クリックできる目次
映画『キューブ』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『キューブ』です。
映画『キューブ』は、公開当時かなり話題になっていた記憶がある映画です。
なぜか当時はそそられなかったので映画館では鑑賞していませんでした。
久しぶりに観返したのですが、面白いですね。
1997年製作の映画なのですが、今公開されても間違いなくじゅうぶん面白い映画です。
ひろゆき氏も好きな映画で挙げていた作品です。
それでは『キューブ』の映画紹介です。
映画『キューブ』は1998年に日本公開されたカナダ映画。
監督はヴィンチェン・ゾナタリ監督。
『カンパニーマン』『パリ、ジュテーム』などを監督しています。
キャストは
クエンティン…モーリス・ディーンウィント
ハロウェイ…ニッキー・グァダーニ
レブン…ニコール・デボア
レン…ウェイン・ロブソン
ワース…デヴィッド・ヒューレット
カザン…アンドリュー・ミラー
オルダーソン…ジュリアン・リッチングス
ほか。
映画『キューブ』ネタバレ・あらすじ
目覚めると見覚えのない部屋に閉じ込められている人間たち。
部屋は立方体で均等な寸法で区切られていて、それぞれの面にはハンドルを回して移動できる小さな扉がついています。
彼らは自分たちがなぜ部屋に閉じ込められているかも、ここがどこなのかもまったくわかりません。
閉じ込められているのは
- 警察官で屈強な肉体をのクエンティン(モーリスディーンウィント)
- 口数の少ないワース(デヴィッドヒューレット)
- 数学が得意な学生のレブン(ニコールデボア)
- 医者であるハロウェイ(ニッキーグァダーニ)
- 7つの刑務所を脱獄した経験のあるレン(ウェインロブソン)
部屋には仕掛けがある部屋と何も仕掛けのない安全な部屋があり、このままとどまっていても水分と食糧不足から死んでしまうと判断した彼らは慎重に先へ進んでいきます。
脱獄経験豊富なレンが先頭に立ち、慎重に立方体の部屋を移動していきます。
移動していく中でさらに1人の人物と出会います。
障害をもった青年のカザン(アンドリューミラー)でした。
彼らはカザンも仲間に加えて慎重に先へと進んでいきます。
レンは移動する部屋に靴を投げ入れて、安全かどうかを確認していました。
ある部屋では靴を投げ入れた瞬間に出現したバーナーで靴が一瞬で焼かれてしまいました。
靴を投げて確認しながら一行は次の部屋へと進んでいました。
安全を確認して次の部屋へ進んだレンでしたが、タイムラグで仕掛けが作動し、レンの顔に硫酸と思われる薬品がかけられてしまいました。
悶絶するレンはまだ前の部屋にいるクエンティンらに引き戻されますが、時すでに遅く顔を損傷したレンは命を落としてしまいました。
頼っていたレンを失い、また安全を確認するのが難しくなったことで、一行は立ち往生してしまいます。
しかし、進まないとどうにもならないと思い、恐る恐る先へ進むことにします。
そこで学生のレブンが、部屋の移動する入り口に3桁の数字が3つ必ずついていることに気が付きます。
レブンはこれまで仕掛けのあった部屋を思い出し、3桁の3つの数字の中に素数が含まれるものがある部屋が仕掛けのある部屋だと解明しました。
レブンの考えに従って進んでいきますが、素数の仮説が崩れてしまいます。
これによりクエンティンが足にケガを負います。レブンが罠に気が付いたおかげで命は落とさずにすみました。
他になにも手掛かりのない一行はこれ以上前に進むことが困難になってしまいました。
障害を持ったカザンがずっとうめき声を発しているので、ケガをしたクエンティンはいら立ち怒ります。
ハロウェイがカザンを庇いますが、クエンティンはそんなハロウェイにも悪態をつき、口喧嘩へと発展してしまいます。
物静かだったワースが衝撃の告白をし始めます。
ワースはなんとこの建物を設計した人間の1人でした。
しかし自分の担当している部分しかまったく情報がないので、建物の構造や仕組みはまったくわからないと告白しました。
わかることは15,000個以上の膨大な立方体の部屋があり、出口に通じる部屋がたった1つということでした。
一行はたまに聞こえてくる建物が出しているような音も気になっていました。
それでも部屋を移動し続けるしかない一行はある部屋にたどり着き、上層階と思われる扉を開けると外に通じていました。
しかし辺りは真っ暗で何も見えず出口とは思えない様子でした。
外の様子を見るためにみんなの服をつなぎ合わせた即席のロープで、外に出て様子を見ることにします。
クエンティンが行こうとしますが、体重が重すぎるためハロウェイが行くことになります。
ハロウェイがロープを伝って下に降りますが暗くて何も様子がわかりません。
重さに耐えきれずにロープを話してしまいますが、間一髪でクエンティンがハロウェイの手をつかんで助けます。
しかしクエンティンは口喧嘩の際にハロウェイに言われた言葉を根に持っていて、意図的に手を離してハロウェイは落下していってしまいました。
クエンティンは「手が滑って助けられなった」と残されたメンバーに話しました。
一行は移動を続けます。
移動している中である重大なことに気が付きました。
部屋は移動していたのでした。
定期的に建物から聞こえてくる音は、部屋が移動している時の音と思われました。
元々いた部屋も移動していて、元々いた部屋に居続ければ出口に再び戻ることができるという結論を出しました。
一行は元々自分たちがいた部屋を目指すことにします。
さらに3桁の数字の謎も解けます。
数字は素数が問題ではありませんでした。
数字を因数分解することが重要でした。
しかし天文学的な数字になってしまうため、レブンは電卓がないととてもじゃないが解けないと話します。
するとカザンが天才的な才能を発揮し、因数を次々と解いていきます。
希望が見えてきた一行でしたが、クエンティンの素行があまりにも悪く、ワースはクエンティンを扉に挟み、亡き者にして3人で部屋を移動していきました。
3人はついに元々いた部屋にたどり着きます。扉を開けると外の光が差し込んできました。
レブンは歓喜しカザンも扉から外を眺めています。
しかしワースは突然「外に出ても生きる理由がない」と言い出し、部屋の中にとどまろうとします。
この悪魔のような建物の設計に関わってしまったことに責任も感じている様子でした。
レブンがワースを説得していると、いきなりレブンの胸が鉄の杭で貫かれます。
クエンティンが生きていて大ケガをしながら後を追ってきたのでした。
クエンティンはワースのことも鉄の杭で貫き、カザンが開けている外への扉に近づきます。
カザンはワースから外に出るように言われ外に出ます。
クエンティンが追いかけて外に出ようとしますが、ワースがクエンティンの足をつかんで行かせません。
クエンティンが扉の間で外に出ようと必死になっている間に部屋が移動をはじめ…
果たしてカザンは外に出ることができるのか…?
結末は本編をご覧ください。
|
映画『キューブ』感想・評価
映画『キューブ』、やっぱり評価の高い作品だけあって最高に面白かったです。
緊迫感もずっとあって飽きることなく最後までドキドキさせてくれます。
謎解きや驚きも含まれているのでかなり盛りだくさんな映画です。
僕は数学が大の苦手なので、素数とか因数とかとってもなんとなくしかわかりませんでしたが、それでもじゅうぶん楽しめるからすごいんですよね。
もしかしたら数学の得意な人が観たら数字の並びを見た時にピンとくるのかしら、気になります。
僕はまったくピンときませんでしたので(笑)
それにしても本当によくこんな設定とストーリーを思いつくなって心から思います。
すごすぎです。
まだ観たことない人は絶対1回は観てほしいです。
観て損はぜったいありません。
おすすめ映画です。ぜひ。
感想はコメント欄にお気軽にどうぞ。
映画『キューブ』
世界を犯す、騒がしい絶望。
ハラハラドキドキの映画はこちらもおすすめ。
映画『インシテミル』ネタバレあらすじ感想
続きを見る