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映画『グリーンゾーン』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『グリーンゾーン』です。
映画『グリーンゾーン』はマットデイモン主演、ジャーナリストのラジブチャンドラセカランによる『インペリアルライフインザエメラルドシティ』を映画化した作品です。
『グリーンゾーン』とはかつて連合国暫定当局が置かれていたバグダード市内10km圏内の安全地帯のこと。
陰謀に1人で立ち向かうマットデイモン演じるロイミラーの行動を追った手に汗握るストーリーとなっています。
それでは『グリーンゾーンの映画紹介です。
映画『グリーン・ゾーン』は2010年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は114分。
監督はポール・グリーングラス監督。
『ユナイテッド93』『キャプテンフィリップス』『ボーンアルティメイタム』『ボーンスプレマシー』などを監督しています。
キャストは
ロイ・ミラー…マット・デイモン
クラーク・パウンドストーン…グレッグ・キニア
マーティ・ブラウン…ブレンダン・グリーソン
ローリー・デイン…エイミー・ライアン
ファリドラーマン(フレディ)…ハリド・アブダラ
ブリッグス…ジェイソン・アイザックス
大佐…アントニコロン
ムハンマド・アルラーウィー将軍…イガルノール
ほか。
映画『グリーンゾーン』ネタバレ・あらすじ
イラクの中心地バグダードで大規模な爆撃が行われています。
攻撃を受けてムハンマドアルラーウィー将軍は避難を開始しました。
MET隊を率いているロイミラー(マットデイモン)はこの地で任務にあたっていました。
ミラーの任務は大量破壊兵器を探し当てることでしたが、指令の出ている場所にたどり着いたミラーの隊が目にしたのは廃墟となっている便所工場でした。
ミラーにとってこれが初めての経験ではありませんでした。これまでも大量破壊兵器があるという情報の元に任務にあたっていましたが、見当違いの現場に出くわしていました。
ミラーは違和感を感じ、このことを報告しますが「情報は精査されたものだ」という上官の返事があっただけで相手にしてもらえませんでした。
このミラーの発言にCIAのマーティブラウン(ブレンダングリーソン)が興味を持ちます。
マーティはミラーに名刺を渡し、何か気が付いたことがあれば連絡をくれるように伝えました。マーティ自身も政府が行っていることに違和感を感じています。
マーティはイラク軍の協力を得てことを進めるべきだと意見していましたが、国防総省のクラークパウンドストーン(グレッグキニア)はこの意見に同意せずに長い間亡命している人物を立てることを進言します。
パウンドストーンはジャーナリストのローリーデイン(エイミーライアン)に情報を流し、ローリーはその情報をもとに記事を書いていました。
パウンドストーンの情報源はマゼランと呼ばれる人物からの情報提供で、ローリーはマゼランに会わせてくれるようにパウンドストーンに頼んでいましたが、パウンドストーンはこの願いを拒み続けていました。
ミラーは新たな任務に就きますが、主に穴をだけの仕事です。そんな中で元軍人だというフレディ(ハリドアブラダ)からミラーは情報を入手します。
リーダーたちがこの近辺で会合を開いているという情報で、フレディの様子からミラーは信ぴょう性が高いと判断し。隊を率いて捜索を開始します。
情報は真実でした。建物に踏み込みましたが一番の大物であるアルラーウィーを取り逃がしてしまいました。
しかしサイードという人物を拘束したことによって情報を聞き出す機会を得ます。
サイードを尋問している最中に突然アメリカの特殊部隊がヘリコプターでやってきます。ミラーはそんなことを一切聞いていなく驚きます。
やってきた特殊部隊はサイードを連行していってしまいます。
ミラーはサイードから手帳を奪っていましたが、サイードが特殊部隊に「手帳を取られた」と告げたことでミラーは特殊部隊から手帳を出すように迫られます。
ミラーは巧みにフレディに手帳を預け、手帳なんて持っていないと言い張りやり過ごしました。
フレディが突然ミラーたちの元から逃げだします。慌ててミラーと隊員が追いかけます。
フレディは片足をかばうように走っていました。隊員たちが追い付いて捕獲した時にフレディの片足が義足であることがわかりました。フレディは戦争で片足を失っていたのでした。
ミラーはマーティに連絡をして、手帳をマーティに託しました。
マーティはミラーにパウンドストーンの情報源だというマゼランのことを話しました。マゼランにはマーティは接触させてもらえていないことも話しました。
ミラーはジャーナリストのローリーと会いました。
ミラーは裏でうごめいている真実を暴くために単独行動に出ます。
マーティはミラーにサイードを味方に引き入れることを指示し、さらにアルラーウィーに接触をして買収するようにと100万ドルを渡しました。
パウンドストーンは権力を行使してマーティがミラーから預かった手帳を取り上げます。サイードはパウンドストーンの元で尋問を受けていて手帳に情報が書かれていると答えていました。
ミラーはサイードが拘束されている基地に来て面会をします。巧みな方法で情報を聞き出したミラーは「ヨルダン」がキーになっていることを知ります。
ミラーはローリーの記事に「マゼラン」と書かれているのを読んでローリーに直接会いに行きます。ミラーはローリーにマゼランからの情報はしっかり裏付けは取っているのかと詰問します。
ローリーは裏付けを取らずに記事を書いていました。マゼランにも接触させてもらえていないことも話し、パウンドストーンとマゼランの会合の場所も明かされていませんでした。
ミラーは点と点が線になる感覚を感じます。マゼランはアルラーウィーでした。
マーティにこのことをすぐに伝えるミラー。
戦争が始まる前にアルラーウィーとパウンドストーンは会っていたのです。その会合が行われたのがヨルダンでした。
アルラーウィーは大量破壊兵器は破棄してすでに存在していないことをパウンドストーンに話していました。
しかしパウンドストーンは自国の目的を果たすためにこの事実を捻じ曲げていたのでした。
パウンドストーンはアルラーウィーの現在の居場所を探していました。手帳を使ってアルラーウィーを追っています。
アルラーウィーの居場所を探すために軍は無茶な行動に出ていました。尋問しては銃を発砲しています。ミラーは隊を率いてアルラーウィーとの接触を図ります。
軍に襲われているアルラーウィーの側近を助けたミラーはアルラーウィーと接触をしたいと伝言を頼みました。
アルラーウィーとの待ち合わせ場所に行くミラー。ミラーのMET隊があたりを警備していますが、パウンドストーンの指示により特殊部隊もミラーを追っていました。
ミラーはアルラーウィーの部下たちに連行されていきます。METはミラーを救うべく動き出します。
ミラーが連れていかれた先にアルラーウィーが待っていました。
アルラーウィーは大量破壊兵器などないことをアメリカの政府に伝えた結果が今の現状だとミラーに話します。ミラーは証言をしてほしいと頼みますがアルラーウィーは信用しません。
ミラーとアルラーウィーが話していると特殊部隊による攻撃が開始され、激しい銃撃戦となりアルラーウィーは逃げ、ミラーは後を追いました。
ミラーはアルラーウィーを追い詰めます。
銃口を向けながら保護をしようとしますが、現れたフレディが…。
結末は本編をご覧ください。
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映画『グリーンゾーン』感想・評価
映画『グリーンゾーン』ですが、とてもおもしろかったです。
実話だと書かれているレビューも多く、ただし確定的なソースがないので戦争に無知な僕はここでは実話かどうかには触れませんが、純粋に勉強になったし単純に映画として楽しむことができました。
マットデイモンが映画「グリーンゾーン」でもいい味を出しています。質の高い俳優なのでいつものことですが。
どんどん表情に深みが出るなぁとマットデイモンの映画を見るたびに思います。
正義感を持つロイミラーをリアルに演じています。
きれいごとが並べられたヒーローといった感じではないのが特に素晴らしかったです。
映画『グリーンゾーン』はアクションシーンも非常に見応えがあります。
派手さというよりかは緊迫感を大切にしている印象で、観ている側をドキドキさせてくれます。
しかし映画『グリーンゾーン』で起きていることが実際に起きているのだとしたら…自分たちの目的のために真実を変えてどれだけの命が奪われたのだろうと頭を抱えたくなる感情になってしまいます。
映画『グリーンゾーン』は映画としてじゅうぶん楽しませてくれるのはもちろんですが、考えさえてくれる映画でもありました。
おすすめ映画です。ぜひ。
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映画『グリーンゾーン』
114分間。あなたは最前線に送り込まれる。
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