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映画『ルーパー』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ルーパー』です。
映画『ルーパー』はブルースウィリス、ジョゼフゴードンレヴィットらが出演するSF映画です。
タイムトラベルがテーマとなっていますが、タイムトラベルが織りなす人間ドラマも大きな見どころとなっています。
それでは『ルーパー』の映画紹介です。
映画『ルーパー』は2013年に日本公開されたアメリカ・中国合作映画。
上映時間は119分。
監督はライアン・ジョンソン監督。
『スターウォーズ/最後のジェダイ』などを監督しています。
キャストは
ジョー…ジョゼフ・ゴードンレヴィット
オールドジョー…ブルース・ウィリス
サラ…エミリー・ブラント
セス…ポール・ダノ
キッドブルー…ノア・セガン
スージー…パイパー・ペラーボ
エイブ…ジェフ・ダニエルズ
シド…ピアーズ・ガニョン
オールドジョーの妻…シュイチン
ベアトリクス…トレイシー・トムズ
オールドセス…フランク・ブレナン
ジェシー…ギャレット・ディラハント
デイル…ニック・ゴメス
ザック…マーカス・ヘスター
ほか。
映画『ルーパー』ネタバレ・あらすじ
2074年の世界ではタイムトラベルが開発されていましたが、タイムトラベルは禁じられていて、使用しているのは犯罪組織のみとなっていました。
2074年の世界の人々は体内にチップを埋め込まれていたため、犯罪組織は殺害するとアシがつくことを考慮して、始末する人間をタイムトラベルを使って30年前の世界に送り込み、30年前の世界に存在しているルーパーと呼ばれる人間たちに始末させていました。
30年間の2044年の世界で生きているジョー(ジョゼフゴードンレヴィット)は、ルーパーとして暗殺者として生きていました。
30年後の世界から送られてくる人間たちを瞬時に銃で殺害するのがジョーの仕事です。
この時代は貧富の差が激しくなっている時代でしたが、ルーパーの扱いは良く、ジョーは仕事をしては将来のために銀を自宅の地下室に貯め込んでいました。
銀の延べ棒は送られてくる殺害される人間が背負って運んできていました。
豪勢な暮らしをしているルーパーたちでしたが、1つ恐れていることがありました。
未来の自分が送られてくることです。
その時は報酬が銀ではなく金となります。
ルーパーは自ら30年後の自分を殺害し、30年後のその時まで生きることになります。
この業界ではこの出来事を『ループが閉じる』と呼んでいました。
ジョーには同じルーパーである友人のセス(ポールダノ)という男がいました。
ある時セスがただならぬ様子でジョーの家にやってきて『かくまってくれ』と頼んできます。
ジョーは何が起きたのか見当がついていましたが、セスに何があったのかを尋ねます。
ジョーの予想通り、セスは未来の自分が送られてきて『ループが閉じた』のですが、自分自身を殺害することができず逃がしてしまいました。
未来のセスは、ルーパーを捕らえて送り込んでいるレインメーカーという犯罪王がいることをセスに告げました。
ジョーはセスを地下室に隠れさせ、ルーパーの上司であるエイブ(ジェフダニエルズ)に会いに行きます。
エイブはセスがジョーしか頼る人間がいないことを知っていて、ジョーがセスをかくまっていることを見抜いていました。
エイブはジョーを拾ってルーパーにしてくれた恩人で、ジョーは逆らう事ができません。ジョーはセスをエイブに引き渡しました。
逃げた30年後のセスは自分の傷が伝言となっていることに気が付き伝言の通りに行動します。
ジョーはセスを売ったことで落ち込んでいました。馴染みの女性に慰めてもらいますが、銀をあげる話を女性にしても断られ、心にはぽっかりとむなしさがありました。
仕事に戻り、未来から殺害する人物が送られてくる場所で銃を構えます。
しかしいつも時間通りにタイムスリップしてくる標的が現れません。
違和感を感じているジョーの前に、突然いつもと様子が違う標的が現れました。
通常は送られてくる者は覆面をしているのですが、素顔のままで男は送られてきていました。
目が合ったジョーはそれが未来の自分だと気が付きます。
すぐに引き金を引いたジョーでしたが、標的のオールドジョー(ブルースウィリス)は瞬時に後ろを向き、銃弾を背負っていた延べ棒でガードし、そのままジョーを殴り失神させました。
ジョーが目を覚ますとすでにオールドジョーはいませんでした。オールドジョーが残した逃げろというメッセージが残されています。
標的を逃がしてしまったジョーは組織に追われる身となってしまいました。
オールドジョーはループが閉じた後は貯め込んできた報酬を使って自堕落な人生を送っていました。
そんなオールドジョーをどん底から救ったのは東洋人の女性(シュイチン)でした。
オールドジョーはその女性と幸せに暮らしていましたが、月日は流れレインメーカーによって捕らえられてしまいました。
オールドジョーは捕らえられる時に東洋人の女性を殺害されてしまいます。
怒りに震えるオールドジョーは組織の人間たちを始末し、自ら30年前の自分の前にタイムトラベルしてきたのでした。
覆面を被っていなかったり手足を拘束されていなかったのはそのためでした。
オールドジョーは自分の腕に伝言が刻まれていることに気が付きました。
オールドジョーはジョーとカフェで対面します。
オールドジョーはジョーに、未来の世界にはレインメーカーと呼ばれる恐ろしい力を持った犯罪王が存在していることを話しました。
レインメーカーの生まれ育ったといわれている場所にオールドジョーは行き、まだ子供のレインメーカーを始末すれば自分の妻である東洋人の女性を救えると考えていたのでした。
ジョーはオールドジョーから話を聞いても、いまいち未来に関して危機感を持てないでいました。
そんな2人の前に、エイブの手下であるキッドブルー(ノアセガン)が2人を始末するために現れます。
ピンチになりますが、なんとかキッドから逃げることに成功します。
ジョーは田舎町でサラ(エミリーブラント)が住む一軒家に逃げ込みます。
最初は銃を向けられるジョーでしたが、薬の中毒だったジョーは禁断症状で倒れてしまい、サラの息子のシド(ピアーズガニョン)が助けてくれます。
シドはサラにジョーが何者かを聞き、サラはただの放浪者だと説明します。
オールドジョーは自分の記憶にサラが入り込んでくるのを感じたため、自分の妻の記憶を忘れないように意識していました。
ジョーがこの家に来たのは、オールドジョーが持っていたメモを奪ったからでした。
メモにはサラの家の住所が書かれていたのでした。
出て行ってくれというサラに、ジョーはここを狙っている男がいることを話します。
メモを見せるとサラは激昂し持っていたショットガンでジョーをいきなり撃ちました。
メモに書かれていたのはシドの生年月日と病院での番号でした。
オールドジョーはレインメーカーの子供時代と思われる人物を3人に絞っていて、すでに1人の子供を始末していました。
サラはジョーの言うことを信じ、シドを守ってくれと頼みました。ジョーはサラの家の納屋で隠れて生活し始めます。
エイブの手下がサラの家にやってきました。
サラは誰も来ていないと嘘をつきやり過ごそうとしますが、ジョーの存在がバレてしまいます。
銃をジョーに向けるエイブの手下でしたが、その瞬間に驚いたシドが階段から転げ落ちてしまいます。
ジョーは慌てて階段の下に走りシドを救おうとしますが、サラはジョーを家の外へと突き飛ばして避難させました。
家の中の家具などがすべて宙に浮き、エイブの手下の男も宙に浮き身動きが取れなくなっていました。
シドが雄たけびをあげると男の身体は破裂してしまいました。
シドは将来のレインメーカーで、驚異的な力を持った子供でした。危機的状況になるとこの力を発揮してしまうようで、サラの姉はその被害に遭って命を落としていました。
ジョーはシドの力をみて驚愕し、将来の犯罪王になる子供を殺害しようと考えますが、いざシドの近くに来ると頭を撫でて何もしませんでした。
オールドジョーは候補の子供の2人目がいると思われるアパートに来ていました。
見張っているとそのアパートの部屋に住んでいたのは、かつて世話になっていた馴染みの夜の商売の女性でした。
馴染みの女性の子供という事で葛藤するオールドジョーでしたが、アパートに踏み込みます。
そこでオールドジョーはレインメーカーの子供の記憶がよみがえりますが、エイブの手下のキッドが、監視カメラからオールドジョーがこのアパートを見張っているのを知っていて、先に忍び込んで待ち構えていました。
オールドジョーはキッドによって捕らえられました。
キッドはアジトにオールドジョーを連れて行きます。
手柄を立てた自分を自画自賛しているキッドでしたが、オールドジョーは隙を見て反撃に出て、アジトにいる組織に人間たちをすべて始末します。
オールドジョーは未来のレインメーカーのシドを始末するためにサラの家に向かいます。
ジョーはオールドジョーを待ち構えています。
サラとシドは車で逃げています。オールドジョーが銃を持って待ち構えていて車に向かって発砲します。ジョーは車でサラたちを追いかけてきていました。
シドは車を停車するようにサラに言いますが、サラはそのまま車体に銃弾を浴びながら車を走らせていきます。
危機を感じたシドの力が発動してしまい、車は高く跳ね上がって横転しました。
車内から這い出たサラとシド。サラは畑に向かって逃げるようにシドに言います。
オールドジョーはシドに向かって発砲しシドは顎を撃たれます。
シドの力が発動し辺りのものがすべて宙に浮きだします。
サラもオールドジョーも宙に浮いて身動きが取れなくなります。
爆風が起こり、追いかけてきていたジョーの車が横転します。
怒りに我を忘れているシドは力をさらに増大させていきますが、サラが優しく話しかけ続けると次第に力を弱めて我に返りました。
サラはシドを抱きしめて自分が盾になり、シドに逃げるように言います。
銃を拾ったオールドジョーは盾になっているサラに向かって発砲しようとしています。
ジョーがやってきてこの光景を見ます。ジョーに1つの未来が見えました。
母親を殺された少年が列車に乗って逃げ延びて、悪の道に進んでいく未来でした。
ジョーはこの未来を現実にしない方法をとります。
ジョーは持っていた銃を自分に向け…
結末は本編で…。
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映画『ルーパー』感想・評価
映画『ルーパー』、面白かったです!
ちょっとストーリーを見失いそうになりましたが、なんとかついていけて、結果的にかなり面白い映画でした。
最初のテーマというか設定がもう面白いですよね。
未来から送られてくる人物を始末するのが仕事で、未来の自分が送られてきてしまうという…この設定だけでもじゅうぶん面白いのに、さらに念力を使える子供の生い立ちまで関係してくるわけです。
どう考えても面白いです。
映画『ルーパー』自体ももちろん面白かったのですが、個人的には念力を使う少年シドの物語も観てみたいと思いました。
シドを主人公にした映画を作ったら絶対観たいんだけどな。
シドを演じた子役の演技もすさまじくて、すごくよかったし。
とても面白い映画なので、まだ見たことない人はぜひ鑑賞してください!
おすすめ映画です。ぜひ。
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