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映画『おとなの恋はまわり道』ネタバレあらすじ感想

映画大人の恋はまわりみちネタバレあらすじキャスト評価

映画『おとなの恋はまわり道』作品情報

今回の映画紹介は『おとなの恋は、まわり道』です。

映画『おとなの恋は、まわり道』はキアヌリーブス主演、ウィノナライダー出演の大人のラブロマンス映画です。

めちゃくちゃ会話劇で、映画のすべてシーンがキアヌリーヴスとウィノナライダーの会話で展開していきます。

僕は字幕で鑑賞したのですが、もしかしたら吹き替えで観た方が楽しめる映画かもしれません。

英語が完璧に理解できる人ならば問題ないと思いますが、言葉がわかるかどうかで面白さの感じ方がかなり変わってくる映画です。

それでは『おとなの恋は、まわり道』の映画紹介です。

映画『おとなの恋は、まわり道』は2018年に日本公開されたアメリカ映画。

上映時間は87分。

監督はヴィクター・レヴィン監督

キャストは

フランク…キアヌ・リーブス

リンジー…ウィノナ・ライダー

花嫁…DJ・ダレンバック

花婿…テッド・デュボスト

花嫁の父…カート・デュボスト

ほか。

映画『おとなの恋は、まわり道』ネタバレ・あらすじ

フランク(キアヌリーブス)は自宅で出かける支度をしていました。Tシャツにパンツ姿で耳を抑えて奇声を発して聴こえを確認しているような行為をしています。

フランクは現在独身として1人で暮らしていました。性格的に偏屈な面があるのが原因と思われます。

リンジー(ウィノナライダー)も独身の女性です。植物に話しかけて、リンジーもどこかに出かけるようでした。

空港でリンジーが立っているとフランクが話しかけてきました。

どうやら同じ飛行機に乗るようだとお互いに感じていて、それとなく会話をしますが、理屈っぽいリンジーの物言いにフランクは辟易して、ちょっとしたお世辞をリンジーに言ったあとに会話を中断するために一歩前にでました。

フランクが一歩前に出たことがリンジーの癇に障ります。

リンジーは「私の方が先にいたのにさりげなく割り込みをした」とフランクに文句を言いますが、フランクは「そんなつもりはない。単に会話をやめるために前に出ただけ」と言って、さらに一歩前に出てリンジーと距離を取りますが、この行為がさらにリンジーを怒らせました。

フランクとリンジーが乗る飛行機は小型の8人乗りの飛行機でした。

飛行機に搭乗すると2人は最後尾の座席で隣になってしまいます。フランクは他の乗客に「最後尾は最高ですよ。代わりますよ」と声をかけましたが誰も代わろうとする者はいませんでした。

リンジーとフランクはリゾート地で行われる結婚式に招待されて向かっているのでした。

リンジーが飛行機で配られたお菓子を開封しようとしますが、なかなか開かずにてこずっています。フランクは切り口があるだろうと言って開けてあげようとしますが、切り口から開封できずに結局歯を使って口で開けました。

リンジーは汚そうな顔で見ています。フランクは先に普通に開けていた自分のお菓子をリンジーに渡しました。

2人はカリフォルニアの小さな町パソロブレスに向かっていました。

リンジーは花婿と交際していた過去があり、6年前には婚約もしていました。しかし結婚式の5週間前に破局し、それ以来花婿とは会っていませんでした。

フランクは花婿の兄弟でしたが、母親の違う兄弟で少し複雑な関係でした。

空港に到着するまでフランクとリンジーはお互いのことを話しています。

リンジーは別れて随分と経つのにまだ花婿に未練があるようでした。

フランクはこの結婚式にまったく来たくありませんでしたが、出席をしないと親戚の間でバツが悪いのと、花婿の母親から懇願されて仕方なく出席しにきていました。

フランクの職業を訊くリンジー。

フランクはJDパワーという会社に勤めていて、自分で一流の企業だとリンジーに話します。

リンジーは企業の訴訟を取り扱う仕事をしていると話しました。

ホテルに着くと各々の部屋に入ってくつろぎます。

フランクは癖なのか自宅と同じようにTシャツにパンツ姿でテレビを見ています。するといきなりドアが開いてリンジーが現れます。

リンジーはクローゼットだと思って開けたらフランクの部屋だったので驚きます。

なんと2人のホテルの部屋は隣同士でさらにドアを開ければ部屋が繋がっていたのでした。

結婚式の前日にディナーを兼ねたパーティーが開かれています。

この時のテーブルもフランクとリンジーは一緒になり、しかも2人きりです。

花婿や花嫁が登場する中で和やかな空間となっていましたが、フランクとリンジーは見るからにつまらなそうな顔をして座っていました。

あまりにフランクとリンジーが隣になることが多すぎるので、花婿の嫌がらせなのではないかと2人は話します。

これについては意見がぶつかることなく、花婿のいやがらせということで一致しました。

未練が残っているリンジーは花婿と花嫁の幸せそうな様子を見ていて辛くなり居ても立っても居られなくなります。

フランクの両親ももちろん来ています。フランクの父親の再婚相手、つまり花婿の母親は78歳でした。

フランクの父親は75歳です。フランクの父親は元の妻と離婚した翌日に自ら命を絶とうとしましたが失敗し、現在の奥さんを生活していました。

リンジーは花婿に挨拶をしようとしますが、あまりに辛くて断念します。そしてフランクに「私が部屋に戻ってもだれか気が付くかしら?」訊き、フランクが「誰も気が付かないだろう」と答えたので、リンジーは席を立って部屋に帰っていきました。

フランクはリンジーを少し心配しますが、今はあまり触れない方がいいと思い、構いませんでした。

リンジーはフランクに話を聞いてもらいたくホテルの部屋をノックしようとしますが、直前でノックするのをやめました。

翌日、フランクが足つぼマッサージに行くとまたしても偶然にリンジーと鉢合わせます。

ホテルに無料券がついていたのでせっかくなので来たと話すフランク。

リンジーとフランクはホテルのアメニティグッズをどれぐらい持って帰るかについて話します。フランクは堂々と無料のものは何でも最大限に活用すると話しました。

リンジーは花婿の事に未練があるので思わず愚痴をフランクに話します。フランクはリンジーに優しく接し、自分は恋愛に対する興味を失っていると話しました。

そのまま2人はその土地のワイナリーを見学しに行きました。

リゾート地で結婚式を挙げてそこに人を呼びつけるというのは決していいことだとは思わないと2人はまたしても意見を合致させました。

さらにフランクは運命の人などいないと話します。しかしこれにはリンジーは共感しませんでした。

いよいよ結婚式が開かれるので、2人は式場へと向かいますが、式場への道は階段も舗装された道もなくピンヒールを履いてきたリンジーは愕然とし、事前に伝えておくべきだと怒ります。

フランクは靴を脱いで裸足で歩けと言いますが、リンジーはこれに対しても汚れた足で結婚式に出席しろというのかと八つ当たりしました。

リンジーが運んでくれと頼むのでフランクは仕方なくリンジーを抱きかかえて式場へと向かいました。

結婚式を見てリンジーはやはり気分が落ち込みます。フランクは牧師が一般人じゃないかと言いますが、リンジーは知識を持っていて牧師の資格は比較的取りやすいことを説明しました。

式が終わり、歩きやすい靴を借りたリンジーはぶどう畑を散歩したいと言い。フランクもつき合います。

散歩をしていると見るからにやばそうな動物が2人の前に現れました。ビビるフランクとリンジーは「ヤマライオンだ!」「チーターよ!」と言い合います。

フランクが決死の覚悟で大声を出して威嚇をしながら向かっていくと、その動物は逃げて行きました。

フランクとリンジーは走ってその場から離れました。

人気のない土手に辿り着いた2人はそのまま関係を持ちました。決してロマンティックな感じではなくおしゃべりをしながら事に及んでいました。

ホテルに戻ったフランクとリンジーはフランクの部屋で一緒に時間を過ごします。

ワインを飲み、チョコレートを食べながら過ごしていましたが、これからもいい関係でいられるというリンジーに対して、フランクにそのつもりはなく「恋愛は別」と話し、結局そのまま同じベッドで眠りにつきました。

フランクのいびきがすさまじくリンジーは眠れずに苦労していました。

夜が明け、いよいよ帰宅をする時がやってきます。

おなじ飛行機に乗り空港に到着し、それぞれタクシーに乗り込むフランクとリンジー。

フランクは運転手に普通に住所を伝えるリンジーに危ないと忠告していました。

2人は自宅に到着し住み慣れた部屋に帰ってきましたが、お互いに何かが不足している感覚を味わっていました。

リンジーの家のインターフォンが鳴り…。

結末は本編をご覧ください。

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映画『おとなの恋は、まわり道』感想・評価

映画『おとなの恋は、まわり道』ですが、冒頭にも書かせて頂きましたが、見事なまでの会話劇です。

大人の恋愛、独身を貫いているのには理由があるといった感じの2人のやり取りを楽しむ映画になっています。

ただこれがいかんせん当たり前ですが英語なわけで、言葉にユーモアや間などを入れて面白い感じにしていると思われるのですが、英語を完璧に聞き取ることができない僕の語学力ではその部分を楽しむことができませんでした。

つまり少し退屈さを覚える映画ではありました。

吹き替え版がどういう吹き替えになっているかによりますが、普段字幕で映画を鑑賞している人もこの「おとなの恋は、まわり道」は吹き替えで観た方が面白いかもしれません。可能性としてですが。

もちろん2人の会話が「わかるわかる!」といった内容の会話が多いので、普通に観ていても楽しめるのですが、英語が完璧にわかったらもっと楽しめるだろうなと思わずにいられませんでした。

そしてこの『おとなの恋は、まわり道』で一番驚いたのは「この女性ウィノナライダーなの!?」ということでした。たぶん久しく観ていなかったせいですが、一気に年齢を経た姿を見たのでちょっとびっくりしてしまいました。

僕がウィノナライダーを見たのは映画『セレブリティ』以来かもしれません。

そりゃ年月が経っているのだから見た目も変化しますよね。それにしても間がなかったのでちょっとびっくりしちゃいました。

キアヌリーブスは佇まいだけで笑わせてくれて良さを発揮してくれています。

本当にキアヌは二枚目なのに三枚目を演じるのが好きです。

日本映画で言うと菅田将暉と池松壮亮が主演の『セトウツミ』ぐらい会話劇です。

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吹き替えでも字幕でも、まずは一度ご鑑賞ください。ぜひ。

感想はコメント欄にお気軽にどうぞ。

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