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映画『ロンドンブルバード』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ロンドンブルバード』です。
映画『ロンドンブルバード』はコリンファレル主演、キーラナイトレイ出演の映画で、アクションとサスペンス要素を含んだ作品になっています。
コリンファレルは昔から好きな俳優でして、この『ロンドンブルバード』もコリンファレルが出演しているから観ました。
『太陽と月に背いて』のデヴィッドシューリスが出演しているのですが、デヴィッドシューリスがすごく良くて、結果的に『デヴィッドシューリス最高だな』という感想を持ってしまいました。
ただもちろん映画として十分楽しめる作品になっています。
それでは『ロンドンブルバード』の映画紹介です。
映画『ロンドン・ブルバード』は2011年に日本公開されたアメリカ・イギリス合作映画です。
上映時間は104分。
監督はウィリアム・モナハン監督。
『ディパーテッド』の脚本を手掛けたことで有名で、『ロンドンブルバード』で監督デビューを飾りました。『ロンドンブルバード』では脚本も担当。
キャストは
ハリー・ミッチェル…コリン・ファレル
シャーロット…キーラ・ナイトレイ
ロブ・ギャント…レイ・ウィンストン
ジョーダン…デヴィッド・シューリス
ブライオニー・ミッチェル…アンナ・フリエル
ダニー…スティーヴン・グレアム
ビリー・ノートン…ベン・チャップリン
ほか。
映画『ロンドンブルバード』ネタバレ・あらすじ
傷害罪で3年間服役していたハリーミッチェル(コリンファレル)が出所すると、悪友のビリーノートン(ベンチャップリン)が車で迎えに来ていました。ハリーはビリーの車に乗り込みます。
ビリーはハリーを乗せて裕福そうな家に案内しました。
ビリーは借金取りに追われている医者が逃げたからこの部屋は空き部屋になっているとハリーに説明します。
ハリーはビリーが借金取りの仕事をしていることを察します。ビリーはハリーにもその仕事を手伝ってほしいと頼みます。
ハリーは悪事から足を洗いちと考えていたので、この誘いを断ります。
しかし他に行くところもないのでこの家に住むことにし、ビリーはその間にどうするかゆっくり考えてくれとハリーに告げました。
ハリーの出所祝いパーティーが催され多くの人が集まります。
ハリーには大切にしている妹のブライオニーミッチェル(アンナフリエル)がいました。
パーティーにはブライオニーも来ていましたが、すでにお酒とドラッグによって酩酊状態で、ハリーはブライオニーをタクシーに乗せて帰宅させます。
ブライオニーにちょっかいを出そうとしていた男はハリーにのされていました。
ハリーは悪い仕事から足を洗いたいと思っていましたが、昔の友人はみんなそっち関係の人間なので、「ここではできない話」の誘いばかりしてきます。
そんな中でパーティーに来ていた女性記者のペニーから仕事を紹介されます。
仕事内容は引退した有名女優シャーロット(キーラナイトレイ)のボディガードでした。
シャーロットは現在もセレブ生活を送っていて、その屋敷には多くのパパラッチが張り付いていました。パパラッチたちは時に塀を乗り越えてきたりもするのでその撃退要員です。
シャーロットには同居人の元俳優でもあるジョーダン(デヴィッドシューリス)がいて、仕事の内容を詳しく教えてくれました。ペンキ塗りなど工芸的なことも仕事内容に含まれていました。
ハリーは出所して昔からの友人のホームレスのジョーと会います。
ジョーにはお金を渡したり気にかけていました。しかしそのジョーが2人組の若者に殺害されてしまいます。それも大した理由もなく。
ハリーは怒りに震えます。昔の悪のコネクションを使ってその若者2人を探し出すように頼みます。
この事件をホームレスが遊ばれただけだとあざけ笑ったチンピラをハリーは一瞬で血まみれにしてしまいました。
ハリーはジョーの墓を作ろうとビリーに依頼します。ビリーはこの頼みを聞く代わりに借金取りの仕事を手伝うように条件を出してきました。
気乗りしないハリーでしたが、仕方なくビリーに付き合って借金を取りに行きます。
しかしちょうど問題のあるお客の家で、借金をしている人間は開き直り、さらに屈強そうな黒人4人が現れます。
ビリーは一目散に逃げ出してしまい、ハリーは黒人たちにボコボコにされてしまいました。
ビリーのボスであり、一帯を牛耳っている黒幕のロブギャント(レイウィンストン)はこの事実を知ってハリーに惚れこみ、自分の部下となって働いて欲しいと話します。
ビリーもその場に同席していましたが、ビリーは能無しと言われ続けていました。
しかしハリーはギャントの誘いを断ります。ハリーの返答に驚くギャントでしたが、ギャントはハリーの才能に惚れこんでいてその後もハリーを勧誘し続けます。
重要な仕事も任せたいとも話しました。黒人が1人見せしめとなり犠牲になってしまいました。
ジョーダンは車の運転をハリーに頼み、シャーロットを別荘に連れて行くように言います。ハリーはその時にシャーロットが女優を引退した悲しい事実を知りました。
ギャントの誘いに首を縦に振らないハリー。高級レストランで食事をしながらギャントはハリーを誘います。
ハリーはもしも自分があんたの仲間になったらあんたを殺して何もかも奪うだろう。俺はギャングになったら歯止めが利かなくなる、そう言って誘いを断固として断りました。
ギャントはハリーがホームレスのジョーを殺した若者2人を追っていることを知っていました。そのうちの1人はギャントのよく知る若者でした。
ギャントはこの1人の若者はサッカーが上手く投資をしていると話していました。ハリーはなおさら仲間にならない意思を固めるのでした。
若者の情報を掴んだハリーは若者たちを見つけ尾行します。人気のないところで拳銃で若者を至近距離で撃とうとしましたが、ハリーは思い留まりやめました。
若者は音楽を聴いていてハリーの存在に終始気が付いていませんでした。
ギャントはハリーが仲間にならないことに腹を立て、ハリーに関わる人間を抹殺する動きに出ます。
またシャーロットの家の地下には高級車が数台ありそれにも目をつけていました。この事実を伝えたのはキレたハリーに殴りつけられたビリーでした。
ハリーが住んでいる借金に追われて逃げていた医者は荷物を取りに来た時に捕らえられて殺害されたとのことでした。
ハリーとシャーロットは自然と愛し合う関係になっていました。シャーロットは今の地を去りロサンゼルスに行くことを決めハリーに話します。ハリーも後から必ず行くと約束しました。
ビリーがギャントに報復された姿でハリーの元へ送られてきました。ハリーはジョーダンに協力をお願いし、2人はギャントへの復讐を開始しました。
ハリーは自分を狙っているヒットマンの元に自ら出向き、ヒットマンと仲間をジョーダンと共に血祭りにあげました。
ハリーは妹のブライオニーに危害が及ぶことを恐れてパリ行きの航空券などを渡していましたが、ブライオニーはパリに言ったフリをして残っていました。
電話で確認したハリーにも今パリにいると嘘をついていました。ブライオニーはギャントの手下によって殺害されてしまいました。
さらにジョーダンの元にも刑事がやってきます。ジョーダンは刑事をおびき寄せて殺害しました。刑事の亡骸は地下に横たわっています。
ハリーはギャントの家へと向かいます。玄関に出たギャントの妻をぶん殴り気絶させた後にギャントのいる部屋へと向かうハリー。
手にはサイレンサーを装着した銃を持っています。ボディガードたちは庭のプールで遊んでおりハリーが侵入したことに気が付いていません。
ギャントは寝室で本を読んでいました。逃げ場のないギャントは大金を渡す代わりに命乞いをします。
ギャントが取り出した箱を開けようとした時にハリーは銃が入っているだろう、開けるなと言いギャントを射殺しました。
ハリーが箱を開けると中には拳銃と札束が入っていました。ギャントはお金を取り、ギャントを撃った拳銃を気絶している妻の手元に置いてその場を去りました。
帰宅したハリーはシャーロットのいるロサンゼルスに向かう荷造りをして、家を出ます。
しかし家を出たところで突然、ホームレスのジョーを殺害した若者にナイフで何度もわき腹を刺されてしまいます。
ハリーは刺されながらも毅然として歩き続けるハリー…。
その姿に圧倒される若者…。
果たしてハリーの運命は…?
ラストシーンは本編をご覧ください。
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映画『ロンドンブルバード』感想・評価
映画『ロンドンブルバード』ですが、スリリングな展開に手に汗握る感じでハラハラドキドキは与えてくれる映画ですが、特にどんでん返しなどがあるストーリーではありません。
言い方が悪いとありがちな話という感じもするので、その点では物足りなさを感じる人も多いかもしれません。
ただ、普通に楽しめてしまうのです。
コリンファレルが好きという個人的な思いもあるからかもしれませんが、まったく飽きずに楽しませてもらいました。
そして冒頭にも書かせて頂きましたがジョーダンを演じているデヴィッドシューリスがすっごくいいです。
このカッコよさはなんなんでしょうか。終始気怠い感じを出しながらどこか狂気をはらんでいる感じで、正直途中からデヴィッドシューリスの演技に魅了されてばかりでした。
キーラナイトレイももちろんいいんですけどね。
ロブギャントを演じたレイウィンストンもよかったです。言うまでもなくめちゃくちゃ似合っていました。
『ロンドンブルーバード』というタイトルがまず結構すごいなと思ってしまう映画ですが(笑)
十分楽しめる映画となっています。
若者がすっごい腹立たしいのですが、きっと演出や演技が上手いからなのでしょう。
そして最後のハリーの様子を見ていると思わず『アンダルシアに憧れて』が頭の中で流れてしまいました。
緊迫感と切なさをぜひ。
おすすめ映画です。
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映画『ロンドンブルーバード』
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