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映画『フロムヘル』作品情報
今回の絶対おすすめ映画シリーズは『フロムヘル』です。
『フロム・ヘル』はジョニーデップ主演の切り裂きジャックを題材にした映画です。
切り裂きジャックって皆さんご存知なぐらい有名なのでしょうか?
僕は『ジョジョの奇妙な冒険』を読んでいた時に知ったので結構幼いころから知っていたのですが、何気に日本だとそんなに有名じゃないんじゃないかと思うのです。
僕は『ジョジョの奇妙な冒険』で読んだ時以外にそんなに目にしたり話に出たりってあんまりなかったので。
実際ジョジョ以外で僕はこの『フロムヘル』まで切り裂きジャックの名前を耳にしていなかった気がします。
それでは『フロムヘル』の映画紹介です。
映画『フロム・ヘル』は2002年に日本公開されたアメリカ映画です。
上映時間は123分。
原作はアランムーア・エディキャンベル
監督はアルバートヒューズ・アレンヒューズ
キャストは
フレッドアバーライン…ジョニー・デップ
メアリーケリー…ヘザー・グラハム
ウィリアムガル…イアン・ホルム
ネトリー…ジェイソン・フレミング
ピーターゴットレイ…ロビー・コルトレーン
リズストライド…スーザン・リンチ
ジェイトエドウズ…レスリー・シャープ
フェラル…ポール・リース
アルバートシッカート…マーク・デクスター
ロバートドラッジ…イアン・マクニース
ヴィクトリアアバーライン…ソフィア・マイルズ
ダークアニーチャップマン…カトリン・カートリッジ
チャールズウォーレン…イアン・リチャードソン
ジョンメリック…アンソニー・パーカー
ヴィクトリア女王…リズモ・スコープ
ほか。
映画『フロムヘル』ネタバレ・あらすじ
物語の舞台はロンドン、その街に赤い髪をした娼婦メアリー(ヘザーグラハム)がいました。
メアリーを含めこの町の娼婦たちは自分たちの上司のような立場の人間にお金を吸い取られながら、懸命に生きていました。
そんな中でメアリーの仲間の娼婦が当時世間を震撼させていた連続殺人犯・切り裂きジャックに命を奪われてしまいます。
この事件を担当することになったのはフレッド警部(ジョニーデップ)です。
このフレッド警部の捜査方法は独特で、アヘンを吸う事で見られる幻覚を手掛かりに事件を解決へと導く一風変わった捜査官でした。
そしてこの事件に関しても、事件現場に訪れたフレッド警部は、被害女性とは違う女性が自分に見えたため第2の事件を予言します。
フレッド警部の読みとは裏腹に進もうとする捜査の中で、最初の事件から間を空けずに第2の事件が起こってしまいます。被害者の口には当時は高級品だったブドウの茎が残っていました。
フレッド警部は被害に遭った娼婦仲間から情報を聞き出そうとしますが、娼婦たちは協力的ではありませんでした。
しかしその娼婦仲間にいた赤い髪をしたメアリーとはフレッド警部は何か惹かれ合うものを感じていました。
そうこうしているうちに第3の事件が起こってしまいます。
そしてこの3番目に被害に遭った娼婦こそがフレッド警部が幻覚で見た女性でした。
フレッド警部は知り合いの皇族を担当している医師に被害女性を調べてくれるように頼みました。
この医師が調べた結果、犯行に及んだ人間は高い教育を受けた人間であることがわかります。
このヒントを皮切りにフレッド警部はさらに調査を進めます。
資料を得るために公安部に潜入したフレッド警部は資料を手に入れることに成功します。
その資料からアンという娼婦がアルバート公という富豪と結婚していたことがわかります。
フレッド警部はアルバート公が犯人なのではないかと推測しますが、しかし調べるとアルバート公は梅毒を患っていて犯行に及ぶことは物理的に不可能だという事が判明します。
ロンドンの地下で行われているフリーメーソンの集会を警視総監と公安の人間たちがのぞき見していました。
殺人事件は引き続き起きていて、犯行現場にはユダヤ人に文句があるのかという文字が残されていましたが、その文はスペルが間違って書かれていました。
フレッド警部は何かの手掛かりになるとその文字を写真に収めますが、警視総監はこの証拠を隠蔽します。
フレッド警部は当然抗議をしましたがそれにより停職処分を言い渡されてしまいます。
仕事がなくなり時間を持て余すようになったフレッド警部はフリーメイソンに関する書物を読み漁りました。
フレッド警部はある考えに辿り着き、皇族の医師の元へと赴きました。
しかしこの医師はすっかり姿を変えていて、フレッド警部に対して20世紀を作ったのは自分だと後世の人間が明らかにするとフレッド警部に言いました。
この皇族の医師こそが切り裂きジャックの正体でした。フレッド警部はこの医師により意識を失ってしまいます。フレッド警部を置いて切り裂きジャックは次の犯行のために娼婦の元へと出掛けて行きました。
意識を取り戻したフレッド警部は切り裂きジャックがメアリーの元へ向かったのではないかとメアリーのところへ向かいました。
しかしメアリーはいなく、すでに故郷に帰っているとのことでした。
犠牲者は他の娼婦でした。フレッド警部は警視総監がフリーメイソンの証である指輪をしていることに気付き問い詰めます。
警視総監はフレッド警部に復職と昇進を持ちかけました。
フレッド警部の数年後の姿は…?
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映画『フロムヘル』感想・評価
結末まで観ると、救いのない映画という印象をお持ちになるかもしれません。
僕自身もある意味そう思います。映画全体も非常にダークな雰囲気をまといながら展開していきますし、目を背けたくなるシーンも少しですが出てきます。
しかし安心してください。僕はこの映画とても好きなので。
僕は気持ち悪い系の映画はとっても苦手なタイプなのですが、そんな僕でも全然観れるぐらいなので。
ただ感性に関しては個人差がどうしてもあるものなので責任は取れませんので、あくまで自己責任でお願いします。でも本当にそういった系という意味では全然大したことないはずです。
そしてこの映画のジョニーデップですが、もうとってもカッコいいのです。
こういうテイストの映画がやっぱり似合います、ジョニーデップは。
僕は世代的にもジョニーデップが『パイレーツオブカリビアン』などに出演する前からとても好きだったのですが、ジョニーデップってこういうテイストの映画も本当によく似合うんです。
『ギルバートグレイプ』みたいな映画もとってもいいんですが、ジョニーデップはダークなテイストもすっごくハマるのです。
こちらの『シークレットウィンドウ』もなかなかそんなテイストの映画です。
そんなジョニーデップが堪能できる映画が『フロムヘル』なのです。
そして切り裂きジャックに関しても知れるというか、僕のおススメとしては切り裂きジャックについて少しだけ知ってからこの映画『フロムヘル』を観て欲しいなと思うのです。
もちろん全然知らずに観ても楽しめます。
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