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映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』ネタバレあらすじ感想

映画コンフィデンスマンJPプリンセス編ネタバレあらすじキャスト評価

映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』作品情報

今回の絶対おすすめ映画は『コンフィデンスマンJPプリンセス編』です。

コンフィデンスマンJPはテレビドラマから始まりテンポの良さと脚本の秀逸さから人気を獲得し、映画も軒並みヒットしている作品です。

長澤まさみさんを始めとしたキャストの魅力も、人気作品となっている理由のひとつです。

このシリーズを観ているとなぜだか知りませんが元気になるんですよね。

今回ご紹介するのは映画第2弾となる『コンフィデンスマンJPプリンセス編』です。

それではさっそく映画紹介をしていきましょう。

映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』は、2020年に公開された日本映画。

上映時間は約124分。

映画『コンフィデンスマンJPロマンス編』に続く、シリーズ第2弾になります。

監督は前作に引き続いて田中亮監督がメガホンをとっています。

【キャスト】

ダー子…長澤まさみ

リチャード…小日向文世

ボクちゃん…東出昌大

五十嵐…小手伸也

コックリ…関水渚

トニー・ティン…柴田恭兵

レイモンド・フウ…北大路欣也

ブリジット・フウ…ビビアン・スー

アンドリュー・フウ…白濱亜嵐

クリストファー・フウ…古川雄大

ジェシー…三浦春馬

韮山波子…広末涼子

スタァ…竹内結子

鈴木さん…前田敦子

モナコ…織田梨沙

ヤマンバ…濱田マリ

赤星栄介…江口洋介

ホテルの支配人…滝藤賢一

ホウ・ネムシェン…生瀬勝久

ユージーン…濱田岳

ほか。

 

映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』ネタバレ・あらすじ

天才詐欺師のダー子(長澤まさみ)は、オサカナちゃん(ターゲット)を求めて街を歩いているところに同じくスゴ腕の詐欺師であるスタァ(竹内結子)に遭遇し、製薬関係のオサカナちゃん(ターゲット)を手を組んで騙そうと試みます。

しかし我が強い2人が組んでもスムーズに仕事は進まず、結局失敗に終わり喧嘩別れをしてしまいました。

成果が上げられずに家路についていたダー子は、歩道橋でヤマンバ(濱田マリ)に叱責されている少女と出会います。

ダー子はこの少女を助け出しました。ボサボサの髪でメガネをかけている少女には頷きながら話す特徴があったので、ダー子はこの少女をコックリ(関水渚)と名付けました。

ダー子は新たなオサカナちゃん(獲物)を見つけ出します。

ダー子が見つけたオサカナちゃんは、マレーシアの島の大富豪・フウ一族でした。

フウ一族の主であったレイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなり、遺産の行方が世間の注目を集めていました。

レイモンドには3人の子供がいて、そのうちの1人が遺産を相続するものと考えられていました。

レイモンドの遺産の行方は、レイモンドの執事であったトニー・ティン(柴田恭兵)に残された遺言状に記されていました。

レイモンドは1人に遺産の全てを譲ると遺言状に残していましたが、そこに記されていた名前は兄弟が誰も聞いたことがない『ミシェル・フウ』という名前でした。

長女のブリジット(ビビアン・スー)、長男のクリストファー(古川雄大)、次男のアンドリュー(白濱亜嵐)は、聞いたこともない兄弟の存在に驚きを隠せませんでした。

ミシェル・フウという人物が誰であるかは、フウ家の一族も誰も知らないのでした。

そこに目を付けたのがダー子でした。

ダー子はコックリをミシェルとして忍び込ませ、フウ一族の兄弟たちから手切れ金として大金をせしめようと目論みます。

フウ一族の遺産は10兆円を起こすと言われているので、莫大なお金を手に入れられると考えたのです。

ダー子はボクちゃん(東出昌大)とリチャード(小日向文世)と協力しながら、DNA鑑定でコックリをレイモンドの娘であることを証明し、執事のトニーからも血の繋がりを認められました。

ダー子の予定では相続を辞退し手切れ金をもらってバイバイする予定でしたが、トニーから後継者として豪華な屋敷に積むように言われ、ダー子とコックリは予想外の形で豪華な暮らしをしつつも監禁されることになってしまいます。

さらにそこにミシェルの存在をよく思っていない3兄弟のブリジット、クリストファー、アンドリューも現れ、ミシェルは後継者にふさわしくないとして認める素振りを見せませんでした。

ダー子はお金さえ受け取ればいいと思っていたので、兄弟それぞれにご辞退する代わりに手切れ金を渡すように要求しますが、フウ一族は誇り高く、ダー子の要求は受け付けてもらえません。

心ない言葉を浴びせてくる兄弟に対しダー子は相続を放棄しないことを告げ、3兄弟と勝負することにします。

しかし3兄弟はあらゆる手を使って後継者であるミシェルのふりをしているコックリを始末しようとしてきました。

命の危険を感じたダー子はリチャードの協力のもと、コックリを連れてフウ一族の屋敷から脱出を図ります。

しかしコックリはフウ一族の貴重な跡取りということになっているので、厳重な警備が後から追跡してきていました。

逃げている最中にコックリはマンゴーを売っている老人にぶつかり、箱に入ったマンゴーをぶちまけてしまいます。

コックリはマンゴーを拾って老人に謝りました。老人は拾ってくれたお礼にコックリにマンゴーを1つくれました。

老人がいなくなった後、コックリは小さい人形が落ちているのに気づき、人形を拾い大切にしまいました。

先を急ぎたいダー子でしたが、コックリの優しさを見て何かを思っている表情で、その場に佇んでいました。

結局追ってきた警備員たちに捕まってしまい、ダー子とコックリは屋敷に連れ戻されてしまいました。

ダー子は警備の甘さを指摘し、召使いとして潜入させていたボクちゃんを警備員として使うようにトニーに頼みました。

ダー子とコックリはボクちゃんの警備のもと、3兄弟の執拗な攻撃をかわしながら生活をしています。

そんな中ダー子はフウ一族の象徴である金でできた龍の印の存在を知ります。

当初の計画通りに仕事が進んでいないダー子は、このフウ家一族の金の龍の印を盗み出すことを思いついたのでした。

金の龍の印を盗み出すチャンスは4ヶ月後に行われる予定である、コックリ扮するミシェルの跡取りの儀式の最中だと考えました。

ダー子は自分たちの作戦にコックリを巻き込んでしまったことを謝罪しようとしますが、コックリは不遇な少女時代を送ってきていたので、勉強できたり様々なことを経験できる今の生活がとても幸せだとダー子に話し、むしろ感謝していることを伝えました。

ダー子はまた何かを考えている表情で、コックリの顔を見つめながら話を聞いていました。

フウ一族の跡取り騒動に赤星栄介(江口洋介)の姿も見え隠れしていました。

トニーはレイモンド・フウが生前に手紙を送っていたという女性の元を訪れていました。

女性に手紙を見せてもらったトニーは、コックリが偽物のミシェルであることに気づきます。

もちろんミシェルの母親として同行しているダー子が偽物であることにも気づいていました…。

いよいよ跡取りとなったミシェルのお披露目の儀式の日がやってきました。

コックリは打算的な考えなしで3兄弟とコミュニケーションを取っていて、3兄弟の心は純粋なコックリの人間性に揺れ動き始めていました。

お披露目パーティーには名だたる詐欺師たちが集まっていて、その中にはダー子と因縁のあるジェシー(三浦春馬)もいました。

コックリは堂々とミシェルとしてスピーチをして、3兄弟を尊敬していることも伝えました。

いよいよ金の龍の印の儀式に入りますが、緊張したミシェルは金の龍の印を手を滑らせて落としてしまいます。

ダー子が駆け寄り拾い上げますが、その隙に金の龍の印をすり替えたかのような仕草を見せました。

そのダー子のすり替えを見逃さなかったのが赤星です。

さらに赤星は次男のアンドリューと繋がっていて、儀式の最中にコックリの命を奪う予定を立てていました。

しかしコックリの純粋さに心打たれたアンドリューは隠れた赤星に電話をし、計画を中止するように命令します。

赤星はアンドリューからの命令を無視し、計画を実行しようとします。

そこへ体中に爆弾を巻いた男がパーティーに現れます。アンドリューを羽交い絞めにし手には爆弾の起爆スイッチを持っていました。

フウ一族に恨みを持っている人間でした。

その男はコックリがぶつかったマンゴー屋でした。

コックリは男に近づき、自分が先日ぶつかった人間であることを告げ、一生懸命に男を説得しました。

男はコックリの説得に犯行をあきらめ、その場は無事に収まりました。

この様子を見ていたトニーは、あることを決意した表情をしていました。

トニーはミシェルと3兄弟を集め、レイモンドの手紙を見せました。

その手紙には3兄弟への愛も記されていて、3人は涙を流しながら手紙を読んでいました。

トニーはコックリが偽物とわかっていながら、ミシェルとして扱い3兄弟にも後継者であることを認めさせました。

コックリ自身も驚いた顔をしていました。

その頃、金の龍の印をすり替えたことに気づいた赤星がダー子たちの元にやってきていました。

赤星はすり替えた金の龍の印を渡すようにダー子に言いますが、ダー子はなかなか言う通りにしません。

赤星は用意したヒットマンを呼び、ダー子たちを全員始末してしまいました。

倒れているダー子たちを見て、残念そうになる涙を浮かべながら「馬鹿野郎が」と言って赤星はその場を去っていきました。

赤星たちがいなくなった後、ムクリとダー子たちが起き上がります。

全てはダー子が仕組んだ作戦通りにことは進んでいたのでした。

ダー子が画策し実行に移した作戦の内容とは…?

コックリはミシェルとしてフウ一族の跡取りになるのか…?

赤星がダー子から奪った金の龍の印は本物なのか…?

気になる結末は本編をご覧ください。

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映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』感想・評価

まず…コンフィデンスマンJPって本当に面白いですよね!

本当に大好きなシリーズで今更ながらめちゃくちゃハマってます。

観ると元気になる映画だし、ハラハラドキドキもするし大いに笑わせてくれます。

映画第2弾となる『コンフィデンスマンJPプリンセス編』も、最高に楽しませてくれる作品でした。

まさにエンターテイメントといった感じです。

ストーリー展開はまったく飽きず、何よりキャストの演技が皆さん本当に素晴らしかったです。

長澤まさみさん演じるダー子は今回のプリンセス編でも安定の魅力で、見ていてずっと楽しい気持ちにさせてくれます。

長澤まさみさんはあれだけの美貌を持ちながら、どう見られているかを気にしない色んな表情をされるので、本当に素敵な女優さんだと思います。

コックリを見ている時の優しい眼差しもとっても素敵でした。

そして何よりとにかく本当に可愛くて綺麗です。

ボクちゃんを演じている東出昌大さんは『コンフィデンスマンシリーズ』だと、他の作品に出ている時よりも魅力的に見えるんですよね。

東出昌大さんのキャラをうまく使っているのか…個人的には長澤まさみさんがいい感じに東出昌大さんを活かしているような気がします。

リチャードを演じている小日向文世さんも相変わらず最高でした。

演技が上手いからこそなのでしょうが、真顔で立っているだけでも面白いので何かもうズルいんですよね(笑)

レンズの大きいメガネをしているだけでももらってしまうと言うか…。ただ、だからこそ急に真面目になったりするシーンでは説得力がすごいあります。

1番笑ったのは赤星栄介役の江口洋介さんです。

ダー子たちを始末したと思い込んで、涙を浮かべて悪態をつくシーンでは、腐れ縁となっているダー子への愛を感じました。

ところが全てはダー子の予定通りだったわけで、まんまと騙されているのに感動的なシーンを演じている赤星を見て、お腹を抱えて笑わせてもらいました。

江口洋介さんのお芝居が素敵だからこそこれだけ面白いんですよね。

個人的には赤星はとっても好きなキャラクターです。

フウ一族の3兄弟を演じたビビアン・スーさん、古川雄大さん、白濱亜嵐さんも皆さん素晴らしかったです。

古川雄大さんのビジュアルはかなりすごいですね。最初見た時は普通に海外のモデルを起用したのかと思ってました。

予想外と言っては失礼ですが、想像以上に素晴らしかったのが次男を演じた白濱亜嵐さんです。

かなり素敵なお芝居をされていて、見事に心を打ってくれました。

葛藤や寂しさ、安堵の表現がとても秀逸でした。

そして三浦春馬さんはやっぱりかっこよくて、竹内結子さんはやっぱり綺麗で素敵でした。

お2人がこの世にもういないなんて信じられませんが、作品の中でこれからもずっと生き続けるんだと改めて実感しました。

コックリ役の関水渚さんは、既に売れていますが、これから先ももっとめちゃくちゃ売れる女優さんだと思います。

ルックスも「日本代表なんじゃないか」と思うぐらい素敵ですし、演技も若いのに素晴らしくうまいですよね。

間違いなくこれからもたくさんの作品に出演する女優さんだと思います。

今回の作品でもとっても魅力的でした。

他のキャストの皆さんも本当に素晴らしかったです。

『コンフィデンスマンJPプリンセス編』は元気になれるし「観てよかった〜」と心から思える映画です。

自信を持ってオススメします。

というか観ないと損です!

映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』

本物も偽物もない。信じればそれが真実。

 

前作の『コンフィデンスマンJPロマンス編』のレビューはこちら。

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