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映画『ハードラッシュ』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ハード・ラッシュ』です。
映画『ハードラッシュ』はマークウォルバーグ主演、ケイトベッキンセールも出演するクライムアクション映画です。
悪事から足を洗った天才的な元運び屋の主人公が仕方のない事情で一回限りの復帰を果たしますが、想像でいないほどの数々のトラブルが待ち構えていました。
観ている間ずっとハラハラするストーリー展開になっています。
それでは『ハードラッシュ』の映画紹介です。
映画『ハードラッシュ』は2013年に日本公開されたアメリカ・フランス・イギリス合作映画。
上映時間は109分。
監督はバロタザールコルマウクル監督。
キャストは
クリス・ファラディ…マーク・ウォールバーグ
ケイト・ファラディ…ケイト・ベッキンセール
セバスチャン・アブニー…ベン・フォスター
ティム・ブリッグズ…ジョヴァンニ・リビシ
アンディ…ケイレブランドリー・ジョーンズ
ダニー・レイマー…ルーカス・ハース
ゴンザロ…ディエゴ・ルナ
キャンプ船長…J・K・シモンズ
ジムチャーチ…デヴィッド・オハラ
パド・ファラディ…ウィリアム・ラッキング
オラフ…オラフル・ダッリオラフソン
ジョン・ブライス…ロバート・ウォールバーグ
ほか。
映画『ハードラッシュ』ネタバレ・あらすじ
クリスファラディ(マークウォルバーグ)はかつては凄腕の運び屋として活動していました。
国際的な運び屋としてクリスの名前は轟いていました。
しかしクリスは父親が逮捕されたことをきっかけにすっぱりと足を洗い、現在は真面目に警報装置のセッティングなどを行う防犯会社で働いています。
クリスには家族がいて妻のケイトファラディ(ケイトベッキンセール)と、2人の子供がいました。
クリスは妻のケイトと共にかつての仕事仲間であり友人のダニーレイマー(ルーカスハース)の結婚式に出席し、ダニーの結婚を祝福していました。
クリスの義弟でありケイトの実弟であるアンディ(ケイレブランドリージョーンズ)は、夜の港に停泊している船の中にいました。
ブツの運び屋をクリスたちに黙って行っていました。
しかし突然警察の捜査が入り、慌てたアンディは運んでいたブツを海へと投げ捨ててしまいます。
警察が踏み込んできたときにはブツは海に消えていてアンディは逮捕などはされずに済みましたが、大金と交換するはずのブツを捨てたことは後に大きな問題となります。
組織のティムブリッグズ(ジョヴァンニリビシ)はこのアンディの行いに激怒しました。
アンディはそうとは知らずに雇い主の元に行き、捜査が入ったから海に投げ捨てたと正直に話しますが、それで許されるはずもなくアンディは一緒にいた仕事仲間とともに痛めつけられ怪我を負います。
アンディは大金を用意すること、弁償することを強いられました。
アンディの様子や怪我をしている様子を見てクリスが問いただします。アンディが運び屋の仕事に失敗したことを話すとクリスは激怒。
クリスはこの事態を収めるために友人のセバスチャンアブニー(ベンフォスター)に頼んで組織のティムの調査を頼みました。
クリスはティムに会いに行って、事を穏便に収めようとします。クリスは伝説的な運び屋だったので有名人で組織のアジトに行くと歓迎されます。
しかしティムはビジネスはビジネスだと言って本来儲かるはずだった70万ドルを支払うように言います。
全額はあんまりだとクリスは食い下がりますが、結局交渉は決裂してしまいました。
アンディはそんな大金を払う事は不可能で、ティムの脅迫の恐怖にも耐えきれなくなり、国外へ高飛びしようとします。
しかしもしもアンディが国外に逃げたところで確実にクリスをはじめとした家族や親族が被害に遭います。
クリスは仕方なく、今回の1回だけと決めて運び屋の仕事に復帰して大金を稼ぐことを決めました。
妻のケイトは反対しましたが、クリスは事情を説明しケイトを説得しました。
クリスは準備に取り掛かり、かつての仲間たちと連絡を取りました。
クリスは薬物を運ぶのは頑なに嫌がりパナマから大量の偽札を運ぶ仕事をすることにしました。
クリスはかつての恩師に頼んでパナマ行きの船に乗せてもらう手配をします。
クリスとアンディは下働きとしてパナマ行き船に乗り込みます。他にもクリスの仲間たちが従業員として船に乗り込んでいました。
船の船長はキャンプ船長(JKシモンズ)でクリスとは面識がありました。しかしキャンプ船長はクリスを要注意人物として見ていました。
クリスはキャンプ船長らの目を盗んで船内の地図を入手して偽札を運び込んだ時の隠し場所を思案します。
ティムは大金を手に入れることに必死でクリスの自宅に仲間たちと押し入ってケイトを脅します。恐怖に駆られたケイトは船上にいるクリスに電話をします。
クリスはなるべく早く帰ることを告げ、留守の間にケイトと子供たちを守ってくれるように信頼できる友人のセバスチャンを頼るようにケイトに言いました。
セバスチャンは親身になってくれてケイトと子供たちを自分の家にしばらく匿う事にしました。
セバスチャンはティムの元も行き、ケイトを脅すのをやめるように言います。ティムはセバスチャンの指示に従いました。
クリスは仲間たちに船に細工をしてもらうように頼みます。
しかしやりすぎてしまって船は港を目前にして制御不能の状態になりあわや港に突っ込んでしまいそうになります。
キャンプ船長は焦り錨を下ろしたり舵を目いっぱい切ったりしてなんとか正面衝突は回避しますが、船の側面は港に激突してしまい積んでいたコンテナの一部が落下して中身がぶちまけられてしまいました。
キャンプ船長は不具合の原因を探りますが、乗組員は機械の不具合を言い訳にしかしません。クリスの仕組んだことだとキャンプ船長はすぐに気づきました。
クリスはアンディらと共に船を降り急いで運ぶ予定の偽札を取りに車を走らせました。
目的地に到着し偽札をチェックするクリスでしたがすぐに表情が曇ります。
作成した男は自身をもっていましたが、クリスは紙質が違う事をすぐに見抜き、これでは話にならないと取引を中止します。
クリスは質のいい偽札を手に入れるために、昔の知り合いがボスになっているという組織のアジトへと向かいました。
ゴンザロ(ディエゴルナ)という男で、ゴンザロはボスになってからやりたい放題になっているから気を付けるようにクリスは忠告されます。
ダニーはビビりますが、クリスが運び屋として昔会った頃はただのチンピラだったので、クリスはたいしたことはないと仲間に言いました。
ゴンザロのアジトに到着したクリスとダニーはアンディを車に待たせてゴンザロに会いました。
ゴンザロは伝説的運び屋のクリスとの再会を喜んでいました。ゴンザロのアジトは武装した部下たちが複数いてものものしい雰囲気でした。
偽札を見せてもらうと質のいい偽札で取引が成立します。クリスはダニーに車に偽札の代金を取りに行かせます。
車に戻ったダニーは車に残っているはずのアンディがいなくなっている事に気付き焦ります。さらにお金がなくなっていることにも気づき絶望します。
アンディはティムから携帯電話に電話が入り、薬物を持って帰ってくるように指示されていたのでした。
そして指示に従わなければ甥っ子の命がないと脅されて仕方なくクリスたちを裏切ったのでした。
偽札の代金を持ってきていないことを知ったゴンザロは激怒してクリスとダニーは追い詰められます。
クリスたちの命を奪う事も考えたゴンザロでしたが、これから装甲車を奪う仕事を控えていたためにクリスとダニーに手伝わせることにします。
選択肢のなかったクリスとダニーは車を走らせ装甲車に衝突します。
停車した装甲車に武装したゴンザロたちが襲い掛かりました。クリスとダニーが乗っていた車が横転し車内から出られなくなっていました。
そこへ現場を目撃した人間の通報を受けて警察が大挙してやってきました。ゴンザロ一味と警察は激しい銃撃戦を開始します。
クリスとダニーはなんとか車から抜け出しますが、弾丸が飛び交っていて身動きが取れない状態でした。
ゴンザロが唯一生き残り車で逃走を図ったので、クリスとダニーはゴンザロの運転する車の荷台に乗り込み警察から逃走します。
しかしゴンザロは撃たれていて大けがを負っていました。
車内に移動したクリスとダニーはゴンザロに病院に連れて行くように命令されますが、ゴンザロは途中で息絶えました。
クリスとダニーはゴンザロに奪われた自分たちのライセンスカードを取り返し、ゴンザロを車から投げ捨てました。この時ゴンザロは1枚の絵画を装甲車から盗み出していました。
偽札を車に積み込んだクリスとダニーは出航間近の船にギリギリ間に合いました。
仲間たちの協力でなんとか船に荷物を移し、船室に戻ったクリスはアンディを顔を合わせます。クリスはお金を奪って逃げたアンディに激怒して痛めつけます。
さらにアンディはそのお金でブツを入手したことを告白し、クリスはさらにアンディに激怒しました。
アンディがティムから電話があり脅された事情を話すと、クリスは我に返りアンディを許しました。
ケイトの元にはティムに脅迫が再び始まっていました。セバスチャンは実は多額の借金を抱えていて、お金を必要としていました。
クリスはセバスチャンを信頼していて連絡を取り、アンディが薬物を入手してしまったが海に捨てるつもりだと話しました。
セバスチャンはそれを阻止するためにティムを使って、ケイトを脅し海に捨てないようにクリスに言うようにケイトに指示しました。
セバスチャンの裏切りに気が付いていないクリスは情報が洩れている事に頭を抱えます。アンディももちろん誰にも言っていないということでした。
さらにセバスチャンはケイトに手も出そうとします。ケイトは拒みセバスチャンの家を出て仕事の同僚の家に身を寄せました。
セバスチャンの家に荷物を取りに行ったケイトはセバスチャンと遭遇してしまいます。
セバスチャンはケイトにキスをしようとし、ケイトは逃げますがセバスチャンに押し倒されてしまいます。その拍子にケイトは頭を強く打ち意識を失います。
セバスチャンは動かないケイトをみてケイトが亡くなってしまったと思い焦りました。
クリスからセバスチャンに連絡が入ります。クリスはセバスチャンの裏切りに気が付いていて、信頼して頼んだぞと声を荒げました。
セバスチャンはキャンプ船長に連絡を取り、クリスがブツを持ち込んでいることをバラしました。
そしてキャンプ船長に報酬を払う事を約束し、キャンプ船長にブツを届けてくれるように頼みます。
しかしクリスはキャンプ船長の詮索にシラを切りとおし、最終的に港に到着した船に警察の捜査が入ることとなりました。
クリスは捜査の手をかいくぐり、船を脱出します。ブツはある場所に隠していました。
アンディが船を降りると待ち構えていたティムたちにさらわれてしまいます。
アンディの身柄と引き換えにブツを渡すように要求するティムたちをクリスは受け渡しのためにある場所へと連れていきます。
クリスの友人の家というある家に着くとクリスはガレージに行き停車している車からブツを取り出してティムたちに渡します。
ティム達は色めき立ち、リビングで上物かどうかを確認し始めます。
その家は警報機がついていてクリスたちが無断で入ったことにより自動的に警察に通報されていました。
クリスはトイレに行くと言って一足先にその家を後にしました。
はしゃいでいるティムたちのところにキャンプ船長がパジャマ姿で現れ「誰だお前らは!?」と驚きます。家はキャンプ船長の家でした。
クリスはキャンプ船長の車にブツを隠していて、キャンプ船長は知らずに持ち帰っていたのでした。
警察が到着しティム達は現行犯で逮捕、キャンプ船長も逮捕され「わけがわからない」と言いながらパトカーに乗せられました。
セバスチャンは亡くなったと勘違いしているケイトを処分するために、自身が監督している建設現場でケイトをセメント埋めにしようとしていました。
従業員たちはセバスチャンの指示が予定の工事場所と違うために戸惑いますが指示に従います。
そこへクリスが現れ、ケイトの居場所を訊きます。
建設箇所の変更の話を耳にしたクリスはもしやと思い、工事を中断させその場所を調べます。
ビニールに包まれたケイトがいました。クリスは救急車を呼んでくれと大声で叫びました。
ケイトは病院に運ばれて一命を取り留めました。セバスチャンは逮捕され刑務所へと送られます。
クリスは警察の船上操作を逃れるために偽札を海に沈めていました。ダニーたちがこの偽札を引き上げます。
偽札を売りさばいて30万ドルを手に入れました。
取引をした相手がクリスたちが偽札をパナマで手に入れたと聞いて、ポロックの絵画が盗まれたことは関係ないのかと訊きます。
クリスは関係ないと答えました。
そのポロックの絵画は闇取引をしたとしても2000万ドルの値打ちがあるということでした。
平常心で車に戻ったクリスはダニーとアンディと歓喜しました。
ゴンザロが盗んだ絵画の正体は…?
クリスたちの運命は…?
結末は本編をご覧ください。
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映画『ハードラッシュ』感想・評価
映画『ハードラッシュ』は、次から次へとずっとハラハラドキドキさせてくれるクライムアクション映画となっています。
かなり息つく間もない展開で、いい意味で身体に力が入って疲れてしまいました。
いい意味なので見応え十分という意味です。
マークウォルバーグもケイトベッキンセイルも好きなので楽しみに観た映画だったのですが、期待以上に楽しませてもらいました。
映画『ハードラッシュ』はアクションもすごいのですが、マークウォルバーグ演じるクリスの知恵もとても楽しめる映画となっています。
偽札を取ってくるまでで1本の映画に十分なりそうなのに、まだまだそこから二転三転する展開はとても贅沢です。
ケイトベッキンセイル演じるクリスが生きていたというのは若干ズルいなと思いましたが(笑)
描写的には完全に亡くなっている感じだったので。
でもエンディングがとてもいい感じだったので個人的には生きていて本当によかったです。
マークウォルバーグはこういうエンディングが似合います。
キャンプ船長が嵌められるところなんかは思わず笑ってしまいますので、そういう要素の含んだ作品になっています。
ハラハラドキドキして痛快な映画です。
ぜひご覧ください。
おすすめ映画です。
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