クリックできる目次
映画『アリースター誕生』作品情報
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『アリー/スター誕生』です。
映画『アリー/スター誕生』はお正月に観て参りました。
ファーストデイということでお得に鑑賞させて頂きました、元旦だから空いているのかしらと思っていたのですが、なかなかの混雑具合でした。
全然満席ではないですけど、予想よりかは混んでいましたね。さすがファーストデイ!
それでは『アリー/スター誕生』の映画紹介です。
映画『アリー/スター誕生』は2018年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は134分です。
1937年から製作・リメイクされている映画で、今回が4度目のリメイクです。
監督はブラッドリー・クーパー。
キャストは
ジャクソン・メイン…ブラッドリー・クーパー
アリー…レディー・ガガ
ボビー…サム・エリオット
ロレンツォ…アンドリュー・ダイス・クレイ
ヌードルズ…デイブ・シャペル
ゲイル…レベッカ・フィールド
ウォルフ…マイケル・ハーネイ
ラモン…アンソニー・ラモス
他。
映画『アリースター誕生』ネタバレ・あらすじ
大観衆の声援の中で演奏するミュージシャンのジャクソン・メイン(ブラッドリー・クーパー)はライブ後にお酒が飲める場所を求め一軒のバーに立ち寄りました。
そのバーはライブが行なわれているバーで、ジャクソンは派手に女装した男性たちの歌を聴きながらお酒を飲んでいました。
すると女装ではない、唯一の女性シンガーがステージに現れました。そしてジャクソンは彼女の歌声に一気に魅了されました。
女性シンガーの名前はアリー(レディー・ガガ)といい、昼間はウェイトレスとして働きながらプロのシンガーになることを夢見ていました。
アリーの才能に魅せられたジャクソンは楽屋へとアリーを訪ね、そのまま飲みに行きます。ジャクソンが有名ミュージシャンということもありトラブルに見舞われてしまいますが、二人は意気投合し、アリーは深夜のスーパーの駐車場でジャクソンに再び歌声を披露しました。
ジャクソンは自身のライブにアリーを招待し、アリーは舞台袖からジャクソンの演奏に聞き惚れます。そこへジャクソンが突然大観衆に向かって「遠くから友達が来たんだ、一緒に歌おうと思う」と言い、舞台袖のアリーのところへ来てステージに上がり一緒に歌おうと告げます。
最初は絶対に無理だと断っていたアリーでしたが、意を決しステージへと進み歌い出しました。
緊張で押しつぶされそうになりながら歌い始めたアリーでしたが、その確かな歌声と才能に、大観衆は惜しみない拍手と喝采をアリーに浴びせたのでした。
この時のアリーのライブでの映像は、ネット動画で大いに話題となり再生回数は瞬く間に増えていきました。
アリーはジャクソンのライブに同行し、自身の歌声を披露する場を与えてもらいます。そしてそんなアリーの歌声に観客もまた酔いしれ歓喜していました。
そしてとあるライブの終了後にアリーはレコード会社のマネージャーからスカウトされます。とてつもない好条件で世界的スターの座を約束すると言わんばかりのスカウトでした。アリーはソロでデビューし活動することとなりました。
最初こそレコ―ディングなどの慣れない作業に苦労したアリーでしたが、順調にスターへの道を駆け上がっていました。またジャクソンとは結婚し、公私共に充実した時間となるはずでした。
しかしジャクソンは幼少期から悩まされている難聴に苦しみ、また長い間お酒に依存する生活を送っており、状態はひどくなっていました。
ジャクソンは売れていくアリーを見ながら、アリーのファッションや歌詞に文句を言ってしまい溝ができかかったりもしますが、お互いを愛している気持ちに嘘はなく、その力によって関係は保たれていました。
ジャクソンの耳鳴りとお酒への依存がひどくなり事件は起こります。ジャクソンはグラミー賞を受賞したアリーに、自身のだらしなさからとても恥ずかしい思いをさせてしまいます。
それでもアリーはジャクソンを愛し、ジャクソンをなんとか復帰させたいと思っていました。
しかしお互いがお互いを想うあまり、事件は起こります。
アリーとジャクソンは再びステージで共に歌う事ができるのか。
アリーとジャクソン、それぞれが出した答えの結末とは…。
|
映画『アリースター誕生』感想・評価
リメイクだったなんて全く知らずに観に行きました(笑)リメイクでも全然いいので何の問題もないのですが、たしかにストーリーはちょっと古く感じたのです。
観終わった後にリメイクだって知ったのですが、『なるほど。だからか』と納得できてしまうストーリ展開でした。展開がかなり読めてしまうのです。
ちなみに僕は展開を読むのが得意な方ではない方だと自負しているのですが、それでも充分すぎるほどに、手に取るようにストーリー展開はわかってしまいます。
僕がわかるということは多分大多数の人がわかるのではと思います。謙遜でもなんでもなく(笑)
つまりはストーリー展開を読まれて全然いいよ!ってことなんだと思います。この映画の売りはそんなところじゃねーから!と言いたいのかなと思います。
でも実際映画として他の売りをふんだんに魅せてくれます。
レディー・ガガのパフォーマーとしての魅力って半端じゃないんですねぇ。実は僕レディー・ガガを全然知らない状態で映画を観た人間でして。
なるほどさすが世界を席巻しているアーティストですね!迫力が違いました!ただ素直に『すごい!!』と思ったのはあくまでシンガーとかパフォーマーとしての部分です。
女優という意味ではやはりもう一つといった感想は否めません。演技のみということになると、他のハリウッドの一流どころと比べるとやはり劣っていると感じました。
感情を爆発させるシーンなどもどこか「どう見えるかを意識している」感じが見えてしまいました。
ただ女優としてのキャリアって全然ないんですよね?そう考えると充分すごい演技だと思いますので、やはり天才パフォーマーなんだなって思わされます。
V6の『学校へ行こう2018』に出てたから気になる人ではあったんですよね(笑)
さてブラッドリー・クーパーです。監督に主演という大活躍ぶりでした。あくまで個人的にですが、『監督兼出演にしては出番が多すぎる』という印象を持ちました。
イケメンなことも災いしているとは思いますが、自分の撮りたいように撮れる立場と考えると、どうしたってエゴが見え隠れしてしまうというか…。
『バッファロー66』のヴィンセント・ギャロが思い浮かんだのは僕だけでしょうか?
別に演技も素晴らしいですし、音楽シーンも不自然な部分全然なくて、いろいろさすがだなぁっていう思いで映画を観ていたのですが、欲を言えば、監督は別の信頼できる人でも良かったんじゃないかしらと思いました。
別段何が悪かったというわけではないのですが、そういった形のこの映画も観てみたかったなぁと思います。
正直レディー・ガガが出演しているからという部分は、盛り上がっている要因としてとっても大きいと思います。サントラもすごく売れてるみたいですし。
確かに歌のシーンは迫力も空気感も、さすがといった感じで魅入ってしまいます。
ただですね、クイーンにもレディー・ガガにも興味がなかった僕が『ボヘミアンラプソディー』と『アリー/スター誕生』を見た結果ですね、音楽のシーンで『ボヘミアンラプソディー』のほうがド迫力でしたし、胸もとても熱くなりました!
音楽のジャンルも違うし比べるものではないとわかっていますが、時期がカブッているのはちょっといただけないなぁと思ってしまいました。
レディー・ガガやブラッドリー・クーパーが好きな方はもちろんかなり最高の映画だと思いますし、またそうじゃない人ももちろん感動しますし良質な映画ではあると思います。
見る価値は充分にあると思いますので、ぜひ映画館に足を運んでほしいなと思います!
僕は…ちょっと観る前にハードル上げ過ぎてた感は正直ありましたが、それでも観てよかったと思っています!
映画『アリー/スター誕生』
歌って、恋して、傷ついて、私は生まれ変わる。
音楽映画はこちらもおすすめ。
映画『ボヘミアンラプソディ』ネタバレあらすじ感想
続きを見る