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【断トツおすすめ声優養成所】ヒューマンアカデミー
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オーディションに受からない!受かる確率を上げる方法【オーディションのコツ】
今回は多くの人が悩んでいる『オーディション』について解説します。
俳優・女優・声優をやっていくうえで避けて通れないのが『オーディション』です。
どんな大手事務所に入ろうとオーディションをまったく受けずに売れている人はほぼいません。(アイドルやアーティストからの流れは別ですが)
スカウトされる以外は芸能事務所に所属するためにオーディションを受ける必要がありますし、芸能事務所に所属していざ活動がスタートしたら、とにかくオーディションを受けまくる日々がはじまります。
大手事務所ならば先輩のバーター(抱き合わせで出演させてもらう)などで出演するチャンスがありますが、通常はオーディションで仕事を勝ち取ってキャリア(芸歴)を積んでいくことになります。
すでに俳優をスタートしている人は身にしみていると思いますが、はっきり言ってオーディションはなかなか受かりません。
特に最初の頃はとにかく落ちまくります。それが普通です。
いま第一線で活躍している俳優たちも、当たり前にオーディションに落ちまくっています。
3桁、つまり100回以上オーディションに落ちている人も珍しくありません。
オーディションに受からないことでメンタルをやられて俳優をやめる人も少なくありません。
最終オーディションまでいって落選した時の落ち込みようは言葉にするのが難しいほどです。
はっきり言って『オーディションに必ず受かる方法』はありません。
どんなに優れた俳優でも監督でも演出家でもキャスティングプロデューサーでも、『オーディションに必ず受かる方法』は知りません。そんな方法は存在しないからです。
ただ、オーディションに受かる可能性を上げる方法はあります。
今回はお伝えするのは【オーディションに受かりやすくなる心構えについて】です。
僕自身、俳優をはじめた時はオーディションに全然受からなくて落ち込んでばかりいて、「向いてないのかな」「辞めようかな…」と思っていた時がありました。
そんな時にやたらオーディションの勝率のいい役者の先輩から心構えのアドバイスを受けて試してみたところ、オーディションに受かる確率がいきなり上がったのです。
僕は俳優時代は周りの俳優からオーディションが得意な役者と認知されているぐらい、オーディションで仕事を獲っていました。(所属事務所が小さかったので事務所が取ってくる仕事はほぼありませんでした)
キャリアを積んでオファーをもらえるようになってからはオーディションを受ける回数が減りましたが、たまにオーディションを受けると選ばれる確率はやはり高かったです。
僕が俳優の仕事だけで生活できるようになったのは、このアドバイスを受けたことが非常に大きかったです。オーディションだけでなく撮影や舞台の現場などでも役立っていました。
「オーディションに受からずに悩んでいる」「オーディションを受けるようになった時の参考したい」など、俳優・声優としてすでに活動している人も、これから俳優・声優として活動したいと考えている人に読んでもらい内容になっています。
芸能事務所の面接(オーディション)にも使えるスキルです。
それではオーディションに受かるための心構え、オーディションに臨む姿勢について解説していきます。
いくつか受かるコツをお伝えしますが、その中のたった1つを実践するだけでも手応えがきっと変わってくるはずです。
プロフィール
芸能界で15年以上仕事をし、現在はブログで俳優・女優・声優になりたい人に有益な情報をお届けしてサポートを行っています。
芸能界に関する質問・お悩みコーナーもおかげさまで好評です。
断トツおすすめ
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オーディションに臨む姿勢・心構えで1番に気をつけることは?無意識に〇〇してしまっている?
オーディションに臨む時に必ず意識した方がいいこと、それは『媚びないこと』です。
すでにオーディションを受けていて「なかなか受からない」と悩んでいる人は「媚びないこと」と言われて心当たりがあるのではないでしょうか。
なかなかオーディションに受からない、まだ俳優・声優としてのキャリアがないという人の多くは、オーディションを受けている時に『媚びてしまっている』人が非常に多いんです。
意識していなくても無意識のうちに媚びてしまっているケースが多いんです。僕自身もそうでした。
『なんとしてもこの仕事を獲りたい』『俳優の仕事をしたい』『声優の仕事がしたい』『アルバイト生活から抜け出すきっかけがほしい』そんな思いが強いと自然に媚びてしまうんです。
媚びてるうちはオーディションに受かりません。俳優・声優として魅力的に見えないからです。
『ハイレベルな演技力があればオーディションの態度は関係ない』と思う人もいると思いますが、演技で勝負するなら上には上がいますし、さらに演技力があっても売れてない俳優はたくさんいます。むしろ演技力どうこうよりも個性のある演技をする人の方が仕事があるのが俳優の世界。
そもそも演技力のあるないは好みの問題も大きいですし、基準になるものが特にあるわけではありません。棒読みだから演技がヘタというわけではないんです。(演技でしっかりと会話する、反応するなどの最低限のボーダーラインを超えていることは必要)
大切なのは審査する人間の目に留まること。
『こいつ面白そうだな』と思わせること。さらに『こいつと仕事したいな』と思わることが重要なんです。
『でもオーディションに受かりたい気持ちが強くて無意識に媚びてしまってそう』『まだ自信がないから、自分を使ってくださいってどうしても思ってしまう』そう思ってしまうのが普通です。
でもそんな気持ちだと本当にびっくりするぐらいオーディションに受からないんです。
オーディションでは大物ぶる【ただし横柄にしてはダメ】
オーディションに受かるコツ、それは『大物ぶる』ことです。
嘘だろ?と思われるかもしれませんが、実際にやってみるとわかります。
大物ぶると言っても偉そうにはしないでくださいね。ここを勘違いするとマイナスに働いてしまうので注意が必要です。
具体的にお話しますね。
『なんとしてもこのオーディションに受かりたい』という気持ちになってしまうのはわかりますが、その気持ちを隠して『僕(私)を使いたければ使ってください、僕(私)はどっちでもいいので』ぐらいの気持ちでいてください。
心の中で『僕はこのオーディションに受からなくても他に俳優(声優)の仕事があるので、どっちでもいいですよ。別に仕事には困ってないので』ぐらいに思ってください。実際に俳優や声優の仕事がなくてもいいんです。
とにかく思い込みことが大切。
これだけでだいぶ媚びないで済むようになります。
そしてこれだけでオーディションを受けてる他の人たちとは違った雰囲気を出せるようになるります。
つまり目立つので審査する側の目に留まりやすくなります。
まだ俳優や声優としてのキャリアが浅い人たちが受けるオーディションの場合は特に目立ちます。そういったオーディションでは『よろしくお願いします!』といった感じで媚びている俳優・声優が多いので。
絶対に気をつけてほしいのですが、別に『横柄になれ』と言っているわけではありません。
横柄な態度はダメです。偉そうで横柄な態度の人と『一緒に仕事したいな』なんて思いませんよね。ぶっきらぼうな態度もダメです。紳士的な態度でいてください。
上記で説明した心持ちを自分の中で思っていれば充分。
斜に構える必要はまったくありません。逆に変にさわやかでいようとする必要もないです。
そもそもオーディションを受ける側の立場が下というわけではない
多くの人が勘違いしているのですが、オーディションに上下関係はありません。
なぜかオーディションを受ける側の人間が下で、審査する側が上みたいなイメージを持っている人が多いのですが、まったくそんなことはありません。もちろんだからといってオーディションを受ける側が上というわけでもありません。
完全に平等です。
キャリアを積んでいくとオーディションのレベルも変わってきます。
名前や顔を世間に認知されている俳優とオーディションを受けることも頻繁にあります。
そういったオーディションは基本的に受ける側にかなり気を遣ってる感じだったりします。
キャリアを積んでいくと指名オーディションといって『オーディションに来てください』といった形のオーディションになります。
この指名オーディションも普通のオーディションも、同じように上下関係はありません。
キャリアがないからといって卑屈になる必要はまったくないです。
あなたのプロフィールをみて興味を持ったから、あなたはオーディションに呼ばれたのです。
しつこく言いますが、決して失礼な態度をとるということではないですからね。
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オーディションでは『媚びない』つまり『欲しがらない』が大切
『媚びない』という言葉がピンと来ない人もいるかもしれません。
言葉を置き換えるなら『欲しがらない』ということです。
受けているオーディションの役を欲しがらないようにしてください。あくまで心の中でですが『別にどっちでもいいよ』ぐらいの気持ちでいてください。
ウソでも『自分には他にも俳優(声優)の仕事があるので』と心の中で思うようにしてください。
そう思うことで余裕が出ます。
オーディションに来ているほぼ全員が仕事を欲しがっています。余裕を失っています。
そんな中で余裕を持っていると自然と目立ち『こいつなんか気になるな』と審査する人間に思わせることができます。
『こいつに決めておかないともったいないんじゃないか』と思わせるぐらいの余裕を出せるようにしましょう。
最近は減りましたが『なんでもやります』『ノーギャラでもやります』みたいなことを言ってやる気を見せる人がたまにいますが、はっきり言って逆効果です。
自ら「自分は価値のない俳優(声優)です」と言っているようなものです。
制作側はギャラを支払う価値のない人を使いたくありません。
さらに、欲しがる人にはあげたくないという心理が人間にはあると僕は思っています。
これは心理学的なことではなく、あくまで僕の持論なのですが、あきらかに欲しがっている人よりも淡々としていたり興味なさそうな人に与えたくなったことはありませんか?
全面的に『ほしいです!』という気持ちを出している人には、なんだか与えるのが嫌になった経験がある人は多いのではないでしょうか。
逆に欲しいと思っているものは滅多に手に入らないのに、そんなに興味のないものは向こうから来るなんて経験もあるはず。
オーディションは恋愛に少し似ているかもしれません。本命の好きな人に好き好きオーラを出してるとなかなか好かれないけど、興味のない人からは告白されるみたいな感じです。
オーディションの時に『欲しがらない』ことを意識するだけでも、内容や結果がだいぶ変わってくるはずです。
オーディションで媚びなくなった結果【実体験】
オーディションに臨む時は『媚びない』『欲しがらない』という気持ちを強く持ってください。
『自分は仕事に困ってない俳優(声優)だ』という気持ちで臨みましょう。
くれぐれも失礼な態度にはならないように注意してくださいね。
この方法は芸能事務所に所属する際の面接などにも使えます。他のプロダクションからも声がかかっていると心の中で思うようにしましょう。(例えほかからまったく声がかかってなかったとしでも)
僕は『媚びない』『欲しがらない』を意識するようになってから、オーディションに合格する数が劇的に増えました。
実際にやってみるとわかりますが、『媚びない』『欲しがらない』を実践するとオーディションを楽しめるようになります。
実はこの『オーディションを楽しむ』ことが最重要なんです。そのためにも『媚びない』『欲しがらない』ことが大切。
審査する側の人に質問された際も、質問に対する感じ方が変わってきます。
当たり前ですがオーディションでの質疑応答や演技に正解や不正解はありません。
リラックスしてその場を楽しんで受け答えをして、演技の審査ではリラックスして演じるのがベストです。とは言ってもリラックスなんてなかなかできないですよね。ですがリラックスしないと楽しむこともできません。
無理にリラックスしようとするのではなく、『媚びない』『欲しがらない』を意識してみてください。結果的にリラックスに繋がるはずです。
例えるなら、好きな人の前ではなかなか素の自分が出せませんよね。でも『嫌われてもいいや』と開き直ると、自然に話せて関係が進展したりします。やはりオーディションと恋愛は似ているのかもしれません。
『オーディションに受かるコツ』のまとめ
・審査員に媚びない
・オーディションでは仕事を欲しがらない
・『使いたければ使ってください』ぐらいの気持ちでいる
・俳優や声優の仕事に困ってない雰囲気を出す
・とにかくリラックスしてオーディションを楽しむ
こういった心構えでオーディションに臨むようにすると、結果が変わってくるはずです。
媚びないでリラックスしてオーディションを楽しめるようになると、オーディションが終わった後の感情も今までと違ってくるはず。
しっかり自分の力を出せるようになると、オーディションは運も大きいということもわかってきます。受からなくてもいい意味で落ち込まなくなります。
皆さんがオーディションで自分の力を発揮できることを願っています。
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