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映画『陽だまりのグラウンド』ネタバレあらすじ感想

映画『陽だまりのグラウンド』作品情報

今回のおすすめ映画紹介は『陽だまりのグラウンド』です。

知らない人も多いと思われるキアヌ・リーヴス主演映画『陽だまりのグラウンド』

映画『陽だまりのグラウンド』はたぶん公開当時もそこまで話題になっていなかったと思うし、映画館に観に行った時も混んでいた記憶がありません。

しかし、この映画もしかしたら今までで一番泣いた映画かもしれません。

とにかく感動できる映画で、少年野球のコーチになった男と少年たちの成長を描いた物語です。

それでは『陽だまりのグラウンド』の映画紹介です。

映画『陽だまりのグラウンド』は2002年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は106分。

監督はブライアン・ロビンス監督

キャストは

コナー・オニール…キアヌ・リーブス

エリザベス・ウィルクス…ダイアン・レイン

ティッキー・トビン・・・ジョン・ホークス

マット・ハイランド・・・D・B・スウィーニー

ジミー・フレミング・・・マイク・マッグローン

マイル・スペンフィールド2世・・・A・デロン・エリスジュニア

ジェファーソン・アルバートティップス・・・ジュリアン・グリフィス

アンドレ・レイピーツ・・・ブライアン・ハーン

ジャマル・・・マイケル・B・ジョーダン

クラレンス・・・クリストファー・ロフトン

コーフィ・エヴァンス・・・マイケル・パーキンス

レイレイ・・・ブライアン・リード

Gベイビー・・・ドウェイン・ウォーレン

ダフィー・・・グレアム・ベッケル

ほか。

映画『陽だまりのグラウンド』ネタバレ・あらすじ

スポーツ賭博にハマっているはコナーオニール(キアヌリーブス)賭けに負けて莫大な借金を抱えてしまう。

借金取りに追われて気の休めらない日々を過ごし、命の危険すら感じる毎日。

友人のジミーフレミング(マイクマッグローン)に借金返済のための援助を頼むが、ジミーは自分が面倒を見ている少年野球チーム・キカンバスのコーチをすることを条件にオニールにそのコーチ料を渡す提案をする。

まったく乗り気ではないオニールだが、どうしてもお金が必要なため少年野球のコーチを引き受ける。

いい加減にコーチを始めるオニールだが、そこで知り合った少年たちは治安の悪い地域で毎日抗争や拳銃の音におびえる毎日を過ごす黒人の子供たちだった。

野球だけが少年たちの心のよりどころであり、オニールは少年たちの家庭環境や境遇を知り、段々と少年たちと心を通わせ、コーチとして自分の存在意義を見つけ始める。

そんな中、一発逆転を狙って臨んだバスケの賭博でオニールは多額のお金を手にし、借金を全額返済することに成功し、返済してもなおお金が手元に残ることになる。

元々少年野球のコーチは借金の返済をするために引き受けたので、借金を返し終えたオニールはてっきりコーチを辞めるものだと周りの人間は思ったが、オニールと少年たちにはすでに絆が芽生えていた。

オニールはこれまでの賭博ばかりしていた人生から完全に足を洗う事を決心する。

少年たちを大リーグのスタジアムへ連れて行き生の野球を観戦させるオニール。初めて生で観る大リーグに大興奮する少年たち。

みるみる力をつけ弱小チームから、トーナメントを勝ち上がるまでに力をつけたキカンバス。決勝戦で喘息持ちの少年に代わり最年少のGベイビーがバッターボックスに入る。

Gベイビーは身体は小さいがキカンバスのムードメーカーでありみんなに愛されていた可愛い生意気な少年。幼いため本来出場資格がなかったが、人数ギリギリのキカンバスは代打で出せる選手がいないためGベイビーがバッターボックスに入る。

喘息の発作が出た少年の代わりだった。

誰よりもキカンバスというチームが大好きだったGベイビー。オニールはGベイビーを思いやり「決して無理はしないでいい。バットを振らなくても構わない」と告げてバッターボックスに送り出す。

しかし果敢にバットを振る幼いGベイビー。彼のヒットでキカンバスは見事勝利をおさめ選手権大会への出場資格を得る。

すべてが順調に進んでいたと思われていた矢先、オニールとキカンバスのメンバーを悲劇が襲います。

悲しみを乗り越えるためにキカンバスのメンバーが選択した行動は…。

 

 

映画『陽だまりのグラウンド』感想・評価

キアヌ・リーブス主演という以外は正直話題性にも乏しかったと思うので、当時テレビCMなども観た記憶がありません。

僕が観に行った劇場もたしか池袋のシネマロサだったので、地味に公開されていたのではないかと思います。

なので僕も多分誘われたから行ったのか、チラシ見て観てみようかなぐらいの気持ちで観た感じだったと思います。

忘れもしません。当時学生映画でお世話になっていた女性監督と一緒に観に行ったのですが、自分でもびっくりするぐらい僕は大号泣してしまい、映画館からの帰り道「二度と一緒に映画を観に行かない」と告げられました。

どうやら僕が泣きすぎているせいで椅子もずっと震えているしで全く集中できなかったそうです(笑)申し訳ない。でもどうにもならなかったですね。

DVDも買って自宅で何度となく観ている映画ですが、泣かなかったことないです。何度見ても泣いてしまいます。

そんな『陽だまりのグラウンド』なので、観てない方々には是非観て欲しいのです。

キアヌリーヴスって僕あまり上手い俳優だとは思っていなくて、もちろん嫌いじゃないんですがキアヌリーヴス主演って好きな作品あんまりなくて。

『マイ・プライベート・アイダホ』もリバーフェニックスが好きで好きな映画なので。

でもですね、この作品のキアヌリーヴス大好きなんです。最高なんです。

笑わせてもくれるし、子供たちの演技との調和もなんだか素晴らしくて。

メイキングも観ているんですが、実際少年たちがすごく慕っているんです。

インタビューでも「マトリックスの人が普通に話してくれるなんて信じられない」って子どもたちがが喜んでいました。

そしてこの映画の素晴らしさに欠かせないのがこの少年たちのキャラクターと演技です。

これは少年たちはもちろんですが、監督の手腕もとても大きかったんじゃないかと思います。

『陽だまりのグラウンド』是非観て頂けたらと思います。

おすすめ映画です。ぜひ。

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