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映画『エドウッド』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『エド・ウッド』です。
映画『エド・ウッド』は史上最低の映画監督と呼ばれた実在の映画監督であるエド・ウッドを描いた作品。
エドウッドのファンだというティムバートンが監督をつとめ、人気俳優のジョニーデップが主人公エド・ウッドを演じています。
それでは『エド・ウッド』の映画紹介です。
映画『エド・ウッド』は1994年にアメリカ公開され、翌年1995年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は127分。
監督はティム・バートン監督。
『シザーハンズ』『スリーピーホロウ』『チャーリーとチョコレート工場』など数々の人気映画を監督しています。
【キャスト】
エド・ウッド…ジョニー・デップ
ベラ・ルゴシ…マーティン・ランドー
ドロレス・フーラー…サラ・ジェシカ・パーカー
キャシー・オハラ…パトリシア・アークエット
アメージング・クリズウェル…ジェフリー・ジョーンズ
バニー・ブレッキンリッジ…ビル・マーレイ
ヴァンパイラ…リサ・マリー
トー・ジョンソン…ジョージ・スティール
ロレッタ・キング…ジュリエット・ランドー
ポール・マルコ…マックス・カセラ
オーソン・ウェルズ…ヴィンセント・ドノフリオ
ほか。
映画『エドウッド』ネタバレ・あらすじ
1950年代のハリウッド。
エド・ウッド(ジョニーデップ)は映画監督を目指す青年です。
映画の撮影スタジオで雑用係として働いているエド・ウッドは、なんとか映画を監督できる機会を得ます。
エド・ウッドはかつて名優と呼ばれたものの、現在落ちぶれてしまっている俳優ベラ・ルゴシ(マーティンランドー)に出会います。
ルゴシのファンだったエド・ウッドは、自分が監督する映画にルゴシに出演してもらうことにします。
エド・ウッドはあの手この手を使い、どうにか映画の製作費をかき集めました。
エド・ウッドは脚本を書き上げ、『グレンとグレンダ』という映画を完成させました。
もともと性転換をテーマにした映画を撮ることになっていましたが、エド・ウッドが完成させた映画の内容は女装に関する内容でした。
エド・ウッドには女装癖がありました。
脚本を変えたことで恋人に癖がバレてしまい、もめる原因となってしまいました。
当初の内容と実際に出来上がった映画の内容が違っていたため、映画の制作会社はエド・ウッドに怒ります。
しかも映画の内容もマニアックで、とても一般ウケするような内容とは思えませんでした。
撮影は快調に進み映画は出来上がり、一応映画館で上映はされましたが、かなり規模の小さい上映となりました。
エド・ウッドはその後も映画を撮り続けます。
トー・ジョンソン(ジョージスティール)というレスラーを抜擢し、『怪物の花嫁』という映画の製作に取り掛かりますが、予算が集まらずに暗礁に乗り上げてしまいます。
エド・ウッドは、あらゆる手段でお金をかき集めます。
資金を出資してくれることを条件に肉屋の息子を主演にしたり、スポンサーになってくれた女優ロレッタ・キング(ジュリエットランドー)を突然ヒロインに変更したり…。
元々のヒロインにはエド・ウッドの恋人のドロレス・フーラー(サラジェシカパーカー)が決まっていたので、突然降板させられたドロレスはエドウッドと大喧嘩します。
他にもセットを無断で使用したり、エドウッドは常識とはかけ離れた手法で映画を製作していきました。
しかし『怪物の花嫁』は評判も興行も大失敗に終わります。
観客が怒り出すほどの出来栄えでした。
エド・ウッドは恋人のドロレスとも破局してしまいました。
俳優のルゴシは金銭的に困窮し、将来に絶望を感じて体調を崩して入院してしまいます。
エド・ウッドはお見舞いに行った時に病院から、ルゴシの体調がかなり良くなくもう長くないことや、ルゴシにお金がなく病院に長く置いておくことができないことを聞かされました。
エド・ウッドは病院で出会ったキャシー・オハラ(パトリシアアークエット)に惹かれ、2人はやがて恋仲になりました。
エド・ウッドは病院から出たルゴシをワンシーンだけですが撮影します。
ルゴシはその後、帰らぬ人となってしまいました。
ルゴシとの関係を深めていたエド・ウッドは、ルゴシの死に激しく落胆します。
そんな中、エド・ウッドはあなたが映画制作の話を聞きつけます。
教会が「映画を作りたい」と言っている話を聞いているとは、チ特性ャンスを逃すまいと映画関係者に洗礼を受けさせ、教会にスポンサーとして制作費を出してもらうことに成功します。
しかしエド・ウッドが書いた脚本は『プラン9フロムアウタースペース』というタイトルで、どう考えても教会が望んでいるような映画のジャンルではありませんでした。
もちろんお金を出資している教会側は納得がいきません。
撮影がスムーズに進むはずもなく、思うように映画を撮れないエド・ウッドはスタジオを飛び出しバーへと向かいました。
エド・ウッドはそこで思いもよらぬ人物に出会います。
なんとオーソン・ウェルズ(ヴィンセント・ドノフリオ)と出会ったのです。
エド・ウッドはオーソン・ウェルズから励ましの言葉をもらい、気を取り直して撮影スタジオへと戻りました。
果たしてエド・ウッドは映画を完成させることができるのか…?
結末は本編をご覧ください。
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映画『エドウッド』感想・評価
僕はこの映画を見るまでエド・ウッドという映画監督を知りませんでした。
優れるより異なれ、という言葉がありますが、映画『エド・ウッド』を観ていると「まさにその通りだな」と感じます。
だって「史上最低の映画監督」というキャッチコピーで語り継がれているわけで、逆に次第点をとりあえずとっているような映画監督であったら、歴史に残ることもなく映画が作られることもなかったでしょう。
やっぱり振り切る事って大事だなと映画『エド・ウッド』を鑑賞して再確認させられました。
映画『エド・ウッド』はティムバートンとジョニーデップのコンビです。
この頃からこの2人は独特というか、ヒットを目指すよりも自分たちの作りたい映画を作るという信念を感じます。
ジョニーデップもこのころはまだ誰もが知る映画スターというわけではなかったですし。
もちろん映画好きには知られている俳優でしたが。
『ギルバートグレイプ』のジョニーデップも好きだったりしたので、一気に世界的スターの俳優になってしまった時は、なんだか寂しさを感じたものです。
白黒のジョニーデップも非常にかっこいいです。
正直、誰が観ても面白いと思える映画ではないかもしれません。
ただ、個人的にはオススメしたい映画です。
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