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映画『スニーカーズ』ネタバレあらすじ感想

映画スニーカーズネタバレあらすじキャスト評価

映画『スニーカーズ』作品情報

今回の絶対おすすめ映画シリーズは『スニーカーズ』です。

映画『スニーカーズ』は元々はリバーフェニックスが出演しているという理由で鑑賞したのですが、他にもロバートレッドフォードやシドニーポワチエなど豪華キャストが出演しかなりの見応えのある映画となっています。

主演はロバートレッドフォードです。

ハラハラドキドキさせてくれるクライムムービーとなっています。

名優の1人であるシドニーポワチエは『リトルニキータ』でリバーフェニックスと共演しています。

それでは『スニーカーズ』の映画紹介です。

映画『スニーカーズ』は1993年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は126分。

監督はフィルアルデン・ロビンソン

『トータルフィアーズ』を監督しています。

キャストは

マーティン・ビショップ…ロバート・レッドフォード

ドナルド・クリース…シドニー・ポワチエ

ダリルマザーロスコー…ダンエイクロイド

カール・アボガスト…リバー・フェニックス

アーウィン・ホイッスラー・エメリー…デヴィッド・ストラザーン

リズ…メアリー・マクドネル

コズモ…ベン・キングスレー

バーナード・アボット…ジェームズ・アールジョーンズ

グンタージャネック…ドナルローグ

ワーナーブランデス…アウティーヴント・ボロウスキー

ほか。

映画『スニーカーズ』ネタバレ・あらすじ

ベトナム戦争の最中、マーティンとコズモの2人の大学生はパソコンで大手銀行のコンピューターをハッキングしていました。

彼らはハッキングして送金作業を行っていて、政府や政治家の預金を反戦運動をしている組織に送金しています。

彼らにとっては正しいことをしている、世の中のためになっているという思いで行っていることでした。

作業の最中にお腹が空いた2人はピザの買い出しに行くことにします。

どちらが買出しに行くかで賭けをしますが、コズモのいかさまが上手くいきマーティンが賭けに負けてピザを買いに出かけました。

しかしマーティンが買出しに行っている最中にFBIが踏み込んできてしまいます。

コズモはあえなくFBIに逮捕されてしまいました。

マーティンはコズモが逮捕される様子を外から見ていましたが、どうすることもできずコズモを見捨ててその場を立ち去りました。

それから20年以上の時が経過しました。

マーティンビショップ(ロバートレッドフォード)は、仲間たちと一緒に銀行に侵入する作戦を決行しようと車に待機していました。

コンピューターをハッキングし警備システムを破壊し警備員の隙をついて銀行に侵入したマーティンたちは、直接銀行のコンピューターをいじり不正な送金を行いました。

この結果に銀行の上層部の人間たちは苦悩します。

実はこの犯罪は本当の犯罪ではなく、警備セキュリティなどをチェックする訓練のようなもので、破られることのないシステムかどうかを試すためのものでした。

マーティンたちが破ったことで銀行はシステムを改良しなくてはなりません。

マーティンは元々ブライズという名前でしたが、現在はマーティンビショップと名前を変え、どれだけ強固かを確認するためにシステムに侵入する仕事を稼業としていました。

チーム名は『スニーカーズ』でした。

そんな『スニーカーズ』の様子を伺っている人間がいました。

1つの任務を終えた『スニーカーズ』に新たな仕事が舞い込んできます。

オファーをしてきたのは国際機関NSAで、マーティン以外の『スニーカーズ』のメンバーに前科などがあることなども調べ上げていました。

仕事内容は数学研究者の研究結果を盗み出して欲しいという内容でした。

その数学研究者にはロシアが関わっているとのことでした。

マーティンは危険な仕事だと感じこのオファーを断ろうとします。

しかし断る選択肢は用意されていませんでした。

国際機関NSAはマーティンの過去もすでに知っていて脅迫ともとれる形で仕事を引き受けるように迫ります。

マーティンは仕事の依頼を引き受けました。

マーティンは自分の過去を『スニーカーズ』のメンバーに話しました。

メンバーはマーティンが過去を隠していたことに驚き怒りますが、今回の仕事の報酬が高額のため俄然やる気になっていました。

マーティンの恋人であるリズ(メアリーマクドネル)は数学に強い女性だったのでマーティンは今回の任務をリズに相談します。

リズと共にターゲットの数学研究者の講義へと赴きました。

リズのおかげでその数学研究者が暗号解読について話していること、また万能数式という方法を用いていることもわかりました。

講義にはロシア政府の関係者が来ていることに気付いたマーティンはロシアとの繋がりの疑いを深めました。

マーティンは早速『スニーカーズ』の仲間たちとその数学研究者の身辺を探ります。

研究内容を盗み出すためには数学研究者のパソコンのプログラムを盗み出す必要があると考えていましたが、アーウィンホイッスラーエメリー(デヴィッドストラザーン)がすでにその研究内容は別の形に移されているという情報を入手し、さらにその研究内容はブラックボックスとされる留守番電話の機械にあるという情報も手に入れます。

早速数学研究者の研究室に忍び込む『スニーカーズ』たち。

長年の関係だからこそできる見事な連携で機械を盗み出すことに成功しました。

仕事の成功をリズも含めて盛大に祝うスニーカーズのメンバーたち。

多額の報酬の遣い道について話は盛り上がっていました。

そんな中でホイッスラーを中心に一体どんな内容の情報が入っているのかと内部を調べ始めます。

するとその数学研究者の研究の成果は、コンピューターのセキュリティを破るハイレベルな暗号キーであることがわかりました。

とんでもないものを盗んでしまったことに動揺するスニーカーズ。

盛り上がりは一気になくなっていました。

ただ事ではないことに手を出してしまった恐怖を感じつつ、不安の中その夜はそのまま仲間たちはその場で一夜を明かしました。

次の日、マーティンはドナルドクリース(シドニーポワチエ)と共に箱の受け渡し場所へと向かいます。

車で向かった先でマーティンが受け渡しに向かいクリースは車で待機していました。

しかしクリースは新聞に数学研究者の部屋が放火され殺害された記事があるのに気づきます。

慌ててマーティンを連れ戻したクリースは報酬を受け取らずに逃げます。

マーティンは依頼主NSAの元に行くも彼らの事務所が入っているビルはすでに解体されていて、マーティンはロシアの官僚にと会いにいきます。

話をしていると数学研究者はロシアではなくアメリカからの依頼で研究を行っていたことがわかります。

さらに資料を見せてもらっているとその中にNSAを名乗る人間がいました。

ロシア官僚の男の様子が急に変わります。マーティンに対しすぐに逃げた方がいいと告げます。2人が乗っていた車はFBIを名乗る男の車に停められます。

マーティンは降りるように言われ、車を降りるとFBIを名乗る男はロシア官僚を射殺しました。

そして驚いて逃げようとした運転手も射殺されてしまいました。

さらにその現場にNSAを名乗っていた男がやってきます。

その男はマーティンのことを殴りマーティンは意識を失ってしまいました。

トランクに乗せられたマーティンは連れていかれ気が付くとソファの上にいました。

マーティンに1人の男が近づいてきます。年頃はマーティンと同じぐらいの男でした。

マーティンはこの男の面影になぜか懐かしさを感じました。マーティンは気が付きます。

近づいてきた男はあの時FBIに連行されたコズモでした。

コズモは刑務所で亡くなったとマーティンは聞いていましたが、それは偽装でマーティンは刑務所で闇組織の大物に気に入られ、闇社会に身を投じていたのでした。

コズモがマーティンに万能暗号キーを盗ませたのは自分の開発したものを解読されないためでした。

コズモはマーティンに対し、昔のように一緒に世直しをしようと持ち掛けます。

しかしマーティンはこの誘いを笑って拒絶しました。

コズモは万能暗号キーを使ってFBIのコンピューターをハッキングし、マーティンの昔の名前から今の名前に書き換えてしまいました。そこでマーティンは再び殴られ気を失ってしまいました。

マーティンは気が付くと今度は路上にいました。マーティンには数学研究者とロシア官僚殺害の容疑がかけられていました。

マーティンはリズに連絡を取り、スニーカーズを集めて策を練ろうとします。

リズのヘ部屋にスニーカーズのメンバーは集まります。

マーティンたちは本物のNSAと連絡を取ろうとします。

NSAが依頼していた万能暗号キーに関する人物の情報を引き換えに自分たちの身の安全の保障を条件に出しますが、話はスムーズに進みません。

逆探知をされる寸前で電話を切ります。

万能暗号キーそのものでなければ交渉は難しいと判断します。そうなると万能暗号キーの機械を取り戻すしかありません。

マーティンがトランクの中で聞こえていた音を頼りにコズモたちのアジトを割り出そうとします。

コズモ達が古いおもちゃやとアジトにしていることが判明します。

コズモが設置しているセキュリティシステムを調べ上げ、さらに隣の住人から必要な情報も入手し、準備が整ったところでスニーカーズは作戦を決行しました。

万能暗号キーは留守番電話の機械にあるのですり替えてもバレない同型の機械も用意しました。

侵入を開始するスニーカーズのメンバー。

リズに隣人の男を引き付けるためにデートを行ってもらいますが、リズの正体がバレてしまいリズは危険にさらされます。

騒ぎとなりコズモもその場に駆け付けますが隣人の男に対して何もしていないので容疑は晴れます。

しかしリズの話す内容の些細なことからコズモはマーティンとの関りを疑います。

コズモは自室に戻って万能暗号キーの機械の箱を調べます。

マーティンは盗み出したもののすり替えることができずに、盗みがバレてしまいます。

緊急事態として厳戒態勢がとられ、その中でも逃げようとしますがリズが捕まっているためマーティンはコズモの前に引きずり出されてしまいます。

コズモに言われ万能暗号キーの箱を返すマーティン。命の保証をしてくれていたにも関わらず、コズモは部下にマーティンとリズを殺すように命令します。

マーティンが撃たれようとした瞬間、マーティンが合図を送ると天井裏に潜んでいたカールアボガスト(リバーフェニックス)が現れコズモの部下を取り押さえました。

マーティンは万能暗号キーの機械の箱を取り戻し、部下たちを倒してその場から逃げます。

屋上にマーティンたちが辿りつくと、仲間を呼びます。リズとカールを先に行かせるマーティン。そこへコズモが銃を持って現れます。

コズモはマーティンに世界を一緒に変えようともう一度誘います。

しかしマーティンはもう子供じゃないんだとこの誘いを断り、万能暗号キーの機械の箱をコズモに返して立ち去ろうとします。銃を構えるコズモでしたが、マーティンを撃つことはできませんでした。

コズモが万能暗号キーの機械の箱を確認すると、箱はマーティンがすり替えた偽物でした。コズモはただ立ち尽くしていました。

スニーカーズのメンバーは自分たちのアジトに戻ります。

しかしそこには本物のNSAの人間たちが待ち構えていました。

マーティンはコズモに名前を書き換えられてしまっていることから、NSAに箱を渡す条件として自分の犯罪歴の抹消を提案します。

NSAは仕方なくこの提案を受け入れ取引が成立しました。

NSAはマーティンから箱を受け取り帰ろうとしますが、他のスニーカーズのメンバーが引き止めます。

彼らは多額の報酬がなくなったことを言い、自分たちが報酬をもらったらやろうと思っていたことを実現してほしいとNSAに抗議しました。

NSAはこの子供じみたスニーカーズのメンバーの要求を受け入れ最大限に努力しようと話しました。

マーティンは箱を渡す際にこれは役に立たないとだけ言いました。

NSAは万能暗号キーの機械を使う事が目的ではなく、目的は他にあったと話しました。

果たしてNSAの目的はなんだったのか…?

結末は本編をご覧ください。

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映画『スニーカーズ』感想・評価

インターネットの世界が大いに進化している現代にこの『スニーカーズ』を観ると、ちゃちいなぁと感じる部分も多いかもしれません。

しかし映画『スニーカーズ』は1992年に制作されている映画です。

それを思うと当時としてはこういった題材の映画としては先駆けといえるのではないかと思います。

そしてこの『スニーカーズ』の見どころはコンピューターがどうこうではなく、昔からの友人との友情やリズを含めたチームの仲間との友情や関係性、そしてハラハラする展開が見どころの映画となっていますので、時代的なものはそこまできにならないのではと思います。

リバーフェニックスが主演ではなくこの番手で出演しているぐらいなので、かなり脚本に惹かれたのだろうなと思ってしまいます。

そしてまさにストーリーがしっかり面白い映画になっています。

『スニーカーズ』は知らない人も多い映画だと思います。

『ミッションインポッシブル』の走りとまではいかないかもしれませんが、彷彿させるものは感じます。

ロバートレッドフォードもシドニーポワチエも最高ですが、やっぱりリバーフェニックスのカッコ良さには目を持ってかれてしまいます。

おすすめ映画です。ぜひ。

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