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映画『パラサイト半地下の家族』ネタバレあらすじ感想

映画パラサイト半地下の家族ネタバレあらすじキャスト評価

映画『パラサイト半地下の家族』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『パラサイト半地下の家族』です。

映画『パラサイト半地下の家族』はカンヌ映画祭ではパルムドール賞に輝き、アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞を受賞するというまさに快挙を成し遂げた映画です。

歴史的快挙と言っていいと思います。

ポンジュノ監督と俳優ソンガンホという韓国最強タッグで作られた『パラサイト半地下の家族』は、評判通りというかそれ以上に楽しめる映画となっています。

韓国の社会問題をリアルに切り取りながらも、ポンジュノ監督の演出を出演俳優の卓越した演技によって笑ってしまうシーンも多く、ラストの展開とのふり幅が非常に大きいのにあくまで自然な流れを保つという稀有な作品です。

『パラサイト半地下の家族』鑑賞後、僕はとっても満足した気持ちで映画館を後にしました。

それでは『パラサイト半地下の家族』の映画紹介です。

映画『パラサイト半地下の家族』は2020年に日本公開された韓国映画です。(2019年に限定公開されています)

上映時間は132分。

監督はポン・ジュノ監督

『殺人の追憶』『グエムルー漢江の怪物』『母なる証明』『スノーピアサー』など話題作を監督している名監督です。

キャストは

キム・ギテク…ソン・ガンホ

キム・ギウ…チェウ・シク

キム・ギジョン…パク・ソダム

チュンスク…チャン・ヘジン

パク・ドンイク…イ・ソンギュン

ヨンギョ…チョ・ヨジョン

パクダヘ…チョン・ジソ

パク・ダソン…チョン・ヒョンジュン

ククムングァン…イ・ジョンウン

オグンセ…パク・ミョンフン

ミニョク…パク・ソギュン

ほか。

映画『パラサイト半地下の家族』ネタバレ・あらすじ

半地下の家で暮らすキム一家は全員が失業中で、父親であるキムギテク(ソンガンホ)は過去に幾度も事業に失敗し現在無職で家族を養う事などできていない状態です。

息子のキムギウ(チェウシク)は上の階に住んでいる住人のWi-Fiを無断で使って携帯電話を使用していましたが、ある時からWi-Fi電波が使えなくなり騒ぎ立てます。

妹のキムギジョン(パクソダム)もギウと一緒にWi-Fi電波をどうにか拾える場所を探しますがなかなか見つかりません。

そんな騒動を聞こえていないフリをしていたギテクに対して、妻のチュンスク(チャンヘジン)がどうにかしなさいよと喝を入れます。

ギテクは諦めずに携帯電話をなるべく天井に近づけて電波が入る場所を探すように言います。ギウとギジョンはトイレでようやくWi-Fi電波を拾える場所を見つけました。

ギウは大学を4度受験している浪人生で、ギジョンは美術大学に入りたいと思っていました。

誰一人まともな仕事ができていない状況で、キム一家の収入はピザ屋の箱を制作する内職でした。一家でピザの箱をせっせと内職していました。

しかしこのピザの箱を作る仕事も完成品が雑で汚いとピザ屋からクレームを受けてしまう始末でした。

ある時、ギウの友人であり大学生のミニョク(パクソギュン)が祖父から風水的な大きな石を届けるように言われたと石を持ってキム家を訪ねてきます。

ミニョクはギウと共に出掛けお酒を飲みます。ミニョクは現在IT企業のCEOであるパクドンイク(イソンギュン)の娘であるパクダヘ(チョンジソ)の家庭教師のアルバイトしているとのことでした。

ミニョクは留学に行く予定で、その間自分の代わりにダへに英語を教えて欲しいとギウに頼みます。ギウは自分が大学生ではないためきっと断られてしまうと話しますが、ミニョクは嘘をつくことを提案します。ミニョクはダヘに恋をしていて信頼できる友人に家庭教師を頼みたかったのです。

ギウは妹のギジョンの協力のもと、大学生である証明書を偽造します。

ギジョンの腕前は素晴らしく、父親のギテクは大学に偽造学科があればすぐに入学できるのにとその腕前に驚きます。

ギジョンの偽造した証明書を持って、パク家へと赴くギウ。パク家は息を呑むほどの大豪邸でした。

ギウは家政婦のククムングァン(イジョンウン)に出迎えられます。

面接はパク氏の妻のヨンギョ(チョヨジョン)が行いました。偽造した書類を恐る恐る提出するギウでしたが、ヨンギョはミニョクの紹介だから書類なんて必要ないと見もせずにギウに返します。

それよりも授業をしているところを見せてくれとギウに言います。

ギウはヨンギョの見ている前でダヘに英語を教えます。

いきなり内容より精神論を教えるギウでしたがヨンギョはギウを気に入り家庭教師として採用されることになります。

ダヘにはパクダソン(チョンヒョンジュン)という弟がいて、ダソンには特別な芸術の才能があるとヨンギョは思っていました。

ギウは芸術に自分が精通しているフリをしてダソンの描いた絵の感想を言います。

ヨンギョはギウがダソンに才能があることを理解していることを喜び、今までダソンに美術の家庭教師をつけたけど長続きしなかったことを話しました。

これを聞いたギウは美術の素晴らしい家庭教師に心当たりがあると言い、ちょうど留学から帰ってきているはずだと話します。

ヨンギョは興味を示し、ギウに会わせてほしいと頼みます。

ギウは後日、妹のギジョンを連れてパク家を訪れました。ギウとギジョンが兄妹だといことはもちろん内緒で、ギジョンは経歴を詐称してヨンギョと美術の家庭教師について話します。

ギジョンは非常に頭の回転が速くヨンギョはギジョンがタダモノではないと判断し、ぜひダソンの家庭教師になってほしいと頼みます。

ギジョンはダソンがトラウマを抱えているのが絵に現れている、家庭教師の代金はセラピー的な要素も入るので高額になると言いますが、ヨンギョは快くオーケーしました。

こうしてギウとギジョンはお金持ちの豪邸で家庭教師をするという仕事を手に入れたのでした。

2人はギウがギジョンをパク家に連れて行った日が初対面ということになっていました。

ギウとギジョンはさらに手を打ちます。

ギジョンは亭主のパク氏の運転手に駅まで送ってもらうのですが、その車の中で下着を後部座席にわざと置いてきます。

後日パク氏がその下着に気が付き、妻のヨンギョに報告し、仕事の車でそんな行為をしている人間を雇っておけないということになり、運転手は解雇されました。

繋がっていることがバレないように、新しい運転手の面接にパク氏の元にギテクがやってきます。

ギテクはギウと共にベンツの展示場で運転に必要な知識を身につけていました。ギテクの運転をパク氏は気に入り、ギテクはお抱え運転手として雇われることに成功しました。

これでキム家の3人が同じ勤め先で仕事をすることになりました。もちろん3人は赤の他人ということになっています。

ギウとギテクは次に家政婦のムングァンをどうにか追い出せないかと考えます。

しかしムングァンはパク一家がこの豪邸に引っ越してくる前の住人の時からの家政婦で、豪邸のことも知り尽くしているベテランでした。

いいアイディアがなかなか浮かびませんでしたが、ギウは家庭教師の最中にダへから好物の桃がこの家では食べられないのが残念という話を聞きます。

理由を聞くと、家政婦のムングァンが大の桃アレルギーで絶対にデザートで出ることがないということでした。ギウとダヘはこの時に恋人のような関係になっていました。

ギウたちはこのムングァンの弱点に目をつけます。

桃の成分をムングァンに巧妙にふりかけるギウとギジョン、そして運転手のギテクは奥さんのヨンギョに病院で偶然ムングァンを見掛けて、結核を患っていることを聞いてしまったと嘘をつきました。

半信半疑のヨンギョでしたが、ギテクの工作により話を信じ、一家の安全を守るために長く家政婦として勤めていたムングァンを解雇します。

家政婦不在の家庭の悩みを車に乗っている時に漏らしたパク氏に、ギテクはそれとなく高級な家政婦の派遣の会社を紹介します。

ヨンギョはパク氏に言われその派遣会社に連絡します。受付の女性に扮したのはギジョンでした。

これにより母親のチュンスクも家政婦としてパク家で働くことになり、キム一家は全員他人のフリをしながらパク家で仕事をするようになりました。

バレることなく時間は経過していき、パク一家がダソンの誕生日をキャンプ場で過ごすために豪邸を留守にします。

キム一家は家主不在をいいことに全員で豪邸に集まり、高級なお酒を飲んでくつろいでいました。

全員が仕事に就くことができて盛り上がるキム一家でしたが、突然インターホンが鳴り、キム一家の偽りの幸せな時間に危機が訪れることになります。

チュンスクが恐る恐るインターホンに応答するとモニターには前の家政婦だったムングァンが映っていました。

雨の中ずぶ濡れで忘れ物をしたから中に入れてほしいと懇願するムングァン。

パク一家が留守であることは知っているようでした。

仕方なくチュンスクはムングァンを中に入れます。

他の家族がいることをバレてはまずいので3人は見えないところに隠れていました。

ムングァンは地下室に忘れ物があると地下へと降りていきます。

忘れ物が何なのかをチュンスクに言いません。

あまりに地下から上がってこないのでチュンスクが様子を見に行くと、ムングァンは必死に棚をずらそうとしていました。

ただ事ではない様子にチュンスクも手伝うと、棚をずらした先にはさらに地下に降りていく階段が続いていました。

話を聞くとパク一家がこの豪邸に住む前の、この豪邸を設計した建築家が作ったシェルターだということでした。

そしてこのシェルターにはなんとムングァンの夫であるオグンセ(パクミョンフン)が潜んでいたのでした。

予想外の事態に驚愕するチュンスク、グンセは前の住人の時からずっとこの地下で暮らしていたそうでした。

食料はムングァンが隠れて与えていました。

ムングァンはチュンスクにこの事を内密にしてくれと頼み、さらにこれからたまにでいいから夫のグンセに食料を与えてほしいと頼みます。

グンセは借金取りに追われていて隠れているということでした。

チュンスクは冗談じゃないとこの申し出を断り警察に電話しようとします。

しかしムングァンも引き下がりません。

揉めている最中に地下に続く階段で盗み聞きしていた3人が足を滑らせて落下してきます。

落ちた衝撃でギウは思わずギテクのことを父さんと呼んでしまいます。

それを聞いたムングァンはすぐに内情を悟ります。

元々前の運転手が解雇になったあたりから何か怪しいと感じていたのでした。

キム一家はこの様子をムングァンにスマホで動画に撮られてしまい、言うとおりにしないと奥様にこの動画を送信すると脅迫されます。

仕方なく言う通りにするキム一家。

ムングァンは上に上がって話をしようと全員地下を出て一階に集まります。

リビングでくつろぐムングァンとグンセ、キム一家は両手を上にあげさせられて動画を取られ続けています。

言われるがままのキム一家でしたが反撃に出ます。

6人がもみくちゃになっている時に家の電話が突然鳴り響きます。

慌てて電話に出るチュンスク。

電話に出ると相手は奥様のヨンギョで大雨でキャンプが出来なくなり急遽帰っているとのことでした。

間もなく到着するので牛肉入りのジャージャー麺を作っておいて欲しいということでした。パク一家はもうすぐ近くまで来ていました。

慌てるキム一家はギテクがムングァンとグンセを地下に引き戻し、ギウとギジョンも隠れます。

パク一家が帰宅します。

チュンスクはなんとか部屋を片付けてジャージャー麺を作り上げていました。

ダソンがキャンプ中止になったことで不機嫌になってしまいパク一家は振り回されていました。

パク一家の目を盗んでなんとかリビングに集結したギウとギジョンとギテクの3人でしたが、ダソンが庭でテントを張って1人で遊びだしたために再びパク氏とヨンギョが現れしまい、3人はリビングの床下(リビングにある一段上がっている部分の下)から動けなくなります。

しかもダソンが庭から帰ってこないため、両親はリビングで寝ようとソファで横になってしまいます。キム一家は隠れたままなす術もなく息を殺します。

誰もいないと思っている夫婦はギテクについて会話をします。

パク氏はギテクの運転手としての仕事ぶりを認めていましたが、ギテクの匂いがどうしても我慢できないレベルだと話します。

ギテクは静かに自分の服を掴んで床下で匂いを嗅ぎます。

この匂いは以前ダソンから全員同じ匂いがすると言われ懸念していたことでした。

ギジョン曰く半地下に住んでいるからついてしまっている匂いで、洗剤や柔軟剤でどうにかなるものではないということでした。

パク氏もギテクの匂いは加齢臭とかそういった類ではないと話していました。

さらにパク氏とヨンギョはいいムードになってしまい、いちゃつき始めます。

3人は床下で黙って時が過ぎるのをやり過ごすしかありませんでした。

ギテクはリビングに来る前にグテクをテープでぐるぐる巻きにしていました。

ムングァンは頭を打ったらしく気を失っていたのでそのままにしてきていました。

その時にグテクが電気のスイッチで懸命にモールス信号を聞かされていました。

豪邸の階段の電気は人が歩くとセンサーで点灯しているとパク一家は思っていましたが、実は足音を聞いてグンセが手動で電気をつけていたのでした。

夫婦が寝静まり3人は脱出を試みます。

ギウとギジョンが逃げ、ギテクも移動している時に突然庭のテントにいるダソンが騒ぎ出します。

ほふく前進の態勢で固まるギテク、これまでかと思われましたが、ダソンは特にギテクに気付いて騒いでいたわけではありませんでした。

なんとかギテクも脱出に成功しました。

パク氏の豪邸を抜け出した3人は、これから地下に閉じ込めてきた2人をどうするかについて揉めます。

ギテクのなんとかなるという言葉でひとまず自分たちの家へと戻りました。

しかし降り続く大雨で家に帰ると半地下の家は深刻な浸水状態になっていました。

なんとか大切なものなどを取り避難場所の体育館に移動する3人。

ギウはミニョクからもらった風水的な石を大切に持ってきていました。

体育館で一夜を過ごすとギジョンにヨンギョから電話が入ります。

ダソンの誕生日パーティーをどっきりで行うので来てほしいとのことでした。

ギジョンは疲弊していましたが仕方なく行くことにします。同じようにギウとギテクもダソンの誕生日パーティーに声が掛かり行くことになります。

ギテクはヨンギョの買い出しの運転手を務めます。

ギテクは運転中に後部座席のヨンギョが臭い素振りをして窓を開けたことに気付き、自分の匂いを気にします。

パーティーが始まりたくさんの参列者がやってきます。

広い庭で立食パーティーが催され、チュンスクは料理をキッチンで作っていました。

人目を避けてギジョンが現れ地下の様子を見に行った方がいいのではと言います。

ギジョンは地下の夫婦と話をしようと降りようとしますが、ヨンギョが現れてダソンにケーキを持っていく役割を頼まれてしまいます。

ヨンギョがその場を去ると、2階のダヘの部屋にいたギウが現れます。

ギウは大きな石を持ったまま地下に降りていきます。

階段を降りている途中で石を落としてしまい焦るギウ。

ゆっくり地下に降りるといきなり後ろからワイヤーで首を絞められます。

首を絞めているのはグンセでした。

ムングァンは帰らぬ人となっているようで、怒りに燃えたグンセがいました。

何とか地下から逃げ出したギウはワイヤーを引きずりながら地上に上がろうとしますが、持って行っていた石で頭を打ち付けられ大量に血を流し意識を失ってしまいます。

グンセはそのまま地上に上がりキッチンから包丁を持ち出し、人が集まっている庭に向かいました。

庭ではちょうどギジョンがケーキを持ってダソンの元へ歩いて行っているところでした。

植木の影にはダソンのドッキリの要員としてパク氏とギテクがインディアンの格好をして隠れていました。

グンセの存在に気付いたギジョンが振り返ると、グンセは有無を言わさず包丁をギジョンの胸につきたてました。

その様子を目の前で見たダソンは過去のトラウマ(昔の誕生日の時にトラウマを植え付けられている)が蘇り白目をむいて卒倒してしまいます。

ギジョンの胸からは大量の血が噴き出しています。

パーティーが行われている庭は騒然となり、ギテクはギジョンの元に駆け寄り傷口を一生懸命抑えます。

グンセはチュンスクと揉み合っています。

パク氏は卒倒したダソンを病院に連れて行こうとギテクに車を出せと命じます。

しかしギテクはギジョンの傷口を抑えたまま動きません。

パク氏は車のキーを貸せとギテクに言い、ギテクはキーをパク氏に投げます。

しかしキーはグンセとチュンスクが揉み合っている場所に落ちてしまいます。

チュンスクはバーベキューの鉄の串でグンセの腹を刺しました。

キーはグンセの身体の下に入ってしまいます。

キーを取ろうとグンセの身体をどかしている時にパク氏が匂いを嫌がる素振りを見せました。

パク氏のこの素振りを見てギテクの中で何かが切れます。

ギテクが起こした行動とは…?

緊迫した展開がクライマックスへと続きます。

続きは本編でご覧ください。

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映画『パラサイト半地下の家族』感想・評価

『パラサイト半地下の家族』はかなりいい評判を耳にしている状態で観に行ったので、かなりハードルが上がっていたのですが、だとしてもはっきり言ってめちゃくちゃ面白かったです。

韓国の社会問題となっているテーマを描いているという話も聞いていたので鑑賞後にネット調べてみると、確かに失業率の問題や、貧富の差などが現実に問題になっているとのことで、劇中に出てくる不況を表すセリフも真実なのだなぁと思わされました。

ただだからと言って『パラサイト半地下の家族』は真面目一辺倒に描かれている映画ではありません。

ブラックコメディとジャンルに書かれているように、コミカルなカットも非常に多く、テンポも間延びすることなど一切なく絶妙なバランスで展開していきます。

思わず笑ってしまうシーンも多々あり、息を呑むシーンやドキドキに耐え切れず目を背けてしまうシーン、そしてどうしようもなく切なさを感じてしまうシーンなど本当に盛りだくさんの映画となっています。

ポンジュノ監督ってすごい!と思わされる作品であることは間違いありません。

そして出演している俳優たちがみなさん本当に上手いです。

韓国語はわからないからセリフ回しなどはわかりませんが、それでも上手いなぁという感じがこれでもかと伝わってきます。

間とか表情とか内面から湧き出てくるものが伝わってくるからだと思います。

大袈裟な演技も一切なくすごくリアルです。

特に名優ソンガンホに触れたいのですが、決して表情豊かではないのです。無表情と感じるシーンも多々あるのです。

でもそれでも痛いほど感情が伝わるのです。

これはもうやろうと思ってできることではないないし、このレベルに到達したいと思っている俳優はたくさんいることでしょう。

コメディセンスも抜群でいちいち笑わせてくれます。

だからこそシリアスシーンが活きるのです。

人間ってそういうふり幅があって当たり前なので、そういった部分もリアルに感じる大きな要因だと思います。

本当に面白いです。

これだけ高評価を受けているのも心から納得できます。

観た方が絶対いい映画です。

おすすめ映画です。ぜひ。

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