クリックできる目次
映画『エリンブロコビッチ』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『エリンブロコビッチ』です。
ジュリアロバーツ主演の『エリンブロコビッチ』は実話を基にした映画です。
『エリンブロコビッチ』のジュリアロバーツの演技は非常に高い評価を得て、アカデミー賞を始め数々の賞を受賞しました。
演技もストーリーも非常に見応えのある映画となっています。
それでは『エリンブロコビッチ』の映画紹介です。
映画『エリン・ブロコビッチ』は2000年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は130分。
監督はスティーブンソダーバーグ監督。
『オーシャンズ』シリーズも監督しています。
キャストは
エリン・ブロコビッチ…ジュリア・ロバーツ
エドワード・L・マスリー…アルバート・フィニー
ジョージ…アーロン・エッカート
ドナ・ジェンセン…マーグヘル・ゲンバーカー
チャールズ・エンブリー…トレイシー・ウォルター
カート・ポッター…ピーター・コヨーテ
パメラ・ダンカン…チェリー・ジョーンズ
ほか。
映画『エリンブロコビッチ』ネタバレ・あらすじ
三人の子供を持つエリンブロコビッチ(ジュリアロバーツ)は現在無職。
生きていくためには仕事をしなくてはならず職探しをしている最中です。
しかしなかなかうまくいかず、今日も採用されずに職を見つけることができませんでした。
さらに不運なことに車を運転して移動していたエリンブロコビッチは自動車事故を起こしてしまいます。
しかしこの事故は完全に相手が悪く、エリンにはまったく非がない内容でした。
ムチ打ちになってしまったエリンブロコビッチの元に、一人の弁護士がやってきました。
彼の名はエドワードLマスリー(アルバートフィニー)、エリンブロコビッチは相手が悪い事故だという事で、裁判に勝てるという事で訴訟を起こす事に決めました。
しかし裁判は思うように進みませんでした。相手側の社会的立場がしっかりしている上にエリンブロコビッチが無職である事も不利に働き、またエリンブロコビッチは法廷で暴言を吐いてしまいさらに不利な状況に追い込まれ、まさかの敗訴となってしまいます。
この裁判で負けた事によりエリンブロコビッチの経済状況はさらに悪化してしまいます。
さらに普段子供を預かってもらっていた隣人が引っ越す事になり、ベビーシッターを新たに見つけなくていけなくなります。
しかも隣に新たに引っ越してきたのはジョージ(アーロンエッカート)というハーレーを乗り回している男性でした。
新しい仕事先をなんとか見つけようとするエリンブロコビッチでしたが、なかなか仕事は決まらず面接にも進めない事も珍しくありませんでした。
エリンは裁判を担当した弁護士のエドワードに連絡を入れていましたが、エドワードからの連絡はありませんでした。
エリンはエドワードの弁護士事務所で勝手に働き出します。
働くエリンを見て驚くエドワードでしたが、エリンは使えないと判断したらクビにしていいという条件を出し、エドワードの弁護士事務所で働くようになりました。
しかし経験のない仕事になかなか慣れず戸惑いを隠せませんでした。
ベビーシッターに預けたはずの子供たちを迎えにいくと、ベビーシッターはいなくなっていて、代わりに隣人のジョージが子供たちの面倒を見てくれていました。
ベビーシッターは急用ができて無責任にもジョージに子供達を任せて出掛けたそうでした。
ジョージは根無し草のような生活をしていて、定職に就かずに働く時は働くという生活をしていました。
時間のあるジョージはエリンの子供達の面倒を見てくれる事になります。
エリンは弁護士事務所の仕事で不動産関連の仕事を担当する事になります。
ドナジェンセン(マーグヘルゲンバーカー)が所有する家の買い上げについての案件でした。
エリンがドナに事情を聞きに行くと、ドナの家の近くに位置する大手企業のPG&E社から自宅を買い取りたいという申し出があったそうで、しかしその買い取り額の提示は決して高いものではなく、またドナは身体も弱っていたことから引っ越しも困難なのでそのまま自宅に住み続けているということでした。
しかしPG&E社はドナに医療機関で検査を受けてもらっていてその費用は全額PG&E社が負担していました。
理由としてはPG&E社が取り扱っていたクロム金属というものの影響を考慮してのことでした。
PG&E社はこのクロム金属が有害なものではないと発表をしていましたがエリンが専門家に話しを聞くと、すべてが無害なわけではなく有害名ものも存在する事がわかります。
エリンは水道の水の水質検査をしてみてはと勧められました。
エリンは早速水道局へと赴きました。資料を見せて欲しいとお願いしますがそう簡単には見せてもらえません。
しかしエリンは女性であることと優れたルックスを武器に資料を見ることに成功しました。
そして、水質検査の結果、有毒の大量のクロムが検出されている資料、しかもその資料がPG&E社に送られている事を発見しました。
その資料のコピーを取り、急いでエリンはエドワードの弁護士事務所に戻りました。
しかしエリンの机は綺麗に片付けられてしまっていて、行方の分からなくなっているエリンをエドワードが早まってお払い箱にした後でした。
エリンは怒りに震えます。そんなエリンをジョージが慰め、2人はいいムードになります。
エリンは新たな仕事探しを始めようとしますがそこにエリンをクビにしたエドワードがやってきました。
エドワードはクロムの話を専門家から聞き、エリンが仕事のために不在にしていたことがわかり、詳しい話を聞くためにやって来たのでした。
エリンはこの機会を逃さず昇給すれば教えると交渉し見事に昇給を勝ち取ります。
そして再びエドワードの元で働きだしたエリンはさらなる証拠を集まるために奔走します。
エドワードは証拠をすべてコピーするようにエリンに指示を出し、会社にFAXを送らせました。PG&E社は早速動き、弁護士を用意して和解を求めてきました。
ドナの家の買い取り額は一気に跳ね上がりました。6万ドルから25万ドルに跳ね上がったのです。
しかし事の大きさを考えるとまだまだ安い金額です。そんな金額では応じられないと返事をしました。
さらに新たな証拠が出ます。ドナの家の近所に住んでいた人が弁護士事務所を訪ねてきて、当時飼っていた家畜に不可解なことがたくさん起こっていたという事で、証拠となる写真もありました。
近所に住んでいた人間たちに訴訟を起こしてもらう方向に話しを進めます。
エリンは当時の状況などを聴取するために家を回って話を聞いていきました。訴訟を起こす人間の数はかなりの数になっていきました。
規模が大きくなっていき調査のための資金が苦しくなってきたエドワードは他の弁護士事務所の協力を依頼しますが協力してくれる人たちは現れませんでした。
エリンはさらに自ら調査を続けていきました。水質調査や動物の死骸など証拠になりそうなものをかき集めていました。
エリンは多忙を極め子供たちの面倒を見る時間は激減しジョージへの負担が大きくなってしまっていました。ジョージはストレスに耐え切れず出て行ってしまいます。
エドワードは今度はPG&E社が有害だと知っていた事実、知っていて証拠を隠ぺいしていた事実を見つけなければと考えていました。
PG&E社は裁判に対して異議申し立てをしていましたが却下され、今度は訴訟を起こしている人たちに和解案を持ちかけてきました。しかしその金額は低額でエリンはやってきていた弁護士団を追い返しました。
エドワードが募っていた協力をしてくれる弁護士がようやく現れます。
カートポッター(ピーターコヨーテ)という弁護士で今回のような公害問題を得意としている弁護士でした。
ここまで懸命に一人で調査などを重ねてきたエリンは内心面白くありませんでした。自宅に帰ったエリンでしたが、エドワードから配達が届きます。
大金の小切手と車をボーナスとしてプレゼントされ、エリンは上機嫌になりました。
ポッター弁護士がエリンの集めた証拠の不備を質問してきますが、エリンは証拠に関わることをすべて見事に把握していて、不備はない状態になります。
エリンのその様子にみんな驚いていました。
ポッター弁護士は住人達に調停に応じることを勧めますが、住人たちはこの提案を退けました。
エリン自身も反対でしたが裁判が長引くと賠償金を受け取れずに亡くなってしまう人が出てくる可能性を聞いて考えを変えます。
エリンは調停に関しての署名を一軒一軒回って説得をしながら集めていきました。
そんな中ジョージが戻ってきてくれます。エリンはジョージに素直に謝罪をしました。
さらにエリンはバーで知り合った男から、PG&E社が事実を知っていて隠ぺいしていた証拠を入手します。
果たして事件の行方は…?
|
映画『エリンブロコビッチ』感想・評価
日本人から見るとアメリカらしい実話だなぁとまず感じてしまいます(笑)金額もバカでかいですし。
そして映画の方ですが本当に面白いです。
真面目一徹でストーリーが展開されるわけではなく、コミカルというかユーモアもしっかりあって飽きることなく最初から最後まで観ることができる映画です。
出演者もみなさん本当に素晴らしいのですが、ジュリアロバーツが特に素晴らしく数々の賞を受賞したのも素直に頷いてしまいます。
すっごく人間味があって魅力的なのです。
誰もがエリンブロコビッチに惹かれてしまう事と思います。本当におすすめ映画です。
絶対観て頂きたい映画です。ぜひ。
映画『エリンブロコビッチ』
全米史上、最高額の和解金を手にした女
ジュリア・ロバーツ出演映画はこちらもおすすめ。
映画『ワンダー君は太陽』ネタバレあらすじ感想
続きを見る