広告 ドラマ・泣ける映画ネタバレあらすじ感想

映画『インスタントファミリー』ネタバレあらすじ感想

映画インスタントファミリーネタバレあらすじキャスト評価

映画『インスタントファミリー』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』です。

映画『インスタントファミリー本当の家族見つけました』は、監督のショーンアンダースが3人の子供を養子にした実体験から着想を得て生まれた映画です。

物語が完全に実話というわけではありませんが、監督の実体験が活きている映画です。

マークウォールバーグが主演を務め、大いに笑って大いに泣ける感動の映画となっています。

お世辞抜きで本当に素晴らしい映画です。

何度でも観たくなる作品です。

それでは『インスタントファミリー本当の家族見つけました』の映画紹介です。

映画『インスタントファミリー 本当の家族見つけました』は2018年に公開されたアメリカ映画です。

上映時間は119分。

監督はショーン・アンダース監督

キャストは

ピート・ワグナー…マーク・ウォールバーグ

エリー・ワグナー…ローズ・バーン

リジー…イザベラ・モナー

ホアン…グスタヴォ・キロース

リタ…ジュリアナ・ガミッツ

カレン…オクタヴィア・スペンサー

シャロン…ティグノタロ

サンディ・ワグナー…マーゴ・マーティンデイル

ジャン…ジュリー・ハガティ

キム…アリン・レイチェル

ラス…トム・セグラ

ジェリー…マイケル・オキーフ

リンダ…ブリトニー・レンチェラー

ジム…ジョディ・トンプソン

オクトーバー…イライザ・シュレジンジャー

ミセス・ハワード…ジョーン・キューザック

ブレンダ・フェルナンデス…イヴ・ハーロウ

スチュワート…チャーリー・マクダーモット

ほか。

映画『インスタントファミリー』ネタバレ・あらすじ

リフォーム会社を経営しているピートワグナー(マークウォルバーグ)とエリーワグナー(ローズバーン)夫妻は、中古の家を買い取りリフォームをしてエリーの妹夫婦に住んではどうかと勧めるために買い取った一軒家を妹夫婦と共に訪れています。

とは言っても買ったのはエリーの方でその一軒家を買ったという話を聞いてピートは驚いました。

買い取ったばかりでリフォーム前の一軒家はかなりガタがきていて、妹のキム(アリンレイチェル)はこの家を買って住むつもりはないことを伝えます。

話題は子供の話にも及びました。

キムの夫であるラス(トムセグラ)は子供を持つつもりのないワグナー夫妻には広すぎる家だと指摘もしました。

ワグナー夫婦には子供がいませんでした。

仕事が忙しくてタイミングを見ている間に月日が経ってしまっていたのでした。

結局その一軒家はワグナー夫妻がリフォームをして住むことにしました。

ゴルフを楽しみながらワグナー夫妻は子供の話になります。

ピートはこれからこどもを生むと年老いた父親になってしまうと言い(ピートには友人の父親が年を取っていたせいで起きた事件のトラウマがありました)、5歳の養子をもらえばちょうどいい年ごろになるとエリーに冗談を言います。

ピートは冗談で言ったつもりでしたが、エリーはパソコンを使って養子縁組いについて調べていて、家族を探している子供たちが大勢いることを知り、心打たれて涙していました。

そこへピートが仕事から帰ってきて、養子についてエリーが真剣に考えているのを見て驚きます。

エリーが様々な理由で親と離れて新たな家族を探している子供たちの写真を見せると、ピートは「やめろ!見せるな!」と怒ります。

ピートは情が深い人間で見たら放っておけなくなるのを自分でわかっていました。

エリーは調べてみただけと言って先にベッドへと行きましたが、ピートは子供たちの写真を見てパソコンの前で1人涙を流していました。

里親を探すことを目的とした機関があり、ワグナー夫妻はこれに赴いてソーシャルワーカーのカレン(オクタヴィアスペンサー)とシャロン(ティグノタロ)から養子をもらうとはどういうことかということや、流れについて詳しく説明を受けました。

ワグナー夫妻の他にも多くの人たちが説明を聞きに来ていました。

里親になるには8週間の講習を受ける必要があり、参加者はそれぞれ自己紹介をしてその説明会は終了となりました。

里親になることに興味を持っている人たちの理由は様々でした。オクトーバー(イライザシュレジンジャー)という女性は身体能力の高い子供を養子にしてスポーツで成功させたいと挨拶しました。

エリーは思わず笑ってしまい「映画の『幸せの隠れ場所』ね、いい映画よね」と言うとオクトーバーはまったく笑わず「その映画は知らないわ」と答えました。

まだ笑っているエリーをピートは「やめろ、怒ってる」と言って止めました。

説明会に出て他の里親希望の人たちともコミュニケーションをとったワグナー夫妻は養子を取ることに前向きになっていて、その後の8週間の講習にも参加しました。

なかなかに困難な講習を終えたワグナー夫妻たちは、いよいよ子供たちと対面するパーティーに参加します。

パーティーは屋外で行われて小さいお祭り会場にようになっていて、大勢の子供たちがゲームなどをして遊んでいて、里親希望の大人が話しかけてコミュニケーションを図っていく形です。

ここで養子にしたい子供を選ぶことになります。

それぞれのやり方で子供たちとコミュニケーションを取っていく大人たち。ピートとエリーも子供たちに話しかけますが、すでに他の里親が目をつけていたり、子供同士で喧嘩を始めてしまったりでなかなかうまく行きませんでした。

すると、大人たちがまったく話しかけない集団がいることにピートが気が付きます。中高生になっている子供たちで、里親になりたい人は幼い子供を養子に取りたがっているのである程度成長してしまった子たちは話しかけてもらえないのが現状でした。

ピートはこの現状が許せず、話しかけようとその集団の元に向かいます。しかしエリーが「思春期の子は難しすぎる。様々な問題があることは目に見えている」とピートを止めます。

そんなやり取りをしているピートとエリーの元に、集団にいた1人の女の子、リジー(イザベラモナー)がやってきて「全部聞こえてるよ」と告げます。

そしてリジーはそのまま「私たちもわかっているから。幼児と遊んできていいんだよ。同情はいらないから。」と言って集団の中に戻っていきました。集団ははっきりと物申したリジーを称えていました。

ピートとエリーはリジーのことが気になります。そしてソーシャルワーカーのカレンとシャロンにリジーを養子にすることを考えている事を伝えました。

するとそこでリジーには弟のホアン(グスタヴォキロース)と妹のリタ(ジュリアナガミッツ)がいることを知らされます。

そしてそのままリジー、ホアン、リタの三人の子供の養子になることになり、現在預けられている家庭に3人を引き取りに行きました。

カレンとシャロンはワグナー夫妻が3人を引き取るのを嬉しそうにしていました。

リジーは弟と妹の面倒を見てきているからか、迎えに行くとしっかりした受け答えで対応します。賢さがにじみ出ている感じす。

弟のホアンは気弱な性格でおっちょこちょいで、小さな失敗でも必死で謝る癖がある優しい性格です。妹のリタはまだかなり幼いこともあり自由奔放に生きていて、年相応のわがままをしっかり言う子供でした。

リフォームした一軒家に3人を養子として迎えたピートとエリー。部屋に案内しホアンとリタははしゃいで自分たちの荷物を広げます。

ホアンは性格上なにをするにも「使ってもいいの?」と許可を求めていました。ピートは「もちろん」と答えていました。

大きな袋から大量のぬいぐるみが出てきます。クマのぬいぐるみばかりでピートとエリーが驚いているとリジーが「家庭裁判所に行くたびにクマのぬいぐるみがもらえるの」と説明しました。ワグナー夫妻は切ない顔で見ていました。

リジーは自分の部屋が用意されていたり、至れり尽くせりのワグナー夫妻の振る舞いにはしゃぐことなく、むしろ気まずそうにしていました。

部屋を見ても喜ばないリジーにピートが壁の色が気に入らなければ塗り直すぞと提案すると、リジーは壁に色を真っ黒にすることを希望し、ピートも手伝い部屋の壁は真っ黒になりました。

子供の扱いに不慣れなピートとエリーはわからないことも多く、悪戦苦闘の中で一日が終わります。子供たちの部屋の前で「おやすみのキスはどうする?」と2人で話しているとリタが部屋から「気を使わなくていいよー」と言ってきます。

2人は部屋に入りホアンとリタにキスをします。リジーの部屋からは「私は大丈夫ー!」という声が聞こえてきて、2人は苦笑いしてその場を後にしました。

里親の機関では養子を取った後も集まりが続きます。集会に出席したワグナー夫妻は周囲の里親たちが苦労している点を話している中で、自分たちの子供たちが問題点がないことから「運が良かったのね」と話しますが、みんなはこれを聞いて笑います。大変なのはこれからなのをみんなわかっていたのでした。

スポーツ万能な子供を探しているオクトーバーは唯一まだ養子を見つけられずにいました。

しかし問題はすぐに山積みになります。リタはポテトチップスばかりを好んで食べてご飯をまったく食べてくれません。またスーパーに行くとリタはおもちゃを欲しがり買ってくれるまで泣き叫びレジは長蛇の列となってしまいます。

スーパーでホアンは怯えながら「ごめんなさい!ぶたないで!」と言っていて、周囲からそういう目で見られたピートは大声で「俺は一度もぶったことなんかない!」と叫んでいました。

問題点を次の集会でみんなに話すワグナー夫妻。リジーも自分たちが口を出し過ぎることに嫌気を差しているように感じると話しました。

カレンとシャロンはピートとエリーに、リジーが2人に対して敵対心を見せた時に試した欲しい方法を教えます。深呼吸をさせることや共感を見せる手段でした。

リジーが2人に反抗した時に早速深呼吸をするように言います。

リジーは深呼吸をしてみせて一見落ち着いたかのよう見せました。しかしその後リジーは、今度3つの方法を試したら許さないと言いました。

3つの方法とはピートたちがカレンたちにレクチャー受けたもので、リジーはこれまでの経験からすでにその手段が存在していることを知っていたのでした。

険悪な雰囲気の中、ピートの母親のサンディ(マーゴマーティンデイル)がやってきました。サンディは子供たちを上機嫌でハグして遊園地のチケットを持ってきていて、一家はサンディと共に遊園地へと向かいました。

遊園地でリジーは友人たちとばったり会い、サンディが背中を押してリジーは別行動となり友人たちと遊びに行ってしまいます。

帰りの待ち合わせの場所と時間だけ伝えてピートたちは見送りますが、時間になってもリジーは現れませんでした。

すると遊園地で遊んでいると思っていたはずのリジーが男友達を含んだ友人たちと車で待ち合わせ場所へと現れました。ピートはリジーを叱りますが、リジーはサンディにTシャツのお土産を買ってきていて、気を良くしたサンディは息子のピートが怒るのを止めたのでした。

ある日、ピートとホアンは外で日曜大工のようなことをしていました。

家の中ではトラブルが起きていて、エリーがリジーの部屋を開けると、窓から忍び込んだ友達がエリーの部屋でくつろいでいました。

エリーは怒り友達を窓から追い返します。リジーも反抗し家を出て友達の車に乗り込もうとしています。ピートも何事かとリジーを止めます。

リジーはなぜ自分たちの里親になったのか理由を訊きます。ピートもエリーもこの質問に答えらませんでした。

リジーとピートとエリーが言い合いになっている時に、リジーは視界に入ったホアンに手を放してと叫びました。

ピートが目を離してしまった隙に釘を打つ機械を持ったホアンは驚いて機械を落とし自分の足に釘を打ち込んでしまいました。

ピートがすぐに抱きかかえ病院に連れて行こうとしますが、日曜大工の道具が車の周りに置かれていてすぐに発車できないことを悟り、リジーの友人に車を借ります。そのまま一家は病院へと急ぎました。

ピートがホアンについて病院で処置をしてもらっています。痛みにうめいているホアンをエリーとリタを抱いたリジーがガラス越しに見ています。エリーはリタを預かりリジーにホアンの傍にいってあげるように言い、リジーはホアンの手を握り勇気づけました。

怪我をさせてしまったことで、ソーシャルワーカーのカレンがやってきます。ピートは事情を聞かれ、自分が目を離してしまった責任だとカレンに告げます。

リジーが話に割って入り、自分が出て行こうとしたせいでピートとエリーが弟たちから目を離してしまったとカレンに必死に言います。

ピートは自分のせいでリジーは悪くないと言います。

リジーは必死に自分のせいだと言い、「家庭を移動されちゃう!」と訴えました。

カレンは他の場所で話を聞くと言ってリジーを連れていきます。カレンはリジーに見えないようにピートとエリーに親指を立ててグッドの合図を送りました。

リジーの「家庭を移動されちゃう!」という心の叫びは、ワグナー夫妻の家庭のままを望んでいる証でした。

ピートたちは感動している表情で喜びを噛み締めていました。

少しづつリジーの距離は縮まってきたかに思えましたが、そう簡単には行かずにリジーはどこかイライラした様子も見せています。

エリーはリジーの髪をとかしてあげたことをきっかけにブラシをプレゼントしますが、リジーはブラシをトイレに捨ててしまいした。

ピートは自分の仕事の解体現場にリジーを連れていきます。

ピートは自分が見本を見せて、むかつくことを思い浮かべながら思いっきり壊せと言ってリジーに家の中を破壊させます。

リジーは歓喜の声を上げながらハンマーで壊していきました。ストレス発散は成功しました。

帰宅したリジーはエリーにブラシのことを謝りました。「母親が昔髪をよくとかしてくれていたからそれで・・・」と説明しました。エリーと仲直りをしてリジーは部屋に入っていきました。

リジーはサッカーチームにも参加するようになっていて、家族でみんなで応援に行きます。

リタがひょんなことでピートのことを「パパ」と呼び、ピートは歓喜。エリーは嫉妬に燃えてリタに話しかけて自分を呼ぶように言いますが「エリー」と呼ばれて落胆します。明るい雰囲気が訪れていました。

ある夜、ホアンが悪夢にうなされていてエリーが様子を見に行き安心させてあげます。ホアンはもう一度眠る時にエリーのことを「ママ」と呼びました。

エリーは嬉しさのあまり寝ているホアンに「なんて言ったの?ねえもう一回言って」と執拗に迫りますがホアンは寝ていて目を覚ましませんでした。エリーはしばらく喜びを噛み締めていました。

ピートとエリーが仕事場で仕事をしているとリジーがやってきました。リジーのアドバイスを活かしたリフォームをしていて、2人はリジーにお礼を言います。

リジーは2人に頼みがあると言います。服役していた母親が出所してきたので会ってもいいかを遠慮がちに訊きました。

ピートとエリーは動揺しながらも平静を装って「もちろん」と答えました。

母親の待つ場所へ3人を連れて行くピートとエリー。母親は福祉の人間と共に現れました。

リジーは嬉しそうに駆け寄りましたが、ホアンとリタは間が空いていたせいか近づこうとせずリジーに手を引かれて母親の元へ行きました。

母親との面会は3回続きました。ピートとエリーは自分たちがただのベビーシッターのような感覚に陥り落ち込んでいました。

そして里親の集まる集会でカレンとシャロンから、母親が子供たちを引き取ることを考えていると聞かされました。

ピートとエリーはショックを受け、ピートは憤慨します。他の里親たちも気の毒そうに2人を見ていました。

リジーは学校の友人だというジェイコブという男性に好意があることを話していました。

エリーはリジーを学校に送った時にジェイコブという男の子を確認していて地味なおとなしそうな男の子で安心していました。

しかしこれは完全な人違いで、本当のジェイコブはその少年の奥にいた金髪のロン毛の学校の清掃員の22歳の男でした。

エリーは人違いしていることに気が付いておらず、リジーの恋を応援していました。

ある時エリーがリジーの部屋を開けるとリジーが携帯電話のカメラで良からぬ行動をしていました。

エリーが取り乱して携帯電話を取り上げてメールを見ると相手はジェイコブでジェイコブは良からぬ写真を送ってきていて、リジーにも送るように言ってきていました。

ピートとエリーは動揺し、問題の多かった里子を立ち直らせた夫妻の元を訪ねました。

里子の名前はブレンダ(イヴハーロウ)で、家に行くと厚生施設に今は入っているとのことでした。

完全に立ち直るのは難しく、今も行ったり来たりしているが一生懸命に立ち直ろうとしていると話してくれます。

里親が感じてる失望とか不安とか絶望をあの子たちも毎日感じていると話してくれます。

そして「子供達には君たちしかいないんだから、守ってあげないと。たとえそれが報われなくても。」と言葉をかけられました。

エリーが激昂して頬を叩かれたりもしますが、ワグナー夫妻は大きな勇気をもらって帰宅しました。

ピートとエリーはリジーの学校に押しかけます。

しかしエリーがジェイコブだと勘違いしている少年に罵詈雑言を浴びせてしまい、多くの生徒が見ている前で盛大な人違いをしています。

少年がジェイコブでないことがわかり、本当のジェイコブがわかると2人は校舎に入り清掃しているジェイコブをピートが殴り倒します。

エリーもジェイコブを何度も蹴っ飛ばしました。

大事になり警察が出動してきます。ジェイコブは逮捕されますが、ピートとエリーも警察に連行されてしまいます。

車にはホアンとリタを置いたままで2人は焦りますが、パトカーは走っていきました。

パトカーを運転している警官は、「あなたたちが何をしたか聞いたけど、俺はあんたたちが正しいことをしたと思うよ」と言葉をかけました。

2人は保釈され自宅に帰りますが、こういった事態になり子供たちは預けられていて、ピートの母親のサンディが出迎えます。サンディが保釈をしてくれたのでした。

明日には本当の母親との裁判が控えていました。サンディはピートとエリーの申立書を書き直すように言います。

内容は子供たちが幸せならどちらになってもいいと書かれていて、それが良くないと話します。子供たちは愛に飢えていて自分がここにいていいのか不安を感じているのだから書き直しなさいと告げます。

エリーはすでに提出を済ませていると答えますが、サンディはそれでも書き直すように言いました。

裁判が始まり、リジーが学校でも出来事を報告していました。人違いをして関係のない生徒に罵声を浴びせたこと、車に弟と妹を置き去りにしたことなどはすでに知られていました。

母親は更生を評価されていて、裁判官は好意的な目で母親を見ていました。

リジーが流れを握っているように見えます。リジーは母親と暮らしたがっていましたが、ホアンとリタは望んでいる様子ではありませんでした。

裁判官は最後に母親に子供を育てる自信があるか尋ねました。言葉に詰まる母親にリジーが「ママ!」と促します。母親は「あります」と答えました。

リジー達3人は本当の母親と暮らすことに決定します。

ピートとエリーと過ごす最後の夜がやってきました。ホアンとリタはピートたちと暮らしたそうで、悲しんでいます。

朝がやってきてリジーが弟と妹に早くいくよと急かしています。家の前に車が停まりリジーは「ママだ!」と叫んでいました。

ピートとエリーは子供たちにお別れを言います。エリーは裁判所で改めて読み上げることができなかった書き直した申立書を渡しました。

車から降りてきたのでカレンとシャロンだけでした。リジーが母親がいない理由を尋ねると、事務所に来なかったことを伝え、電話にも出なかったので家まで行ったところ、子供を育てていく自信がないと言っていたことを話しました。

また、母親が依存症から本当は脱していなかったこともわかったとリジーに話しました。

リジーは大きなショックを受けて走り去っていきます。ピートとエリーはカレンたちに子供を見ていてくれるように頼みリジーを追いかけます。

リジーは隣の家の物置のようなところで泣いていました。1人にして欲しいというリジーの言葉を聞いて、ピートは他のみんなと合流しリジーが落ち着くのを待ちました。

リジーが出てきます。リジーはピートトエリーにホアンとリタを養子として引きとって欲しいと頼みます。

そして自分はカレンたちに頼んで新しい家庭を探してもらうと告げました。リジーは裁判でピートたちに不利な報告をしたことや母親の元へ望んで行こうとしていたことに罪悪感を覚えているようでした。

ピートとエリーはこのリジーの申し出を強く断りました。そしてリジーをずっと育てていくと話します。

学校の卒業式には最前列をブン取るからなと言い、大学にも行くように言います。そして大学の卒業式も最前列をブン取るからなと話します。

ピートは結婚する時は俺がお前の手を花婿に渡すんだと話しました。

ピートは申立書を読んでみろとリジーに言います。

「以前リジーになぜ里親になったのかを訊かれて答えられなかったけれど、今なら答えられる。私たち夫婦には何かが欠けていました。

欠けていたのはリジーとホアンとリタだったのです。私たちが欠けていたものを見つけたのです」と書かれていました。

エリーはリジーをハグしました。

ピートはこれまで一度もハグしていないと言ってリジーをハグしました。

隣の家のミセスハワード(ジョーンキューザック)がこの様子を見ていて感動して泣きながらハグに参加していいかと訊きますが、ピートは丁重に断りました(笑)

時が経過し、ワグナー一家は家庭裁判所に赴きます。

裁判長は「家庭裁判所はどうしても悲しいケースを扱う事が多い場所です。だからこういった日は心から嬉しい日です。私はこのような日のために仕事をしていると言っても過言ではありません。」と言って、裁判所に陽気な音楽をかけます。

会場にはサンディやエリーの母親、また里親集会であった里親たちとその里子たちも大勢集まっています。

裁判所の関係者の人たちもみんな満面の笑みです。

裁判官はピートとエリーに3人を養子として迎えるか、リジーとホアンとリタにピートエリーと家族になるかを尋ねます。

全員満面の笑みでイエスと答えます。

これにより正式に養子縁組が成立したのでした。

最高にハッピーなラストシーンは本編をご覧ください。

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映画『インスタントファミリー』感想・評価

映画『インスタントファミリー本当の家族見つけました』ですが、もう本当に最高の映画です。

近年で一番泣いた映画かもしれません。

しかもクライマックスだけでなく何度も泣いてしまうシーンがありました。

そして笑いも本当にたくさんちりばめられていて、はっきり言って最高の映画です。

映画『インスタントファミリー』は絶対に観て頂きたい映画です。観なきゃ損です。

心からおすすめします。

マークウォルバーグもローズバーンも、そして他の出演者が皆さん本当に個性的であり魅力的で、至る所に愛を感じる映画になっています。

みんなが愛すべきキャラクターなのです。

そして子供たちも本当に魅力的で愛さずにはいられない演技を披露してくれています。

はっきり言って超かわいいです。

そして特筆すべきは長女のリジーを演じたイザベラモナーで、非常に難しい役どころを見事に演じています。

ルックスも間違いなく美人になる顔立ちで演技力とルックスを兼ね備えている女優として、今よりもさらに活躍すること間違いなしだと思います。

音楽的な才能もあるようです。

リジーが母親と暮らしたがったのは、里親と暮らすことに遠慮を感じなくなることは不可能だと思っていたのと、母親を更生させたいという使命感を持っていたからなのかなと個人的には感じたのですが、イザベラモナーが悪い方向に憧れる年ごろでありながらも長女としてしっかりした面を本当に見事に演じていました。

リジーを説得するピートのセリフは涙なくしては観れません。

感動だけでなくて笑いもあるし、映画を観終わった後は笑いながら泣いている自分がいました。

本当にとてもいい映画でした。日本未公開って何考えているんだろう。

絶対に観て頂きたいです。

心からおすすめします。ぜひ。

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