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北香那は演技が上手い?下手?演技力を評価|インフォーマ・アバランチの演技は?
今回は女優の北香那さんの演技は上手いのか?下手なのか?について解説していきます。
北香那さんは子供の時から女優になりたいと思っていて、小学校6年生の時に芸能活動をスタートしています。
2010年にミュージカル『赤毛のアン』に主役のアン役で出演し、2013年には映画『震動』で耳の不自由な少女を演じています。
2017年にはテレビ東京の人気ドラマ『バイプレイヤーズ』の主要キャストであるジャスミンに大抜擢され、大きな注目を集めました。
それでは北香那さんの演技は上手いのか?下手なのか?について解説していきます。
北香那は演技が上手い女優
北香那さんは演技が上手い女優です。
なんと言っても北香那さんの演技の魅力は、「ありきたりの演技をしないこと」だと思います。
映画やテレビドラマを見ているとどうしても「こういうシーンでこういう演技するよね」といったセオリーの演技のようなものをを感じてしまいますが、北香那さんはセオリー通りの演技を一切しない女優です。
セリフの言い方ひとつにしても、俳優や女優がよく使う固定されたようなイントネーションを使わず、時に「ちょっと棒読みじゃない?」と誤解されそうなぐらいナチュラルなセリフの言い方をします。
たぶん作品の中でただただ生きているだけなのだと思います。もちろんこれは女優としてめちゃくちゃ素敵なことです。
北香那さんは演技の中でやりすぎることなく感情を表現できる女優です。
演技力が高い女優なので舞台などに出演した時は大きく演技をしていると思いますが、テレビドラマや映画などの映像作品では、リアルな世界で生きている女性の日常を切り抜いたかのような自然な演技を常にしていて、オーバーな演技はまったくしません。
あくまで自然体な演技なのに強く印象に残ったり、目を持ってかれてしまうのが北香那さんの女優としてのすごさの一つだとも思います。
北香那さんの演技は幅が広いのも大きな魅力です。
作品ごとに解説していきます。
『アバランチ』の北香那の演技
北香那さんは演技の振り幅が非常に広いです。
大河ドラマで言えば『鎌倉殿の13人』のつつじ役と、『どうする家康』のお葉役だけでも北香那さんの演技の幅の広さを実感できるはずです。
さらに『アバランチ』ではあまりにリアルにやさぐれた感じを演技で表現していて、北香那さんの演技力の高さにうならされます。
ゲスト出演でありながら存在感を示すのはかなり難しいです。
アバランチの北香那さんの演技はネットでも高評価の声が多く、女優としての演技力の高さを証明しています。
『インフォーマ』の北香那の演技
北香那さんは森田剛さんと桐谷健太さん主演で話題になったドラマ『インフォーマ』にもヒロインのナナ役で出演しています。
過去に悲しい思いをしているシングルマザーのホステス役なのですが、凛とした強さを常に持ちながら愛嬌たっぷりな女性を魅力的に演じています。
『インフォーマ』の北香那さん演技で1番驚かされたのは、悲しい感情を表現する際に悲しい演技をしないということでした。
悲しさを隠すために笑顔を作るシーンでは、悲しいアピールをする演技よりもよっぽど心に刺さるものがありました。
もちろん表面的な演技では内面の悲しさを観る者に伝えることはできません。
しっかりと内面に悲しい感情を持っているからこそ、笑顔を作っても悲しさが伝わってきます。
女手一つで娘を育てているナナという女性の人間的な強さと北香那さんの演技プランが見事にリンクしていて、「北香那さんって本当に演技うまいんだなぁ」と感動すらしてしまいました。
包容力も演技の中で常に表現されていて、女優が演じているというより本当にナナという人物が存在していると錯覚してしまうほどクオリティの高い演技を見せてくれています。
透明感と存在感を持った北香那さんは抑えた演技で感情を完璧に表現できる点でも、映画がとても似合う女優さんだと思います。
演技力が高く器用なのでテレビドラマや舞台でも質の高い演技を披露することは間違いありませんが、個人的には北香那さんの出演する映画をたくさん鑑賞したいなと思ってしまいます。
これからも北香那さんの大活躍に期待しています。
ドラマ『インフォーマ』感想と評価
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