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映画『サイドエフェクト』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『サイド・エフェクト』です。
映画『サイドエフェクト』はスティーブンソダーバーグ監督、ジュードロウやキャサリンゼタジョーンズ、チャニングテイタム、ルーニーマーラら出演のサイコスリラー映画です。
サイドエフェクトとは「副作用」のことで、抗うつ剤による副作用によって巻き起こる事件を描いた作品となっています。
それでは映画『サイドエフェクト』の映画紹介です。
映画『サイド・エフェクト』は2013年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は106分。
監督はスティーブン・ソダーバーグ監督。
『オーシャンズ』シリーズ、『コンテイジョン』『エリンブロコビッチ』などを監督しています。
キャストは
ジョナサン・バンクス…ジュード・ロウ
エミリー・テイラー…ルーニー・マーラ
ヴィクトリア・シーバート…キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
マーティン・テイラー…チャニング・テイタム
ディアドラ・バンクス…ヴィネッサ・ショウ
マーティンの母親…アン・ダウド
エミリーの上司…ポリー・ドレイパー
カール・ミルバンク…デヴィッド・コスタビル
ケイラ・ミルバンク…メイミー・ガマー
ほか。
映画『サイドエフェクト』ネタバレ・あらすじ
エミリーテイラー(ルーニーマーラ)とマーティンテイラー(チャニングテイタム)夫妻は、マーティンの仕事も順調で裕福な暮らしをしていました。
しかし夫のマーティンがインサイダー取引の容疑をかけられて、服役を余儀なくされその生活は一変します。
マーティンは出所を果たしますが、エミリーは過去に患っていたうつ病の影響が出てきた様子で、1人で運転をしている時に車を自ら壁に衝突させる事件を起こしてしまいます。
エミリーが衝突の際にブレーキを踏んでいなかったことから精神的な問題の影響による自傷行為の可能性があるとして、精神科医のジョナサンバンクス(ジュードロウ)がエミリーのカウンセリングを行うことになります。
エミリーは自傷行為であることを否定し、退院を希望します。バンクスは自分の元への通院してカウンセリングを受けることを条件に退院を許可しました。
バンクスは自身のクリニックを開業していました。
エミリーが現在もうつ症状があり、うつ病であると診断したバンクスはエミリーが過去に通院していた精神科医のヴィクトリアシーバート(キャサリンゼタジョーンズ)を訪ねて話を聞きました。
シーバートはバンクスの相談に親切に対応し、アブリクサという新薬を試してみるのはどうかと提案します。
バンクスはエミリーが現在処方している薬に対して懐疑的だったこともあり、アブリクサの処方を開始します。
エミリーアブリクサの処方を開始してから調子が良くなったと感じていましたが、副作用(サイドエフェクト)により夢遊病の症状が顕著にでるようになっていました。
夫のマーティンが妻エミリーの夢遊病の症状を目の当たりにしてバンクスに相談し、バンクスは他の薬に切り替えることを勧めますが、エミリーは頑なにアブリクサの服薬を続けたがり、薬を変えるなら医師を変えるとまで主張しました。
バンクスは仕方なくアブリクサの処方を続行しました。
アブリクサの服用を続けたエミリーは大事件を起こしてしまいます。
キッチンで夢遊病の様子で包丁を持って料理をしていたエミリーは近づいてきた夫のマーティンの腹部を何度も包丁で刺し、逃れようとするマーティンをさらに背中から刺してしまい、マーティンは命を落としてしまいました。
エミリーは薬によるサイドエフェクト(副作用)により、まったく記憶がなく夢遊病の症状が出ている時に起こった出来事だと主張します。
結局エミリーの主張は認められエミリーは無罪となり、エミリーはそのまま精神病院に入院することになりました。
エミリーの無罪判決が出て窮地に立たされたのはアブリクサを処方し続けたバンクスです。
副作用(サイドエフェクト)で起こってしまった事件となり、薬を処方している医師の責任をマスコミは追及します。
バンクスは悪名高き医師と報道され、自宅にまでマスコミが殺到しバンクスの患者たちは離れていきました。
そしてアブリクサを開発した製薬会社の株は大暴落し、対照的に別の新薬の開発を行っている製薬会社の株が急騰しました。
バンクスはこのままでは終われないと、独自に調査を進めていきます。
バンクスアブリクサの公式ホームページに自分にアブリクサを勧めたシーバートの論文が載っているのを発見し、シーバートへの不信感を募らせました。
バンクスはさらにエミリーについても調査を開始し、エミリーのうつ病が偽りであることを確信しました。
バンクスはシーバートとエミリーが結託して今回の事件を起こしていることに気が付きます。すべては2人のい計算通りに進んでいたのでした。
エミリーを問い詰めるバンクス。エミリーはシーバートを裏切り、自分の立場を守ってくれることを条件に真実を洗いざらい告白します。
エミリーとシーバートは同性ですが愛し合う関係に発展していました。
今回の事件は株で儲けることを目的に仕組まれた事件であり、シーバートは証券詐欺を行って株で大儲けをしていたのでした。
バンクスはエミリーと手を組みます。
エミリーを精神病院から退院させて、シーバートの元へ行かせました。
シーバートはエミリーに会うと、自分を裏切っていないかを確認し、もし裏切ったら自分が証券詐欺罪や殺人共謀の罪に問われることを話しました。
エミリーは腰に盗聴器をつけていました。
エミリーを抱きしめたシーバートは盗聴器に気が付き「信じられない」という表情を浮かべました。
ドアの外ではすでに警官が待機していて、シーバートは逮捕されました。
エミリーは担当医のバンクスの指示に従う条件で精神病院を出ています。
バンクスの復讐が始まります。
バンクスは副作用(サイドエフェクト)の極めて強い薬をエミリーに複数処方します。
拒むエミリーでしたが、逆らえば精神病院に戻ることに…。
バンクスはさらにエミリーを追い詰め…。
結末は本編をご覧ください。
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映画『サイドエフェクト』感想・評価
映画『サイドエフェクト』ですが、先の読むのが苦手な僕でも「あれ?もしかしたらこうなんじゃないの?」と若干先がわかる映画ではありました。
なのでどんでん返しという感じでは正直ありません。
ただ、だとしてもじゅうぶん楽しめる映画になっています。
観ていてかなりハラハラしましたし、スリルはじゅうぶん味わわせてくれました。
題材が薬の副作用(サイドエフェクト)ということで、誰に身にも起こり得る身近なテーマなので、スリリングさも増しているのかましれません。
そしてこの映画『サイドエフェクト』はその副作用を逆手にとっての犯行となっているわけで、『サイドエフェクト』を観ているとつくづく精神科医の人は結構なリスクを背負っているんだなとしみじみ痛感してしまいました。
ただ逆もまた然りで、処方される薬にとって起こる事態も変わってくるという事は全然あることなんだろうなとも感じました。
気持ちのいい終わり方はしてくれる映画です。
おすすめ映画です。ぜひ。
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