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映画『アジャストメント』ネタバレあらすじ感想

映画アジャストメントネタバレあらすじキャスト評価

映画『アジャストメント』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『アジャストメント』です。

映画『アジャストメント』はマットデイモン主演のSFサスペンス映画です。

最初に感想を書いてしまうと、かなり面白かったです。

映画の中の何気ないセリフが自分の実生活でもあり得るような思いにさせられたりもしますし、心温まるストーリーでもあります。

それでは『アジャストメント』の映画紹介です。

映画『アジャストメント』は2011年に日本公開されたアメリカ映画。

上映時間は106分。

原作はフィリップKディックによる短編小説『調整班』。

監督はジョージ・ノルフィ監督

『アジャストメント』が監督デビュー作品となっていて、『ボーンアルティメイタム』の脚本に参加しています。

キャスト

デヴィッド・ノリス…マット・デイモン

エリース・セラス…エミリー・ブラント

ハリー・ミッチェル…アンソニー・マッキー

リチャード・ソン…ジョン・スラッテリー

チャーリー・トレイナー…マイケル・ケリー

トンプソン…テレンス・スタンプ

マクレディー…アンソニール・イヴィヴァー

メイズ…ブライアン・ヘイリー

ジョン・スチュワート…ジョン・スチュワート(本人)

ほか。

映画『アジャストメント』ネタバレ・あらすじ

下院議員だったデヴィッドノリス(マットデイモン)は満を持して上院議員に立候補し、選挙の真っ最中でした。

元々下町育ちでやんちゃをしていたノリスでしたが、議員としての評価は高く、上院議員の選挙も当選間違いなしと目されていました。

しかし過去にバーで行った失態が明るみに出てしまい一気に人気を落とし、まさかの落選をしてしまいます。

落選確実のスピーチの時にノリスがトイレに行くと、1人の女性と出会います。

エリースセラス(エミリーブラント)という女性はノリスを高く評価していて、スキャンダルに負けないようにと励ましました。

ノリスとエリース急激に惹かれます。

しかしノリスはスピーチをしなくてはいけないため呼び出されてスピーチに向かいました。

落選確実のスピーチで、ノリスは用意された挨拶を読んだことを告白し自分の言葉で話し、拍手喝さいを浴びます。

ノリスはそんなまっすぐな性格をした人間でした。

ノリスの周囲で不穏な動きが起きていました。

帽子をかぶった男たちがノリスの動きを監視していて、ノリスがバス停でコーヒーをこぼすことを予言していました。

ノリスは落選した後に別の仕事に就いていました。

ノリスは待っていたバスにコーヒーを持ちながら乗り込みます。

公園のベンチに座っていた男性はノリスが普通にバスに乗り込むのを見て慌てた様子で必死にバスを追いかけます。

しかし追いつけずにノリスを乗せたバスは走っていってしまいます。

ノリスはバスの中でエリースと偶然再会します。再会を喜び会話をする2人。

ノリスの持っていたコーヒーがこぼれてエリースにかかってしまい、それをきっかけにノリスはエリースの連絡先をもらいました。

バスを追いかけていたいた男性はハリーミッチェル(アンソニーマッキー)という男性で、彼はバスを追っていてタクシーにはねられますが軽症で済みます。

それよりもハリーは持っていた本を気にしていました。

ハリーの持っていた本の内容が変化し始めていました。

ノリスは会社に出社してオフィスに入っていきますが、様子がおかしいことに気が付きます。

他の人間が静止していて、さらに帽子をかぶった集団がなにやら動き回っていました。

ノリスの選挙の相棒でもあったチャーリートレイナー(マイケルケリー)も、静止した状態で帽子の集団に何かされていました。

その光景を見て驚くノリスでしたが、帽子の集団もノリスを見て驚きます。

リーダーの男が『確保しろ』と言いますが、ノリスは急いで逃げ出しオフィスを走り回ります。

しかしノリスの行動はすべて読まれていて、先回りされてあっけなくノリスは捕まってしまいました。

ノリスは椅子に拘束され、帽子の集団はその周りで何か揉めていました。

どうやら予定外のことが起きた様子で、リセットするしないの話をしていて、過去にあった事件に似ているなどと話をしていました。

わけがわからないノリスは逃げだそうとしますが、やはり動きを読まれていてあっさり捕まります。

バスを追いかけてきていたハリーもバツが悪そうに立っていました。

帽子の集団のリーダー格であるリチャードソン(ジョンスラッテリー)が話しかけてきて、事態を説明します。

リチャードソンは自分たちの仕事は『調整』を行う調整屋だと話しました。

人が運命通りに動くように調整するのが仕事だと話し、今回のことを誰にも言わないようにノリスに話します。

もしも約束ができないなら、ノリスの記憶をすべて奪うと告げました。

さらにリチャードソンはエリースには2度と会わないようにとノリスに伝えました。

ノリスは拒みますが、エリースの連絡先をリチャードソンは目の前で燃やしてしまいました。

ノリスは扉から移動させられます。移動した先はなぜか自分のオフィスの部屋でした。

慌ててノリスは自分が来た扉を開けますが、そこはリチャードソンたちがいた空間ではなく、見慣れた会議室に戻っていました。

チャーリーが会いに来ます。

ノリスとチャーリーは事業の件で揉めていましたが、チャーリーは急に考えを変えていて、ノリスの考えに賛同していてノリスは違和感を覚えました。

ノリスはエリースに会いたい一心で連絡先を思い出そうとしたり、なんとか会う手立てを考えます。

するとノリスの前にハリーが現れて、無駄なことだからやめろと忠告しました。

ノリスが質問すると、ハリーたちは運命が書いてある本を持っていて、その通りにその人間が生きるように調整していると答えます。

ノリスがエリースに会う事はハリーたちによって妨害されることにもなっていました。

3年の月日が経ちます。

ノリスはエリースに会いたい気持ちを持ち続けていて、エリースと偶然会ったバスに乗り続けていました。

ノリスはバスの窓からエリースを発見して、慌ててバスを降りて話しかけます。

エリースは連絡をくれなかったノリスに怒りますが、ノリスはやっと会えたエリースを根気よく説得します。

エリースがダンサーであることも知りました。

リチャードソンたちが慌てています。

なんとか妨害しようとするリチャードソンたちですが、ノリスの想いは強く、運命に変化が現れ始めていました。

リチャードソンはあることに気が付いて上司に話します。

ノリスとエミリーは過去にも何度も結ばれる運命にある2人でした。

2人を引き離すには強大な力が必要と考えた上司は、ノリスとエリースの件をトンプソン(テレンススタンプ)に任せることにしました。

ノリスはエリースと仲を深めますが、エリースには別れた婚約者がいてノリスが現れてから連絡がくるようになり、ノリスは『調整』されているのではと怪しみます。

ノリスは以前リチャードソンたちを話した場所で、今度はトンプソンと会います。

トンプソンは自分たちの仕事がいかに大切かを話し、狂いが生じることで世界がおかさしくなってしまう事情を話しました。

エリースがノリスの理想の女性であり過ぎることが問題なのだとトンプソンは話します。

ノリスがエリースを最優先に生きてしまう事を危惧していたのでした。

ノリスにとってエリースはいない方がいい存在だとトンプソンは話しました。

しかしエリースと結ばれれば運命は狂ってしまうと言い、エリースにケガをさせます。

怒ったノリスはトンプソンに暴力をふるいますが、トンプソンはノリスの長所はそこにあると怒るどころか認めている様子でした。

ノリスはエリースに迷惑がかかることを恐れ、エリースの前から姿を消しました。

調整の仕事をしているハリーは自分の仕事に疑問を感じ始めていました。

元々ノリスが政治家を志すきっかけを作るために家族を死に追いやったことに、ハリーは関わっていました。

約1年の時が流れます。

ノリスは選挙に再び立候補していて、優勢という状態でした。

チャーリーがダンサーのエリースが結婚するニュースが載った新聞をノリスに見せます。

落胆するノリスはハリーに呼び出されます。

ハリーは本当のことをノリスに話します。

エリースはノリスにとってなにか害がある女性というわけではありませんでした。

君は大統領になるべき人間なのだとノリスに話し、エリースがいると大統領になる目的を失ってしまうことを心配されて、引き離すように調整されていたのでした。

現在もノリスとエリースは引き離されるように調整されています。

ノリスはハリーに、『調整』の力である扉の力を使わせてほしいと頼みました。

ハリーはノリスに協力します。

ノリスに『調整』がどのように行われていて、どのように非常事態を知らされているかを話し、運命の本を使って裏をかくように現在の運命の道筋をノリスに覚えさせました。

ノリスはエリースの結婚届を出す現場へと急ぎました。

動き出したノリスを調整屋たちも追いかけますが、ノリスは裏をかいているので追いつくことができません。

ノリスはエリースの元にたどり着き、結婚をやめるように説得します。

エリースは突然現れたノリスに怒り、さらに困惑します。

そこに調整屋が現れますが、ノリスは調整屋を殴り倒し、持っていた運命の本を奪ってエリースに見せて、すべての事情を話しました。

秘密を話してしまったノリスに、トンプソンはリセットを行おうと上司にかけあいます。

ノリスは『調整』の力を使って扉をあけて、野球場や自由の女神などあらゆるところにエリースを連れて逃げます。

ノリスは運命を作っている『議長』に会いに行くことを決心して、エリースを連れて調整局へと赴きました。

しかしトンプソンたちも必死に追っていて、ノリスとエリースは調整局の屋上で追い詰められてしまいます。

その頃はハリーは議長に呼び出されて指示を受けていました。

ハリーは議長から新たな命令を受け取りました。

屋上でトンプソンたちに包囲されたノリスとエリースはくちづけを交わします。

果たしてノリスとエリースの運命は…?

結末は本編をご覧ください。

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映画『アジャストメント』感想・評価

映画『アジャストメント』、面白かったです。

はじめてノリスがリチャードソンと話した時に、リチャードソンが調整屋の仕事内容の説明で『ネットが突然繋がらなかったり、うっかり鍵を忘れて取りに帰るとかも運命のために調整されていること』と話すのですが、このセリフで完全に『アジャストメント』の世界に引き込まれました。

自分のこれまでの人生もそういうことだったのか!?と素直に思ってしまいました(笑)

このセリフめちゃくちゃうまいと思います。

マットデイモンがやっぱり魅力的で、映画をより面白くしてくれています。

調整屋たちの描写が難しかったと思うのですが、すごく絶妙な描写だと思いましたし、リアリティもすごく感じました。

調整屋が使う扉はどこでもドアみたいだなと余計なことも考えてしまいましたが。

議長は神様なのかな?と解釈しています。

『アジャストメント』、最初から最後まで楽しめる映画でした。

おすすめ映画です。ぜひ。

感想はコメント欄にお気軽にどうぞ。

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操作された運命に、逆らえ。

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