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俳優・声優オーディションの自己PRで重要なこと【印象に残る方法】
オーディションでは必ずと言っていいほど『自己PR』があります。
キャリアを積んでいくとオーディションで自己PRをする機会は減っていきますが、基本的にオーディションに自己PRはつきものですし、避けては通れない道です。
自己PRが苦手な俳優・女優・声優はたくさんいます。
オーディションでの自己PRに悩んでいる人はかなり多いのではないでしょうか。
僕自身も俳優を始めたばかりの頃は、オーディションでの自己PRが大嫌いでした。
本当にいろんなパターンの自己PRを考えました。でも自己PRに正解なんてないんですよね。
審査員はオーディションごとに違うわけで、人によって趣味も好きなものも違うので「オーディションでの自己PRはこういう話をするといいよ」というアドバイスは残念ながらできません。
話す内容はアドバイスできませんが『オーディションの自己PRで印象を残す方法』はアドバイスできます。
オーディションでは印象を残すことがなにより最優先です。
僕は実際に審査する側の人間たち(ディレクターや演出家・プロデューサー・脚本家など)からも話を聞く機会が何度もあり「たしかに!」と納得したことがあります。
それは、審査する側はオーディションを受けにきた人間の名前をいちいち覚えないということ。
もちろん意図的に覚えないわけじゃありません。単純に覚えられないだけです。
実際にオーディションを受けたことがある人はわかると思いますが、規模にもよりますがオーディションは基本的にかなりの人数が受けます。
書類選考を通過しないとオーディションを受けることはできませんが、それでもオーディション会場にはかなりの人数がいるのが普通です。
午前中から夜までオーディションを行っていることも全然あります。自分が会場に来る前も帰った後もオーディションは行われているんです。
自分が審査する側の人間だと想像してみてください。
次から次へと5人一組などで入ってくる人間たちの名前を覚えられますか?
僕は無理です。
もちろん審査員は手元にある資料にメモを書いたりしています。演技などを見てランクもつけています。
オーディション終了後には会議が行われ、最終候補のような形で何人かが挙げられて、話し合いの末に数名が決定します。
クライアント・スポンサーのOKも必要になります。
このオーディション後に行われる会議で、最終候補に挙げられなければその時点で終了です。
この会議で名前を呼ばれたいですよね。でも名前を覚えてもらうのは至難の業です。
自己PRで印象を残せれば、会議で話題に挙がる可能性が高くなります。
オーディションの自己PRで印象を残すコツを紹介します。
さらに「やってはいけない自己PR」も紹介するので参考にしてください。
キャッチフレーズがつくような自己PRを意識する
オーディションで印象を残すために、自己PRでは自分にキャッチフレーズがつくように話しをしましょう。
例えばバク転をした場合、「バク転の子」として会議で挙げられる可能性があります(ただバク転は昭和な感じがしてなんだか古いのであまりおすすめしません)。
オーディション後の会議で「あのバク転した子さぁ〜」といった感じで話題に出るだけで、チャンスはグッと増えます。
「そんなこと言われてもオーディション会場でできる特技とかないし…」という人もいますよね。安心してください。特別なことをする必要はありません。
自分の好きなもの、趣味などを熱く語るだけでいいんです。
例えばあなたの好きな俳優がジョニー・デップだったとします。あなたはジョニー・デップの映画をすべて観ています。
あなたはジョニー・デップのことをいかに好きか、どんなところを好きか、俳優になったきっかけがジョニー・デップだったら、そのエピソードを話せばなおさら印象に残るでしょう。
印象に残れば会議で「ジョニー・デップ好きの子」として話題に上がる可能性が高くなります。
俳優に限らずなんでもいいです。自分が心から好きなものを語りましょう。
声優のオーディションなら好きな声優・アニメについて話せばいいんです。好きな食べ物だっていいです。
ただ印象を残すことが目的なので、他の人の自己PRにかぶらないことも意識してください。
また、何かを好きだと話す時は中途半端ではなく、自分が夢中になっている好きなものについて話すようにしましょう。
印象に残りやすいのはもちろんですが、大好きなものを話している時は緊張がとけてリラックスできることが多いので、素の自分を出すことにも繋がります。
審査員は素のあなたを1番見たいのです
「〇〇の子」と印象づけることを目的に自己PRを考えてみてください。
自分にキャッチフレーズがつくことを意識して、オーディションに臨みましょう。
1番やってはいけない自己PRとは
1番やってはいけない自己PRを紹介します。
ポイント
・頑張ります
・なんでもやります
・やる気あります
・この作品にかけてます
・選んで損はさせません
などなど。
他にも同じようなニュアンスの自己PRはしないようにしましょう。
多くの人がオーディションで似たようなことを言いますし、審査員には何も響かない言葉だからです。
あまりに謙虚になりすぎて自分を卑下するようなことを言うのも絶対にやめましょう。
例え芸能の仕事がなくても「自分は価値のある俳優(声優)です」という態度は絶対に必要です。
価値がない俳優や声優をオーディションで選ぶはずはありません。
オーディションで自分に価値があるように見せるコツはこちらの記事を参考にしてください。
《オーディションに受からない!受かる確率を上げる方法【オーディションに受かるコツ】》
オーディションに受からない!受かる確率を上げる方法【オーディションのコツ】
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自己PRはリラックスして自分にキャッチフレーズがつくようにということを意識して、オーディションに臨んでみてください。
さらに「一緒に仕事したら楽しそうな人間」と思われることも意識するとオーディションの手応えと結果が変わってくるはずです。
応援しています。