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映画『ゲティ家の身代金』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ゲティ家の身代金』です。
映画『ゲティ家の身代金』はリドリースコット監督が、実際に起きた1973年にローマで起きたゲティ3世誘拐事件を描いた、ジョンピアースンによるノンフィクション【ゲティ家の身代金】を映画化した作品です。
つまり映画『ゲティ家の身代金』は実話が基になっています。
それでは『ゲティ家の身代金』の映画紹介です。
映画『ゲティ家の身代金』は2018年に日本公開されたアメリカ・イギリス合作映画。
上映時間は133分。
原作はジョンピアースンによるノンフィクション【ゲティ家の身代金】
監督はリドリー・スコット監督。
『マッチスティックメン』『アメリカンギャングスター』『ワールドオブライズ』『ハンニバル』『グラディエイター』などを監督している名監督です。
キャストは
アビゲイル・ハリス・・・ミシェル・ウィリアムズ
ジャンポール・ゲティ・・・クリストファー・プラマー
フレッチャー・チェイス・・・マーク・ウォールバーグ
ジョンポール・ゲティ3世・・・チャーリー・プラマー
チンク・アンタ・・・ロマン・デュリス
オズワルト・ヒンジ・・・ティモシー・ハットン
ジョンポール・ゲティ2世・・・アンドリュー・バカン
サヴェーリオ・マンモリーティ・・・マルコ・レオナルディ
ラコヴォーニ・・・ジュゼッペ・ボニファティ
ほか。
映画『ゲティ家の身代金』ネタバレ・あらすじ
1973年、深夜のローマの街をジョンポールゲティ3世(チャーリープラマー)は徘徊していました。
道端に立っている娼婦らしき女性たちと世間話をしながら街を歩いていると、突然1台の車が目の前で停車し、中から降りてきた男にポールであるかを確認されます。
ポールはそのまま連れ去られてしまいました。誘拐事件でした。
石油会社の大富豪であるジャンポールゲティ(クリストファープラマー)は、孫のポールが誘拐されたというニュースを秘書から聞きます。
しかし、その時ゲティは株の取引に夢中で誘拐の話にはあまり興味を示していませんでした。
ポールの両親は離婚していました。
元父親は飲んだくれの浮気者でした。
現在はポールは母親のアビゲイルハリス(ミシェルウィリアムズ)と一緒に暮らしていて、ポールを誘拐した組織のリーダーであるチンクアンタ(ロマンデュリス)はゲイルにポールを誘拐したことを電話で伝え、身代金1,700万ドルを要求しました。
ゲイルはそんな大金を持っていません。
チンクアンタは義父のゲティに頼めとゲイルに伝えて電話を切りました。
誘拐事件は公になり、ゲティの自宅前に報道陣が集まっています。
ゲティは身代金を支払う気は一切ないと報道陣に告げました。
1,700万ドルは子供の身代金には高すぎると言い、『いくらなら妥当なのか?』という報道陣の質問には、『0円だ』と答えました。
ゲティは大金持ちでありながら守銭奴のような思考でした。
ゲティはゲイルに元諜報員でゲティ自身がビジネスで一緒に仕事をしているフレッチャーチェイス(マークウォールバーグ)を紹介します。
ゲイルはチェイスと会い、ポール誘拐事件の対処について話し合っていました。
ポールは誘拐されたまま数日を過ごし、誘拐した人物の顔を見てしまいます。
顔を見てしまったことが原因で命を奪われそうになりますが、銃で撃たれたのは誘拐組織の顔を見られたメンバーでした。
しかしこのメンバーの遺体をポールの遺体だと勘違いした警察は、ゲイルとチェイスに遺体の確認に来てほしいを連絡しました。
ゲイルは遺体を見てすぐにポールでないことがわかり、チェイスは警察に『どう見ても違うじゃないか』と怒りを露にしました。
警察はこの事件をヒントに誘拐犯の居場所を特定し、突入します。
しかし誘拐組織の何人かはいたものの、すでにポールとチンクアンタはその隠れ場所から移動していました。
チンクアンタは事件が長引いてきたので、他の組織とも結託して身代金を奪おうとします。
ポールは隙を見て火災を起こして逃走します。
なんとか警察署まで逃げ切り母親のゲイルに電話しましたが、誘拐組織の権力の前に、あえなく再び捕まってしまいました。
ゲイルたちが一向に身代金を用意しないので、ポールは耳を切られてしまい、その耳が郵便で送られてきます。
このニュースは大々的に報道され、ゲティの耳にも入り、狂言誘拐ではないと判断したゲティは身代金を払うとゲイルに連絡し、ゲイルとチェイスはゲティの元へと向かいました。
しかしゲティは身代金の税金控除を検討していたり、身代金を支払う代わりにポールの親権をゲティにするなど、とても緊迫感を感じさせない様子でゲイルとチェイスは驚いてしまいます。
まだゲティが身代金を全額払うと決まっていない段階で、ゲイルは報道陣に『身代金を全額支払う』と発表しました。
このニュースを見たゲティはチェイスを呼び出し、一体どういうことだと詰め寄ります。
チェイスはゲティに対し、どうしよもないお金持ちだと率直に思いのたけをぶつけ、ゲティの前から去りました。
ゲティは身代金を全額支払うことを決定します。
ゲイルとチェイスは誘拐組織と身代金の受け渡しのやり取りをし、身代金を指定の場所に置き、誘拐組織はこの身代金を受け取り確認しました。
ポールは解放されます。
チンクアンタはポールがいる場所をゲイルとチェイスに伝え、2人はポールを迎えに行きますが、警察が動いていることがバレてしまい、ポールは再び命を狙われてしまいます。
果たしてポールは無事に保護されるのか…?
続きは本編をご覧ください。
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映画『ゲティ家の身代金』感想・評価
映画『ゲティ家の身代金』、リドリースコット監督らしいカラーというか、重厚感が漂いながら展開していくストーリーで、ついつい肩に力が入って観てしまっていましたね。
実際に起きた事件が基になっているだけあって、エンタメ的な派手さがないところにすごくリアリティを感じました。
痛々しい描写が特にリアルで、目をそむけたくなるシーンもあったりですが、全体を通してとっても楽しませてもらいました。
大富豪になるって…大富豪にならないとわからない部分が絶対あると思う!
そこの部分もなんだか考えさせられる作品でした。
ポールが誘拐されてからゲティだけじゃなくてゲイルもチェイスもちょっと呑気に感じてしまうところもありましたが、実際に払えるお金がないから仕方ないですよね。
映画『ゲティ家の身代金』以外もありますが、3世とかって日本にはなじみがないから。名前を覚えるのが大変ですよね。
リドリースコット監督にはずれはなし!といった感じで、楽しませてもらいました。
おすすめ映画です。ぜひ。
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