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ドラマ『流星の絆』作品情報
今回はテレビドラマ『流星の絆』について書いていきたいと思います。
実は突然観たくなって観直しているんです。
衝動には従うタイプなのでもうすぐに観始めました(笑)
面白かったドラマというイメージはすごくあったのですが、なかなか覚えていない部分も観始めたら早速多くありまして、自分の記憶力に若干落ち込みそうになりましたが、そのおかげで新鮮な気持ちで再び鑑賞できているので、得しているなとポジティブに考えることにします(笑)
そして今まさにリアルタイムで観ていますので、今回は第1話に関してといった形で少し細かくストーリーや感想を書いていきたいと思っています。
そんなわけでタイトルも第1話となっているのです。悪しからず。
それではドラマ『流星の絆』をまったく知らない人もいらっしゃると思いますので、ドラマ紹介からしていきます。
ドラマ『流星の絆』は2008年にTBSで放送された金曜ドラマです。放送時間は金曜日22時から。全10話のテレビドラマです。
原作は大人気作家・東野圭吾の同名小説。
脚本は人気脚本家の宮藤官九郎が手掛けています。
主題歌は嵐の『Beautiful daiys』
出演は
有明功一…二宮和也
有明泰輔…錦戸亮
有明静奈…戸田恵梨香
戸神行成…要潤
戸神政行…柄本明
戸神貴美子…森下愛子
矢崎信郎…国広富之
矢崎秀子…麻生祐未
萩村信二…設楽統
柏原康孝…三浦友和
有明塔子…りょう
有明幸博…寺島進
林譲二…尾美としのり
高山久伸…桐谷健太
西郷一矢…杉浦太陽
サギ…中島美嘉
沢井武雄…デビッド伊藤
ちえみ…徳永えり
ほか。
ドラマ『流星の絆』第1話ネタバレ・あらすじ
洋食屋アリアケを営む有明幸博(寺島進)と有明塔子(りょう)には3人の子供がいました。
功一、泰輔、静奈の三人は、獅子座流星群を見に行くために夜中にこっそり家を抜け出す計画を立てます。
元々は功一、泰輔の2人で見に行く予定でしたが、部屋から抜け出す際に静奈が起きてしまい自分も行きたいと泣きだしそうになったので、静奈の泣き声で両親に抜け出すことがバレるのを恐れた功一は静奈を連れて3人で獅子座流星群を見に行きました。
事件は3人が家を抜け出ている時に起きました。
3人は家の前まで到着し、功一と泰輔は両親に見つかれば怒られるので、バレずに自分たちの部屋まで帰ろうとします。
功一は眠ってしまった静奈をおぶっていました。
両親が寝ているかを確認すると言った功一に対して、泰輔は乗っていった自転車を自宅の裏に置きにいきました。
泰輔が自転車に鍵をかけていると勝手口が開いて一人の男が自宅から出てきました。
泰輔は予想外の出来事に驚きただその男の姿を見送りました。
男は泰輔の存在には気付かずそのまま去ってしまいました。
泰輔が男の後を追って通りに出た時には、男はすでにいなくなっていました。
そして自宅に入ると、功一が『来るな!』と声を荒げました。
功一は両親が亡くなっていることを泰輔に告げましたが、泰輔は信じられるはずもなく、兄の冗談だと思い中に入ります。両親は殺害されていました。
それは目を覆いたくなる光景でした。
それから14年の歳月が経ちました成長した功一(二宮和也)は親代わりに面倒を見てくれている林譲二(尾美としのり)が営むカレー屋・ジョージクルーニーで働いていました。
そこに弟の泰輔(錦戸亮)もカレーを食べに来ていて、功一はしっかりしない泰輔に説教をします。
泰輔は「保護者かよ!?」と言い返しますが功一は「保護者だよ!」と答え泰輔はなにも言えなくなってしまいます。
また泰輔は譲二からもお金を借りていて功一はそのことも怒ります。
しかし功一は弟を大切に思っている故の行動で、泰輔もそれをわかっていました。
2人は口喧嘩はするもののいい関係でした。
ジョージクルーニーはなかなか繁盛しているお店で、功一はかなり店を任されていました。
その中にいつもハヤシライスを注文し、功一に「もう終わっちゃいました」と言えれ続ける男・戸神行成(要潤)もいました。
ある日、『ジョージクルーニー』に一人の男がやってきました。
両親を殺害された時に事件を担当していた刑事・柏原康孝(三浦友和)でした。功一は驚き「どうしてここがわかったんですか?」と聞きます。
柏原は「警察舐めんなよ」とだけ答えました。
他の客がいなくなり2人で話す功一と柏原。柏原は功一に時効が迫っていることを話します。
時効まであと3か月となっていました。
「弟は元気か?」と聞く柏原に対して、弟とも妹とももう随分会っていないと嘘をつきました。
ある日功一に弟・泰輔から電話が入ります。
大手企業でOLとして働いているはずの妹・静奈(戸田恵梨香)が街でキャンギャルをやっているというのです。功一と泰輔にとって静奈は目に入れても痛くなほど可愛がっている妹です。
そんなことはさせられないと功一は急いで静奈から事情を聞き出します。
まず、大手企業を辞めたのは、上司の高山久伸(桐谷健太)という男にパワハラを受け続けたことが理由でした。
事あるごとにポストイットで嫌味を言われ続けた静奈は我慢の限界で退職したのでした。(ちなみにこれは元々高山が静奈に好意を持っていて行っていた行動でした)
そしてその後、静奈はエスティシャンの資格商材の詐欺に引っかかってしまい、30万円をだまし取られてしまったのでした。
そんな過程があり、街でキャンギャルのアルバイトをしていてのでした。
だまし取られた30万円を奪還すべく手を取り合う兄弟3人。
静奈を騙した女性はホストクラブにハマっていました。
関係ない人からお金を取り上げるわけにはいかないというポリシーの元、3人はこのホストからお金を取り戻すことを計画します。
功一の綿密な台本と泰輔と静奈の見事な演技力でホストの一矢(杉浦太陽)から30万円を巻き上げた3人。
静奈は会社を辞めた本当の理由を兄たちに話しました、会社の同僚にあの事件の被害者であることがわかってしまい、同情されているような感覚に陥ってしまい、耐えきれずに辞めたとのことでした。
功一は事件当時の刑事が訪ねてきたことを話します。
功一は警察なんて信用しない、自分たちで犯人を見つけて必ず殺してやると言葉にしました…。
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ドラマ『流星の絆』第1話 感想・評価
このストーリーをポップに描いているところがまずこのドラマのすごいところだと思います。
笑いもふんだんに入れていて、一歩間違えばと言うか安易な作り方をしてしまえば、ただただ暗いドラマになってしまうと思うのですが、一辺倒にならずにドラマ自体がいろんな面を持っていて楽しませてくれます。
原作が東野圭吾さんということで、物語も間違いなく面白いわけですが、脚本がさらに遊んでいる感じがしてさすが宮藤官九郎さんだなと思わされます。
そしてやはりに二宮和也さんと錦戸亮さんがいいですねぇ。
もちろん戸田恵梨香さんもとっても素晴らしいですし、三浦友和さんも設楽統さんも尾美としのりさんも超いいんです。
要潤さんも桐谷健太さんも笑わせてくれます。
二宮和也さんのナチュラルな切り替えがこのドラマを笑いあり緊迫感ありのドラマに作り上げているのではないかと思うほど、二宮和也さんのお芝居は空気を一変させる力を持っていると思います。
質の高いコミカルさを出してくれるので本当に面白いと思いますし、贅沢な時間を過ごさせてもらえる感じです。
そして錦戸亮さんもまた自分を活かした魅力を最大限に泰輔に乗っけて演じてくれていまして、ポンポンと早い切り替えしと間を多様に使って演技のテンポを作ってくれています。
他人を引っかける時にドラマの中で別人を演じるわけですが、それだけでも普通に上手いなぁ~と唸る芝居を見せてくれています。
1話の中の二宮和也さんが松岡修三さんのことを松岡しゅうじょうと噛んでしまっているのは台本上なのか噛んだけど芝居を続けたのか…気になるところです(笑)
1話からいきなり面白いドラマ『流星の絆』。
見事にハマりそうです。
ドラマ『流星の絆』第2話ネタバレあらすじ感想
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