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二宮和也の演技の評価は?上手い?演技力がある?天才?実は下手?
今回は俳優の二宮和也さんの演技は上手いのか?下手なのか?について、演技を評価していきたいと思います。
二宮和也さんはジャニーズjr.時代から演技力を評価されていました。
嵐としてデビューをした後もテレビドラマや映画や舞台で活躍し、演技力を高く評価され続けています。
実際に二宮和也さんは演技が上手いのか?演技を高く評価されている理由は何なのか?
忖度なしで強化していきたいと思います。
二宮和也は間違いなく演技が上手い
二宮和也さんは間違いなく演技が上手い俳優です。
数々のテレビドラマや映画で演技を評価され続けていて、厳しくて有名だった演出家の蜷川幸雄氏も二宮和也さんの演技を絶賛していました。
蜷川幸雄さんは二宮和也さん主演の映画『青の炎』を監督し、舞台でも二宮和也さんを起用しています。
映画『硫黄島からの手紙』に出演した後は、ロサンゼルスタイムズ紙で二宮和也さんの特集が組まれたり、CNNの「まだ世界的に知られていない演技力のある日本の俳優」に選ばれています。
日本だけでなく世界規模で演技の評価が高いのが俳優・二宮和也です。
日本アカデミー賞でも最優秀主演男優賞や優秀助演男優賞などを受賞しています。
二宮和也さんの演技は「とにかくナチュラル」です。
二宮和也さんほど自然な演技をする人は、日本ではかなりめずらしいと思っています。
演技が自然すぎて評価されにくい二宮和也
二宮和也さんの演技はとにかく自然です。
演技の自然さで言ったら日本のトップと言っていいぐらい自然だと思います。
日本では自然な演技をする俳優が少ないので、二宮和也さんの演技はかなり特徴的に見られることがあります。
だんだんと減ってはきていますが、世界から見ると日本の演技は少しオーバーアクションに思われがちなので、二宮和也さんの演技はグローバルな演技だとも言えます。
映画『硫黄島からの手紙』で海外から高く演技を評価されたことにも繋がります。
二宮和也さんの演技はめちゃくちゃ脱力していて、見ていて「力み」を全く感じないんですよね。
人に見られている状態は無意識に力みが出てしまうものなのですが、二宮和也さんの演技を見ていると常にリラックスしているようにしか見えません。
言うまでもありませんがリラックスしている状態の方が、感情表現は豊かになります。
しかし、日本のテレビドラマや映画を見ている観客の頭の中には「俳優や女優はこういう演技をする」という固定観念が少なからずあります。
二宮和也さんの演技は、そう言った固定観念から遠く離れています。
一言で言うと、二宮和也さんの演技はリアルすぎるんです。
普通に日常で生きている一人の人間を撮影しているかのような感じなのです。
二宮和也さんは役作りをしないとインタビューなのでおっしゃっていますが、演技を見ている限りたぶん本当なんだと思います。
二宮和也さんはあえて役作りをせずにフラットな状態で撮影現場に入っているのだと思います。
「この役はこういうキャラクターだ」と決めつけずに演じることによって、相手役の起こしたアクション(演技)に柔軟にリアルに反応できているのだと思います。
二宮和也さんの演技は一見簡単そうに見えるかもしれません。
しかし、簡単そうに見えるものほど実は難しかったりするのは演技に限ったことではありません。
しかも俳優が二宮和也さんの演技方法を実践しようとする時には、間違いなくかなりの恐怖が伴います。
あえてあまり準備をせずに現場に入るというのは、かなり怖いことですからね。
二宮和也さんは多くの俳優が本当はしたいけどできない演技を常に行っている俳優です。
僕は初めて映画館で映画『硫黄島からの手紙』を観た時に、冒頭で二宮和也さんが穴を掘りながら愚痴をこぼしているシーンで「うわ〜」と思ったのをよく覚えています。
二宮和也さんは演技が自然すぎて、いかに演技がうまいかが分かりづらいかもしれませんが、間違いなく演技力の高い俳優です。
二宮和也は天才俳優?
ここまで説明してきたように二宮和也さんの演技は、とても簡単に出来るものではありません。
二宮和也さんのひとつの大きな個性とも言えるでしょう。
さらに恐ろしいことに、二宮和也さんはこのクオリティの高い演技を若い時から行なっていたんですよね。
ジャニーズjr.の時から自然体の演技をしていたと思いますし、個人的にはドラマ『フリーター家を買う』に出演していた時の演技も恐ろしいぐらいリアルでした。
映画『青の炎』は普通の俳優であればもっと大げさに感情を露わにしてしまいそうなのに、演技がナチュラルすぎて怖いぐらいでした。
二宮和也さんの性格も自然な演技に繋がっているのかもしれません。
そう考えるとなおさら、二宮和也さんは天才俳優であると言えるでしょう。
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『流星の絆』の演技も絶賛だった二宮和也
東野圭吾原作の大ヒットドラマ『流星の絆』でも、二宮和也さんの演技は高い評価を受けました。
流星の絆はテーマもかなり重たいので、こういった作品の場合多くの俳優がついつい重たい芝居をしようとしてしまいがちなのですが、二宮和也さんは決して作品のテイストに引っ張られることなく、相変わらずの自然すぎる演技を披露していました。
ただし、緊迫するシーンなどでは張り詰めた空気を一気に出します。
振り幅が激しい分、より一層の効果をもたらしていました。
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『検察側の罪人』の二宮和也の演技は良かった?
木村拓哉さんとの共演が話題になった映画『検察側の罪人』でも二宮和也さんはクオリティの高い演技を披露しています。
葛藤するシーンの多い役柄を演じていましたが、相変わらずいい意味でやりすぎることがなく、抑え目ながらも観客に十分すぎるほど感情を伝えていました。
クライマックスで二宮和也さんが叫ぶシーンも、当たり前のように良いシーンになっていますが、実はかなり難しいシーンです。
薄っぺらなスカスカの演技をしてしまうと、間違いなくかなり滑稽なシーンになってしまうでしょう。
見応えのある叫びのシーンとなっていたのは、やはり二宮和也さんの演技力が高いからこそです。
二宮和也さんには、これからも俳優のオファーが絶えずき続けることでしょう。
これからも二宮和也さんにしか出来ないナチュラルな演技で、多くの観客を感動させてほしいです。
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