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映画『タロットカード殺人事件』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『タロットカード殺人事件』です。
映画『タロットカード殺人事件』はウディ・アレン監督、ヒュージャックマンにスカーレットヨハンソン、そしてウディアレン本人も出演している映画。
これだけの情報でもワクワクしてしまう作品です。
ファンタジー的な要素も含まれている映画で、会話劇とともにストーリーもクスリとさせてくれる映画となっています。
それでは『タロットカード殺人事件』の映画紹介です。
映画『タロットカード殺人事件』は2007年に日本公開されたアメリカ・イギリス合作映画。
上映時間は96分。
監督はウディ・アレン監督。
『セレブリティ』『ミッドナイトインパリ』『アニーホール』などを監督している巨匠です。
キャストは
サンドラ・プランスキー…スカーレット・ヨハンソン
ピーター・ライマン…ヒュー・ジャックマン
シド・ウォーターマン…ウディ・アレン
ジョー・ストロンベル…イアン・マクシェーン
マルコム…チャールズ・ダンス
ヴィヴィアン…ロモーラ・ガライ
ジェーン・クック…フェネラウールガー
ライマン卿…ジュリアン・クローヴァー
ヤン…ヴィクトリア・ハミルトン
マイク・ティンズレー…ケヴィン・マクナリー
刑事…アンソニー・ヘッド
ほか。
映画『タロットカード殺人事件』ネタバレ・あらすじ
優秀なジャーナリストだったジョーストロンベル(イアンマクシェーン)は血栓による死後、死神に連れられて川を渡っている時に、同じ船に乗りう合わせた同じく命を落とした女性と会話を交わします。
女性は貴族のピーターライマン(ヒュージャックマン)が、世間を騒がせているタロットカード殺人事件の犯人であることをジョーに話します。
女性はピーターの秘書をしていましたが、秘密を知ってしまい、毒を盛られて命を落としていました。
ジョーはこのスクープにジャーナリストの血が騒ぎ、死神の目を盗んで船から飛び降り川へと飛び込みました。
アメリカでジャーナリズムを専攻し学んでいる学生のサンドラブランスキー(スカーレットヨハンソン)は、イギリスにいる友人の元へやってきています。
サンドラは友人と友人の家族とともにマジックショーを見に来ていました。
マジックを行っているのは老人のマジシャン・シドウォーターマン(ウディアレン)です。
シドは一通りマジックを見せた後に、箱の中にお客さんを入れて、箱の中から姿を消すマジックに取り掛かります。
サンドラが観客の中から選ばれてこのマジックに参加することになり、箱の中に入りますが、箱の中にジャーナリストのジョーの亡霊が現れて、サンドラにタロットカード殺人事件の真犯人がピーターであることを告げます。
マジックが終わり箱から出てきたサンドラは亡霊と出会ったことで呆然としていました。
シドはサンドラの様子がおかしいことに気が付いていましたが、とりあえず観客席へとすぐに戻します。
サンドラは後日シドのマジックショーの会場に訪れ、ジョーの亡霊に会ったことを話します。
信じられず相手にしないシドでしたが、サンドラとシドの前に再びジョーの亡霊が現れ、結局シドもサンドラとともにタロットカード殺人事件の犯人がピーターであるかの捜査に乗り出すことになります。
しかしピーターは貴族なので簡単には近づくことができません。
サンドラは友人の家が富豪だったことで、ピーターが通っているプールに侵入することに成功します。シドも同行しています。
サンドラは溺れるふりをしてピーターに助けてもらい見事に知り合いになります。
サンドラとシドは身分を偽り、上流階級の身分であると自己紹介しました。
サンドラの美貌に惹かれたピーターはサンドラとシドをパーティーに招待します。
ピーターと仲良くなり、自宅の地下室などにも潜入し捜査を進めるサンドラとシドでしたが、ピーターはサンドラに恋をし、サンドラも紳士的なピーターに惹かれ恋をしてしまい、ピーターが殺人犯のはずがないと思い始めます。
しかし亡霊のジョーが暗証番号を教えた地下室の部屋にはタロットカードがあり、ピーターへの疑念は晴れません。
サンドラはピーターには状況証拠しかなく、タロットカード殺人事件の犯人ではないと確信を持ち始めますが、シドは逆に疑いを強めていてサンドラの身を心配しますが、サンドラは聞く耳を持ちません。
警察がタロットカード殺人事件の犯人を逮捕したニュースが流れます。
サンドラはこれでピーターは犯人ではなかったとシドに言い、ピーターとの仲を深めていきますが、シドはジョーの亡霊とも密かに会っていて、サンドラを救うためにも1人で聞き込みなどをして捜査を進めていきます。
ピーターはサンドラを気に入り、サンドラは身分を偽っていたことを思い切って告白し、タロットカード殺人事件の犯人だと疑っていたことも正直に話しました。
ピーターは正直に打ち明けたサンドラを笑って許し、2人は休暇を2人きりで過ごすために湖のある別荘へと出かけます。
捜査を続けていたシドは、ピーターが娼婦のベティと関係を持っていて脅迫されていたことや、ベティの髪を黒く染めさせて殺害し意図的にタロットカードを置いてタロットカード殺人事件に見せかけて殺害した真相にたどり着きます。(タロットカード殺人事件は黒髪の娼婦が襲われていた)
シドが慌てて別荘に電話してサンドラに説明しますが、サンドラは信用しないうえに電話はピーターに聞かれてしまっていました。
シドはサンドラの身の危険を感じ、車を猛スピードで走らせて別荘に急ぎます。
しかしシドはなんと車の運転中に事故に遭い、命を落としてしまいました。
湖でボートに乗っていたサンドラとピーターでしたが、ピーターが豹変し、ベティを殺害したのは自分だと告白し、サンドラを湖に突き落とします。
ピーターは警察を呼び、サンドラが湖で溺れてしまったと報告します。
救助隊が湖を捜索しますが遺体は見つからないと言い、ピーターは悲しんでいるふりをします。
そこへびしょ濡れのサンドラが現れ…。
結末は本編をご覧ください。
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映画『タロットカード殺人事件』感想・評価
映画『タロットカード殺人事件』、最高に面白かったです。
ストーリーもファンタジーとサスペンスが絶妙に融合されていて、ハラハラもするしクスリと笑ってしまったりと色々な意味で楽しませてくれます。
スカーレットヨハンソンもヒュージャックマンもイアンマクシェーンもみんな素晴らしいのですが、個人的には俳優としてのウディアレンが最高でした。
ウディアレンの可愛さってずるいですよね(笑)キョトンとした顔がもう最高すぎて愛さずにはいられません(笑)
リアリティのあるコミカルな演出が非常にうまい監督という印象ですが、演じる立場になっても同じようにコミカルな演技にリアリティがあってさすがの一言です。
映画『タロットカード殺人事件』は、気楽に鑑賞できて大いに楽しめる映画となっています。
おすすめ映画です。ぜひ。
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