなんにせよこんな風に取り上げてもらえるのはすごいことだとジョーダンをなだめました。
そして雑誌の影響はかなりあり、有名人となったジョーダンの元には一攫千金を夢見る入社希望者が殺到しました。
しかし有名になったことでジョーダンはある人物から目をつけられます。FBI捜査官のパトリックデナム(カイルチャンドラー)でした。
ストラットンオークモンド社はその後も急成長を続け従業員数もすごい勢いで増えつづめていきました。ジョーダンは会計士である父親のマックスベルフォート(ロブライナー)を税金対策のために会社に招くことにしました。
お金の使い道を見たマックスはあまりの無駄使いに驚愕し、ジョーダン達幹部を叱りますが、ずっと好調を維持し続けているジョーダン達はこの時は聞く耳を持つことができませんでした。
ジョーダン達はマックスの助言を無視し、相変わらず薬を使い乱痴気騒ぎに明け暮れていました。
ある時、パーティーの最中にジョーダンは恋に落ちてしまいます。ナオミベルフォート(マーゴットロビー)という女性で、ジョーダンはたちまち気に入り、その後食事に誘いジョーダンとナオミは一夜を共にします。
妻のテレサがいる状態でジョーダンはナオミと逢瀬を重ねていましたが、ある時テレサに不倫を目撃されてしまいます。
怒り狂ったテレサはジョーダンとの離婚決意します。テレサと離婚したジョーダンはナオミと暮らし始め、豪華クルーザーにナオミ号と名付けプレゼントしました。
ジョーダンとナオミの間にはスカイラーという子供もできます。喧嘩も増えてきてはいるものの、仲直りをしたりで夫婦の関係は順調に進んでいました。
ジョーダン達幹部は新たな目標として自分たちで見つけた企業を上場させたいと考えていました。
そこに白羽の矢が立ったのがスティーブマデン(ジェイクホフマン)がデザインする婦人靴『スティーブマデン』でした。ジョーダン達はこの『スティーブマデン』を上場させるべく動いていて、いよ『スティーブマデン』が上場を果たす日がやって来たのでした。
しかしジョーダンとドニーはしっかりと悪だくみをしていました。実はこの『スティーブマデン』の株の85パーセントはジョーダンとドニーが保有していました。
違法なため名義はスティーブマデンにしてあります。上場すれば当然株価は上がり、ジョーダン達は大儲けできるという企みでした。(もちろん違法です)
FBIのデナム捜査官はジョーダンやストラットンオークモンド社について調査を続けていました。なんとかFBIからの追及を逃れたいジョーダンはデナムとその相棒をクルーザーに招待し話し合います。
ジョーダンはこともあろうことにデナムを買収しようとしますが、デナムはこの話にまったく乗ってこず交渉は決裂します。
デナムは必ず尻尾を掴むと言い残しクルーザーを去り、ジョーダンはデナムたちを貧乏人がと罵りました。FBIの追及の手は確実にジョーダンに忍び寄ってきていました。
ジョーダンは隠し金をどうにかして隠さねばと思案し、スイス銀行に預けることを思いつきます。しかしFBIなどが捜査協力を依頼してきた場合は捜査に協力することを聞かされたジョーダンはこの方法は無理だと思います。
しかし、捜査をされるのはあくまでその容疑者本人の口座のみだという話しを聞き、ジョーダンは法律の抜け道を突くことを思いつきます。
ジョーダンはイギリスのロンドンに住んでいるナオミの叔母であるエマ(ジョアンナラムレイ)に協力してもらおうと考えます。
エマに会いに行き協力を依頼するジョーダンでしたが、多額のお金を国外に運び出さなければなりません。
ブラッドの妻が外国人であることから、家族にも協力してもらい飛行機で何往復もしてお金を運びます。
しかしドニーとブラッドが現金の受け渡しの際にいざこざを起こしてしまい、札束をばら撒いてしまったところを警察官に見られてしまいます。
ドニーなんとか逃げ切りますがブラッドは逮捕されてしまいました。しかしブラッドは決して口を割らずに黙秘したままでした。
ドニーは幻の薬と言われているレモンを入手し、ジョーダンに一緒にやろうと誘いました。かなり古いものだったので、そのせいで効き目がなかなか現れないと判断した2人は次々に薬を飲んでしまいます。
しかしいきなり効き目が現れジョーダンは一気にまともじゃない状態になります。そこへジョーダンに電話が入り、FBIに盗聴されているため公衆電話からかけてくるようにと指示が入ります。
ジョーダン混沌とした意識の中でなんとか2キロ先の公衆電話に車で辿り着き電話をしますが、身体がまったく思うように動きません。
呂律も回らなくなってしまっていました。しかしジョーダンはこの時にブラッドが逮捕されたという事と、自宅が盗聴されていることを知りました。
いう事の聞かない身体で急いで帰宅するジョーダンでしたが歩くこともままならず階段を這い転げ落ちながらなんとか帰宅します。
しかし帰宅するとドニーが家の電話を使ってスイスに電話をしています。なんとかやめさせようとするジョーダンでしたが、身体も口も思うように動かず、ジョーダンとドニーは電話線を引っ張り合い、格闘へと発展してしまいます。
ドニーの電話は思いっきりFBIに聞かれていました。
さらに口座を借りていたナオミの叔母にエマが亡くなってしまいます。
預けていたお金の相続の問題が浮上しジョーダンはクルーザーでスイスへと向かいます。しかし嵐に見舞われクルーザーは転覆、通りかかったイタリアの船によって救助されます。
しかしスイスにお金を預ける際の協力者から隠し金がバレてしまい、ジョーダンはついにFBIに逮捕されることとなりました。
社長を辞任し会社を退くことで罪を軽くする方法もありましたが、ジョーダンは会社に残って戦う道を選んでしまいます。社員を鼓舞するジョーダンでしたが、現実は甘くありませんでした。
FBIは捜査に協力すれば罪が軽くなると交渉をしてきました。
ジョーダンは仲間を売るのか、自ら罪を償うのか選択を迫られます。
ジョーダンの選んだ未来は…?
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映画『ウルフオブウォールストリート』感想・評価
貯金ゼロから年収49億円 ウォール街の狼と呼ばれたジョーダン・ベルフォートの半生を余すところなく映画化したこの『ウルフオブウォールストリート』ですが、この映画もう何度観たんだろう…っていうぐらい観てる作品です。
元々スコセッシ監督もレオナルド・ディカプリオも大好きだから当たり前に観た映画だったけど、ハマりにハマって観まくっている映画でして。
この作品、夢が詰まっていると言いますか、でもお金だけに目がくらんではいけない教訓にもなると言いますか。
観てる方も多いと思いますがとにかく『ぶっ飛んでる映画』です。もちろん『ぶっ飛んでる映画』は他にも多々あるわけですが、この映画はなんといっても実話なわけですから、そこがまた半端ないわけです。
レオナルド・ディカプリオって異常なぐらい実話を基にした映画に出演していて実在した人物をたくさん演じてきているわけですが、レオ好きの僕としてはレオが演じてきた人物を毎回それなりに調べたくなって詳しくなっているわけです。
すべて挙げたいぐらいですが今回はあくまで『ウルフ・オブ・ウォールストリート』についてなのでやめておきましょう
そして今回もレオは持ち前の役者魂でジョーダン・ベルフォートを見事に演じていて、ジョーダン・ベルフォートも自らの著書で「レオは天才的な俳優だった」と絶賛しています。
中でも映画の前半の電話でセールスをするシーンはジョーダン・ベルフォートが8時間かけてレオにトレーニングしたそうです。一流の俳優も、当たり前に努力しているんですね。
天才的な営業トークでお客をたらし込むベルフォート つまり天才監督と天才俳優と天才ビジネスマンが集結している映画が『ウルフオブウォールストリート』なのです。
映画自体もテンポよくワクワクしながら進むストーリーはさすがスコセッシ監督といったところ。そしてもちろん様々な場面で笑わせてくれます(笑)
レオ演じるベルフォートのお父さんの登場シーンの短気さを表すシーンは何度見ても声を出して笑ってしまいます(笑)
映画のなかでベルフォートは頭が切れるがゆえに違法行為に手を染めるわけですが、著書を読むときちんと反省していて、現在はそのトークの天才的な才能を講師としてセミナーを行うなどしてしっかりと活かしているようです。
お客をその気にさせてクズ株を売りつけるなどお茶の子さいさいだったようです。
僕はベルフォートの著書『ヤバすぎる成功法則』を読んでから今回再び『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観たわけですが、また違った楽しみ方ができたので、興味のある人は是非読んでから映画を観て欲しいです。
この映画ではレオがカメラに向かって話しかける演出が時々見られるのですが、個人的にはこの演出めっちゃカッコよくて好きです。
とにかくお金を稼ぐことに全てを懸けていたジョーダン・ベルフォート。頭が切れるだけに表に出せないお金もどんどんシャレにならない額になっていき、会社内でも毎日どんちゃん騒ぎの日々。
しかし悪事は裁かれる…そんな映画です。
ウルフオブウォールストリートのモデル・ジョーダンベルフォートの著書はこちら。
《営業トークおすすめ本『ヤバすぎる成功法則』ジョーダンベルフォート》
営業トークおすすめ本『ヤバすぎる成功法則』ジョーダンベルフォート【ウルフオブウォールストリートのモデル】
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今まで見たことないレオナルドディカプリオが見れる映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
演技的にもそうなんですが、妙なダンスを踊るレオも見れるし、オラウータンみたいな顔したレオも見れるし、興奮で顔を真っ赤にしたレオも見れるし、とにかくディカプリオを役者として好きという人は新鮮でもあり確実に楽しめる映画でしょう。
レオが初主演した映画、『バスケットボール・ダイアリーズ』をちょっと思い出すシーンもありますが、そこはやはり元々天才と言われていたレオですがさらに磨きがかかっているといいますかパワーアップ感をしっかり見せてくれます。
そして忘れちゃいけない他の役者陣ですが、まさに全員魅力的で芸達者な俳優ばかりです。
当たり前っちゃ当たり前だけど。だってハリウッドのこの規模の映画に出るってとんでもない倍率を勝ち抜いてきている人たちですからね。レベルが違います。
ジョナ・ヒルはたしかこの時まだギャラも全然高くない俳優だったみたいです。
この『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と『マネーボール』で見事にアメリカンドリームを掴んだ俳優ということですね。
いまやピラミッドの上位に食い込んでいる俳優ですもんね。とは言ってもやっぱりめちゃくちゃ上手いんですけどね。しっかり世に出てきてくれて嬉し限りです。
諸行無常が詰め込まれていて人生の教訓にもなる映画だと思います。
人間のいい時も悪い時も描かれていて、さらに悪いことは裁かれる、そこからまた這い上がる様もしっかり描かれている僕としては人生のお手本というか心にずっと留めておきたい映画です。
そしてさらに言うとしっかり笑いを織り交ぜているのがまたいいんですよね~。まったく説教臭い映画ではないし、むしろ楽しませる要素が満載です。
そしてラストの復活したベルフォートの営業トークセミナーのシーンで、レオの表情が今までのジョーダン・ベルフォートの顔ではなくてまたちがった顔になっているのです。
レオナルドディカプリオはやはりすごい俳優だと改めて思い知らされました。
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