広告 コメディ映画ネタバレあらすじ感想

映画『アパートの鍵貸します』ネタバレあらすじ感想

映画アパートの鍵貸しますネタバレあらすじキャスト評価

映画『アパートの鍵貸します』作品情報

今回のおすすめ映画シリーズは『アパートの鍵貸します』です。

ビリーワイルダーはかなり好きな監督なのですが、この『アパート鍵貸します』もすごく傑作なのです。

ジャックレモンのコミカルな演技に切なさや幸せな感じが入り混じっていて最高ですし、サラリーマンも悪くないなぁなんて思ってしまう映画です。

あったかい気持ちになれます。

それでは『アパートの鍵貸します』の映画紹介です。

映画『アパートの鍵貸します』は1960年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は120分。

監督はビリー・ワイルダー監督

『七年目の浮気』『情婦』『お熱いのがお好き』『あなただけ今晩は』などなど名作をたくさん残している映画史に名を刻む名監督です。

キャストは

C・C・バクスター(バド)…ジャック・レモン

フラン・キューブリック…シャーリー・マクレーン

ジェフ・D・シェルドレイク…フレッド・マクマレイ

ジョー…レイ・ウォルストン

ドレイファス医師…ジャック・クルーシェン

ほか。

映画『アパートの鍵貸します』ネタバレ・あらすじ

舞台は1959年のアメリカ・ニューヨーク。

3万人以上の従業員を抱える大手保険会社にC・Cバクスター(ジャックレモン)は勤めています。

愛称はバド。バドはとても人が良く、仕事にも真面目で数字の扱いも上手く、この保険会社に勤めて3年が過ぎもうすぐ4年目を迎えるといったところでした。

バドが務めているのは19階の大きなフロアでしたが、そこは多くの社員でひしめいていました。

バドはセントラルパーク近くに一人暮らし用の部屋を借りて暮らしていました。

しかし実はバドの部屋は会社の上司たちにホテルのように使われていて、上司が女性と夜を過ごす際に使われていました。

バドは部屋を使われるたびに自分の生活を犠牲にしていましたが、人が良く押しに弱いバドは断ることができないでいました。

そして上司たちはその立場を利用しバドに出世をほのめかしさらに断りづらい状況を作り出していました。

この時代はカップル用のホテルがまだなかった時代なので、バドの部屋がまさにホテル代わりにされていたのでした。

しかもバドの上司たちがバドの部屋で行為を行うせいで、アパートの住人たちはバド自身がお盛んなのだと勘違いしています。

隣に住むドレイファス医師(ジャッククルーシェン)夫妻は、バドに対して無遠慮にそういった視線を送っていました。

バドは自分の家に帰ることができずに外で時間を潰すような生活に耐えながら、上司たちの言うように出世できる自分を思い浮かべてなんとか気持ちに整理をつけていました。

そんなバドには想いを寄せる女性がいました。会社のエレベーターガールを務めているフランキューブリック(シャーリーマクレーン)でした。

しかし特に2人の仲は進展しているということはなく、しかもフランは会社の人間の誘いをたくさん受けるような美人でバドのことを特別視することもありませんでした。

フランは会社内で非常にモテるものの誰がデートに誘ってもOKしていませんでした。

ある日バドは人事部長のジェフ・D・シェルドレイク(フレッドマクマレイ)に呼び出されます。

出世を餌にバドの部屋を借りる約束をしたシェルドレイク。いよいよ昇進かと浮足立ったバドは思い切ってフランをデートに誘いました。

フランはなんとバドのデートの誘いをOKしてくれます。

しかしバドはまだ知りませんが、シェルドレイクの相手はなんとフランだったのです。

フランは妻子持ちのシェルドレイクに離婚の様子がないことから、シェルドレイクと別れることを決めますが、バドかの部屋を予約しているシェルドレイクは弁護士にも頼んで離婚を進めているとフランに話し、行くところがあると言うフランを強引にタクシーに乗せてアパートへと向かいます。

フランとのデートに向かっていたバドはフランとの待ち合わせ場所で待ち続け、風邪を引いて高熱を出してしまいます。

バドは見事に出世を果たしました。

最年少で課長補佐というポジションに就くことができたバドは歓喜します。

そしてアパートにあったシェルドレイクの相手の忘れ物であろう鏡の割れたコンパクトを渡しました。

その後バドは鏡の割れたコンパクトの持ち主がフランだと知り、シェルドレイクの相手がフランだという事実に直面したバドは激しく落ち込みました。

しかしシェルドレイクには再び部屋を貸していました。バドの部屋でシェルドレイクとフランは喧嘩を始めてしまいます。

喧嘩の後、フランはそのままバドの部屋で睡眠薬を飲んで自殺を図ってしまいます。

一方バドはフランとシェルドレイクの関係を知ってやけくそになっていました。飲んだくれ、普段では絶対にありえないゆきずりの女性を部屋に連れて帰ってきます。

しかし倒れているフランを見てバドは激しく動揺し、連れてきた女性を追い返し、慌てて隣に住むドレイファス医師を読んでフランを介抱してもらいました。

フランは無事でした。バドはドレイファス医師からプレイボーイと勘違いされているので、叱責されます。バドは何も悪くないのですが、黙って言われるまましていました。

バドのまっすぐな気持ちにフランは惹かれていきました。

しかし、シェルドレイクは過去に手を出していた秘書に浮気をバラされ、妻にバレてしまいます。

これで逆にシェルドレイクの離婚が決まってしまい、シェルドレイクはフランと再婚しようと考えます。

シェルドレイクはフランと距離が縮まりつつあるバドを呼び出し、フランに手を出さないようにと釘を刺しました。

シェルドレイクの発言に怒ったバドは…。

 

 

映画『アパートの鍵貸します』感想・評価

なんだかすごくいいなぁこういうの、そんな風に思える映画です。

派手な演出などが特にあるわけでもないのですが、最初から最後までしっかり楽しませてくれます。

ジャックレモンの演技が特に秀逸でもしもジャックレモンを観たことがないとういう人は必ず見て欲しいです。

これぞ芸達者といった感じで、そして気付けばいつの間にかそのキャラクターを愛してしまっているのです。

すごく名優だと思います。

ビリーワイルダーの作品ははっきり言って面白い映画ばかりです。

この『アパートの鍵貸します』も然りですが、他にもビリーワイルダー監督作品の面白い映画がたくさんあります。

どんどんこのブログでも紹介していきたいと思います。

サラリーマンの悲哀を演じつつも、まっすぐな愛で最後は幸せを勝ち取る、そんな気持ちのいい、心あたたまる映画となっています。

おすすめ映画です。ぜひ。

映画『アパートの鍵貸します』

ビリーワイルダー作品はこちらもおすすめ。

『情婦』ネタバレあらすじ感想

映画情婦ネタバレあらすじキャスト評価
映画『情婦』ネタバレあらすじ感想

続きを見る

-コメディ映画ネタバレあらすじ感想
-,