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工藤阿須加は演技が下手?上手い?演技力は?『御手洗家、炎上する』の演技が好評?
今回は俳優の工藤阿須加さんの演技は下手なのか?上手いのか?について解説していきます。
工藤阿須加さんはプロ野球で活躍していたピッチャーの工藤公康さんの息子さんです。
ご本人は野球ではなくテニスをずっとやっていて、プロになってもおかしくないレベルだったようですが肩を怪我したことによりテニスの道を断念しています。
2021年から山梨で農業を始めたことも大きな話題になりました。
そんな工藤阿須加さんは2012年にドラマ『理想の息子』でデビューし、翌年2013年には大河ドラマにも出演を果たしています。
さらに2014年のドラマ『ルーズヴェルトゲーム』で大きな注目を浴び、一気に知名度を上げました。
それでは工藤阿須加さんの演技がヘタなのか?うまいのか?について解説していきます。
工藤阿須加が演技が下手じゃないしセンスがある俳優
工藤阿須加さんは演技が下手ではありません。
むしろ演技が上手い方ですし、センスもあると思います。
工藤阿須加さんは2012年に俳優デビューしてからコンスタントにドラマや映画に出演していますが、初期の頃から「演技が下手」という印象がありません。
かなり演技レッスンをしてから現場に臨んだのかもしれませんが、だとしても役者のキャリアがない中であれだけの演技ができれば、演技のポテンシャルがもともと高いと言えるでしょう。
2014年にドラマ『ルーズヴェルトゲーム』で頭角をあらわした工藤阿須加さんですが、この時もまだ俳優としてのキャリアがそんなにあるわけではないのに、堂々と重要な役どころを演じ切っていました。
工藤阿須加さんからは真面目な空気がものすごく感じるのですが、演技に取り組む真面目さが工藤阿須加さんの演技のクオリティを高いものにしていると考えられます。
工藤阿須加の演技は幅がせまい?
工藤阿須加さんは見た目からもまとっている空気感からも真面目さが非常に伝わってきます。
実直なキャラクターの演技が特に得意な印象があるので、実際に真面目な性格な人なんだと思います。
誠実な役や実直な役柄を演じる時はこの工藤阿須加さんの真面目な雰囲気が大きなストロングポイントになるのですが、様々なキャラクターを演じられるかというと少し疑問が浮かんでしまいます。
真面目なイメージをもっている人が多いこともあり、キャスティングの時点で好青年の役以外はあまりオファーないのではないかと思います。
工藤阿須加さんはしっかりとした演技力があるので、様々な役柄のオファーさえもらえれば上手にこなしてしまうはずです。
個人的な理想としては演技に遊び心をもっと入れることができたら、一気にもっと素敵な俳優になると思っています。
映画『ちょっと今から仕事やめてくる』の工藤阿須加の演技
工藤阿須加さんの良さが演技に出ている作品はいくつもあるのですが、中でも工藤阿須加さんの特徴を演技に強く出ていて素敵だったのが、映画『ちょっと今から仕事やめてくる』です。
福士蒼汰さんと共演したこの映画で、工藤阿須加さんは真面目がゆえに会社に苦しめられる青年を演じていて、リアルな演技で観る者を魅了してくれます。
映画『ちょっと今から仕事やめてくる』など、真面目で誠実な演技を求められると抜群の存在感を発揮するのが工藤阿須加さんの俳優としての大きな強みです。
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真面目な役を演じた時の演技が抜きんでているため、そうではない時の役が物足りなく感じてしまうというのが、正確な言い方かもしれません。
ただそれは昔の話で、かなり話題になったドラマ『御手洗家、炎上する』で工藤阿須加さんは新たな一面を見せてくれています。
Netflixドラマ『御手洗家、炎上する』の工藤阿須加の演技
永野芽郁さんや鈴木京香さん、中川大志さんなど実力派俳優が顔を揃えているドラマ『御手洗家、炎上する』で、工藤阿須加さんは昔はエリートで医大に受かりながらも挫折し、現在は引きこもりの青年を演じています。
主演の永野芽郁さんと衝突するシーンがあったり、社会に上手くなじめない演技など非常にクオリティの高い芝居で作品の中に引き込んでくれています。
引きこもりを表現するために髪の毛がボサボサだったとはいえ、目つきなどもいつもの工藤阿須加さんの目ではなく、最初は工藤阿須加さん本人かどうかわからなかったほど新しい演技を見せてくれています。
永野芽郁さんとの演技の掛け合いも見応え充分ですし、作品自体もおもしろいので観ていない人はぜひ『御手洗家、炎上する』を鑑賞してみてくださいね。
話題の映画『ゴールデンカムイ』にも出演する工藤阿須加さん。
演技の幅もどんどん広がりつつあるので、さらに素敵な俳優になる予感しかしません。
これからも工藤阿須加さんの活躍から目が離せません。