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映画『ボーイズライフ』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ボーイズライフ』です。
『ボーイズライフ』はレオナルドディカプリオがオーディションでロバートデニーロに見出された映画です。
実話を基にした映画でロバートデニーロがとにかく怖く、思春期の少年をディカプリオが好演している映画です。
ボーイズライフはレオナルドディカプリオの映画初出演作品です。
厳密には端役で他の作品に出演されていますが、本格的な出演はこの映画が記念すべき初出演になります。
若かりしレオナルドディカプリオのリーゼント姿から角刈りまで見られる貴重な映画です。
作品としても非常にクオリティの高い映画です。
それでは『ボーイズライフ』の映画紹介です。
映画『ボーイズ・ライフ』は1993年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は115分。
監督はマイケルケイトンジョーンズ監督。
『容疑者』『ルワンダの涙』『氷の微笑2』などを監督しています。
トバイアスウルフの自伝小説の映画化です。
キャストは
トバイアス”トビー”ウルフ…レオナルド・ディカプリオ
ドワイト…ロバート・デ・ニーロ
キャロライン…エレン・バーキン
アーサーゲイル…ジョナ・ブレッチマン
パール…エリザドュシュク
ノーマ…カーラグギノ
ロイ…クリス・クーパー
チャック…トビー・マグワイア
マリアン…キャシー・キニー
ほか。
映画『ボーイズライフ』ネタバレ・あらすじ
1950年代のアメリカ。母親のキャロライン(エレンバーキン)は、息子のトバイアス”トビー”ウルフ(レオナルドディカプリオ)と共にユタ州へと引っ越してきました。
付き合っていた男が暴力を振るうため逃げてきたのでした。
キャロラインは良くない男と付き合ってしまうことが多く、男運がいいとは言えない女性でした。
トビーは思春期の少年にありがちな不良に憧れている少年で、学校などでも問題を起こしている少年でした。
ある日以前のキャロラインの恋人であるロイ(クリスクーパー)が訪れます。
ロイはトビーにプレゼントを渡しトビーは素直に喜びますが、寝室でロイと母親のキャロラインが愛し合いはじめ、トビーは居たたまれない気持ちになります。
やがてキャロラインはロイと離れるために今度はシアトルへと引っ越しました。
シアトルでの生活をはじめ、キャロラインはドワイト(ロバートデニーロ)という男性と新たに知り合いました。
ドワイトは優しく礼儀正しい男性で、レディファーストを心掛けている人間で、キャロラインはドワイトに惹かれていきます。
トビーにも父親が必要だと考えていたキャロラインはこの人ならとドワイトと再婚を果たします。
しかしいざ再婚をして一緒に暮らし始めると、ドワイトはこれまでの紳士的な性格から傲慢な性格へと豹変してしまいます。
トビーもドワイトからきつく当たられ、髪型はリーゼントから角刈りに変えられてしまい、新聞配達で稼いだお金は取られ、ひどい扱いを受けますがキャロラインは何も味方してくれずトビーは孤独を感じます。
トビーは参加していたボーイスカウトの仲間のアーサーゲイル(ジョナブレッチマン)と親しくなります。アーサーは中世的な男の子でした。
なんとかドワイトから離れたいトビーは町を出ていきたいと考えていました。
この町で一生を過ごすなんて嫌だという思いから、名門学校に入学することを考えます。
町を出ていくための大義名分でした。
しかしトビーの成績はかなり悪かったので普通に受験することさえできません。
トビーはアーサーに自分の成績表を学校から盗んできてくれるように頼み込みます。
アーサーは嫌がりますが成績表を盗んできてくれます。
トビーは成績表を偽造してなんとか名門学校を受ける資格を得ます。
トビーは見事に名門学校に合格しました。
しかし喜んだのも束の間、そんなトビーに対しドワイトは激しい嫉妬心を燃やし、ドワイトのトビーへの暴力はエスカレートしていきます。
それを見ていた母親は限界を感じ、トビーを連れてドワイトの元を去る決心をします。
キャロラインとトビーはドワイトの元を去ることができるのか…?
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映画『ボーイズライフ』感想・評価
ロバートデニーロがすごく怖いです。
この人の演技力って本当になんなのでしょうか…。
見ていてドキドキしてしまうほど怖いです。緩急があるんですよね。
ビクっとしてしまう感覚が何度もあって、『こんな人と絶対一緒に暮らせない…』と素直に思ってしまいます。
エレンバーキンも名女優さんだけあってリアリティを持って魅力的に演じてくれています。
こういう人いそうだと思わせてくれるので、やはりすごいなと心から思ってしまいます。
そしてレオナルドディカプリオですが、もうこの時から演技力がすごいです。
葛藤とか苦悩を表現することが特に優れている俳優だと思っているのですが、この時からまさにそうで天賦の才を感じずにはいられません。
かなりの人数の中からオーディションでデニーロに『この子にしよう』と言わしめたのですから、当たり前かもしれませんが。
デニーロはこの頃からレオの才能に惚れ込んでいたようで、マーティンスコセッシ監督に紹介して『将来きっと君と一緒に仕事をする』と言っていたそうです。
事実スコセッシ監督とレオは名コンビとなっているわけで、デニーロって本当にすごいですね。
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そして劇中で見せるロバートデニーロ演じるドワイトの物真似も秀逸で、本当に才能に溢れているなと強く感じさせてくれます。
映画自体ももちろん良いです。
どんな状況でも諦めずに行動を起こすことの大切さを教えてくれる映画だと思います。
そして思春期の頃の、反抗期の頃の自分を少し懐かしく思ったりもできるのではないかと思います。
何かを始めようと思っていてもできない、一歩が踏み出せないという状況にいる人たちが見るとなお胸に響く映画になっています。
おすすめ映画です。ぜひ。
映画『ボーイズライフ』
やがて少年は大人になる。あの日のことを胸に残して。
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