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映画『GO』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『GO』です。
映画『GO』は映画館で観た作品で未だにどこの映画館で観たとか鑑賞した時のことが記憶に残っています。それだけ面白かったのでしょう。
もちろんDVDでも何度も観ている映画です。
窪塚洋介さんが最年少で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した作品です。
それでは『GO』の映画紹介です。
映画『GO』は2001年に公開された日本映画です。
上映時間は122分。
原作は金城一紀による同名小説。
監督は行定勲監督。『贅沢な骨』『クローズドノート』『春の雪』『パレード』『ピンクとグレー』などを監督しています。
脚本は人気脚本家の宮藤官九郎。
出演は
杉原…窪塚洋介
桜井…柴咲コウ
タワケ…山本太郎
元秀…新井浩文
加藤…村田充
正一…細山田隆人
金先生…塩見三省
加藤の父…上田耕一
桂きん朝…温水洋一
組員…津田寛治
組員…田中要次
チマチョゴリの少女…水川あさみ
警官…田中哲司
警官…皆川猿時
タクシー運転手…大杉漣
巡査…萩原聖人
道子…大竹しのぶ
秀吉…山崎努
ほか。
映画『GO』ネタバレ・あらすじ
杉原(窪塚洋介)は在日韓国人の高校三年生。
杉原は高校進学の際に国籍を朝鮮にするか韓国にするかの選択を迫られ、韓国籍を選択し日本の高校に進学しました。
それまでは民族学校に通っていました。
杉原の父・秀吉(山崎努)は杉原に『広い世界を見ろ』と教えていました。
杉原はバスケ部に所属していましたが、喧嘩が原因でクビになります。
在日と言われ周囲から理不尽な目で見られていた杉原は喧嘩に明け暮れるようになります。
杉原はかなり喧嘩が強く、加藤(村田充)というか不良ものしてしまいますが、加藤は暴力団の息子でした。
しかしこの一件で加藤と杉原は親睦を深め、加藤の主催するパーティーに杉原は招待されます。
パーティーに行った杉原は桜井(柴咲コウ)という女性に話しかけられます。
桜井は以前から杉原に興味を持っていました。
杉原と桜井は話す仲になり、一緒に出掛ける間柄になります。
杉原は桜井の家にも遊びに行くようにもなりました。
そんな中、杉原の民族学校の友人が日本人に刺されて亡くなってしまいます。
仕返しを企てる仲間とは別に、杉原はそんな事を望んでいない友人の心情を汲み取り、仕返しを断りました。
落ち込む杉原を桜井が慰めました。
そしてある時、杉原と桜井は一夜を共にする時を迎えます。
杉原はこれまで言ってこなかった、自身が韓国籍であることを桜井に告げます。
杉原の予想とは裏腹に、桜井はあからさまに拒絶反応を示しました。
両親の教育方針からか、桜井は杉原を拒絶し受け入れる事ができませんでした。
仲睦まじかった杉原と桜井はその日以来会わなくなってしまいます。
ある日桜井から突然電話がかかってきます。
桜井は杉原を呼び出し、2人は久し振りに顔を合わせます。
桜井と杉原の運命は…?
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映画『GO』感想・評価
リアルな社会が描かれている作品だと思います。
しかし決して真面目くさった説教くさい映画ではなく、躍動感もたっぷりですし笑いも散りばめられています。
僕はこういったテーマの知識がほとんどないので、勉強になる映画でもありました。
この映画って、青春なんです。キャッチコピーの1つも『これは僕の、恋愛に関する物語だ。』ですから。
ただ近年の高校生の男女のどちらかが限りある命の設定のようなキラキラした映画ではなく、生々しくもプラトニックな青春が描かれています。
杉原役の窪塚洋介さんがやはり抜群に輝いています。
窪塚洋介さんが持っている勢いのようなものが役柄にふんだんに活かされていますし、その中でしっかり繊細さも表現してしまう窪塚洋介さんの才能とスキルにはただただ拍手を送りたい気持ちなのです。
この頃の窪塚洋介さんはかなり絶大な人気を誇っていましたが、まったく変わらない佇まいで、自分を持っている感じをブラさずに活動していた印象です。
そんな生活が杉原を演じる上でもすごく活きたのではないかと思います。
そして今も変わらないスタイルで俳優活動をされていて、尊敬に値する人だと思っています。
桜井を演じた柴咲コウさんですが、原作者の金城一紀さんが柴咲コウさんをイメージして書いたと言っていたぐらいなので、バッチリイメージに合っていたのではないでしょうか?お芝居もとっても上手い女優さんですし。
そしてこの人って顔の整い方で言ったら日本代表みたいな女性だと僕は思っていて、若かりし頃も可愛いというよりかは綺麗という感じなのです。
そしてやはり書かないわけにいかないのが、山崎努さんと大竹しのぶさんでしょう。
この2人が夫婦役って(笑)こんな豪華な事あるのかってぐらい豪華だと思います。
そしてお2人とも迫力が半端じゃないです。
他のキャストの方々もとっても魅力的な人ばかりです。役者の演技だけでもとっても楽しめると思います。
おすすめです。ぜひ。
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