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映画『セブンティーン』作品情報
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『セブンティーン』です。
映画『セブンティーン』は『依頼人』『マイフレンドフォーエバー』『スリーパーズ』などで人気を博していた子役出身の俳優・ブラッドレンフロ主演作品となります。
今は亡きブラッドレンフロを観られる映画であり、内容も思春期の少年の葛藤や成長を描いていて、ブラッドレンフロの好演が眩しい映画となっています。共演はケヴィンベーコン。
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それでは『セブンティーン』の映画紹介です。
映画『セブンティーン』は1997年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は102分。
監督はガイ・ファーランド監督。
キャストは
カーチィジョナス…ブラッド・レンフロ
ビリーマジック…ケヴィン・ベーコン
イストヴァンジョナス…マクシミリアンシェル
ダイニーマジェスキー…キャリスタ・フロックハート
セシルシムズ…ジェームズ・キシッキー
ノートン神父…ポール・ドゥーリー
ケヴィンボイル…ジョンサン・リースマイヤーズ
ヘンリー…ルーク・ウィルソン
エイモススミス…デイメン・フレッチャー
アンディスタス…ジェリー・スウィンドール
ダニーホーガン…トニー・デオン
ほか。
映画『セブンティーン』ネタバレ・あらすじ
1960年、オハイオ州クリーヴランド。
ラジオDJを生業にしているビリーマジック(ケヴィンベーコン)はある理由で勤めていたラジオDJの仕事を失い、仕事を求めてやってきました。
そしてビリーはセシルシムズ(ジェームズキシッキー)に雇われWHKラジオでDJの仕事にありつきます。
しかしこの雇用には条件があり、セシルに仕事で得た利益の分け前を渡す事でした。
ビリーはラジオDJとして活躍する際に、自身の番組で楽曲をかける代わりに賄賂を受け取っていたのです。
そのせいで仕事を追われていましたが今回も同じことをしようと企みます。
ビリーのDJとしての腕前は確かで、WHKラジオで始まったビリーの番組も人気になり、ビリー自身も人気者となります。
その町にはハンガリーからやってきた移民のイストヴァンジョナス(マクシミリアンシェル)と2人で暮らす17歳の高校生であるカーチィジョナス(ブラッドレンフロ)が住んでいました。
父親のイストヴァンジョナスは市民権を得るために勉強に励んでいました。
カーチィは学校で地味な存在で成績も悪く、特に目立った生徒ではありませんでした。
父親のイストヴァンが頑張って入れたお金のかかる学校でしたが、カーチィはお世辞にも勉強を頑張っている生徒ではありませんでした。
カーチィはビリーのラジオ番組が大好きで、通学の際に自転車のカゴにラジオを入れて聞きながら通学するほどでした。
またカーチィはDJのビリーに憧れも抱いていました。
カーチィには特にやりたい事がなく、成績が悪いこともあり進路を心配したノートン神父(ポールドゥーリー)が将来どうするつもりかを問いますが、カーチィは答えることができないでいました。
ビリーのラジオ番組で学校の人気投票が行われ、ミスターハイスクールを決めるコンテストが開催されました。
生徒たちをはじめリスナーが投票して決めるというものでした。
カーチィはなんとか自分の人生を変えるためにも選ばれたいと考えていました。
そのころカーチィはアルバイト先のバイト仲間の女性・ダイニーマジェスキー(キャリスタフロックハート)に想いを寄せていました。
カーチィはダイニーにアタックしますが相手にされずにいました。
カーチィにはこの年代の少年にありがちな自分を大きく見せようと虚言をしてしまう癖があり、ダイナーにそんな部分も見透かされていました。
そんなカーチィにダイナーはミスターハイスクールに選ばれたらデートしてもいいとカーチィに告げます。
カーチィには絶対に無理だと思っての発言でした。
しかしカーチィはミスターハイスクールに見事に選ばれます。
この結果によって学校で人気者のケヴィンボイル(ジョンサンリースマイヤーズ)に目をつけられてしまい、嫉妬心に燃えるケヴィンに喧嘩を吹っ掛けられ、さらに大切にしているラジオも壊されてしまいました。
ミスターハイスクールに選ばれたカーチィはビリーにラジオ局に招待されます。
ビリーはカーチィに会うと、自分で何票も投票してミスターハイスクール選ばれただろうと指摘します。
ビリーはハガキの筆跡などから確信を持っていましたが、カーチィはこの事実を絶対に認めませんでした。
カーチィのそんな態度を見たビリーはカーチィを気に入り、アシスタントをやらないかと誘います。
DJに憧れ、ビリーに憧れているカーチィは喜びこれを引き受けました。
ビリーは度々カーチィに報酬としてお金を渡し、カーチィは雑用などを一生懸命にこなしていました。
カーチィはビリーと一緒に仕事ができることに喜びを感じ満足していました。
しかし、ビリーに曲をかけてくれと頼みにきたレコード会社の人間がカーチィにビリーに渡すようにと分厚い封筒を渡す事もあり、カーチィは少しそのことが気にはなっていました。
ミスターハイスクール選ばれてダイナーとデートできるようになったカーチィは、喜び勇んでデートに出掛けます。
しかしここでもカーチィは背伸びをしようとしてしまい、ダイナーは終始不機嫌な様子でした。
さらにカーチィは友人のアンディスタス(ジェリースウィンドール)から夜にその気になると言われる薬をもらっていて、レストランでのディナー中にこっそりそれをダイナーのお酒に入れてしまいます。
しかしこれによってダイナーは体調を崩してしまい、焦ったカーチィは家に送りアンディを呼び対処しようとしますが薬を入れられていたことを知ったダイナーは激怒し、カーチィは追い出されます。
心配したカーチィはダイナーの家の前で夜を明かしました。
一方ビリーは警察から目をつけられていました。賄賂をもらっていることの収賄罪でした。
捜査はカーチィにも及びカーチィは取り調べを受けることとなります。
封筒を受け取ったりといったことはなかったかと聞かれましたが、カーチィはシラを切り通しました。
ビリーはこれまでにも賄賂の受け渡しに少年を使っていて、嘘をつける少年を使ってきていました。
カーチィはそういう意味で気に入られ、ビリーに利用されていたのでした。
カーチィは発音が下手で『ザ』が『ダ』になってしまう少年で自身もコンプレックスを持っていましたが、ビリーはそんなカーチィを勇気づけて改善する方法なども教えてくれていました。
そんなビリーが自分を利用していたと聞かされたカーチィは大きなショックを受けます。
しかも本当のことを言わないと父親が取りたがっている市民権にも影響するぞとFBIから脅されてしまいます。
しかしカーチィはビリーを裏切ることはしませんでした。
悩んだカーチィはダイナーの元を訪れ自分の弱さをさらけ出しました。
ダイナーはやっと自分を出してくれたカーチィを優しく抱きしめました。
そしていよいよ市民権を獲得できるかの日がやってきます。
カーチィはビリーの一件があったため呼び出されました。
そこでカーチィはジョージワシントンの話を出され、君は本当の話だと思うかと問われます。
カーチィは思わないと答えました。
すると質問者はニンマリし『誰でも嘘をつく』と言い、カーチィと父親のイストヴァンは市民権を無事に取ることができました。
ビリーはカーチィが証言をしなかったおかげで捕まりませんでした。
しかし町を出ていくことになり、ビリーはカーチィのDJになる夢を叶えようと放送学校に学費免除で入れる話しをつけたと言いますが、カーチィはこれを断り、自分の力で頑張ってみるとビリーに告げました。
ビリーは嬉しそうに笑い、カーチィに投票のハガキを偽造しただろうと再度尋ねました。
カーチィは相変わらずこれを否定します。
ビリーはお前には負けるよと嬉しそうに笑いながら去って行きました。
映画『セブンティーン』感想・評価
この映画はとにかく大好きになってしまいVHSで買って何回も観ていて、ポスターも部屋に貼っていたほどでした。
ブラッドレンフロが本当に思春期の少年を好演していて、歯がゆくもあり胸が痛くもなりといった感情を与えてくれます。
本当にいい俳優だと思うのです。
亡くなってしまった時は鳥肌が立ったのをいまでも覚えています。
子役時代から好きな俳優だっただけになんだか遠い存在に思えない部分もあって。
本当に惜しい俳優を亡くしたと今でも思います。
そしてケビンベーコンももちろん素晴らしくて、『スリーパーズ』でブラッドレンフロを苛めていたケヴィンベーコンだけにそういう意味でも感慨深いと言いますか。
この映画『セブンティーン』のケヴィンベーコンの演技もかなり秀逸だと思っています。
ただ悪い人間というわけではないのでかなり難しい役だと思うのですが、見事に魅力的に演じてくれています。
映画としても悩める思春期の頃を思い出したり、共感できたり感動出来たり、そして最後はすっきりできる名作です。
おすすめ映画です。ぜひ。
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