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映画『遠い空の向こうに』ネタバレあらすじ感想

映画遠い空の向こうにネタバレあらすじキャスト評価

映画『遠い空の向こうに』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『遠い空の向こうに』です。

若かりしジェイクジレンホールが出演している『遠い空の向こうに』は、NASAの技術者として活躍したホーマーヒッカムを描いた実話が基になっています。

若かりしジェイクジレンホールというか子供です(笑)

どんな困難にも諦めずに夢を追う大切さ、夢中になることの尊さを教えてくれる映画です。

それでは『遠い空の向こうに』の映画紹介です。

映画『遠い空の向こうに』は2000年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は108分。

原作はホーマーヒッカムによる著書『ロケットボーイズ』

監督はジョージョンストン監督

『ミクロキッズ』『ジュマンジ』『ジュラシックパークⅢ』などを監督しています。

キャストは

ホーマー・ヒッカム…ジェイク・ジレンホール

ジョン・ヒッカム…クリス・クーパー

クエンティン・ウィルソン…クリス・オーウェン

ライリー先生…ローラ・ダーン

ロイリー・クック…ウィリアム・リー・スコット

エルシー・ヒッカム…ナタリー・キャナーデイ

ビコフスキー…エリヤ・バスキン

ターナー校長…クリス・エリス

ジム・ヒッカム…スコット・トーマス

レオン・ボールデン…ランディス・トリップリング

ドロシー・ブラッド…コートニー・フェンドリー

ジェイク…デヴィッド・ドワイヤー

バレンティナ…カイリー・ホリスター

フレッドスミス…ラリー・ブラック

オデル…チャド・リンドバーグ

ほか。

映画『遠い空の向こうに』ネタバレ・あらすじ

1957年、ソ連が人類初の人工衛星の打ち上げに成功しました。

人工衛星の名前はスプートニク号、しかし当時のアメリカにとってその出来事は冷戦に新たな歴史が刻まれるという思いでした。

ホーマーヒッカム(ジェイクジレンホール)は、友人たちと一緒に町にあるお店でスプートニク号の記事が載っている新聞を読んでいました。

そこで店主の男からホーマーは父親のジョンヒッカム(クリスクーパ)の会社の事を尋ねられました。

どうやら町ではジョンの会社で人員削減が行われるのではと噂されていて、その真意を息子なら知ってると思った店主がホーマーに質問をしたのですが、ホーマーはそんな話はまったく聞いていませんでした。

ホーマーは父親のジョンが働く炭鉱現場を訪ねました。炭鉱現場ではちょうど事故が起きていてジョンが事故に遭った部下を間一髪助けたところでした。

ジョンはホーマーがやってきたことに気付きますが、ホーマーに話し掛ける事はなく再び炭鉱へと入って行きます。

ホーマーは父親の会社の状態が気になり炭鉱まで来ていましたが、仕事に懸命に励み、部下からも信頼されている様子の父ジョンを見ていて人員削減の話を切り出す事は出来ませんでした。

町はスプートニク号が頭上を通過するという事で非常に盛り上がっていました。

一目見ようと町の人たちは広場へと続々と集まってきていました。

それぞれテンションは高く、ホーマーは友達のロイリークック(ウィリアムリースコット)から女の子をデートに誘う方法を伝授してもらっていました。

すると広場に集まっていた一人が頭上の夜空を指差しました。

確かに光が町の上を横切って行きました。人々の中にはアメリカにとって不利な事が起こるのではないかと心配する者もいましたが、ホーマーは心踊る思いで夜空を見上げていました。

宇宙に魅せられたホーマーは自作のロケット模型を飛ばす事にチャレンジしました。家族には自分は必ずロケットを飛ばすと宣言していました。

自宅の庭に友達を呼び模型のロケットを火薬で飛ばそうと試みます。

しかしそんな簡単に事は進まず、模型のロケット打ち上げはあえなく失敗に終わり、さらに自宅の塀を壊してしまいホーマーは母親のエルシーヒッカム(ナタリーキャナーデイ)に叱られてしまいました。

こんな失敗でホーマーのロケットへの情熱は失われませんでした。

ホーマーはロケット研究者のフォンブラウンに手紙を書きました。

そして自分の住んでいる町が炭鉱町であること、下に掘ることばかりを考えている人々に囲まれている環境の中で、空に向かってロケットを飛ばすための情報がないことを伝えました。

ホーマーのクラスにはクエンティンウィルソン(クリスオーウェン)というロケットに興味を持っている少年がいました。

クエンティンは完全にオタクでロケットオタクと呼ぶにふさわしい少年で、クラスでも変わり者として見られていました。

友人のロイはホーマーがクエンティンと仲良くなるのを良く思わず、仲良くするなら遊ばないぞと忠告しますがホーマーはそれよりもロケットへの情熱の方が大切でした。

クラスに好きな女の子もいましたがホーマーはその子のこともどうでもよくなっていました。ホーマーはクエンティンに話しかけます。

ホーマーがクエンティンに話しかけているのを見て周囲の人間が驚いています。それぐらいクエンティンはクラスで浮いた存在でした。

クエンティン自身もいきなりクラスメイトに話しかけられ戸惑いを隠せませんでした。ロケットに何を知りたいのかと尋ねるクエンティンにホーマーは「すべてを知りたいんだ」と答えました。

結局ロイも加わることになり、クエンティンとロイとホーマーはロケット制作に取り掛かります。しかし一つ大きな問題がありました。子供には溶接作業がどうしても高いハードルでした。

ホーマーは父ジョンの友人に工場で溶接作業をしている人物がいることを思い出し、ロケットの部品を溶接してくれないかと頼みにいきました。

しかしそんなことをしていることが社長にバレたら解雇されてしまうと断られてしまいます。

しかしホーマーは引き下がらず、あの時スプートニク号が夜空を飛んでいた時の感動を交えながら懸命に説得しました。ジョンの友人はこの説得に折れ、社長にバレないように溶接作業を手伝ってくれることになります。

小型のロケットを作っていたホーマーたちは食堂で食事をしながら小型ロケット打ち上げの作戦を考えていました。

ロイはあれだけホーマーがクエンティンと仲良くすることを嫌っていたのに、結局はロケット制作に夢中になりクエンティンと当たり前に一緒に食事をする関係になっていました。

しかし小型ロケットを持っていたホーマーたちの前にターナー校長(クリスエリス)が現れ、小型ロケットを取り上げようとします。

ターナー校長はその小型ロケットを危険なものとみなしたのでした。

しかし小型ロケットをターナー校長に取り上げられようとしていところに、ホーマーの担任であるライリー先生(ローラダーン)が現れ、小型ロケットをターナー校長に取り上げられるのを阻止してくれます。

そしてライリー先生は夢中でロケット制作に打ち込んでいるホーマーに科学コンテストで優勝すれば、奨学金で大学に進学できる可能性があると話します。

ホーマーの家は決して裕福ではなかったので、それを自覚しているホーマーは大学進学を諦めていましたが、この話を聞いてより情熱を燃やします。

ついに小型ロケットオーク1号が完成します。クエンティンが名前を付けました。

オークとは飛べない鳥のことで、ロイはこの名前に納得がいっていないという態度を露骨に出していました。

一方ジョンの会社では、やはり人員削減の話が現実となっていました。ジョンは呼び出されこの話を上層部から聞かされました。

部下を使う立場であるジョンはなんとか部下たちを守ろうと新たに炭鉱を掘り拡げる提案をしますが、現実的に不可能だと却下されてしまいます。人員は半分ほど削減される予定でした。

ホーマーとロイとクエンティンはいよいよロケットを飛ばすことになり、導火線へと火をつけました。ロケットは発射し飛んでいきましたが、まっすぐ上空への軌道を描くことができず炭鉱の方へと飛んで行ってしまいます。

慌ててロケットを拾いに行ったホーマーの前にロケットを手に持ち怒りに震える父ジョンが立ちはだかりました。

ジョンはホーマーがやっていることを叱責し苦労して作った小型ロケットを目の前で捨て去りました。

ジョンはホーマーに炭鉱の仕事を継いでほしいと考えていました。ジョンはホーマーがロケット制作に使っている道具や機材をすべて捨て去り、ホーマーを責めました。

しかしホーマーは断固たる決意で炭鉱の仕事を継ぐ気はないと告げ、捨てられた道具や機材を拾い集めました。

ホーマーはよりロケット打ち上げへの情熱を燃やし、ロイたちに炭鉱から出なくてはと話します。

しかしロイはこの話に乗り気になれず、科学コンテストの優勝なんて夢のまた夢で、炭鉱夫になればいいじゃないかとホーマーに言います。

ホーマーは炭鉱で死んでいくのは嫌だと話し、一人で大荷物を抱えて炭鉱から離れた広場を目指しました。

しかしそんなホーマーの後を結局はロイたちが追いかけてきて、仲間は再び集結しロケット打ち上げにさらに強い意志を持ったのでした。

炭鉱の敷地の先の広場までの距離は実に13キロもありました。ホーマーたちは基地を作り、ロケット打ち上げに闘志を燃やします。

ホーマーは再びロケット研究者のフォンブランに手紙を書き、自分たちのロケット開発は順調に進んでいて周囲の協力体制も素晴らしいですと見栄を張りました。

実際は基地と言っても自家製のお粗末なもので、さらに学校では笑いものになっていました。ジョンはホーマーの行動に対して否定的なのは相変わらずでしたが、熱意だけは伝わっていました。

ホーマーたちはロケット打ち上げを成功すべく町の人達に聞けることは聞いて情報を集めていきました。

炭鉱や工場で働く人たちに溶接のことはもちろん素材などについても質問していました。そんなホーマーたちの姿に町の人間たちも興味を持ち始めます。

そしてロケットの試し打ち上げの日、ライリー先生の車に乗り遠く離れた自分たちのロケット開発の基地のある広場に行くと、そこにはなぜか町の人達がすでに大勢集まっていました。

驚くホーマーたちでしたが、理由はホーマーの兄のジムヒッカム(スコットトーマス)がロケット発射実験を行うことを町の人達に言って回っていたのでした。

ホーマーは失敗したら恥ずかしいという恐怖に襲われます。そんなホーマーをライリー先生が他人のためにやっているのではないでしょうと励ましました。

発射実験を行うと見事に成功し、ロケットは綺麗な軌道を描きながら空に打ち上がっていきました。

ホーマーは父親のジョンに自分の研究の成果を見てもらおうとしますが、ジョンは仕事を理由に見る事はでいないと断ります。

他の理由でジョンが仕事を休んでいることを知っているホーマーは納得がいきませんでした。

ホーマーたちの実験は新聞にも取り上げられ高く評価されました。

しかし突然警察がやってきてホーマーたちは逮捕されてしまいます。山火事の原因がロケットのせいだとう話でした。

無事釈放はされたものの、ホーマーたちはこれまで通りには研究を続けられなくなってしまいました。

炭鉱で大規模な事故が起きます。ホーマーが駆けつけるとホーマーに溶接を教えてくれた従業員が事故で命を落としてしまっていました。

そしてジョンも怪我を負っていて失明する可能性があるとのことでした。さらに会社はジョンの怪我の責任を負わず保証がないことを知らされます。

兄のジムはフットボールで奨学金を得て大学進学をする予定でしたが、生活のために炭鉱で働くことに決めます。

しかしホーマーが兄のために自分が炭鉱で働くことを決め、自分の未来よりも兄の未来を守ります。

ホーマーは高校を辞め炭鉱で働きだします。

ロケットを空高く打ち上げる事だけ目標に生きてきたホーマーは、炭鉱の仕事に向かう為に地中へと向かうエレベーターに作業服を着て乗り込みました。

ジョンの怪我の様子は段々と良くなり仕事に復帰できるぐらいになります。

ジョンは責任を感じホーマーを高校に復学させようとしますが、ホーマーは断ります。

そんな中、ライリー先生が病気のために引っ越してしまうことを知ります。

唯一最初から自分の夢を応援してくれていたライリー先生にホーマーは挨拶をしに行きます。ホーマーと再会したライリー先生はホーマーに対し、夢を追うのは身勝手になることも必要と話します。

ホーマーが夢を見続ていることをライリー先生は知っていたのです。ホーマーは家に帰るとしまっていた科学の本を取り出し、仕事をしながら勉強をし始めました。

ホーマーはクエンティンの元を訪ねました。クエンティンは計算したみた結果山火事は絶対に自分たちが原因によるものではないとホーマーに話します。

そのまま学校に行き校長と生徒たちに自分たちの無実を訴え、警察にも自分たちの無実を証明します。

その結果ターナー校長はホーマーの復学を約束、さらに科学コンテストへの出場を許可しました。

炭鉱の仕事状況はさらに悪化していました。さらに多くの人間をリストラする提案がなされ従業員たちはストライキを起こします。

そんな中で科学コンテストに出場するホーマーをジョンは叱責し、出場を許しませんでした。

ホーマーはジョンに対し縁を切ると告げ科学コンテストへと向かいました。

しかし科学コンテストの会場で事件が起こります。

ロケットが何者かに盗まれてしまったのです。

なんとか代わりのロケットを用意しようとするホーマーは母親のエルシーに電話をします。

しかし代わりのロケットを即席で作るには炭鉱の工場に行かなければならず、ストライキの最中でそれは不可能であることがわかります。

そこでホーマーはストライキの原因がジョンが労働組合との話し合いに応じていない事が原因だとエルシーから聞きます。

落胆するホーマーでしたがエルシーがジョンの元へ行きホーマーの現状を伝えます。

話を聞いたジョンは労働組合との話し合いに応じる事を決心し、工場が解放されます。

ホーマーの元に代わりのロケットが届きます。ホーマーは堂々と発表をして、見事に科学コンテストで優勝しグランプリを勝ち取りました。

ホーマーにはたくさんの大学から声がかかることとなりました。

ホーマーは科学コンテストから帰ると父ジョンにお礼を言いました。そして町の人達を集めてロケットを飛ばすから観に来てほしいと頼みます。

しかしジョンは首を縦には振りませんでした。ジョンはホーマーのヒーローである研究者のフォンブラウンに会えたかと聞きました。

ホーマーは自分のヒーローはフォンブラウンではない、あなたのように頑固じゃないとこの目標は達成できなったとジョンに告げその場を去りました。

町の大勢の人達が集まりロケット発射を見守りました。

そこにジョンが現れました。

ホーマーはジョンにロケットの発射ボタンを託しました。

ジョンはそのボタンを押し、ロケットは見事に上空高く打ちあがりました。

希望を見るように、そこにいた人々全員が上空へと打ちあがったロケットを見守っていました。

ホーマーはジョンに肩を抱かれながらロケットの行方を見守っていました。

そして時は流れ…

ホーマーは夢を叶えているのか…?

結末は映画を本編をご覧ください。

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映画『遠い空の向こうに』感想・評価

この映画は大人も楽しめる事はもちろんですが、子供を持っている人はお子さんに見せたいと思う映画なのではと思います。

信念を貫くことの大切さや出会いの大切さなど人生において大切なものが凝縮されている映画だと思います。

そしてなにより何かに夢中になること、ハマることがいかに強くて素晴らしいかを教えてくれる映画です。そして大きな感動も与えてくれます。

その後も俳優として活躍しているジェイクジレンホールの演技が本当に素晴らしく、思春期の少年をリアルに演じてくれています。

そして父親を演じたクリスクーパーも素晴らしくて、この二人の演技が相乗効果をもたらしより見応えのあるものにしてくれています。

後世に残る名作映画です。

大人が観ても大切なことを思い出させてくれる映画です。

おすすめ映画です。ぜひ。

映画『遠い空の向こうに』

未来を見つめる少年。過去の栄光に生きる父。それぞれに夢を求めて。

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