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映画『ベンジャミンバトン』ネタバレあらすじ感想

映画ベンジャミン・バトンネタバレあらすじキャスト評価

映画『ベンジャミンバトン』作品情報

今回の絶対おすすめ映画シリーズは『ベンジャミン・バトン数奇な人生』です。

映画『ベンジャミンバトン数奇な人生』は面白いのももちろんなのですが、切なくもあり感動もあり、そして人生について考えさせられたりと盛りだくさんの映画となっています。

そしてブラッドピットの持っている美しさがあるからこそ、映画化に成功したのだと感じさせられます。

監督のデヴィッドフィンチャーとブラッドピットは、『セブン』『ファイトクラブ』を大ヒットさせているコンビです。

ちなみに『ベンジャミン・バトン』は実話ではありません。

それでは『ベンジャミンバトン数奇な人生』の映画紹介です。

映画『ベンジャミンバトン数奇な人生』は2009年に日本公開されたアメリカ映画です。

上映時間は165分。

原作はF・スコットフィッツジェラルドによる1922年の短編小説。

監督はデヴィッド・フィンチャー監督

『セブン』『ファイトクラブ』『ゴーンガール』『パニックルーム』『ソーシャル・ネットワーク』などヒット作を監督しています。

キャストは

ベンジャミン・バトン…ブラッド・ピット

デイジー・フューラー…ケイト・ブランシェット

エリザベス・アボット…ティルダスウィントン

トーマス・バトン…ジェイソン・フレミング

ムッシュ・ガトー…イライアス・コティーズ

キャロライン・フューラー…ジュリア・オーモンド

デイジー少女時代…エル・ファニング

クイニー…タラジ・P・ヘンソン

ドロシー・ベイカー…フォーン・A・チェンバーズ

キャロライン・バトン…ジョーアンナ・セイラー

プレザント・カーティス…ジョシュ・スチュワート

ほか。

映画『ベンジャミンバトン数奇な人生』ネタバレ・あらすじ

病院でデイジーフューラー(ケイトブランシェット)は、娘のキャロラインフューラー(ジュリアオーモンド)にある話を聞かせていました。

その話は時計職人のムッシュガトー(イライアスコティーズ)という男の話で、ムッシュガトーは自分の息子を戦争で亡くしてしまっていました。

ムッシュガトーが製作した時計が駅に取り付けられたのですが、その時計は作動し始めると反時計周りに動き出しました。

ムッシュガトーは息子が戻ってきてほしいという思いから、時間が戻れば息子が戻ると願いを込めてこの時計を製作したのでした。

デイジーは続いて日記帳をキャロラインに取ってもらいました。

その日記は一人の男性ベンジャミンバトン(ブラッドピット)の日記でした。ベンジャミンの物語が幕を開けます。

時は第一次世界大戦の終戦後です。トーマスバトン(ジェイソンフレミング)は子供を授かります。

名はベンジャミンと名付けました。しかし妻はベンジャミンを生んだ直後に他界してしまいます。

産まれてきたベンジャミンは見た目が完全に老人で、トーマスはベンジャミンを老人施設の前に置き去りしてしまいました。

施設で働くクイニー(タラジ・P・ヘンソン)がベンジャミンに気付き拾い上げました。子供を授かれない身体のクイニーはベンジャミンを医者へと連れて行きました。

ベンジャミンの様子を診た医者は生まれつき身体が老化しているため、ベンジャミンの生涯が短命で終わってしまうだろうとクイニーに話しました。

ベンジャミンの面倒を見るクイニーでしたが、ベンジャミンは足が悪くて時が経っても歩くことができませんでした。

クイニーがお祈りに行った際に、神父がクイニーに子供が授かれるようになれるように、ベンジャミンが歩けるようになれるようにとお祈りしてくれます。

その効果かベンジャミンは歩行をすることができるようになりました。しかしその祈りと引き換えにか神父は他界してしまいます。

ベンジャミンは施設の友人に誘われて外の世界に出てみました。

帰宅時間が遅くなりクイニーに叱られてしまいましたが、外の世界に目を奪われ心はワクワクしていました。そしてベンジャミンはデイジーとの出会いを果たし、彼女の美しさに心奪われるのでした。

しかしベンジャミンは身体が大人のためデイジーは自分と同じ子供だと思っていませんでした。

ベンジャミンは自分がデイジーと同じ子供だと話しますが、なかなか理解を得ることができませんでした。

時が経つにつれてベンジャミンの身体は段々と健康的になっていきました。ベンジャミンは船に乗せてもらい、船で仕事をさせてもらえるようになります。

船長のマイクは見た目が老人のベンジャミンを当然老人だと思っていました。

ベンジャミンと話すと女性経験がないことを知り、マイク船長は不憫に思いベンジャミンをそういうお店に連れて行ってあげました。

ベンジャミンに一人の男性が声を掛けてきました。男の正体はベンジャミンを捨てた父親のトーマスでした。

トーマスは自分が父親であることを隠してベンジャミンに声をかけ2人は飲みに出掛けました。これからも出掛けようとトーマスは正体を隠したままベンジャミンに話しました。

ベンジャミンはエリザベスという女性と仲良くなり夜を共にするようになり愛を育んでいきました。

しかし戦争が始まってしまい2人の仲は切り裂かれてしまいます。戦争に参加することになったベンジャミンは船長のマイクと仲間と共に向かいます。

しかしマイクをはじめ仲間たちはみんな命を落としてしまい、ベンジャミンは一人施設へと帰りました。

この頃になるとベンジャミンの身体はかなり若返っていて、ベンジャミンの姿を見たクイニーは素直に喜びました。

ベンジャミンはデイジーと再会を果たしました。

デイジーは大人の女性になっていてバレエダンサーになっていました。再会を喜びデイジーはベンジャミンと夜を共に過ごそうと誘いますがベンジャミンはこの誘いを断りました。

父親のトーマスが再びベンジャミンを訪ねてきました。さらに若返っているベンジャミンに対してトーマスは自分が父親であることを告白し、自分の遺産をベンジャミンに譲りたいと申し出ました。

トーマスはボタンの会社の経営者でした。トーマスが亡くなりベンジャミンは遺産を相続することとなりました。

ベンジャミンはデイジーの元を訪ねますがそこでデイジーに恋人がいることを知ってしまい落胆して帰路につきます。

ベンジャミンの元にデイジーが交通事故に遭ったという知らせが入ります。デイジーは足の骨を折る大けがを負ってしまい、バレエダンサーを続けることが不可能となってしまいました。

お見舞いに行ったベンジャミンをデイジーは自分の今の姿を見られたくないあまり追い返してしまいます。

しかしベンジャミンは心配のあまりしばらくデイジーのそばに内緒で居続けました。

ベンジャミンはさらに若々しくなっていきました。そこへデイジーが現れ、ようやく2人は関係を深めて結ばれました。

しかしその後ベンジャミンを拾って育ててくれたクイニーが亡くなってしまいました。

ベンジャミンは父トーマスの遺産を使い、デイジーと住む家を購入することにしました。

新たに家を購入し2人での生活を楽しんでいたベンジャミンとデイジーでしたが、デイジーにはどうしても受け入れがたい事がありました。

年齢を重ねていく自分が辛くさらに目の前のベンジャミンはどんどん若返っていくという現実でした。

デイジーは過去の経験を活かしてダンス教室をはじめました。ちょうどこの頃がお互いに年齢が一番マッチしている時期でした。

やがてデイジーは妊娠し、娘のキャロラインが生まれました。しかしベンジャミンは自分の身体のことで、父親になれる自信を持てなくて苦悩します。

ベンジャミンはキャロラインが赤ちゃんで生まれて順調に成長する姿に安堵します。そしてベンジャミンはトーマスの遺産をデイジーに譲ることに決めて、自ら家を出ていきました。

時は流れデイジーは再婚を果たしていました。長い年月を経て、再びベンアミンがデイジーの元に現れました。ベンジャミンは完全に青年の姿に若返っていました。

ベンジャミンはデイジーを忘れることができず、年齢を重ねたデイジーと青年のベンジャミンは一夜を共にしました。

更に時は流れ、ベンジャミンの見た目は完全な子供になっていました。

しかしベンジャミンは認知症になってしまっていて、保護されていました。

デイジーは少年の姿のベンジャミンを引き取り面倒を看ることにしました。

ベンジャミンの記憶はどんどん奪われていってしまい、デイジーのこともわからなくなっています。

ベンジャミンの辿る運命は…?

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映画『ベンジャミンバトン 数奇な人生』感想・評価

映画を観ても感動して泣いてしまいまう映画ですが、書いていても鳥肌が立ちっぱなしでした。

1922年に書かれた話と考えると、本当に名作は時を選ばないんだなと思い知らされます。

そして見事に傑作として映画化してくれたことに感謝しかないです。

ブラッドピット演じるベンジャミンバトンとケイトブランシェット演じるデイジーの恋物語は、類を見ないほど切ない恋の物語だと思います。

人生に素晴らしさを教えてくれる映画で、今この時に幸せを感じてもっともっと生きなくてはと思わせてくれる映画です。

控えめに言っても最高の映画です。控えめに言う必要もないですが(笑)

観たことないという人はぜひ観て頂きたいです。

そして観たという人も久しぶりにいかがですか?心があったまります。

自信を持っておすすめする映画です。

映画『ベンジャミンバトン数奇な人生』

人生は素晴らしい。

ブラッド・ピットとデヴィッド・フィンチャーはこちらもおすすめ。

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