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映画『ファミリーズシークレット』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ファミリーズシークレット 秘密を抱えた家族』です。
映画『ファミリーズシークレット秘密を抱えた家族』はアンディガルシア主演の感動コメディ映画です。
期待しないで鑑賞したわけではなかったのですが、想像以上に面白くて感動できる映画でした。
アンディガルシアが刑務官でありながら俳優になる夢をあきらめきれずに家族に内緒で演技の学校に通っている時点でもうそうとうに面白いのです。
そして家族の秘密はもちろんこれだけではなく…。
それでは『ファミリーズシークレット秘密を抱えた家族』の映画紹介です。
映画『ファミリーズシークレット秘密を抱えた家族』は2009年に製作されたアメリカ映画。
上映時間は103分。
監督はレイモンド・デフェリッタ監督。
キャストは
ヴィンスリゾ…アンディ・ガルシア
ジョイス…ジュリアナ・マルグリーズ
トニー…スティーヴン・ストレイト
モリー…エミリー・モーティマー
ヴィニー…エズラ・ミラー
ヴィヴィアン…ドミニク・ガルシアロリド
ほか。
映画『ファミリーズシークレット』ネタバレ・あらすじ
ヴィンス(アンディガルシア)は刑務所で矯正官の仕事をしています。
結婚をしていて妻のジョイス(ジュリアナマルグリーズ)、娘のヴィヴィアン(ドミニクガルシアロリド)、息子のヴィニー(エズラミラー)の4人家族です。
娘のヴィヴィアンは大学生で家を出ていましたが、現在は休暇中で実家に帰ってきています。
ヴィヴィアンは成績優秀、ヴィニーもお調子ものではあるものの2人も素直に育ってくれているとヴィンスは感じていました。
しかし年ごろという事もあり食卓を囲んでいると口論になってしまうことも少なくありませんでした。
この日も口論となってしまっていましたが、ヴィンスはそんな中ポーカーへと出かけてしまいます。
ヴィンスはもう結構な期間ポーカーと言っては家を空けていました。
頻繁に定期的に出かけていくヴィンスを見ていて、妻のジョイスはヴィンスが浮気をしていると思い込んでいました。
ヴィンスがポーカーに行っているというのは嘘でした。しかしヴィンスは浮気もしていません。
ヴィンスは昔から俳優になることが夢で、今もその夢を持ち続けていて、演技の学校に行って演技を学んでいるのでした。
家族には恥ずかしくて言い出せず、ポーカーと嘘をついて家を出てきているのでした。
ヴィンスにはもう1つ家族に秘密がありました。ヴィンスは若い時に年上の女性を相手に子供を作っていました。
出産前に別れていて結婚もしていなければ子供を見たこともありませんでした。この事実を家族に言えずに内緒にしていました。
言わなければと思っていたものの、なかなかタイミングがなく言い出せずにいたのでした。
ヴィンスが働いている刑務所にヴィンスの息子であるトニーが収容されます。
ヴィンスはトニーに自分が父親であることを打ち明けずにトニーを引き受けることにします。
トニーは現在身元を引き受けてくれる親族がいれば仮釈放を認められる状況でしたが、その親族がいませんでした。
トニーの母親(かつてのヴィンスの恋人)はすでに他界してしまっていました。
ヴィンスはトニーの母親と友人だったからという理由でトニーを引き取りました。トニーは仮釈放となりヴィンスと共にヴィンスの家へと向かいます。
トニーからしてみれば母親の友人だというだけで、こんな厄介ごとをなぜ引き受けるのかと疑問でした。
トニーは仮釈放の期間をヴィンスの家で過ごすことになり、ヴィンスは家に着くと家の前の小屋にお風呂を取り付ける仕事を任せたいと告げました。
トニーはヴィンスの家族と食卓を囲みますが、またもや口論が始まってしまいトニーはバツが悪そうに食事を続けました。
ヴィンスは演技のレッスンでペアになったモリー(エミリーモーティマー)という女優志望の女性と仲良くなります。
演技のためにお互いの秘密を話すなど中を深めていきますが、あくまで俳優志望の仲間として、友人として仲を深めている状態でした。
モリーが一般公募のオーディションを探しているのを見て、ヴィンスは興味を示します。ヴィンスは演技の勉強はしているもののオーディションなどは一回も受けたことがありませんでした。
モリーにも勧められて一般公募を行っている映画のオーディションをヴィンスは受けてみることにしました。
仕事は病気という事で休みをもらいました。そしてオーディションを受ける映画はいきなりスコセッシ監督に映画でした。
そんな中で妻のジョイスはいよいよヴィンスの浮気を本格的に疑っていました。家のリフォームの相談でヴィンスに連絡をしますが、そこで職場に行っていないことが発覚してしてしまいます。
ヴィンスはオーディションを受けるのをトニーにだけ話していました。トニーはヴィンスの夢を応援し勇気づけてくれました。
ジョイスはトニーを連れて買い出しに行きます。
寄り道をして車を広大な駐車場に止めたジョイスはトニーと大人の雰囲気になりそのまま感情のままに唇を重ねさらに先に進もうとします。
しかしトニーはヴィンスを裏切ることがどうしてもできず「できない」と言ってそれ以上はなにもしませんでした。
トニーはヴィンスから演技の学校に行っていることや、現在オーディションを受けていることも聞いていたので、ジョイスが夫の浮気のせいで乱心していることも誤解だとわかっていました。
ヴィンスは初めてのオーディションで緊張しまくりすぐに帰らされそうになりますが、もう一度チャンスを与えられた時に自分のことをリラックスして話し、そのままカメラに向かって見事な即興演技を披露します。審査をしているキャスティングの人たちも満足そうにヴィンスの即興演技を見ていました。
オーディションを終えてバーでモリーと飲んで感想を話していたヴィンスの携帯電話が鳴ります。
先ほど審査をしれくれた女性からで、他の出演者との相性を見たいので来週の水曜日の2時に来て欲しいと言われます。
ヴィンスは一度思わず「仕事が…」と言ってしまいますが、モリーがイエスと言うようにゼスチャーを送り、ヴィンスは水曜日に必ず行くと言って電話を切りました。
ヴィンスは嬉しさを噛み締めますが、妻のジョイスにこのことを言わないととモリーに言われて現実に引き戻されます。
ヴィンスが悩んでいると、モリーがマネージャーのフリをして奥さんに説明することを提案してくれて、ヴィンスはこのアイディアに甘えることにしました。
ヴィンスはモリーを乗せて車で自分の家に向かいます。
トニーはジョイスと帰宅したものの事を途中で切り上げたために気まずい空気を感じて車で出かけていました。
そして偶然ヴィンスがモリー助手席に乗せて走っているのを見かけます。トニーは裏切られたようなやりきれない気分となりそのまま車を飛ばして走り続けました。
むしゃくしゃしているトミーはたまたまあったストリップバーに入ります。するとヴィンスの娘のヴィヴィアンがストリッパーとして働いているのを見てしまいます。
トニーは慌てて外に出ますが、ヴィヴィアンも慌てて外に出てきます。ヴィヴィアンはトニーを車泥棒だと言い(トニーはジョイスの許可なく車を使っていてキーを持っていない。
トニーの刑務所に入った罪は車泥棒なので、エンジンをかけるのはお手の物)、トニーはヴィヴィアンに「家族に内緒で何をやっているのか」と怒ります。
ヴィヴィアンは奨学金で大学に行っていましたが、奨学金が自分の不祥事で止められてしまったためお金を稼いでいたのでした。家族にも言えないままで学費を稼いでいました。
トニーはヴィヴィアンを迎えにきたことにするしかないと言い、ヴィヴィアンを乗せてヴィンスの家へと引き返しました。
ヴィンスとモリーは家に行く前に寄り道をして、そこでモリーは自分の家庭環境などを話しました。
ヴィンスはモリーを連れて家に帰ります。ジョイスの車をトニーが乗って行っているので、ジョイスが留守なのかと思っていると2階からジョイスが降りてきました。
ジョイスは完全にヴィンスが浮気相手を家に連れてきたと思い込んでいて、感情が高ぶっています。
ヴィンスとモリーが事情を説明しようとしますが、ジョイスは興奮しているため2人に話す暇を与えず、自分はトニーと熱い時間を過ごしたとヴィンスに言います。
これを聞いたヴィンスは動揺します。モリーはトニーがヴィンスの隠し子だということを知っていたので思わず「息子とも寝たの?」と言ってしまいます。
そこへヴィヴィアンを連れたトニーが帰宅してきます。ヴィヴィアンは衣装のままなので露出の多い格好をしています。
ヴィンスはこの光景を見てトニーがヴィヴィアンに手を出したと思い込み、キッチンから包丁を持ち出してトニーに襲い掛かります。
トニーは説明しようとしますが、ヴィンスは聞く耳を持たず2人は家の外に出て他の家族も外に出てきます。
トニーはすべてを正直話すようにヴィンス達家族に言いました。
ヴィヴィアンは自分が悪さをしたせいで奨学金が取り消され今はストリッパーとして奨学金を稼いでいると打ち明けます。両親は驚きますがジョイスは優しくヴィヴィアンを抱きしめました。
ヴィンスは映画のオーディションに受かったことを打ち明けますがジョイスは信じません。
モリーがマネージャーだという事も話し、モリーがオーディションがまた来週にあることを話しました。
さらにトニーは「ポーカーだと嘘をついて演技の学校に通っていて浮気を疑われたんだろ!」と言葉を発します。
ジョイスはこの言葉を聞いてヴィンスが浮気などしていないことを確信しました。
話の途中でヴィンスがトニーが自分の息子であることを話してしまいます。トニーも驚きますが、ジョイスもヴィヴィアンも驚いています。
ヴィンスはジョイスに「話すつもりだったんだ」と言います。
トニーの反応は…?
そして家族の反応は…?
結末は本編をご覧ください。
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映画『ファミリーズシークレット』感想・評価
映画『ファミリーズシークレット秘密を抱えた家族』、いや~いい映画でした。
見終わった後にそう言える映画です。そして「観てよかったぁ」と思える映画でもあります。
最初『ファミリーズシークレット秘密を抱えた家族』のジャケットを見た時はアンディガルシアがジョントラボルタに見えてしまったのですが(笑)アンディガルシア最高でした。
こういう一見強面の人が可愛いかったり優しい性格の役をやるのってズルいですよね(笑)
すごく魅力的なキャラクターでした。オーディションのシーンは最初は爆笑させてくれるのですが、途中からは微笑ましく自然と応援している自分がいました。
そしてハリウッド映画のすごさは審査員の少しの出番の役者もしっかり魅力的なんですよね。女性2人の審査員がすごく印象に残っています。
そして家族全員秘密を持っていてそこが面白さと感動につながるわけですが、母親のジョイスが何気に秘密がないんですよね。
そしてトニーが現れたことでトラブルが増えたかと思いきやすべてが解決してすっきりするスストー、とてもいい脚本です。
ラストシーンを笑顔で観られる映画ってやっぱりいいですね。
映画『ファミリーズシークレット秘密を抱えた家族』はとても微笑ましくラストシーンが観られる映画となっています。
たくさん笑って感動でいます。
おすすめ映画です。ぜひ。
映画『ファミリーズシークレット秘密を抱えた家族』
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