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映画『ボヘミアンラプソディ』作品情報
映画『ボヘミアンラプソディ』でフレディマーキュリーを演じたラミマレックがアカデミー賞主演男優賞受賞という事で、おめでとうございます!!すごいことですね!!
でも映画を観た者からすると納得できる受賞だったと思います。
僕はフレディマーキュリーの知識が全然ない状態で『ボヘミアンラプソディ』を観ましたが、それでもラミマレックの演技に十分魅せられてしまいましたから。
実在の人間を演じているのはもちろんで、話を聞くととっても似ているとのことでしたが、それ以上にというかそれ以前にラミマレックの演技がとても魅力的で作品に入り込んでしまいました。
あまりに有名な人物を演じること、そして昔の歴史上の人物ではなく、多くの人がたたたずまいなどを知っている人物を演じることは、アカデミー主演男優賞からは遠のいてしまう事も多いのでは?と思ったりもしますが、まったくもってただのモノマネではなかったということの証だと思います。
本当におめでとうございます!
それでは、引き続き『ボヘミアン・ラプソディ』の映画レビューをよろしければお楽しみください。
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『ボヘミアン・ラプソディ』です。
公開当時。映画の日に観てきました!
深夜2時過ぎに終わるレイトショーを観に行ったのにまさかの混み具合でした。
すごいですね、『ボヘミアン・ラプソディ』。
皆さんのブログのレビューが高評価ばかりですごいなと思っていて、でも俺クイーンそんな知らないしなぁなんて思っていたら公開してから結構経ってしまいました。
最初にこれだけは言っておきます。
クイーンを知らなくても面白いです!とってもとっても楽しめます!!
映画『ボヘミアンラプソディ』は2018年日本公開のアメリカ・イギリス映画。現在絶賛公開中です。
上映時間は133分。
監督はブライアン・シンガー(撮影完了前にフレッチャーと監督交代しているそうです)
キャストは
フレディ・マーキュリー…ラミ・マレック
メアリー・オースティン…ルーシー・ボイントン
ブライアン・メイ…グイウム・リー
ロジャー・テイラー…ベン・ハーディー
ジョン・ディーコン…ジョゼフ・マゼロ
ジョン・リード…エイダン・ギレン
ジム・ビーチ…トム・ホランダー
ポール・プレンター…アレン・リーチ
レイ・フォスター…マイク・マイヤーズ
ジム・ハットン…アーロン・マカスカ
ボブ・ゲルドフ…ダーモット・マーフィー
シェリー・スターン…ミシェル・ダンカン
他。
映画『ボヘミアンラプソディ』ネタバレ・あらすじ
1970年のロンドン。フレディ・マーキュリーとなる前の青年ファルークは空港で働きながら自分で曲なども作っていました。
厳しい父親を持ち、父は夜遊びをするファルークをよく思っておらず、「良い行いをする」ように諭しますが、ファルークは「それで今までの人生は幸せだったか?」と言い残し家を出てライブハウスに向かいます。
ライブハウスで観た『スマイル』と言うバンドに惹かれたファルークは、演奏が終わると彼らを訪ねようと探します。
そこで一人の女性とすれ違いファルークは女性に見とれバンド・スマイルの居場所を尋ねます。裏口にいるでしょうと言われ裏口に向かうファルーク。
この女性こそフレディにとって今後心の拠り所となる女性・メアリーでした。
バンド・スマイルを見つけるファルーク。ちょうどバンドのリードシンガーが脱退を表明し、リードシンガーを失ったバンド・スマイルにファルークは「いい演奏だった」と話しかけます。
ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーはありがとうと答え、何気ない会話を三人はします。
そこでファルークはバンドのリードシンガーが脱退したことを知り、自分を売り込みます。ロジャーはファルークの出っ歯をからかい、その歯じゃ無理だろうと言いますが、ファルークは突然歌い出し、ブライアンとロジャーはその歌声に驚きます。
ファルークは「過剰歯だから口の中が大きいせいで声域が広いんだ。オファー待ってるよ」と伝えその場を去ります。
こうしてバンド・クイーンが誕生し、少ししてベースにはジョン・ディーコンが加入しました。
大学のライブなどで人気を博したクイーンは、フレディのもっと上を目指そうの言葉をきっかけに、バンドの移動者を売り払いお金を作りレコーディングを開始します。
レコーディングで様々なユニークな方法を試すクイーン。
ドラムのスネアの上にコインを敷いて叩いたり、ロープで吊るしたアンプを揺らしなが演奏したり、常識では考えられない手法を試していきます。
そこへたまたま通りかかった男がクイーンに興味を抱きます。大物マネージャーのジョン・リードでした。
ジョンと共に弁護士のマイアミ、そしてポールが加わりスタッフ体制が整ったクイーンの活動は一気に本格的になり、イギリスのテレビBBCへの出演を果たし、披露した「キラークイーン」は瞬く間に人気になりました。
フレディはメアリーと深い仲になっていましたが、人気が出てもメアリーを大切にする思いは変わらず、メアリーに指輪を渡しプロポーズします。感動したメアリーはこれを快く承諾します。
いよいよチャートインを果たしたクイーンは大規模なツアーを開始します。
ヒットを飛ばすクイーンは次なるアルバム制作のため田舎の山小屋へこもりレコーディングを開始します。そこで生まれたのが6分を超す楽曲『ボヘミアンラプソディー』でした。
しかしこの楽曲に難色を示したのがレコード会社の重鎮レイ・フォスターでした。
こんな長い曲はラジオ局がかけてくれないと譲らないレイに対し、クイーンも自分たちの意見を譲らず、別の曲をシングルカットする提案を蹴り、クイーンはEMIとの契約を破棄し、「クイーンを失った男として有名になれ」と言葉を残しレイの前を去ります。
結果的にクイーンは世界のスターへと駆け上がりました。
フレディは以前から自身のセクシュアリティに疑問を持っていて、その疑問を確信していきます。
フレディの異変に気付いていたメアリーは隠さずになんでも言うように頼みます。
フレディは自分のセクシュアリティについて告げます。これに対しメアリーは「気付いてたわ」と告げ、別れを切り出し指輪を外そうとします。
しかしフレディは指輪を外さないでくれと頼み、信頼できる関係でい続けたいと告げます。
マネージャーを務めているポールの悪影響を受けるフレディの生活習慣は劣悪なものになっていき、アルコールに溺れパーティーに興じるようになっていきます。
フレディは自分に付きまとう孤独感と向き合うことが出来ず、ごまかそうと一層生活は荒んでいきます。
メアリーには新しい恋人ができ、バンドメンバーも結婚し家庭を持っています。
フレディは多額の契約金を用意されたソロ活動を別のレコード会社で開始してしまいます。
これをきっかけに、お互いを家族と呼び合ってきたクイーンの仲は引き裂かれてしまいます。
ソロに転向したフレディは苦しんだままでした。
ポールの画策によりマネージャーはポールのみとなっていました。
ポールはメアリーからの電話をフレディに繋がず、20世紀最大のチャリティイベント『ライブエイド』へのクイーン出演の話がきたこともフレディに黙っていました。
そんなフレディの元に突然メアリーが訪れ、フレディは喜び一緒にいてくれと頼みます。
しかしメアリーは新たな恋人との間にお腹に子供を授かっている身体で、それはできないと告げます。
孤独を訴えるフレディにメアリーは、「あなたは愛されているじゃないの。クイーンのメンバーは家族でしょ?あなたを愛してるじゃないの。私もいる。ポールはそういう存在じゃない。」と告げます。
フレディは雨に打たれながら、ポールにライブエイドでクイーンの話があることをなぜ黙っていたと問い、ポールに自分の前から消えるように言います。
フレディはメンバーに謝罪し、ライブエイドに出演したいと頼みます。メンバーはこれを快諾し、クイーンのライブエイドへの出演が決まります。
しかしこの頃、フレディは自身がエイズに侵されている事を知ります。
リハーサル終わりに自分がエイズであることをメンバーに告げるフレディ。
そしていよいよ、ライブエイド当日。
興奮のライブがスタートします…。
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映画『ボヘミアンラプソディ』感想・評価
バンドの伝記映画を観るのはセックスピストルズの『NO FUTURE』以来だったかもしれません。
ただあれは完全なドキュメンタリー映画だったので今回とはまた違う感じですが。
正直に言って、僕はクイーンの知識がまったくありません。有名な曲のサビの部分はもちろん知っていましたが、それ以外は本当に知りませんでした。
洋楽と言えば70年代パンクばかり聴いていたので、クイーンを聴くきっかけがありませんでした。
そんな中で『ボヘミアンラプソディー』を観に行ってきたのですが、はっきり言って
本当に最高でした!!最高の時間でした!!
ライブシーンでは席から立ち上がりそうなぐらいテンション上がりましたし、映画自体は胸が痛くなってどうしようもなかったです。
クイーンを知らなかっただけに、ある意味より一層楽しめた部分もあると思います。もちろん知ってるからこそ楽しい部分も多々あると思いますが。
正直M&Oも大人なので、きっと美化されている部分があるであろうこともわかっています。でもですね
そんなこと問題じゃないんです!!
なのでそんなネガティブな思いは僕には微塵もありません。それよりもエンターテインメントってどれだけ素晴らしいんだとただただ感動し興奮しました。
クイーンを知れて本当に良かったですし、最高の時間を過ごせました。鳥肌やばかったですもん。
そして俳優たちも、もう本当に素晴らしかったです。
本人を知らない僕ですが、きっとかなり完成度高かったんじゃないでしょうか。
そしてクイーンを知らない僕がこれだけ感動したということは、ただモノマネをしているんじゃなくて、しっかりと演じているからに間違いないです。
しっかり生きているからなんです。
この映画観てバンド始め少年が絶対いると思う。僕も少年のように胸が熱くなりました。
そして映画の最中、この俳優見たことあるな~と思っていたら、ベースのジョン・ディーコン役がジョゼフ・マゼロじゃないですか!
映画『マイフレンドフォーエバー』の子役です。
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個人的にすごく好きな映画なのでめっちゃ嬉しかったです。
もうなんかこんな感想で申し訳ないんですけど、とにかく言いたいのは、
とにかく劇場で鑑賞してください!!興味なかった人も騙されたと思って観に行ってください!!最高ですから!!
僕は早くももう一回観たいです。
ちなみに、今日TSUTAYAにクイーン借りに行ったら全部貸し出し中でした。みんな考えることは一緒ですね(笑)
映画『ボヘミアンラプソディ』
伝説のバンド<クイーン>。彼らの音楽を唯一超える<彼>の物語。
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