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映画『再会の街で』ネタバレあらすじ感想

映画再会の街でネタバレあらすじキャスト評価

映画『再会の街で』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『再会の街で』です。

ドンチードルの出演映画を観たいなぁと思い、鑑賞したのが今回の『再会の街で』でした。

歯医者のアランは911で妻子を失った大学のルームメイトのチャーリーと再会しますが、チャーリーは家族を失ったショックから立ち直れずにいました。

2人の友情とアラン自身も自分を見つめ直すきっかけを得て成長していく、そんな感動の物語となっています。

それでは『再会の街で』の映画紹介です。

映画『再会の街で』は2007年に日本公開されたアメリカ映画。

上映時間は124分。

監督はマイク・バインダー監督。この『再会の街で』には俳優としても出演しています。

キャストは

チャーリー・ファインマン…アダム・サンドラー

アラン・ジョンソン…ドン・チードル

ジャニーン・ジョンソン…ジェイダピンケット・スミス

アンジェラ・オークハースト…リヴ・タイラー

ドナ・リマー…サフロン・バロウズ

レインズ判事…ドナルド・サザーランド

ブライアン・シュガーマン…マイク・バインダー

ジョナサン・ティンプルマン…ロバート・クライン

ジンジャー・ティンプルマン…メリンダ・ディロン

ナイジェル・ペニントン…ジョン・デランシー

アデル・モデール…レエ・アレン

メラニー…ポーラ・ニューサム

ピーター・サヴァリノ…テッド・ライミ

ファロン…B・J・ノヴァク

ほか。

映画『再会の街で』ネタバレ・あらすじ

ニューヨークで歯科医としてクリニックを経営しているアランジョンソン(ドンチードル)は、クリニックの経営もうまくいっていて、妻のジャニーンジョンソン(ジェイダピンケットスミス)と娘たちと不自由のない幸せな暮らしを送っていました。

しかしアランはどこかで寂しさを感じていました。

悩みを打ち明ける友人もいなければ、クリニックで働いているほかの歯科医に気を遣ったりと、窮屈さを感じることも少なくありませんでした。

仕事を終えて帰っている時に、アランは偶然大学時代のルームメイトだったチャーリーファインマン(アダムサンドラー)を見かけてます。

アランは思わず声をかけますが、大声を張り上げてもチャーリーには聞こえていない様子で、チャーリーはアランに気が付かずに去って行ってしまいました。

チャーリーは911の事故の際に妻子を失っていて、アランはそのことを聞いてからチャーリーのことがずっと気にかかっていました。

歯医者の医師会の名簿でチャーリーを探したりもしていましたが、見つけることができないでいたのでした。

アランは再び街でチャーリーを見かけます。

チャーリーは電動のキックボードに乗っていて一旦アランの前から去ってしまいますが、アランが必死で呼びかけると反応してアランの元へ戻ってきました。

久しぶりの再会のため、アランはチャーリーに自己紹介からはじめて覚えているだろうと話しかけますが、チャーリーはアランのことを覚えていない様子でした。

アランは自分のことを覚えていないというチャーリーに驚きながらも一緒にコーヒーを飲もうとスターバックスへと行き話をします。

アランは大学時代のことをチャーリーに話し、アランの話を聞いているうちにチャーリーはだんだんとアランに心を開いていきました。

チャーリーはアランを自分のアパートに招待します。

チャーリーは現在歯科医の仕事は行っておらず、アパートで部屋のリフォームを自分で頻繁に繰り返しながら、テレビゲームをして過ごしいるようでした。

アランはチャーリーのそんな様子を見て、チャーリーの力になりたいとい考えました。

後日チャーリーのアパートを訪ねたアランは管理人の夫人と出くわし、チャーリーの友人だと信じてもらえずに中に入れてもらえませんでした。

そこへチャーリーがちょうど帰宅してアランの疑いは晴れます。

アランとチャーリーがアパートの前で話し込んでいると、一組の老夫婦が訪ねてきましたが、チャーリーはその老夫婦を避ける様子を見せていました。

老夫婦はチャーリーの亡くした妻の両親で、ジョナサンティンプルマン(ロバートクライン)とジンジャーティンプルマン(メリンダディロン)でした。

チャーリーはアランを電動キックボードの後ろに乗せて街へと走り出しました。

2人で行ったクラブでチャーリーはドラムを演奏しアランはチャーリーを誉めます。

チャーリーは気分よくアランと話していましたが、アランが家族のことを聞くと突然チャーリーの態度が豹変して、アランが誰かに頼まれて自分に近づいてきたのだと疑い始めます。

チャーリーはさらに激昂し、アランにドリンクをかけて大声で罵倒し周囲の注目を集めてしまいます。

アランはその場を収めることができないままチャーリーはクラブを出て行ってしまいました。

アランは常連の患者のドナリマー(サフロンバロウズ)に言い寄られていましたが、アランがなびかないのでドナはアランを憎んで、アランはもめ事に巻き込まれてしまいます。

アランはある時、チャーリーが避けていたティンプルマン夫妻に話しかけられます。

チャーリーは家族を失ってから現実を受け止められず現実逃避をしてしまっていて、ティンプルマン夫妻のことも避け続けていることをアランは聞きます。

アランはチャーリーの力にならなければとさらに思い、チャーリーもそんなアランに心を許していき、アランとチャーリーは一緒にテレビゲームをしたりとまるで学生時代に戻った時のような時間を共有していました。

アランは妻のジャニーンとの間に少しづつ違和感を覚えるようになっていましたが、チャーリーと時間を過ごすようになり、開放感を得られるようになります。

しかしジャニーンはチャーリーと過ごしていて家に帰らない時もあるアランを責め、アランとジャニーンの溝は深まっていってしまいます。

チャーリーはアランの歯科クリニックにも顔を出すようになります。

アランからドナのことを聞いていたチャーリーは、たまたま謝罪にクリニックを訪れたドナを見かけて「美人だ」と言って気に入ってしまいます。

アランと時間を過ごすうちに、チャーリーは嫌がっていた精神科医のカウンセリングを受けることを考え出します。

アランが精神科医のアンジェラオークハースト(リヴタイラー)を紹介します。

アンジェラはこれまでのチャーリーのカウンセラーと違い、無理にチャーリーに喋らせようとしないのでチャーリーは「いい先生だ」とアランに言いアンジェラを気に入ります。

しかしカウンセリングを重ねてもチャーリーが家族の話などを一切してくれないので、アンジェラは誰でもいいから話をすることが大切だとチャーリーに話します。

チャーリーはカウンセリングルームを出ると待合室で待っていたアランに、自分の亡くなった妻子のことを話しだします。

チャーリーは涙を流しながらアランに家族のことや家族との思い出を話しました。

アランに話し終わると、チャーリーは「やっぱり話すことがつらい。思い出すことがつらいんだ」と言って去っていきました。

チャーリーは家族の死を思い出し直面したことで情緒不安定になってしまいます。

自宅に帰ると拳銃を手にして街に出てしまいます。

チャーリーは無理な横断をしてタクシーの運転手から罵声を浴びせられます。

チャーリーはおもむろに拳銃を出しタクシー運転手に向けます。

周囲はチャーリーの拳銃を構えている姿を見て騒然とします。ちょうど市警の警官たちが居合わせ、チャーリーは拘束されました。

チャーリーは訴えられることはありませんでしたが、精神鑑定を受けることとなります。

ティンプルマン夫妻も関わることになり、チャーリーは入院する必要性を検討されることになってしまいます。

アランは自分が家族のことを思い出させてしまったせいだとチャーリーに謝罪します。

チャーリーはアパートのリフォームを繰り返している理由をアランに話し始めます。

亡くなった妻が事故に遭う前にリフォームを計画していて、その話をされていたのに自分が忙しかったことを理由にちゃんと話しを聞いてあげられなかったことをずっと悔やんでいるとチャーリーはアランに話しました。

チャーリーの入院が必要か否かの審問会が開かれます。

亡くなった妻の両親のティンプルマン夫妻が証言に立ち、チャーリーが現実を受け止めようとせずに家族に対して薄情な行動をとっていると発言します。

ジョナサンティンプルマンはチャーリーに家族の写真を見せますが、この写真を見たチャーリーは正気を保っていられず、大声を上げて騒ぎ出してしまい、審問会は一旦中断となりました。

レインズ判事(ドナルドサザーランド)はティンプルマン夫妻に対して、亡くなったチャーリーの妻は、夫が入院することを望んでいないのではないかと話をされます。

チャーリーは街を歩いていると今でも妻や子供たちが見えること、愛犬の姿も見えることをティンプルマン夫妻に話します。

ティンプルマン夫妻はチャーリーが誰よりも苦しんで生きていることを痛感しました。

チャーリーの入院の必要性はなしと判断され、チャーリーは住んでいたアパートを引き払い新しいアパートへと引っ越しをしました。

アランが引っ越しに手伝いに来ていて、カウンセラーのアンジェラと少しだけチャーリーと親しくなっていたドナもチャーリーの新居にやってきました。

アンジェラが帰り、アランも用事があるので出て行こうとしますが、チャーリーはドナと2人になるのが照れ臭いのか、アランにテレビゲームをやるように言い、無理やり家に残しました。

チャーリーは少しづつですが、確実に前進していました。

アランは妻のジャニーンに電話をして…。

結末は本編をご覧ください。

 

 

映画『再会の街で』感想・評価

映画『再会の街で』、とてもいい映画でした。

ドンチードルと言えば個人的にはちょっとコミカルな演技をどうしても期待してしまうのですが、今回のこの『再会の街で』ではそういった芝居はかなり封印されていました。

しかしそれはそれでとっても魅力的なドンチードルでした。

やっぱりコメディうまい俳優はシリアスな芝居もうまいんですよね。

そしてアダムサンドラーももうこれまで観たことがないアダムサンドラーでした。

そしてドンチードルのように、コメディがうまい俳優はシリアスな演技がうまいということを「再会の街で」で見事に体現してくれています。

むしろアダムサンドラーに見えないぐらいでした。本当に素晴らしかったです。

リヴタイラーを久しぶりに観たけど、綺麗な人は変わらず綺麗ですね。『ジュエルに気をつけろ』とがか懐かしいです(笑)

映画『再会の街』はストーリーもとても心あったまる内容で、かなりの傑作です。

大きな盛り上がりがある映画ではないけれど、時間があっという間に過ぎる感覚になるぐらい映画の世界に引き込まれました。

映画『再会の街で』は優しく素敵な映画です。

おすすめ映画です。ぜひ。

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