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映画『ロストバケーション』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ロストバケーション』です。
映画『ロストバケーション』は海でサメに襲われる映画なのですが、このシチュエーションの映画は数多くありますが、ラストの結末も含めて他のとは一線を画している感じの映画でとても楽しめました。
撮り方がめちゃくちゃドキドキする演出で、手に汗握る映画です。
映画『ロスト・バケーション』は実話ではありません。
ベサニー・ハミルトンがモデルになった実話映画『ソウル・サーファー』と混同して、実話という噂が出たと思われます。
それでは『ロストバケーション』の映画紹介です。
映画『ロストバケーション』は2016年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は86分。
監督はジャウム・コレットセラ監督。
キャストは
ナンシー・アダムズ…ブレイク・ライブリー
カルロス…オスカル・ハエナダ
ナンシーの父…ブレッド・カレン
クロエアダムズ…ジャネール・ベイリー
ミゲル…パブロ・カルバ
ほか。
映画『ロストバケーション』ネタバレ・あらすじ
母親が思い出のビーチと話していた名前のわからないビーチに、医大生のナンシーアダムズ(ブレイクライブリー)は1人でやってきました。
隠れ家的なビーチで他に人はサーファーが2人いるだけの綺麗なビーチでした。
親切なカルロス(オスカルハエナダ)という男性にビーチまで送ってもらい、ナンシーは1人でサーフボードを持って海へと入っていきました。
サーファー2人と海上で会話をし、テキサスから来たことを話したナンシーは「テキサス娘にはここの波は厳しいぞ」とからかわれ笑いあっていました。
ナンシーは大きな波が来た時に見事なサーフィンテクニックを披露しました。
ナンシーは砂浜にあがり妹のクロエアダムズ(ジャネールベイリー)と電話で話します。
自分よりも自由奔放に生きているクロエに、ナンシーは亡くなった母親の想いでのビーチに1人で来ていると話しました。
ナンシーは休憩した後に再び海に潜ります。
サーファー2人はちょうど海から上がっていくところでした。
カルロスもサーファー2人もビーチの名前を聞いても教えてくれませんでした。
しばらくナンシーが海にいると、イルカの群れと遭遇しました。
笑顔でイルカを見ているナンシーでしたが、空の上ではカモメたちが何やら騒ぎ出していました。
ナンシーが何ごとかと思い見ると、海上にクジラの死骸が浮かんでいました。
ナンシーが泳ぎだすと何かがナンシーを海中へと引きずり込みました。
ナンシーは痛みを感じながらも海上に浮かびあがり、クジラの死骸の上に避難しました、
すぐ近くにサメの背びれが見えました。
ナンシーは太ももをサメに噛まれてしまい、かなりの出血をしていました。
サメが近くにいるために身動きが取れないナンシーは、車で帰ろうとしているサーファー2人組に向かって必死に叫んで助けを求めます。
しかし声は届かずサーファー2人組はそのままビーチを去ってしまいました。
途方に暮れる間もなくナンシーに危機が訪れます。
乗っているクジラの死骸にサメが海中からぶつかってきているようで、クジラの死骸が大きく揺れます。
クジラに長く乗っていることはできないと思ったナンシーは、引き潮で顔を出した岩場に覚悟を決めて移動します。
なんとかたどり着いたナンシーでしたが、サンゴで足を切ってしまい、さらにケガをしてしまいました。
ナンシーは医大生なので、麻酔なしでできる限りの処置を行いました。
気が付くとケガをしたカモメが1匹岩場の上にいて、ナンシーはカモメと共に岩場の上で過ごしました。
ナンシーは助けを待つ以外に方法はなく、岩場の上で一夜を過ごしました。
明け方、酔っ払いの男性が砂浜で寝ているのを発見したナンシーは大声で助けを求めます。
しかし、男性は砂浜にあるナンシーの携帯電話などの私物を盗み、さらに海に浮かんでいたナンシーのサーフボードも盗もうと海に入ってきてしまいます。
ナンシーは必死でサメがいることを知らせますが、男性は聞こえていないのかそのままサーフボードをとって砂浜に引き返します。
しかしサメに襲われてしまい、砂浜にたどり着いた男性の上半身と下半身は引きちぎられてしまっていました。
さらに時間は経過し、サーファー2人組がやってきてサーフィンを開始します。
ナンシーは助けを求め、海に入ってはダメだと叫びます。
しかし地元のサーファー2人組は「ここにサメはいない」とナンシーに大声で言い、そのまま沖へと進んでいきます。
しかしサメに襲われて2人とも海中に引きずり込まれてしまいます。
1人は頭に水中カメラをつけていて、ナンシーの近くにはカメラのついたヘルメットだけが漂っていました。
ナンシーはサメが旋回しているタイミングを見計らってこのカメラを取りに行きます。
そしてカメラに助けを求めるメッセージを残しました。
救助を求めるメッセージを残したナンシーはカメラを海に投げ入れました。
満潮になる時間が迫っていました。
サメはナンシーを執拗に狙い岩の上にも乗り出してくるほどです。
ナンシーは少し先にある浮かんでいる大きいブイまで移動したいと考えていました。
するとクラゲの大群が現れます。
ナンシーはサメが襲ってきた時にクラゲに刺されて嫌がっていたのを思い出し、クラゲの間をぬって移動すればブイまでたどり着けるのではないかと考えます。
ナンシーは決死の覚悟でクラゲの間を泳いで進んでいきます。
サメが襲ってきますが、クラゲを嫌がっているようでナンシーはなんとかブイまでたどり着きました。
ブイと言っても鉄でできた小さな塔のようになっているブイです。
ブイの中には拳銃型の信号弾があり、ナンシーは空に向かって信号弾を撃ちました。
しかし通りかかった船は信号弾に気が付いてくれず、サメは相変わらずブイの周りを旋回していて、時折すごい勢いで襲い掛かってきます。
砂浜では流れ着いたカメラを拾った少年が再生し、助けを求めているのを知り大急ぎで助けを呼びにいきました。
ナンシーはサメに向かって信号弾を撃ちまくり、サメはこれに怒ったかのようにナンシーに襲い掛かりました。
サメはブイを倒してナンシーに襲い掛かろうとします。
鉄のブイの下の部分をつないでいる鎖が切れそうになっているのを見たナンシーは、鎖を断ち切って海底に沈んでいる鉄杭に向かって勢いよく潜っていきます。
サメもすごいスピードでナンシーを追って海底に潜ってきます。
ナンシーは寸前で方向転換し鉄杭を避け…
果たしてナンシーの運命は…?
結末は本編をご覧ください。
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映画『ロストバケーション』感想・評価
映画『ロストバケーション』、面白かったです!
映像も綺麗で撮り方も斬新だし、視覚的だけでなく心理的にドキドキさせてくれるシーンもたくさんあります。
岸が見えているのにたどり着けないというのが、切ないというか歯がゆいというか…。
サメをやっつける展開はまさかの展開でしたが、人間は生きるためにはあらゆる知恵とかパワーがでるかもと妙に納得してしまいました。
『オープンウォーター』みたいな終わり方をするのかなと中盤から思っていたのですが、全然違いました(笑)
予想を裏切ってくれたことで面白さもさらに上がった感じです。
最後に家族でビーチを訪れているシーンも良かったです。
あのシーンがあってよかったなと思いました。
『ロストバケーション』、かなり楽しめる映画です。
おすすめ映画です。ぜひ。
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