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映画『ラストベガス』作品情報
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『ラストベガス』です。
『ラストベガス』は思えば公開当時、ポスターを見掛けた時にあまりの豪華キャストにおののいて「絶対映画館で観よう!」と思っていたのに、忙しさを言い訳に映画館で観れなかった映画です。
スクリーンで観たかったな~。自分のせいですけど。
それぐらい豪華キャストなわけです。
おまけに映画自体もしっかり面白いものになっています。
それでは映画『ラストベガス』の映画紹介です。
映画『ラストベガス』は2014年に日本公開されたアメリカ映画。
上映時間は105分。
監督はジョン・タートルトーブ。
キャストは
ビリー…マイケル・ダグラス
パディ…ロバート・デ・ニーロ
アーチー…モーガン・フリーマン
サム…ケビン・クライン
ダイアナ…メアリー・スティーンバージェン
ディーン…ジェリー・フェレーラ
モーリス…ロジャー・バート
エズラ…マイケル・イーリー
リサ…ブレブレア
カーティス・ジャクソン…本人
レッドフー…本人
他。
この4人が共演する日が来るなんて…夢にも思いませんでした。
映画『ラストベガス』ネタバレ・あらすじ
子供時代の仲良し4人組。58年の時が経過し、4人はそれぞれの人生を送っていました。
カリフォルニア在住のビリー(マイケル・ダグラス)はビジネスで成功し4人の中で唯一独身を貫いていましたが、同僚の葬儀で32歳の女性にプロポーズし結婚を控えています。
ニューヨーク在住のパディ(ロバート・デ・ニーロ)は4人のアイドル的存在だったソフィーと結婚していましたが、ソフィーに先立たれ喪失感を抱え抜け殻のような日々を送っていました。
フロリダ在住のサム(ケビン・クライン)は妻とフィットネスに通う日々。かといって活き活きした日々を送ってはいませんでした。
ニュージャージー在住のアーチ―(モーガン・フリーマン)は離婚も経験し、脳梗塞を患い、息子のエズラから常に体調を心配される毎日を過ごしていました。
結婚することになったビリーはサムとアーチ―に電話をかけ報告します。もちろん驚いた2人でしたが、ラスベガスでパーティーを開くことを計画します。
しかしビリーはパティが自分を嫌っていることを心配していました。事実ソフィーの葬儀に来なかったビリーをパディは怒っていました。
出発当日、サムは奥さんから浮気をしてきてもいいという旨のことを言われます。サムの覇気のなさを心配した奥さんの優しさでした。
アーチ―は自分の体調を心配する息子がラスベガス旅行を許してくれるとは思えず、協会の修養会に行く、心配するなと手紙を残し家を出ました。
2人はパディの家に向かいます。パディを説得する仕事が残っていたのです。サムだけ
では説得に応じなかったパディでしたが、アーチ―も説得に加わりなんとかパディを連れてラスベガスへと旅立ちます。
空港でビリーと合流した3人でしたが、早速パディとビリーはケンカを始めてしまいます。アーチーになだめられなんとか4人はホテルへと向かいます。
サムとアーチ―が見事にホテルの予約をミスしていたため、宿探しを余儀なくされる4人でしたが、4人はホテルで歌っていたシンガーのダイアナ(メアリー・スティーンバージェン)の声に惚れ惚れします。話しも盛り上がった4人はダイアナの案内でビリーの挙式予定のホテルを案内してもらいます。
ホテルに着きそのままビリーはダイアナにチャペルなどを案内してもらい、3人はカジノに行き中を物色します。
アーチーはなんと貯金の半分の15000ドルをカジノで遊ぶつもりです。馬鹿はやめろと止めるパディとサムでしたが、結果的にアーチ―は勝ち続け10万ドルまで増やしました。
その間サムは奥さん公認の浮気をするために相手を探していましたが見つからずでした。
カジノでアーチ―に10万ドル勝たれてしまったホテルは、4人をスウィートルームに泊まらせて損失を補填しようと宿泊を勧めます。
大物ラッパーの50セント(本人)が止まる予定だったスウィートが空いたので、4人に是非という事でした。最高級スウィートに泊まることにした4人。
ロニーというコンシェルジュも専属でつくことになりました。
しかしロニーは普段著名人ばかりを相手にしているので、いきなり名もない4人の老人の担当にされ拍子抜けしていました。
ホテルも無事に見つかった4人は58年前に4人に関わりのあったお酒で乾杯しようと提案しますが、パディはその誘いを断り、3人がクラブに行くのにもついていかずに1人で部屋に籠ってしまいます。
3人はクラブに繰り出します。部屋にいたパディは部屋に置いていったアーチーの息子からの鳴り続ける携帯を届けに結局クラブにやってきます。
ちょうどその時、3人は悪酔いしたカジノで出会った若者に絡まれていましたが、やってきたパディがパンチ一発でノックアウトしてしまいます。
58年前もパディがパンチで相手をのしたことがあり、パディはその時と同じセリフを吐きました。「俺ら4人組を侮辱するな」と。
旅行の中でダイアナという女性との出会いもあり、4人はいろんな話をし、それぞれの家族への感謝も改めて感じます。
ビリーとパディの確執の行方は…?
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映画『ラストベガス』感想・評価
白状しますと僕はこの映画をいる前、あまりの豪華キャストに期待値が上がり過ぎたことによって
つまらなかったらどうしよう…と心配していました。たまにあるんですよね、マジか!と予想外につまらない時が。
しかしですね、
そんな心配は無用でした!!!
面白いしあったかいし、とても好きな映画の仲間入りを果たしてくれました!
なぜかホッとしたのでした(笑)だってこのキャストでつまらなかったら悲しすぎますもん。
普通に声を上げて笑ってしまったシーンもありました。マイケル・ダグラスがデ・ニーロをプールに突き落とすなんて。
デ・ニーロがマイケル・ダグラスをプールに突き落とすなんて。しかも落とし方が可愛いんです。落ち方も最高に面白かったです(笑)
なんだかもう芸歴が半端じゃないから当たり前だけど、本当にリラックスして演じているというか演技とは本来こうであるべきと強く実感させられました。
モーガン・フリーマンもケビン・クラインも終始どこか楽しそうでしたし。
昔から観ている俳優たちの年齢を経た演技を、しかも集結している状態で観れるなんてこんな贅沢な事はありません。
少しだけ、リバー・フェニックスもキアヌ・リーブスと一緒に年齢を経て共演している姿を見たかったなとセンチメンタルな気持ちになってしまいましたが。
映画自体もハッピーエンドで、本当に観た後にあったかい気持ちになれる作品です。
家族・友人の大切さと、心持ち一つで人生はいかようにも変わると思えて明るい気持ちになれる映画です。とは言ってもまったくもって説教臭い映画ではないですからね!!
個人的にはやっぱりロバート・デ・ニーロが一番好きだなぁ~。もちろんみんな魅力的ですけどね。
僕の記憶ではこの映画って意外と上映館少なかった気がするんです。
だからもしかしたら観てない人も多いんじゃないかしらと。
自信をもってこの映画をお薦め致します。
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