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映画『ブラッドダイヤモンド』作品情報
今回の絶対おすすめ映画は『ブラッド・ダイヤモンド』です。
映画『ブラッドダイヤモンド』はレオナルドディカプリオ主演の社会派映画で、人間ドラマもふんだんに盛り込まれている映画です。
数々の部門で賞にノミネート、受賞を果たしている映画です。
アカデミー賞は5部門ノミネートしています。
『ブラッド・ダイヤモンド』は実話というわけではありませんが、紛争ダイヤモンドに焦点を当てている作品で、社会的テーマを取り扱っている映画です。
レオナルドディカプリオとジャイモンフンスーの間に芽生える友情が感動を与えてくれます。
それでは『ブラッドダイヤモンド』の映画紹介です。
映画『ブラッド・ダイヤモンド』は2007年に公開されたアメリカ映画です。
上映時間は143分。
監督はエドワードズウィック監督。
『レジェンドオブフォール/果てしなき想い』『戦火の勇気』『ラストサムライ』などを監督しています。製作でも多くのヒット作を手掛けています。
キャストは
ダニー・アーチャー…レオナルド・ディカプリオ
ソロモン・バンディー…ジャイモン・フンスー
マディー・ボウエン…ジェニファー・コネリー
ディアバンディー…カギソクイパーズ
コッツィー大佐…アーノルド・ヴォスルー
コーデル・ブラウン…アントニー・コールマン
ポイズン大尉…デヴィッド・ヘアウッド
ベンジャミン・マガイ…ベイジル・ウォレス
ナベル…ジミ・ミストリー
ルパート・シモンズ…マイケル・シーン
ヴァンデカープ…マリウス・ウェイヤーズ
ウォーカー…スティーヴン・コリンズ
メッド…ンタレムマイン
ほか。
映画『ブラッドダイヤモンド』ネタバレ・あらすじ
1999年、アフリカのシエラレオネでは発掘されたダイヤモンドがゲリラ組織の資金源として重要な役割を果たしていました。
さらに強制労働を課して発掘されていて、発掘されるダイヤモンドはブラッドダイヤモンドと呼ばれていました。
シエラレオネでソロモンバンディー(ジャイモンフンスー)は家族で暮らしています。
しかしある時ゲリラ革命組織であるRUFに村が襲撃されます。ソロモンは身を呈して家族を守り逃すことに成功しましたが、ソロモン自身がRUFにさらわれてしまいます。
家族と引き離されたソロモンはダイヤモンド採掘場所で強制労働を課せられます。
ダイヤモンドの商人のダニーアーチャー(レオナルドディカプリオ)はアフリカで生まれ育った白人で、ダイヤモンドの密輸を行なって稼いでいました。
ゲリラ組織が採掘したダイヤモンドを武器と交換しダイヤモンドを入手していました。
ある時密輸しようとダイヤモンドをヤギの体に隠して運んでいる最中にシエラレオネの軍隊にダイヤモンドを発見されてしまい、アーチャーは逮捕されます。
ソロモンは厳しい監視の下でダイヤモンド採掘場で働かされていました。ある時ソロモンは大きなピンクダイヤモンドの塊を発見します。
隠そうとしたソロモンでしたがRUFの監視の男に見つかってしまい、速やかに渡すように脅されます。しかしちょうどその時にシエラレオネ軍がRUFの襲撃を開始し現場はパニックになります。
ソロモンはピンクダイヤモンドを隠しました。
その後ソロモンはシエラレオネ軍により連行されます。
投獄されたソロモンはピンクダイヤモンドの存在を知っているRUFの監視の男と再会します。
監視の男はピンクダイヤモンドを寄越せと言ってきますが、ソロモンはそんなものは知らないとシラを切ります。
アーチャーはその場にいてソロモンとRUFの男の話を聞いていました。
そしてアーチャーはピンクダイヤモンドをなんとかして手に入れようと考えます。
アーチャーは釈放され街の酒場で飲んでいました。アーチャーはそこでジャーナリストだというマディーボウエン(ジェニファーコネリー)と出会います。
最初はマディーの綺麗さに惹かれたアーチャーでしたが、ジャーナリストと知って距離を取ります。マディーはアーチャーへのインタビューを試みますがアーチャーは拒みます。
ソロモンが隠しているピンクダイヤモンドを狙うアーチャーは保釈金を支払いソロモンを外に出します。
ソロモンを外に出したことを恩に着せようとするアーチャーでしたが、ソロモンはアーチャーの狙いがわかっていて素っ気ない態度を取っています。
RUFから解放されて自由の身となったソロモンは、引き裂かれた自分の家族を探します。
ソロモンの家族はRUFから逃げ延びていましたが、息子のディアバンディー(カギソクイパーズ)だけがRUFにさらわれてしまいます。
RUFはさらってきた子供を戦士に教育していました。人を殺す訓練をしながら洗脳をしていくやり方で、多くの子供たちが殺戮者に育てられていました。そしてディアもRUFによって殺戮を教えられ洗脳されていきました。
どうにかピンクダイヤモンドを手に入れたいアーチャーはソロモンにうまい話を持ちかけてピンクダイヤモンドの在り処を聞き出そうとしますが、ソロモンはアーチャーを信用できず無視し続けます。
アーチャーが逆らえないコッツィー大佐(アーノルドヴォスルー)がピンクダイヤモンドの事を知った事でアーチャーはさらに焦りを募らせます。
アーチャーいる街はRUFの襲撃がない街でしたが、いよいよその街にもRUFが襲撃を開始します。
銃声と土煙が上がる中、アーチャーはソロモンに家族を探すことを条件にピンクダイヤモンドの在り処を教えるように話します。RUFの襲撃は激化し、シエラレオネ軍との攻防で街はパニック状態となります。
そして結局RUFに街は占領されてしまいました。ソロモンも危険な目に遭いましたがアーチャーによって命拾いをします。
アーチャーはソロモンを連れてジャーナリストのマディーを訪ねます。
マディーのコネクションを使ってソロモンの家族を探し出そうとしたのです。
アーチャーは条件としてブラッドダイヤモンドが取引されている模様を教えることを提示し、マディーはソロモンの家族を探すことに協力します。
マディーの活躍でソロモンは家族と再会を果たします。しかしディアが家族と共にいなく、ソロモンはディアがRUFにさらわれたことを知り悲しみに暮れます。
ソロモンはアーチャーをピンクダイヤモンドを隠した場所へと案内することにします。
しかしマディーの力がここでも必要だと感じたアーチャーはより詳細なブラッドダイヤモンドの内情を話すことを約束し、マディーの協力を得ます。
アーチャー、ソロモン、マディーはシエラレオネに戻ります。
ソロモンはピンクダイヤモンドを隠した採掘場へとアーチャーを案内しますが、コッツイー大佐がすぐ近くの街に軍隊を引き連れて大勢していました。コッツイー大佐はシエラレオネ政府軍と繋がっていました。
アーチャーはこれ以上はかなりの危険が伴うと判断し、これまでのブラッドダイヤモンドの内情や流れを記したノートをマディーに渡します。
そしてアーチャーはマディーにシエラレオネから出ていくように伝えました。マディーはアーチャーに自分の電話番号渡し、アーチャーの指示に従ってその場を去りました。
ダイヤモンドの採掘場はRUFの人間がうじゃうじゃしていました。
アーチャーはコネを使ってコッツイー大佐に空爆を頼み採掘場にいるRUFの壊滅を目論みます。
空爆を行う事が決定しますが、ソロモンは息子のディアを見つけ一緒に連れて逃げようとします。
しかしRUFの教育により完全に洗脳されているディアは父であるソロモンと共に逃げることを拒否します。空爆が開始されRUFは大打撃を受けます。
アーチャーとソロモン、そしてディアは無事に生き残りました。ディアは洗脳から覚めることができました。
しかしピンクダイヤモンドの隠し場所でコッツイー大佐と傭兵に銃を向けられ、ピンクダイヤモンドを奪われそうになります。しかしアーチャーは傭兵とコッツイー大佐の命を銃により奪います。
しかしこの時にアーチャー自身も銃弾を受け重傷を負ってしまいます。
ピンクダイヤモンドを手にしたアーチャーとソロモンとディアはアーチャーが仲間に飛行機で迎えに来いと指示した場所を目指します。
しかしアーチャーの傷は深く、アーチャーは歩くことができなくなってしまいます。
この時にはアーチャーとソロモンの間には深い友情が築かれていました。ソロモンはアーチャーを担いで行くと言いますが、アーチャーは自分の死期を悟り、ソロモンとディアの命を救う為に自分は残り2人に先を急がせました。
ピンクダイヤモンドはソロモンが持っていきました。アーチャーは衛星電話でマディーに連絡をしました。
ただならぬ様子のアーチャーの声にマディーはすぐに救出に向かうと言いますが、アーチャーはそれを拒みます。アーチャーはマディーにソロモンとディアのことを頼みました。
そしてその頃、ソロモンとディアはアーチャーの仲間が小型飛行機で迎えに来ている場所へと辿り着きます。
アーチャーがいないことに驚くパイロットでしたが、ソロモンとディアを乗せ小型飛行機は出発しました。
アーチャーにはコッツィー大佐の傭兵たちの追手が迫っていました。
瀕死の状態のアーチャーの目線の向こうに、ソロモンとディアを乗せた小型飛行機が空を飛んでいきます。
アーチャーはその光景を見ながらマディーに電話をある言葉を伝えました。
アーチャーが伝えた言葉とは…?
結末は本編をごらんください。
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映画『ブラッドダイヤモンド』感想・評価
映画『ブラッドダイヤモンド』を初めて観た時はまったく知らなかった事実を知って勉強になったと感じました。
そしてこの事実が役者たちの演技によってよりリアルに伝わったことも間違いありません。
ソロモンを演じたハイモンフンスーの演技はパワフルでありながら繊細さも持ち合わせていて、ただ強いだけの屈強な男という表現ではなかった点が特にリアルさを増す要因だったのではないかと思います。
終盤でレオナルドディカプリオ演じるアーチャーの発言によって顔をくしゃくしゃにして笑うシーンはそれまでの経緯を観ていると、一気に涙が溢れてくるほどです。
しかもその笑い方がまったくわざとらしくなくて思わず笑ってしまったという感じがすごくして、もう本当に見事としか言いようがありません。
そしてレオナルドディカプリオですが、本当に幅広い役を演じられる人だなぁと痛感させられます。
極めつけは最後に飛行機を見ながらマディーにその光景を話すシーンです。
大いに感動させてくれるのです。
しかも決して大げさにとか涙を誘う感じがまったくなくて、『演技ってこういうことなんだよな』と強く思わせてくれます。
というか何よりめちゃくちゃ感動します。
社会の問題を取り扱った映画であり、感動の映画です。
出演者や監督をはじめ、映画全体の素晴らしさもぜひ目撃してほしいです。
おすすめ映画です。ぜひ。
映画『ブラッドダイヤモンド』
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