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映画『暗殺教室』作品情報
今回のおすすめ映画紹介は『暗殺教室』です。
山田涼介さん主演の実写化映画で、二宮和也さんが声優を務めていることも大きな話題になりました。
菅田将暉さんや山本舞香さん、橋本環奈さんなど豪華なキャスターが顔をそろえている映画でもあります。
それではさっそく『暗殺教室』の映画紹介です。
映画『暗殺教室』は2015年に公開された日本映画。
原作は週刊少年ジャンプで連載されていた松井優征による漫画『暗殺教室』。
監督は羽住英一郎監督。
『太陽は動かない』や『海猿シリーズ』などを監督しています。
【キャスト】
殺せんせー…二宮和也
潮田渚…山田涼介
赤羽業…菅田将暉
茅野カエデ…山本舞香
寺坂竜馬…菅原健
村松拓哉…高尾勇次
吉田大成…長谷川ティティ
堀部糸成…加藤清史郎
岡野ひなた…高橋紗妃
片岡メグ…宮原華音
不破優月…武田玲奈
律…橋本環奈
烏間惟臣…椎名桔平
イリーナ・イェラビッチ…知英
雪村あぐり…桐谷美玲
大野健作…吉田鋼太郎
鷹岡明…高嶋政伸
ほか。
映画『暗殺教室』ネタバレ・あらすじ
勉強についていけなかった落ちこぼれが集められたE組に、ある時タコのような姿をした性格の殺せんせー(声:二宮和也)がやってきました。
E組の担任であり防衛省の自衛官である烏間惟臣(椎名桔平)は生徒たちの前で殺せんせーを紹介し、1年間殺せんせーがE組の他人を受け持つことを説明し、その1年間の間に殺せんせーを暗殺するように生徒たちに話しました。
殺せんせーが担任をしている1年間の間に暗殺することができなければ、地球は殺せんせーによって破壊されてしまうことも話します。
殺せんせーはマッハの速さで動くことができるので、普通に暗殺しようとしたのでは全く歯が立ちません。
さらに烏間惟臣は生徒たちに、殺せんせーを暗殺できたものには報酬として100億円を払うことも告げました。
動揺しながらも色めき立つ生徒たちを残し、殺せんせーをやっつける暗殺教室がスタートしました。
1年後に地球を爆破すると宣告しているにもかかわらず、殺せんせーは生徒たちに優しくしっかりと向き合う先生で、生徒たちは次第に仲良くなっていきます。
殺せんせーというニックネームもE組の生徒の一人である茅野カエデ(山本舞香)がつけたものでした。
殺せんせーとE組の生徒たちの距離は縮まっていたものの、殺せんせーが1年後に地球を破壊するという事実は変わりません。
生徒たちは烏間から支給されている武器を使って、朝礼の出席を取ってる時間から殺せんせーをやっつけようと攻撃を仕掛けます。
しかしマッハの速さで動くことができる殺せんせーは、E組全員で総攻撃を仕掛けてもあっさりと簡単にすべての攻撃を避けきってしまうのでした。
そんな中、暴力事件を起こして停学になっていた赤羽業(菅田将暉)が戻ってきます。
喧嘩の強い赤羽業は殺せんせーをやっつける任務にうってつけと思われましたが、様々な作戦を立てて殺せんせーをやっつけようとした赤羽も、全く歯が立ちませんでした。
殺せんせーをやっつけようとイリーナ・イェラビッチ(知英)や最先端の技術を駆使したコンピューターの律(橋本環奈)や、暗殺の訓練を受けてきた堀部糸成(加藤清史郎)などが転校してきて殺せんせーを仕留めようとしますが、やはり全く歯が立ちませんでした。
E組の生徒たちはそれぞれ特性を持っていて、暗殺のために自分の長所を訓練で伸ばしていきます。
新たな教官として鷹岡明(高嶋政伸)がやってきましたが、この教官は相当の曲者で生徒に暴力を振るうなどの問題教官でした。
E組の中で暗殺の才能が一番あったのは、意外にも大人しいキャラクターの潮田渚(山田涼介)でした。
鷹岡に教官をやめさせられるかどうかの戦いでも、見事鷹岡に勝利をおさめ、その様子を見ていた殺せんせーは烏間に「気づいていたんですか?」と言葉をかけました。
殺せんせーは早い段階から渚に暗殺の才能があることを見抜いていたのでした。
E組の生徒たちは一丸となって殺せんせーをやっつけるための作戦を練ります。
大掛かりな装置を作り、周到に準備をして殺せんせーに一斉に攻撃を仕掛けました。
E組の生徒たちの手の込んだ一斉攻撃は殺せんせーを驚かせ、生徒たちは殺せんせーをやっつけた手応えを感じます。
しかし、殺せんせーと絆が生まれているため、達成感と同時に寂しさも込み上げてきていました。
しかしやっつけたと思った殺せんせーは防御のために形態を変えているだけでした。
完全防御形態となった殺せんせーはボールのような形になっていて、透明の屈強なケースに入っている状態でした。
殺せんせーがボール状の完全防御形態になっているのは1日だけということでしたが、そのタイミングで問題教官の鷹岡が暗殺の訓練を受けている糸成を連れて戻ってきました。
殺せんせーには100億円の懸賞金がかけられているので、鷹岡はどうしてもその100億円が欲しかったのです。
糸成はボール状になった殺せんせーを奪おうとしますが、赤羽業と渚が2人で阻止します。
糸成の触覚が水に弱いことを殺せんせーの触覚によって知っていた2人は、雨が降るまで時間を稼ぎ雨が降ると同時にボール状の殺せんせーを守ることに成功しました。
鷹岡が最終防御形態となっている殺せんせーを奪おうとしますが、渚が偽物のボールを袋に入れて渡し、まんまと鷹岡を罠にはめました。
しかしボール状になっていて身動きが取れない殺せんせーを政府が持ち去ってしまいます。
E組の生徒たちも防衛庁に集められ、目の前で殺せんせーが殺せんせーの苦手とするBB弾によって倒されていくのを見届けました。
渚は大粒の涙を流し、赤羽業はやりきれない表情を浮かべ、茅野カエデは友達と抱き合って泣いていました。
殺せんせーは生徒から愛される先生になっていたのでした。
泣いている渚にハンカチが差し出されます。
何も言わずハンカチを受け取り涙を拭いた渚は、違和感を感じ振り向きました。
振り向いた渚の目の前にいたのは…。
感動の結末は本編をご覧ください。
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映画『暗殺教室』感想・評価
まず映画『暗殺教室』の率直な感想ですが、面白かったです。
鑑賞する前は「どうなんだろうか…」と一抹の不安を覚えていたのですが、実際に観てみたらとても楽しめる作品でした。
ちなみに僕は原作の漫画を一切読んでいません。
映画『暗殺教室』で検索すると『映画暗殺教室 ひどい』というワードも出てくるので、もしかしたら原作を読んでいる人は映画を楽しめない部分があるのかもしれません。
予告やCMだけを見ている感じでは、殺せんせーの描写が「大丈夫なの?」という印象だったのですが、不思議と全く違和感なく観ることができました。
二宮和也さんの声優が非常にうまかったということも影響があるのかもしれません。
映画『暗殺教室』は山田涼介さんと二宮和也さんが出演している映画という印象が強かったのですが、「こんなにも豪華キャストだったのか」と映画を鑑賞していて驚いてしまいました。
菅田将暉さんや山本舞香さんや橋本環奈さんが出演しているなんて、かなり豪華ですよね。
メインの役どころとはいえ山田涼介さんが主演の作品に、菅田将暉さんが2番手以降の役で出演していることに少々驚きました。
主演の山田涼介さんの演技ですが、とても素晴らしかったです。
漫画が原作ということを全く思わせることのない演技をされていて、繊細に丁寧に潮田渚というキャラクターを演じられていました。
菅田将暉さんはさすがと言った感じで、赤羽業という他のクラスメイトとは違ったキャラクターを空気感から変えて演じていました。
個人的には茅野カエデを演じた山本舞香さんがとても素敵で、バラエティなどで気の強そうな姿を見せていることもあり、とても可愛いキャラクターを演じていたので演技力の高さを感じました。
椎名桔平さんも素晴らしかったのですが、やはり高嶋政伸さんの怪演が印象に残り過ぎてしまいました(笑)
漫画原作ということもあり、高嶋政伸さんが出てきた時点で「これは相当な演技をするだろうな」と思わず思ってしまいました。もちろんいい意味です。
ストーリーもとても面白かったですし、出演しているキャストの皆さんも素敵だったので、十分楽しめる作品でした。
観て良かったと思える映画だったので、気になった方は是非鑑賞してみてくださいね。
映画『暗殺教室』
よく学び、よく狙え。最高の先生は最強の標的。